JPH0449998B2 - - Google Patents
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- JPH0449998B2 JPH0449998B2 JP59033979A JP3397984A JPH0449998B2 JP H0449998 B2 JPH0449998 B2 JP H0449998B2 JP 59033979 A JP59033979 A JP 59033979A JP 3397984 A JP3397984 A JP 3397984A JP H0449998 B2 JPH0449998 B2 JP H0449998B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adenosine
- producing
- magnesium
- fermentation
- resistance
- Prior art date
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
本発明は発酵法によるアデノシンの製造法に関
する。従来よりアデノシン発酵で用いられている
液体培地中のマグネシユーム塩はマグネシユーム
イオン換算で0.001%から0.01%の範囲であり、
通常は0.002%から0.004%が用いられている。 本発明者らはより効率的に発酵法によるアデノ
シンの製造を行なう方法について種々研究した結
果、アデノシン生産能を有する微生物をマグネシ
ユームイオン濃度が従来のアデノシン発酵で使用
されている最大マグネシユームイオン濃度の2倍
から20倍すなわち0.02%から0.2%というきわめ
て高濃度のマグネシユームイオンを含有するアデ
ノシン生産液体培地で培養するとアデノシンの生
産量が著しく増大することを初めて明らかにし
た。本発明はこの知見に基いて完成されたもので
ある。 すなわち、本発明はアデノシン生産能を有する
微生物をマグネシユーム塩をマグネシユームイオ
ン換算で0.02%から0.2%含有するアデノシン生
産液体培地で培養して培養液中にアデノシンを生
成・蓄積せしめ、該アデノシンを採取することを
特徴とする発酵法によるアデノシンの製造法に関
する。 本発明で使用する微生物はブレビバクテリウム
属、コリネバクテリウム属又はバチルス属に属
し、アデノシン生産能を有する微生物である。ア
デノシンの生産能は、該属に属する微生物に8−
アザアデニンあるいは6−メチルアミノプリン耐
性等の該酸アナログ耐性を附与することによつて
生じさせることができる。 さらに上記該酸アナログ耐性に加えて、例え
ば、サルフアグアニジン、トヨカマイシン、デコ
イニンなどに対する耐性、さらにはアデノシン生
産に有用な性質であるL−イソロイシン、L−ア
ルギニン、L−メチオニン要求性などが付与され
ている微生物などもアデノシン生産菌として使用
可能である。 具体的には、次の様な微生物が使用される。 ブレビバクテリア アンモニアゲネス
AJ12131、FERMP−7455 (8−アザアデニン耐性) コリネバクテリウム グルタミクム AJ12130、
FERMP−7454 (8−アザアデニン耐性) バチルス ズブチルス AJ12050、FERMP−
7149 (グアニン要求、8−アザアデニン耐性、6−ア
ミノプリン耐性) 本発明で使用するアデノシン生産液体培地はマ
グネシユーム塩をマグネシユームイオンとして
0.02%から0.2%含有する。マグネシユーム塩と
しては硫酸マグネシユーム、塩化マグネシユー
ム、あるいは硫酸マグネシユームなどが使用でき
る。マグネシユーム塩以外の培地の組成は炭素
源、窒素源、無機塩および必要ならば有機微量栄
養素を含有する通常の培地である。炭素源として
含水炭素(グルコース、フラクトースあるいはデ
ンプン、セルロース等の加水分解物、糖密等)、
有機酸(酢酸、クエン酸等)、アルコール(グリ
セロール、エタノール等)、あるいは炭化水素
(ノルマルパラフイン等)が使用できる。窒素源
としては硫酸アンモニユーム、尿素、硝酸アンモ
ニユーム、アンモニアガス、その他を、無機塩と
してはリン酸塩、カルシユーム塩、鉄塩、マンガ
ン塩、その他微量金属塩等を必要に応じて使用す
る。有機微量栄養素としては、栄養要求性のある
場合には該当するアミノ酸、核酸、ビタミン、脂
肪酸類、有機塩基物質等を適量添加し、必要に応
じて、さらに生育促進物質としてアミノ酸、ビタ
ミン、脱脂大豆加水分解物、酵母エキス、ペプト
ン、カザミノ酸等を使用する。 培養条件は通常の方法でPH5ないし9、温度は
20℃ないし40℃で好気条件下に培養すれば良い。
培養中に応PHが下がる場合には炭酸カルシユーム
を別殺菌して加えるかまたはアンモニア水、アン
モニアガス等のアルカリで中和する。又、有機酸
を炭素源とする場合はPHの上昇を鉱酸又は有機酸
で中和する。 アデノシンの単離採取は常法によつて行ないう
る。例えば菌体を分離除去し、アニオン交換樹
脂、カチオン交換樹脂等の樹脂処理あるいは濃縮
冷却晶析法の併用等によりアデノシンを単離す
る。不純物を除くためには常法の活性炭吸着法お
よび再結法を用いて精製しても良い。 実施例 第1表のシード培地50mlを張り込んだ500ml容
フラスコにバチルスズブチリスAJ12050FERMP
−7149ブレビバクテリウム アンモニアゲネス
AJ12131、FERMP−7455及びコリネバクテリウ
ム グルタミクムAJ12130、FERMP−7454を1
白金耳接種し、34℃にて24時間培養した。 この培養液15mlを、MgSO4・7H2O濃度を0〜
2%まで変化させた第1表に示す主発酵培地に加
え全容量300mlとして小型ジヤーフアーメンター
を用いて34℃にて96時間培養した。なお培養はア
ンモニアガスを連続的に添加して行なつた。この
培養液中のアデノシンを液体クロマトグラフにて
定量したところ第2表に示す量のアデノシンが生
成蓄積した。
する。従来よりアデノシン発酵で用いられている
液体培地中のマグネシユーム塩はマグネシユーム
イオン換算で0.001%から0.01%の範囲であり、
通常は0.002%から0.004%が用いられている。 本発明者らはより効率的に発酵法によるアデノ
シンの製造を行なう方法について種々研究した結
果、アデノシン生産能を有する微生物をマグネシ
ユームイオン濃度が従来のアデノシン発酵で使用
されている最大マグネシユームイオン濃度の2倍
から20倍すなわち0.02%から0.2%というきわめ
て高濃度のマグネシユームイオンを含有するアデ
ノシン生産液体培地で培養するとアデノシンの生
産量が著しく増大することを初めて明らかにし
た。本発明はこの知見に基いて完成されたもので
ある。 すなわち、本発明はアデノシン生産能を有する
微生物をマグネシユーム塩をマグネシユームイオ
ン換算で0.02%から0.2%含有するアデノシン生
産液体培地で培養して培養液中にアデノシンを生
成・蓄積せしめ、該アデノシンを採取することを
特徴とする発酵法によるアデノシンの製造法に関
する。 本発明で使用する微生物はブレビバクテリウム
属、コリネバクテリウム属又はバチルス属に属
し、アデノシン生産能を有する微生物である。ア
デノシンの生産能は、該属に属する微生物に8−
アザアデニンあるいは6−メチルアミノプリン耐
性等の該酸アナログ耐性を附与することによつて
生じさせることができる。 さらに上記該酸アナログ耐性に加えて、例え
ば、サルフアグアニジン、トヨカマイシン、デコ
イニンなどに対する耐性、さらにはアデノシン生
産に有用な性質であるL−イソロイシン、L−ア
ルギニン、L−メチオニン要求性などが付与され
ている微生物などもアデノシン生産菌として使用
可能である。 具体的には、次の様な微生物が使用される。 ブレビバクテリア アンモニアゲネス
AJ12131、FERMP−7455 (8−アザアデニン耐性) コリネバクテリウム グルタミクム AJ12130、
FERMP−7454 (8−アザアデニン耐性) バチルス ズブチルス AJ12050、FERMP−
7149 (グアニン要求、8−アザアデニン耐性、6−ア
ミノプリン耐性) 本発明で使用するアデノシン生産液体培地はマ
グネシユーム塩をマグネシユームイオンとして
0.02%から0.2%含有する。マグネシユーム塩と
しては硫酸マグネシユーム、塩化マグネシユー
ム、あるいは硫酸マグネシユームなどが使用でき
る。マグネシユーム塩以外の培地の組成は炭素
源、窒素源、無機塩および必要ならば有機微量栄
養素を含有する通常の培地である。炭素源として
含水炭素(グルコース、フラクトースあるいはデ
ンプン、セルロース等の加水分解物、糖密等)、
有機酸(酢酸、クエン酸等)、アルコール(グリ
セロール、エタノール等)、あるいは炭化水素
(ノルマルパラフイン等)が使用できる。窒素源
としては硫酸アンモニユーム、尿素、硝酸アンモ
ニユーム、アンモニアガス、その他を、無機塩と
してはリン酸塩、カルシユーム塩、鉄塩、マンガ
ン塩、その他微量金属塩等を必要に応じて使用す
る。有機微量栄養素としては、栄養要求性のある
場合には該当するアミノ酸、核酸、ビタミン、脂
肪酸類、有機塩基物質等を適量添加し、必要に応
じて、さらに生育促進物質としてアミノ酸、ビタ
ミン、脱脂大豆加水分解物、酵母エキス、ペプト
ン、カザミノ酸等を使用する。 培養条件は通常の方法でPH5ないし9、温度は
20℃ないし40℃で好気条件下に培養すれば良い。
培養中に応PHが下がる場合には炭酸カルシユーム
を別殺菌して加えるかまたはアンモニア水、アン
モニアガス等のアルカリで中和する。又、有機酸
を炭素源とする場合はPHの上昇を鉱酸又は有機酸
で中和する。 アデノシンの単離採取は常法によつて行ないう
る。例えば菌体を分離除去し、アニオン交換樹
脂、カチオン交換樹脂等の樹脂処理あるいは濃縮
冷却晶析法の併用等によりアデノシンを単離す
る。不純物を除くためには常法の活性炭吸着法お
よび再結法を用いて精製しても良い。 実施例 第1表のシード培地50mlを張り込んだ500ml容
フラスコにバチルスズブチリスAJ12050FERMP
−7149ブレビバクテリウム アンモニアゲネス
AJ12131、FERMP−7455及びコリネバクテリウ
ム グルタミクムAJ12130、FERMP−7454を1
白金耳接種し、34℃にて24時間培養した。 この培養液15mlを、MgSO4・7H2O濃度を0〜
2%まで変化させた第1表に示す主発酵培地に加
え全容量300mlとして小型ジヤーフアーメンター
を用いて34℃にて96時間培養した。なお培養はア
ンモニアガスを連続的に添加して行なつた。この
培養液中のアデノシンを液体クロマトグラフにて
定量したところ第2表に示す量のアデノシンが生
成蓄積した。
【表】
Claims (1)
- 1 ブレビバクテリウム属、コリネバクテリウム
属又はバチルス属に属しアデノシン生産能を有す
る微生物をマグネシユーム塩をマグネシユームイ
オン換算で0.02%から0.2%含有するアデノシン
生産液体倍地で培養して培養液中にアデノシンを
生成・蓄積せしめ、該アデノシンを採取すること
を特徴とする発酵法によるアデノシン製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3397984A JPS60176596A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 発酵法によるアデノシンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3397984A JPS60176596A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 発酵法によるアデノシンの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60176596A JPS60176596A (ja) | 1985-09-10 |
| JPH0449998B2 true JPH0449998B2 (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=12401601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3397984A Granted JPS60176596A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 発酵法によるアデノシンの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60176596A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2759091B1 (fr) * | 1997-02-06 | 1999-03-19 | Expertises Ind Et | Procede biologique d'obtention de nouveaux derives de l'adenosine et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP3397984A patent/JPS60176596A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60176596A (ja) | 1985-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |