JPH0448967A - 鋼板の水溶性コーティング皮膜の乾燥度制御方法 - Google Patents
鋼板の水溶性コーティング皮膜の乾燥度制御方法Info
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- JPH0448967A JPH0448967A JP15744890A JP15744890A JPH0448967A JP H0448967 A JPH0448967 A JP H0448967A JP 15744890 A JP15744890 A JP 15744890A JP 15744890 A JP15744890 A JP 15744890A JP H0448967 A JPH0448967 A JP H0448967A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、鋼板の水溶性コーティング皮膜の乾燥度制御
方法に関する。
方法に関する。
[従来の技術]
鋼板は防錆、電気絶縁性等を目的として有機系及び無機
系からなる水溶性皮膜をコーティングする。
系からなる水溶性皮膜をコーティングする。
従来、コーテイング後の水溶性皮膜は被覆鋼板を乾燥炉
を通すことにより乾燥させており、その際炉温を板厚、
ライン速度、塗膜厚等より水分の蒸発が十分に行われる
と予想される温度に設定し、温度コントロールのみで水
溶性皮膜の乾燥度を制御していた。
を通すことにより乾燥させており、その際炉温を板厚、
ライン速度、塗膜厚等より水分の蒸発が十分に行われる
と予想される温度に設定し、温度コントロールのみで水
溶性皮膜の乾燥度を制御していた。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、炉温の制御のみでは、設定温度を誤った場合や
操業条件の変動があった場合、以下のような問題点が発
生する。
操業条件の変動があった場合、以下のような問題点が発
生する。
■炉温か低すぎる場合
塗布した皮膜が完全に乾燥しないため、製品不良を生じ
るとともに、剥がれた皮膜部分がロール等に付着して障
害を引き起こす。
るとともに、剥がれた皮膜部分がロール等に付着して障
害を引き起こす。
■炉温か高すぎる場合
塗布した皮膜の焼けこげにより皮膜が剥離し、粉状にな
って飛散するため、設備や環境を汚染するとともに、製
品不良を生じる。
って飛散するため、設備や環境を汚染するとともに、製
品不良を生じる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされた
もので、塗布した皮膜の乾燥が完全に行われるようにし
た鋼板の水溶性コーティング皮膜の乾燥度制御方法を提
供することを目的とする。
もので、塗布した皮膜の乾燥が完全に行われるようにし
た鋼板の水溶性コーティング皮膜の乾燥度制御方法を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本発明に係る鋼板の水溶
性コーティング皮膜の乾燥度制御方法は、乾燥炉の炉温
を乾燥直後の皮膜の水分を検出することでフィードバッ
ク制御するようにしたものである。
性コーティング皮膜の乾燥度制御方法は、乾燥炉の炉温
を乾燥直後の皮膜の水分を検出することでフィードバッ
ク制御するようにしたものである。
[作 用]
本発明においては、乾燥直後の皮膜の水分を水分計によ
り検出し、その水分値をもとに乾燥炉の設定された炉温
を補正するようにしたので、操業条件の変動等があって
も迅速に対応でき、皮膜の乾燥を完全に行うことができ
る。
り検出し、その水分値をもとに乾燥炉の設定された炉温
を補正するようにしたので、操業条件の変動等があって
も迅速に対応でき、皮膜の乾燥を完全に行うことができ
る。
[実施例]
第1図は本発明方法の一実施例を示す説明図であり、図
において、1は鋼板、2はコーティング設備、3は乾燥
炉、4は温度計、5は水分計、6は温度制御部、7は水
分変換器、8は補正部である。
において、1は鋼板、2はコーティング設備、3は乾燥
炉、4は温度計、5は水分計、6は温度制御部、7は水
分変換器、8は補正部である。
鋼板1は矢印方向に通板されており、コーティング設備
2を通すことで水溶性皮膜が鋼板1の上下両面に塗布さ
れる。
2を通すことで水溶性皮膜が鋼板1の上下両面に塗布さ
れる。
この被覆鋼板1aは、次に乾燥炉3に送られ、バーナ3
a、3bにより乾燥される。炉温は温度計4により常時
検aされており、所定の設定温度を維持するように温度
制御部6を介してバーナ3a、3bに供給するガス及び
エアーの流量を制御している。
a、3bにより乾燥される。炉温は温度計4により常時
検aされており、所定の設定温度を維持するように温度
制御部6を介してバーナ3a、3bに供給するガス及び
エアーの流量を制御している。
乾燥炉3の出口付近に水分計5を設置し、この水分計5
で乾燥直後の皮膜の水分を検出する。水分計5は例えば
赤外線吸収式の水分計を用いる。
で乾燥直後の皮膜の水分を検出する。水分計5は例えば
赤外線吸収式の水分計を用いる。
このように非接触で水分を検出する。
検出された水分値は水分変換器7によって制御信号に変
換され、補正部8に送る。補正部8では温度制御部6の
設定温度を修正する信号を出力し、この修正された信号
によってバーナ3a、3bのガス及びエアーの流量を調
整する。
換され、補正部8に送る。補正部8では温度制御部6の
設定温度を修正する信号を出力し、この修正された信号
によってバーナ3a、3bのガス及びエアーの流量を調
整する。
したがって、被覆鋼板1aの乾燥度に応じて炉温が適正
に調整されるため、水溶性皮膜の乾燥度の過不足を生じ
ない。
に調整されるため、水溶性皮膜の乾燥度の過不足を生じ
ない。
なお、上記実施例ではバーナ式の乾燥炉を示したが、赤
外炉、電磁誘導炉等でも同様である。
外炉、電磁誘導炉等でも同様である。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、乾燥直後の皮膜の水分を
検出し、検出された水分値をもとに乾燥炉の炉温をフィ
ードバック制御することとしたので、操業条件の変動等
があっても、水溶性皮膜の乾燥度の過不足を生じること
なく完全な乾燥ができ、炉温制御の精度が向上するとい
う効果がある。
検出し、検出された水分値をもとに乾燥炉の炉温をフィ
ードバック制御することとしたので、操業条件の変動等
があっても、水溶性皮膜の乾燥度の過不足を生じること
なく完全な乾燥ができ、炉温制御の精度が向上するとい
う効果がある。
第1図は本発明方法の説明図である。
1・・・鋼板
1a・・・被覆鋼板
2・・・コーティング設備
3・・・乾燥炉
4・・・温度計
5・・・水分計
6・・・温度制御部
7・・・水分変換器
8・・・補正部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 鋼板に水溶性皮膜を塗布した後、乾燥炉に被覆鋼板を通
し、所定の炉温の下で乾燥させるものにおいて、 前記乾燥炉の出口付近に設置した水分計により乾燥直後
の皮膜の水分を検出し、その水分値をフィードバックし
て炉温を制御することを特徴とする鋼板の水溶性コーテ
ィング皮膜の乾燥度制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15744890A JPH0448967A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 鋼板の水溶性コーティング皮膜の乾燥度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15744890A JPH0448967A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 鋼板の水溶性コーティング皮膜の乾燥度制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0448967A true JPH0448967A (ja) | 1992-02-18 |
Family
ID=15649882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15744890A Pending JPH0448967A (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 鋼板の水溶性コーティング皮膜の乾燥度制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0448967A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5957159A (en) * | 1997-01-21 | 1999-09-28 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Directional control valve with flow distribution valves |
US6731866B2 (en) * | 2000-06-06 | 2004-05-04 | Tateo Uegaki | Repair device for vehicle |
CN102974512A (zh) * | 2012-04-23 | 2013-03-20 | 北京星和众工设备技术股份有限公司 | 金属板带处理生产线烘干炉内板带悬垂度控制方法 |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP15744890A patent/JPH0448967A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5957159A (en) * | 1997-01-21 | 1999-09-28 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Directional control valve with flow distribution valves |
US6731866B2 (en) * | 2000-06-06 | 2004-05-04 | Tateo Uegaki | Repair device for vehicle |
CN102974512A (zh) * | 2012-04-23 | 2013-03-20 | 北京星和众工设备技术股份有限公司 | 金属板带处理生产线烘干炉内板带悬垂度控制方法 |
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