JPH0449227Y2 - - Google Patents

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JPH0449227Y2
JPH0449227Y2 JP1986155061U JP15506186U JPH0449227Y2 JP H0449227 Y2 JPH0449227 Y2 JP H0449227Y2 JP 1986155061 U JP1986155061 U JP 1986155061U JP 15506186 U JP15506186 U JP 15506186U JP H0449227 Y2 JPH0449227 Y2 JP H0449227Y2
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JP
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thrower
case
snow
joint surface
cylinder
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JP1986155061U
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JPS6361426U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、スロワー及びスロワーケースとそれ
に連設されるスロワー筒とからなるスロワー装置
を、オーガ装置のカバー枠に内部連通状態で連設
し、オーガ装置からスロワーケースに供給される
雪をスロワーの跳ね出し作用でもつてスロワー筒
の筒端から投擲排出する除雪機に係り、特に、前
記スロワー装置に改良を加えたものに関する。
(ロ) 従来の技術 上記の如き除雪機においては、スロワーケース
内に雪や異物が詰ると除雪能力が低下し、甚だし
い時にはスロワー等の破損事故を誘発することに
なり、又、作業終了時にスロワーケスース内に雪
が残存していると、その残存雪が凍結して次回の
作業に支障を生ずることになるから、その都度ス
ロワーケース内の雪を除去清掃しなければならな
いのであるが、従来においては、スローワーケー
スの周壁またはその近辺のスロワー筒の一部に、
常時は開閉蓋で閉塞し置く構造の清掃用窓を開設
して、必要時には開閉蓋を取り外し開放状態の清
掃用窓からスロワーケース内に除去工具或いは手
を差し入れるなどして除去作業するように構成さ
れていた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 ところで、従来のようにスロワーケース周壁ま
たはスロワー筒の一部に清掃用窓を開設するもの
では、スロワーケース等の強度確保の点で大きな
窓を開口することができないので内部清掃ができ
辛い難点があつた。
そこで、本考案は、内部清掃作業を行ない易く
する広面積の開口部が確保されるように改良した
除雪機のスロワー装置を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案における除
雪機のスロワー装置は、スロワーケース7に連設
するスロワー筒12の中途部を接合面13で分割
し、接合面13より上方の上方筒部12aを、ス
ロワーケース7がわに設けられる基部側筒部12
bに対して開閉自在に連設するに、前記接合面1
3を、スロワーケース7の周壁7aから接線方向
に延出するがわが高く他方がわが低い傾斜面に形
成し、該接合面13の傾斜上位がわを開閉支点と
して上方筒部12aを連設したものにしている。
(ホ) 作用 スロワー装置の内部に詰つた雪を除去する場合
などには上方筒部12aを基部側筒部12bに対
して開放回動して両筒部12a,12bの接合面
部を開放するが、その際に、両筒部12a,12
bに跨つて雪が詰つて固まつているようなことが
あつても、上方筒部12aが傾斜接合面13の傾
斜上位がわを開閉支点として開き方向に回動する
故に、固く詰つた雪によつて大きな抵抗を受ける
ことなく容易に回倒することができ、そして、上
方筒部12aの回倒によつて基部側筒部12bの
上端部および上方筒部12aの下端部に、傾斜す
る接合面13による広い開口部がそれぞれ現出さ
れるのである。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第4図および第5図において、除雪機は、歩行
操縦形に形成されており、自走車体Aの進行方向
前面部に除雪作業部Bを装備して構成されてい
る。
自走車体Aは、機台1の下方に装備された左右
一対のクローラ走行装置2,2を、機台上に搭載
したエンジン3の動力で駆動して走行し、機台1
後部のハンドル部4において運転操作できるよう
に構成されている。
また、機台1の前部には作業機装着部5が設け
られ、その作業機装着部5に装着する前記除雪作
業部Bを、機台とクローラ走行装置間、または除
雪作業部と機台かクローラ走行装置間に介装する
昇降調節機構(図示省略)でもつて対地昇降調節
できるように構成されている。
除雪作業部Bは、オーガ装置とスロワー装置と
で構成され、オーガ装置の枠体6とスロワー装置
のスロワーケース7とが、集雪口8で内部連通さ
れている。
スロワーケース7内にはスロワー9が設置され
るが、該スロワー9は、その回転軸10の後部が
前記作業機装着部5の出力軸に連動連結されて強
制回転されるようにして設置されるのであり、こ
のスロワー9の回転軸10の前部は、上記集雪口
8から前方に延出してオーガ装置の枠体6内の幅
方向中央部に配設される伝動ケース11に入力す
るように連動連結されている。
また、スロワーケース7にはスロワー筒12が
連設されるが、該スロワー筒12は、スロワーケ
ース7に結合する基部寄りの部位において、スロ
ワーケース7の周壁7aから接線方向に延出する
側が高くなり他側が低くなる傾斜接合面13で分
割し、傾斜接合面13より上方の上方筒部12a
を、基部側筒部12bに対して開閉自在に連設装
備して構成されている。
更に詳しく説明すれば、上方筒部12aの下端
部と基部側筒部12bの上端とに、対応面が前記
傾斜接合面13となる鍔体14,15をそれぞれ
固着して、両鍔体14,15の傾斜上位がわをヒ
ンジ部16で結合または着脱自在に結合すると共
に、そのヒンジ部16に対向する傾斜低位がわに
おいて両鍔体14,15を締結具17により合着
固定できるように構成されている。
そして、基部側筒部12bに安全スイツチ18
が設置され、前記両鍔体14,15が正常に合接
されると、安全スイツチ18が接続されてエンジ
ン3が作動可能な状態になり、両鍔体14,15
の合接が解かれると安全スイツチ18が切断作動
されてエンジン3が自動的に停止するように構成
されているのである。
なお、19はスワロー筒の向きを変更するため
の回動装置であり、実施例においては傾斜接合面
13より上方に設置されているが、これは必要に
応じて傾斜接合面13より下方に配設される場合
もある。
また、上記オーガ装置の枠体6内においては伝
動ケース11から左右にオーガ回転軸を突設して
第1オーガ軸20が装設され、そのオーガ回転軸
の一端を枠体6の外方に延出して第2オーガ軸2
1の入力軸にしている。
第2オーガ軸21は、第1オーガ軸20の上方
において第1オーガ軸20と平行に配設されるも
ので、両端部が枠体6に開設される長孔22,2
2に嵌挿されて、その長孔22,22に沿つてス
ライド移動固定自在に支持され、枠体6の外方に
突出する軸端に嵌着した受動スプロケツト23
と、前記第1オーガ軸20の回転軸々端に嵌着さ
れた駆動スプロケツト24と、テンシヨンアイド
ラ25とに掛回されるチエン26とからなる伝動
機構によつて駆動されるように設置されるのであ
る。
なお、テンシヨンアイドラ25は、前記第2オ
ーガ軸21が第1オーガ軸20に対して遠近位置
調節された際にチエン26が適正な緊張状態にな
るように位置調節できる構造で枠体6に装備され
るものである。
実施例のように構成される除雪機によつて作業
する場合には、先ず、積雪高さに適応するように
第2オーガ軸21の高さ位置を調節設定する。そ
してエンジン3を始動して除雪作業部Bを作動さ
せながら車体Aを前進させれば、第1オーガ軸2
0と第2オーガ軸21が積雪を取り崩しつつ集雪
口8に向かつて移送することとなつて、集雪口8
からスロワーケース7に雪が供給されスロワー9
の跳ね出し作用によりスロワー筒12を経て必要
個所に投擲放出されるのである。
しかして、作業中にスロワーケース内等に雪や
異物が詰つた場合、あるいは作業終了に伴つてス
ロワーケース7内等を清掃する場合には、スロワ
ー筒12における両筒部12a,12bの鍔体1
4,15を締結固定している締結具17を緩め外
して上方筒部12aをヒンジ部16中心で第1図
仮想線図示のように回倒させれば、安全スイツチ
18が切断されてエンジン3が自動停止しスロワ
ー9が停止する。そして、上方筒部12aの回倒
によつて基部側筒部12bの上端には斜めに傾斜
して広面積となる開口部が現出することになつ
て、スロワーが確実に停止された安全状態におい
て広い開口部から容易に内部清掃作業できるので
あり、清掃作業を終わつて上方筒部12aを元の
状態に戻して固定すれば、安全スイツチ18が自
動的に接続状態に復するのである。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案は、スロワーケース7に連
設するスロワー筒12の中途部を接合面13で分
割し、接合面13よりも上方の上方筒部12aを
スロワーケース7がわに設けられる基部側筒部1
2bに対して開閉自在に連設するに、前記接合面
13を、スロワーケース7の周壁7aから接線方
向に延出するがわが高く他方がわが低い傾斜面に
形成し、該接合面13の傾斜上位がわを開閉支点
として上方筒部12aを連設したスロワー装置に
しているので、次のような利点がある。
上方筒部12aを基部側筒部12bに対して開
放回動して両筒部12a,12bの接合面部を開
放するに際し、両筒部12a,12bに跨つて雪
が詰つて固まつているようなことがあつても、上
方筒部12aが傾斜接合面13の傾斜上位がわを
開閉支点として開き方向に回動する故に、固く詰
つた雪によつて大きな抵抗を受けることなく容易
に回倒動することができるから操作容易である。
そして、接合面13が傾斜面であることにより
基部側筒部12bの上端部及び上方筒部12aの
下端部の双方に広い開口部が現出されるので、そ
れらの内部に詰つた雪などを除去し易い。
さらに、上方筒部12aと基部側筒部12bの
接合面13が、スロワーケース7の周壁7aから
接線方向に延出する側が高く他側が低い傾斜面に
形成されているので、スロワーケース周壁7aを
接線方向に延出する側のスロワー筒の内壁がスロ
ワーケース内壁から滑らかな連なり状態になつて
スロワーケースからスロワー筒への雪の移行が停
滞なく円滑に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるスロワー装置の要部構造
を示す一部破断正面図、第2図は第1図の切断
矢視部分図、第3図は安全スイツチ部の拡大断面
図、第4図は本考案装置による除雪機の全体側面
図、第5図はその平面図、第6図はオーガ装置の
伝動構造の一例を示す断面概略図である。 7……スロワーケース、7a……安全スイツ
チ、9……スロワー、12……スロワー筒、12
a……上方筒部、12b……基部側筒部、13…
…接合面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スロワーケース7に連設するスロワー筒12の
    中途部を接合面13で分割し、接合面13より上
    方の上方筒部12aを、スロワーケース7がわに
    設けられる基部側筒部12bに対して開閉自在に
    連設するに、前記接合面13を、スロワーケース
    7の周壁7aから接線方向に延出するがわが高く
    他方がわが低い傾斜面に形成し、該接合面13の
    傾斜上位がわを開閉支点として上方筒部12aを
    連設したことを特徴とする除雪機におけるスロワ
    ー装置。
JP1986155061U 1986-10-09 1986-10-09 Expired JPH0449227Y2 (ja)

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JP1986155061U JPH0449227Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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JP1986155061U JPH0449227Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09

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JPS6361426U JPS6361426U (ja) 1988-04-23
JPH0449227Y2 true JPH0449227Y2 (ja) 1992-11-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6345818B2 (ja) * 1984-03-08 1988-09-12 Masami Nishikawa

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447218Y2 (ja) * 1986-09-09 1992-11-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6345818B2 (ja) * 1984-03-08 1988-09-12 Masami Nishikawa

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JPS6361426U (ja) 1988-04-23

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