JPH0449654Y2 - - Google Patents

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JPH0449654Y2
JPH0449654Y2 JP8525988U JP8525988U JPH0449654Y2 JP H0449654 Y2 JPH0449654 Y2 JP H0449654Y2 JP 8525988 U JP8525988 U JP 8525988U JP 8525988 U JP8525988 U JP 8525988U JP H0449654 Y2 JPH0449654 Y2 JP H0449654Y2
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JP
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yoke
display
display segment
permanent magnet
segment
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JP8525988U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は磁気反転素子に関するものである。
(従来の技術) 電磁石のヨーク両端に表示セグメントを介装
し、反転自在とした磁気反転素子の改良を本出願
人は実開昭61−198104号として提案した。その構
成は次のようである。
すなわち、電磁石の外枠に対して揺動自在に軸
架された表示セグメントの中心部に永久磁石を内
蔵せしめると共に、これを電磁石のヨーク両端間
に介装せしめ、かつ表示セグメントの断面形状が
三角形状でその頂点及び底辺がヨークに対応する
ように配設され、そのストツパーピンが外枠のガ
イド孔中をスライドできるように構成された磁気
反転素子である。
(考案が解決しようとする問題点) 以上のような技術的手段によれば表示セグメン
トが断面三角形状でその頂点及び底辺がヨークに
対応するように電磁石の外枠に軸架され、表示セ
グメントの中心部に内蔵した電磁石の位置がヨー
クの先端に対して角度αに傾斜していることか
ら、表示セグメントの反転動作の応答性がよい
し、反転後に永久磁石とヨークとの吸引作用で保
磁力を強めることができる。
更に又、表示セグメントのストツパーピンが電
磁石の外枠のガイド孔中をスライドし、ガイド孔
端部でストツパーピンがとまるので表示セグメン
トの揺動を確実に防止できる。したがつて表示セ
グメントの表示状態が安定し、視認性がよい。
更に又ストツパー機構により時計方向、又は反
時計方向の反転を繰り返して確実に二面表示を行
なうことができるという特徴がある。
しかしながら、ヨークの占める面積が多くコン
パクトに形成できないばかりか磁気作用が弱いと
いう欠点がある。
したがつて本案は磁気作用の強い、しかもコン
パクトに形成できる磁気反転素子を得ることを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本案は以上のような目的を達成するために次の
ような構成とするものである。
すなわち、電磁石の外枠に対して揺動自在に軸
架された表示セグメントの中心部に永久磁石を内
蔵せしめると共に、これを電磁石のヨーク両端間
に介装せしめ、かつ表示セグメントの断面形状が
三角形状でその頂点及び底辺がヨークに対応する
ように配設され、そのストツパーピンが前記外枠
のガイド孔中をスライドできるように構成したも
のにおいて左右のヨークを二叉にし、その二叉の
各先端を〓状に折曲げ形成すると共に平面視三角
形状に形成してこれが素子の角隅に位置して表示
セグメントの永久磁石に対応するように構成され
た磁気反転表示素子である。
(作用) 左右のヨークの磁極を永久磁石の左右の磁極と
同極にすると、表示セグメントは反発吸引作用に
より回転して、例えば黒色の表示がなされる。
この場合ストツパーピンはガイド孔中をスライ
ドして一方の終端に当接してストツプし、永久磁
石とヨークの吸引作用で黒色の表示状態が保持さ
れる。
次ぎに表示セグメントを黒色から赤色にする場
合は、前記と同様に左右のヨークと永久磁石の磁
極を同極にすると表示セグメントは反発吸引作用
により回転して黒色と反対な赤色が表示される。
この場合も同様にストツパー作用で赤色表示状
態が確実に保持される。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
先ず従来のものから説明すると、第8図に示さ
れているように、電磁石3の外枠7に対して揺動
自在に軸架された表示セグメント8の中心部に永
久磁石10が内蔵されおり、この表示セグメント
8はは電磁石3のヨーク5,6両端間に介装され
ている。
又表示セグメント8の断面形状が三角形状で、
その頂点及び底辺がヨーク5,6に対応するよう
に配設されている。
そして、表示セグメント8のストツパーピン1
1が外枠7のガイド孔12中をスライドできるよ
うになつている。
したがつて、セグメントA面が、例えば黒色の
表示状態においてヨーク5,6の左右の磁極を永
久磁石10の左右の磁極と同極にすると、反発吸
引によりセグメント8は矢印a方向に回転して仮
想線で示すようにB面、例えば赤色が表示され
る。
この場合、ストツパーピン11は、ガイド孔1
2中をスライドして右側終端に当接してストツプ
し、永久磁石とヨークの吸引作用でB面の表示状
態が確実に保持される。
セグメントがB面の状態からヨークの左右の磁
極を永久磁石の左右の磁極と同極にすると、セグ
メントは反発吸引作用により矢印b方向に回転し
てA面が表示される。
この場合も、セグメントのストツパーピン11
がガイド孔12の左側終端の当接してストツプ
し、前記と同様の作用で表示状態を確実に保持す
る。
この回転動作を繰り返して行なうことにより、
所望の数字、文字、絵柄等の表示をすることがで
きる。
以上のような表示素子では、ヨークの占める面
積が多くコンパクトに形成できないばかりか磁気
の作用する方向が一方向で磁気作用が弱いという
欠点がある。
本案はこれを改良したもので、ボビンにコイル
を捲装して形成された電磁石13のコア14をヨ
ーク15,16で支持しこれらが、外枠17中に
収容されていることは従来のものと変わりがな
い。
以上の左右のヨーク15,16は上方で二叉に
形成され二叉の各先端15a,15b,16a,
16bを〓状に折曲げ形成し、かつ平面視で三角
形状に形成されている。
図示のものでは外枠17が四角形で、しかも表
示セグメント18は八角形でその角隅にヨーク先
端が位置したものとなつている。
表示セグメント18は第5図に示す如く、断面
三角形状で軸19で揺動自在である。表示セグメ
ント18中には永久磁石20が内装されている
が、軸19と直交する表示セグメント18の両サ
イドに内装されている。したがつて表示セグメン
ト18角隅に永久磁石20の端部が露出し、これ
が二叉ヨーク先端に対応している。しかも永久磁
石は左右に傾斜させて内蔵されている。
21は表示セグメント18のストツパーピンで
あつて外枠17に形成された半円弧状のガイド孔
22中をスライドできるようになつている。
本案は以上の如く構成されているから、従来の
ものと同様にヨーク15,16の左右の磁極を永
久磁石20の左右の磁極と同極にすると、反発吸
引によりセグメント18は矢印aの方向に回転し
て例えば、B面赤色が表示される。この場合スト
ツパーピン21はガイド孔22中をスライドして
左側終端に当接してストツプし、永久磁石とヨー
クの吸引作用でB面の表示状態が確実に保持され
る。B面の状態からA面の状態に変えるには、前
記の場合と同様にヨークの磁極を永久磁石の磁極
と同極にすればよい。しかして永久磁石は左右に
傾斜させているので反転時の始動性がよい。この
傾斜させているとは、軸心を送る水平線に対して
角度αを有するように形成することであるが内蔵
の形態はこの例に限らない。又表示セグメントは
実施例では八角形のものを用いたが、これに限ら
ず他の多角形、円形のものを用いるようにしても
よい。
いずれにしても永久磁石と対応するヨーク先端
は二叉に形成され、かつ各々が〓形に折曲げられ
て平面視三角形を形成しているので永久磁石の前
後において端面を包囲する形となつて、磁気作用
が従来のもののように一方向に限らず多方向にわ
たつているので磁気作用が強く、したがつてヨー
クのために必要以上にスペースをとる必要がない
ので全体をコンパクトに形成できるのみならず、
左右のヨークが枠体の角隅に配設されるから表示
セグメントの表示面を大きくすることができ、視
認性のよいものがえられる。
表示セグメントのA面、B面の色は必要に応じ
て任意の色を用いて表示するよにしてもよいが、
この表示素子を第6図に示すように複数個配列し
て使用することにより所望の数字、文字、絵柄等
を表示することができる。
この場合隣合わせの左右のセグメント同志が磁
気干渉しないように相互の間に遮断板をおくとよ
い。
又第7図に示すように隣同志のセグメントを90
度位置を変えて配列すれば、各素子間の磁気干渉
を除去することができる。
(考案の効果) 本案のものにすれば、左右のヨークを二叉に
し、二叉の各先端を〓状に折曲げ形成すると共に
平面視三角形状に形成することにより、従来のも
のに比べて永久磁石に対する磁気作用を強くする
ことができる。しかも左右のヨークを枠体の角隅
に配設することができるから、表示素子がコンパ
クトに形成できると共に表示セグメントの表示面
を大きくすることができて視認性のよい表示素子
を得ることができる。本案のものは以上の外、従
来のものと同様に反転時の始動性がよいこと、確
実な揺動防止が可能であるという効果を奏するこ
とはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案反転素子の正面図、第2図は同上
側面図、第3図は同上平面図、第4図は表示セグ
メントの平面図、第5図は同上側面図、第6,7
図は表示セグメントの異なる配列を示す図、第8
図は従来の表示セグメントを示す断面図である。 13……電磁石、14……コア、15,16…
…ヨーク、15a,15b,16a,16b……
ヨークの二叉先端、17……外枠、18……表示
セグメント、19……軸、20……永久磁石、2
1……ストツパーピン、22……ガイド孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁石の外枠に対して揺動自在に軸架された表
    示セグメントの中心部に永久磁石を内蔵せしめる
    と共に、これを電磁石のヨーク両端間に介装せし
    め、かつ表示セグメントの断面形状が三角形状で
    その頂点及び底辺がヨークに対応するように配設
    され、そのストツパーピンが前記外枠のガイド孔
    中をスライドできるように構成されたものにおい
    て、左右のヨークを二叉にし、その二叉の各先端
    を状に折曲げ形成すると共に、平面視三角形状
    に形成してこれが素子の角隅に位置して表示セグ
    メントの永久磁石に対応するように構成された磁
    気反転表示素子。
JP8525988U 1988-06-28 1988-06-28 Expired JPH0449654Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8525988U JPH0449654Y2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8525988U JPH0449654Y2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28

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Publication Number Publication Date
JPH027689U JPH027689U (ja) 1990-01-18
JPH0449654Y2 true JPH0449654Y2 (ja) 1992-11-24

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