JPH0449344A - 建物のユニットフレーム - Google Patents
建物のユニットフレームInfo
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
技術〕 近年、予め工場で製造した複数種の住宅ユニットを建築
現場まで輸送し、そこで、これらを組み合わせて建物を
建てる工法が採用されている。
端部間および下端部間を各4本の梁で相互に連結して直
方体状のユニットフレームを構成し、このユニットフレ
ームに外壁パネル、内壁パネル、天井パネル、床パネル
などを取り付けて構成している。
、隣接する柱と梁との連結部を溶接などで一体的に連結
してラーメン構造(剛接合型)としている。しかし、こ
のような構造では、各連結部を溶接しなければならない
ので、作業か面倒でかつ工数がかかる上、柱内にダイヤ
フラムなどを内蔵させなければならないという欠点かあ
る。
梁との連結部をピンなどで接合すれば、つまりピン接合
型のユニットフレームとすれば、上記欠点を解決できる
ものと考えられる。ただし、この場合には、岡υ性や外
力に対する耐力がラーメン構造の剛接合型ユニットフレ
ームより劣るため、同程度の剛性や耐力を確保するため
には、所定の面にプレースを入れる必要が生じる。
ば、連結部の溶接作業が不要なことから、柱と梁との連
結作業が比較的簡単であるという利点がある。しかし、
補強用のプレースによって各面が塞がれてしまうので、
窓やドアなどを設ける開口部が確保しずらいという欠点
がある。そのため、設計の自由度が制限される結果とな
る。
ピン接合としたユニットフレームの利点を維持しつつ、
その欠点を解消した建物のユニットフレームを提供する
ことにある。
て基準寸法を1モジュールとした所定モジュールの直方
体状に形成した建物のユニ・ノドフレームにおいて、前
記上下に相対する梁とその上下の梁の両端部間を連結す
る柱とにより構成される少なくとも1つの面内の任意の
位置に、幅寸法が前記基準寸法に基づく幅寸法にかつ高
さ寸法が前記上下の梁間に嵌合する高さ寸法にそれぞれ
形成された耐力壁を取り付けた、ことを特徴とする。
寸法に形成した補強用鉄筋入りの軽量気泡コンクリート
からなる耐力壁、あるいは、幅および高さ寸法を上記所
定寸法に形成した枠内にプレースをX状に配置した耐力
壁などを用いることができる。
柱とにより構成される少なくとも1つの面内に、耐力壁
が取り付けられけているから、その耐力壁によってユニ
ットフレームの剛性や耐力を高めることができる。もと
より、柱と梁との連結部はピン接合であるから、連結作
業も簡単である。
にかつ高さ寸法が上下の梁間に嵌合する高さ寸法にそれ
ぞれ形成されているから、それが取り付けられる面内の
任意の位置に取り付けることができる。よって、窓やド
アなどの開口部も容易に確保できるから、設計の自由度
が制限されるという問題も少ない。
場で製造される住宅ユニットの骨組フレームを構成する
ユニットフレームである。ユニットフレーム1は、四隅
に配置される4本の柱2A〜2Dと、これらの隣接する
柱2A〜2Dの下端部間および下端部間をそれぞれ相互
に連結する天井梁3A〜3Dおよび床梁4A〜3Dとか
ら、基準寸法を1モジュールとした所定モジュールの直
方体状の骨組構造に構成されている。なお、柱2A〜2
Dと天井梁3A〜3Dおよび床梁4A〜4Dとの連結部
は、ピン接合によって連結されている。
天井面側には、相対する長辺側天井梁3A。
もに、対角位置にプレース6か設けられている。更に、
床梁4A〜4Dによって形成される面、つまり床面側に
は、相対する長辺側天井梁4A、4Bの間に小梁7が所
定間隔おきに架設されている。
〜4Dと、この相対する梁の両端部間を連結する柱2A
〜2Dとによって形成される4つの側面のうち少なくと
も1つの面内の任意の位置、ここでは天井梁3B、床梁
4Bおよび柱2B、2Cによって形成される面8内の柱
2B寄りの位置には、その柱2Bに接して耐力壁11か
ボルトなどを介して取り付けられている。
的には前記面8内の幅に対して約1/4の幅寸法にかつ
高さ寸法が前記上下の粱3B、4B間に嵌合する高さ寸
法を有する大きさで、かつ、内部に補強用の鉄筋を配し
た軽量気泡コンクリートによって板状に形成されている
。
したユニットフレームlを製造するとともに、このユニ
ットフレーム1に外壁パネルや内壁パネル、更に、天井
パネルや床パネルなどを取り付けて住宅ユニットを製造
する。
ユニットフレーム1については、予め、工場において、
これらが取り付けられる位置を除く位置に耐力壁11を
取り付けてユニットフレーム1を製造する。なお、窓枠
サツシの取り付けに当たっては、耐力壁11を利用して
行うことができる。
輸送し、そこで組み合わせれば、工業化住宅を簡単に建
てる二とができる。このとき、建築現場では隣接する住
宅ユニット間の外部仕上げ工事だけで済むので、現場作
業を軽減することができる。つまり、外壁パネルや内壁
パネル、天井パネルや床パネルなどの取り付け、更に、
窓枠サツシなどの取り付けも予め工場によって行えるの
で、現場作業を軽減することができるとともに、品質を
安定させることができる。
面内に取り付けられた構造であるから、住宅ユニットに
大きな剛性や耐力を付与できる。
能である。もとより、隣接する柱2A〜2Dと粱3A〜
3D、4A〜4Dとの連結部もピン接合であるから、連
結作業も簡単にできる。
て、前述した第1図と同一構成要件については、同一符
号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
、幅寸法が前記基準寸法に基つく幅寸法にかつ高さ寸法
が前記上下の梁間に嵌合する高さ寸法にそれぞれ形成さ
れた枠体22内にプレース23をX状に配した耐力壁2
1を用いた場合である。
同様な効果を期待することができる。
3Dおよび床梁4A〜4Dとこの相対する梁の両端部間
を連結する柱2A〜2Dとによって形成される4つの側
面のうち1つの面内に耐力壁11.21を取り付けた例
について説明したが、4つの側面の各面に取り付けるよ
うにしてもよい。
.21を取り付けるようにしたか、1つの面内に2つ以
上の耐力壁11.21を取り付けるようにしてもよい。
うに異なる場合、その建物の規模に応じた剛性、耐力か
得られるように、必要に応じた枚数の耐力壁11.21
をユニットフレームlの所定位置に組み込んでおけば、
建物の規模に関係なくユニットフレーム1を共通化でき
る。つまり、従来では、建物の規模に応してユニットフ
レームの柱や粱の断面を変えて、例えは「3階建用」と
かの専用ユニットフレームを設定しなければならないか
、本実施例のようにすれば、ユニットフレームlを共通
化できる。換言すれば、耐力壁11゜21を組み込むた
けで必要な剛性、耐力が得られるので、建物の規模に応
じた構造を容易に提供できる利点かある。
部をピン接合としたユニットフレームの欠点を解決し、
開口部を確保しつつ、剛性や耐力を高めることができる
建物のユニットフレームを提供することができる。
発明の第2実施例を示す斜視図である。 ■・・・ユニットフレーム、2A〜2D・・・柱、3A
〜3D・・・天井梁、4A〜4D・・・床梁、11.2
1・・・耐力壁。
Claims (1)
- (1)隣接する柱と梁とをピン接合して基準寸法を1モ
ジュールとした所定モジュールの直方体状に形成した建
物のユニットフレームにおいて、前記上下に相対する粱
とその上下の粱の両端部間を連結する柱とにより構成さ
れる少なくとも1つの面内の任意の位置に、幅寸法が前
記基準寸法に基づく幅寸法にかつ高さ寸法が前記上下の
梁間に嵌合する高さ寸法にそれぞれ形成された耐力壁を
取り付けた、ことを特徴とする建物のユニットフレーム
。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2160259A JP2713800B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 建物のユニットフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2160259A JP2713800B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 建物のユニットフレーム |
Publications (2)
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JPH0449344A true JPH0449344A (ja) | 1992-02-18 |
JP2713800B2 JP2713800B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=15711142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2160259A Expired - Lifetime JP2713800B2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | 建物のユニットフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2713800B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001288817A (ja) * | 2000-04-05 | 2001-10-19 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット建物の補強構造 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS54144807U (ja) * | 1978-03-31 | 1979-10-08 | ||
JPS6142061A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-28 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 日本語文字の状態遷移確率の生成方法 |
JPS61109845A (ja) * | 1984-11-05 | 1986-05-28 | 不二サッシ株式会社 | ノツクダウン式移動建物 |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP2160259A patent/JP2713800B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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JPS5311782A (en) * | 1976-07-20 | 1978-02-02 | Yukio Shiyutone | Electronic buoys |
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JP2713800B2 (ja) | 1998-02-16 |
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