JPH0448674B2 - - Google Patents

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JPH0448674B2
JPH0448674B2 JP58148698A JP14869883A JPH0448674B2 JP H0448674 B2 JPH0448674 B2 JP H0448674B2 JP 58148698 A JP58148698 A JP 58148698A JP 14869883 A JP14869883 A JP 14869883A JP H0448674 B2 JPH0448674 B2 JP H0448674B2
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straight line
reference straight
wheel
vehicle
toe
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Shoichi Sakamoto
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Anzen Motor Car Co Ltd
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Publication of JPH0448674B2 publication Critical patent/JPH0448674B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車の姿勢制御方法及びその装置
に関するものであり、より詳細には、自動車を所
定の基準直線と整合させて、例えば自動車をヘツ
ドライトテスタ等の測定装置に正対させる方法及
びその装置に関するものである。
自動車が前方に位置されている測定装置に正対
されることが重要である。例えば、自動車のヘツ
ドランプから射出される光ビームの特性を測定す
る場合、光ビームの投射方向と自動車の進行方向
とが一致していることが肝要であり、従つて、ヘ
ツドライトテスタの測光面に対して自動車の進行
方向が直角に位置されなければならない。又、自
動車の車輪のトーの測定及び調節を行なう場合も
自動車が基準直線と整合されることが重要であ
る。
第1図に示す如く、真上から見た車輪1の自動
車の走行方向Cに対する傾き角θをトー角とい
う。左右の車輪1,1′の進行方向に対する前端
間の距離をA、後端間の距離をBとしたとき、B
−Aの値が正のときの左右の車輪の状態をトーイ
ンと言う。従つて、第1図に示す車輪1,1′の
状態はトーインの状態である。又、B−Aの値が
負のときはトーアウトと言う。自動車が所望の走
行性能を有する為には、その自動車がどの様なト
ーインやトーアウト状態にあるべきかが種々の条
件から決定されるものであり、従つて、その自動
車が所定のトーイン又はトーアウト状態にあるか
否かを測定し、且つ必要に応じて調節を行なうこ
とが可能であることが重要である。この様なトー
イン又はトーアウトの測定・調節に於いては、自
動車がその進行方向に関して正確に位置決めされ
るものでなければならない。この様に自動車の姿
勢がどの様な状態にあるかということが自動車の
種々の測定及び調整において重要な位置を占め
る。
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであ
り、自動車を所定の基準直線に整合させることの
可能な姿勢制御方法及びその装置を提供すること
を目的とする。
以下、本発明の実施態様を添付の図面を参照し
て詳細に説明する。自動車のサスペンシヨンに
は、独立懸架型と車軸懸架型があり、前者の場合
には、全車輪がトー調整可能なものと前輪のみト
ー調整可能なものとがあるが、後者の場合には通
常前輪のみ調整可能である。四輪共独立懸架型と
した自動車を模式的に第2図に示してある。前輪
R,2Lは、夫々リンク4R,4Lによつて自動車
3のボデイに接続されており、従つて両前輪2R
Lはハンドル5Cを操作することによつてステア
リングボツクス5Dを介して同時的に同一方向に
操縦制御される。尚、タイロツド5にはトー調節
器5A,5Bが設けられており、トー調節器5A
Bを調節することによつて両前輪2R,2Lのト
ー量を制御する。一方、後輪6R,6Lはアーム7
,7Lによつて夫々自動車3のボデイへ接続され
ており、且つ後輪6R,6Lの夫々はトー調節器8
,8Lを調節することによつて夫々のトー量を調
節することが可能である。
自動車3において左右の車輪2R,2Lまたは6
,6Lのホイール中心9,9間をトレツドTと言
い、前輪2Rと後輪6Rのホイール中心9,9′間
をホイールベースと言う。尚、第3図に示す如
く、前輪2R,2L間のトレツドの中心SFと後輪6
,6L間のトレツドの中心SRとを結んで形成され
る直線を車両中心線Eと定義する。通常、車両中
心線Eは車体の長手方向と一致する。更に、後輪
R,6Lのホイール中心9′と9′を結ぶ直線に垂
直でトレツドの中心SRを通る直線をトレツド中心
線HRと定義し、前輪に関しても同様に定義する。
この場合、トレツド中心線HF,HRは必ずしも車
両中心線Eと一致するものではなく、前輪のトレ
ツド中心線HFと後輪のトレツド中心線HRも必ず
しも一致するものではない。
第3図に於いては、前輪のトレツド中心線HF
が車両中心線Eと一致しており、且つ夫々の前輪
R,2Lの車両中心線Eに対するトー角度は対称
となつている。一方、後輪のトレツド中心線HR
は車両中心線Eと不一致であり、且つ後輪6L
Rはトレツド中心線HRに関しては対称であるが
車両中心線Eに対しては非対称となつている。更
に、第4図に示す場合は、左の車輪1と右の車輪
1′がトレツド中心線Hに関して対称でない場合
であり、所定の基準直線Gに対して左右の車輪
1,1′が夫々内向に同量のトー量βを有してい
る。
次に、本発明の装置の1実施例に付いて説明す
る。第5図に示す如く、支持台10はヘツドライ
トテスタ11aの測光面11bに正対させて配設
させてある。この支持台10はヘツドライトテス
タ以外の装置に正対させることができるのは勿論
である。支持台10はこの上に自動車を載置させ
ることの可能な寸法を有しており、支持台10の
幅方向を2等分する分割線を基準直線Fと定義す
る。この基準直線Fが本実施例ではヘツドライト
テスタの測光面11bと直交する様に、支持台1
0と測光面11bが配置されている。この基準直
線Fから左右に夫々等距離hの位置にある支持台
10の側部の線を副基準線と定義する。従つて、
支持台側部には左の副基準線Jと右の副基準線K
が存在する。
この支持台10上には自動車の車輪のトーを測
定するトー測定器12L,12R,13L,13R
自動車の四輪の夫々のトーを測定すべく夫々の位
置に副基準線J,Kと整合されて配設されてい
る。トー測定器の夫々からトー検出接触子12L
′,12R′,13L′,13R′が夫々突出して車輪の
トーを測定するようになつている。このトー検出
接触子はトー測定器より突出して左右方向へ移動
自在なロツド12A,12B,13A,13Bの夫々
に傾斜可能に取付けられており車輪に正確に当接
可能であると同時に トーに相当する傾斜角度を検出可能にしてある。
トー検出接触子が車輪に当接するまでロツドが前
進するが、このロツドの移動距離によりトー検出
接触子から基準直線Fまでの距離を測定可能であ
り、従つて車輪のホイール中心から基準直線Fま
での距離を測定可能である。後輪のトー測定器1
Lと13Rの間には測定の際車輪を載置させてお
く支持板15L,15Rが配設されている。この左
右1対の支持板15L,15Rは所定間隔を維持し
て互いに連結されており、更に、送り制御器15
と連結されている。所定信号に応じて送り制御器
15が作動して左右方向に支持板15L,15R
一体的に所定距離移動させる構成となつてる。前
輪の場合も同様に支持板14L,14Rが連結され
て配設されており、これらの支持板は送り制御器
14と連結され左右方向に移動可能となつてい
る。自動車を基準直線Fに整合させるとき、第5
図矢印C方向に自動車を自走させて支持板14L
14R,15L,15R上に車輪を夫々載置させる
が、このとき車輪を支持板上に案内する車輪ガイ
ド部材16L,16R,17L,17Rが夫々支持板
の手前に設けられている。更に、車輪ガイド部材
16Lと16Rとの間及び17Lと17Rとの間は、
通常“イコライザ”と呼ばれる連結器17で連結
されている。
第6図にブロツク図で示す如く、本装置は、ト
ー測定器21により車輪のトー及び基準直線Fか
らの距離を測定し、その測定結果を表示部22に
表示すると共に演算部23に出力する。演算部2
3では測定結果を演算して演算結果を送り制御器
24に出力する。演算結果に基づき送り制御器2
4は支持板を所望の方向に所望の距離移動させ
る。表示部22を左右前後の四輪の夫々のトー量
も表示される構成とした場合には、第2図に示す
如く、トー調節器5A,5B,8L,8Rにより表示
部に表示されるトー量を目視しながら左右のトー
量を適宜調整することが可能である。
次に、上述した装置の動作について説明する。
先ず、後輪がトー調節可能な自動車の場合につい
て説明する。この場合、第9図に示す如く、車両
中心線Eと基準直線Fとが少なくとも平行になる
ことが自動車を正対させる上で必要である。望ま
しくは、車両中心線Eを基準直線Fと一致させ
る。第7図は、本装置20に自動車を自走させて
支持板14L,14R,15L,15R上に車輪を載
置させた状態の1例を示している。即ち、前輪2
,2Rのトレツドの中心SFは基準直線Fより左側
に位置され後輪6L,6Rのトレツド中心SRは基準
直線Fより右側に位置されており、従つて車両中
心線Eは基準直線Fと交差している。前輪2R
関しては、トー測定器12Rよりロツド12Bが左
方向へ移動し、ロツド12Bの先端部に傾斜自在
に支承されているトー検出接触子12R′が前輪2
の側部に当接してロツド12Bは移動を停止す
る。この時トー検出接触子12R′は前輪2Rのト
ー量に応じて傾斜されて前輪2R側部に接する。
このときのロツド12Bの移動量は副基準線Kを
基にして算出され、基準直線Fと副基準線K間の
距離hとロツド12Bの移動量の差によつて基準
直線Fから前輪2Rのホイール中心9までの距離
l2として算出される。他の車輪の場合も同様にし
て、l1,a,bが夫々算出される。このl1,a,
bも夫々基準直線Fから各車輪のホイール中心で
の距離である。トー測定器で測定した夫々の値
l1,l2,a,bは演算部へ出力される。演算部に
於いて、次式(1)へ夫々の値が代入されて演算処理
される。
f1=f1′−f1″ (1) f1′=(l1+l2)/2 f1″=(a+b)/2 尚、第7図に示した如く、l1,l2,a,b及び
f1,f1′,f1″の夫々の値は基準直線Fから右側を正
とし左側を負としてとるものとする。
第7図に示した状態から、車両中心線Eを基準
直線Fと一致させる場合には、f1′及びf1″を夫々
ゼロにさせれば良い。即ち、演算部22から
f1′を送り制御器14に出力してf1′がゼロとなる
様に支持板14L,14Rを移動させると共に、演
算部f1″を送り制御器15に出力してf1″がゼロと
なる様に支持板15L,15Rを移動させる事によ
つて、車両中心線Eを基準直線Fと一致した整合
状態とさせる事が可能である。
一方、演算部22でf1を求め、この値を直接使
用して自動車を移動させ、車両中心線Eを基準直
線Fと平行ないしは一致させる事も可能である。
演算されたf1の値が0以外の場合は車両中心線E
が基準直線Fと交差している事を表わす。f1の値
は、例えば、演算部から送り制御器15に出力さ
れる。この場合、送り制御器15では、f1の値が
正の場合は、支持板15L,15Rを右方向にf1
大きさ分だけ移動させ、一方、f1の値が負の場合
は、支持板15L,15Rを左方向にf1の大きさ分
だけ移動させる。この送り制御器15により支持
板15L,15Rが所望距離移動することにより車
両中心線Eと基準直線Fが平行となる。尚、この
様に、車両中心線Eを基準直線Fと平行状態とす
るには、前輪用支持板14L,14Rと後輪用支持
板15L,15Rとを互いに相対的にf1だけ移動さ
せれば良いが、更に、付加的に前輪用及び後輪用
支持板14L,14R,15L,15Rを所望量平行
移動させることによつて車両中心線Eを基準直線
Fと一致させることが可能である。f1の値が0の
場合は車両中心線Eと基準直線Fとが平行又は一
致の状態にある。
第8図は、前述した如く、支持板15L,15R
を左方向に所定距離移動させることにより車両中
心線Eと基準直線Fとを平行とさせた状態を示し
ている。この状態に於いては、前輪及び後輪のト
レツド中心線は車両中心線Eと一致している。更
に、前輪2R,2Lの夫々のトー量は等しく、前輪
R,2Lは車両中心線Eに対し対称となつてい
る。しかしながら、後輪6R,6Lに関しては、後
輪6Lは車両中心線Eと平行であるが後輪6Rは車
両中心線Eに対し角度θ傾斜しており、後輪6R
と6Lとは車両中心線Eに関し非対称となつてい
る。従つて、第6図に示した表示部22に表示さ
れたトー値を目視しながら第2図に示す如き自動
車3の後輪のトー調節器8L,8Rを調節して左右
の車輪6L,6Rが車両中心線Eに関し対称となる
様にする。例えば、本例の場合には、トー調節器
Rを調節して後輪6Rも車両中心線Eと平行とさ
せる。
第9図は、後輪6Rのトーを調節して車両中心
線Eに関して後輪6L,6Rを平行且つ対称とした
状態を示している。又、第9図の状態に於いて
は、車両中心線Eは基準直線Fと平行であるか
ら、自動車は測光面11bに対し正対されてお
り、正常な走行条件の下で正確なヘツドライトテ
ストを実施することが可能なものである。更に、
第8図又は第9図に於いて、送り制御器14及び
15を作動させることによつて車両中心線Eを基
準直線Fと一致させた場合には、ヘツドライトテ
ストの精度を一層向上させることが可能である。
次に、後輪がトー調節不能である所謂後輪“リ
ジツド”車の場合について説明する。第10図
は、本正対装置20に自動車を自走させて支持板
14L,14R,15L,15R上に車輪を載置させ
た状態の1例を示している。本例に於いては、前
輪2L,2Rのトレツドの中心SFと後輪6L,6R
トレツド中心SRとが基準直線F上に位置してい
る。リジツドである後輪6L,6Rはトレツド中心
線HRに関して対称でありトーインの状態となつ
ているが、トレツド中心線HRは基準直線Fと交
差状態となつている。第10図の場合は、車両中
心線Eと基準直線Fとがたまたま一致して自動車
が載置されているが、後輪“リジツド”車の場合
には車両中心線Eと基準直線Fとを平行乃至は一
致させることは特に意味のあることではない。何
故ならば、自動車の走行性能はどちらかと言えは
後輪の整列状態によつて支配されるので、後輪が
リジツドの場合には、車両中心線Eを基準直線F
と平行乃至は一致させるということより、後輪の
トレツド中心線HRを基準直線Fと平行乃至は一
致させるということが重要だからである。
第10図はトレツド中心線HRに関して左右の
車輪6L,6Rが対称の場合であるが、第4図に示
す如く、トレツド中心線Hに関して左右の車輪
1,1′が非対称の場合にも本発明は適用可能で
ある。第10図に於いて前輪2L,2Rは両前輪共
基準直線Fに平行になつているので必要に応じト
ー調整を行なう。一方、後輪のトレツド中心線
HRが基準直線Fに対し傾斜しているので、この
トレツド中心線HRを基準直線Fと少なくとも平
行にさせる必要がある。従つて、トー検出接触子
13R′を車輪6Rに接触させて車輪6Rのトー値α2
を測定する。同様にトー検出接触子13L′を車輪
Lに接触させて車輪6Lのトー値α1を測定する。
尚、α1及びα2の符号はトーイン側を+とし、トー
アウト側を−とする。トー測定器13L,13R
測定したα1,α2の値及びホイールベースWの値を
演算部へ入力する。演算部に於いて、次式2へ
夫々の値が代入されて演算処理される。
f2=W・tan{1/2(α1−α2)} (2) f2の値は演算部から、例えば、送り制御器15
に出力される。送り制御器15では、f2の値が正
のときは送り制御器15が作動して支持板15L
15Rを右方向にf2の大きさ分だけ移動させ、一
方f2の値が負の時は送り制御器15が作動して支
持板15L,15Rを左方向にf2の大きさ分だけ移
動させる。f2の値が0のときは送り制御器15が
作動せず従つて支持板15L,15Rが移動しな
い。
第10図で示される場合は、α2>α1であるから
f2の値が負となり、従つて支持板15L,15R
f2の大きさ分だけ左方向へ移動される。即ち、左
の後輪6Lのトー量をα1右の後輪6Rのトー量をα2
とした場合、支持板15L,15Rの移動が終了し
たとき、第11図に示す如く、左の後輪6Lのト
ー量はα3となり右の後輪6Rのトー量もα3となり、
左右の車輪のトー量が等しくなる。従つて、α1
α2の平均値がα3となるから、α3=(α1+α2)/2
の関係が存在する。この支持板15L,15Rの移
動により左右の車輪6Lと6Rのトー量が等しくな
ると共にトレツド中心線HRと基準直線Fと平行
になる。このとき、車両中心線Eは、基準直線F
に対して角度α4=(α1−α2)1/2で傾斜し従つて車
体の長手方向は基準直線Fに対して傾斜する。従
つて、この場合、前輪の走行方向と後輪の走行方
向が平行であつても一致していない為、自動車の
走行方向は後輪6L,6Rの走行方向により決定さ
れ自動車はカニ状態で走行することになる。よつ
て車体が基準直線Fに対して傾いていても自動車
の走行方向は基準直線Fと平行であり、自動車は
前方のヘツドライトテスタの測光面11bと正対
することになる。
以上、詳述した如く、本発明によれば、前輪の
走行方向と後輪の走行方向を基準直線に少なくと
も平行にさせることにより自動車を基準直線に対
し少なくとも平行に整合させることが可能であ
り、従つて自動車前方の測定装置等に自動車を正
対させることが可能である。従つて車輪のトーの
測定や調整の場合に本発明を適用して測定を行な
えば、自動車が所定の基準線に整合して配置され
ているので、正確且つ容易に前後輪のトー測定
及び/又は 調節が可能となる。又、自動車のヘ
ツドランプのテストや調整のとき、自動車前方の
ヘツドライトテスタに自動車を正対させることが
可能である。更に、自動車の旋回の際の左右の車
輪のステアリング切れ角の測定のときにも本発明
により自動車が測定の基準線に整合するので、正
確なステアリング切れ角の測定が可能である。更
には、本発明により自動車を正対若しくは基準線
に整合させてから自動車のハンドルのスポーク位
置を整合すれば、正常なスポーク位置が得られ自
動車が直進走行する場合にハンドルのスポークが
対称状態となる様に設定することができる。
尚、本発明は上記の特定の実施例に限定される
べきものではなく、本発明の技術的範囲内に於い
て種々の変形が可能であることは勿論である。例
えば、上記実施例ではトー測定器により基準直線
に対する左右の車輪の位置を検出しているが、こ
の場合の位置検出は光電変換装置等の他のセンサ
を適用することも可能である。又、演算部23は
マイクロプロセサ等の計算装置のみならず種々の
機械的手段乃至はアナログ計算手段等を使用する
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はトーを説明する説明図、第2図は四輪
とも独立懸架型で四輪共トーの調節可能な自動車
を示す模式図、第3図は車両中心線を説明する説
明図、第4図はトレツド中心線に関して対称でな
い車輪を示す模式図、第5図は本発明装置の1実
施例を示す模式図、第6図は本発明装置の1実施
例の構成要素の関係を示すブロツク図、第7図乃
至第9図は四輪共トーの調節可能な自動車の姿勢
制御方法を説明する説明図、第10図乃至第11
図は後輪のみがトーの調節不可能な自動車の姿勢
制御方法を説明する説明図である。 符号の説明、2L,2R……前輪、6L,6R……
後輪、5A,5B,8L,8R……トー調節器、10
……支持台、12L,12R,13L,13R……ト
ー測定器、12L′,12R′,13L′,13R′……ト
ー検出接触子、12A,12B,13A,13B……
ロツド、14L,14R,15L,15R……支持
板、14,15……送り制御器、E……車両中心
線、F……基準直線、HF,HR,H……トレツド
中心線、SF,SR……トレツドの中心、G……車の
進行方向を示す基準直線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車の姿勢制御を行う姿勢制御区域内に予
    め設定した基準直線Fに対し前輪のトレツド中心
    と後輪のトレツド中心とを結んで定義される車両
    中心線Eのズレ量を検出し、前記検出したズレ量
    に基づいて自動車を移動させ該車両中心線Eを前
    記基準直線Fに整合させること、および、前記ズ
    レ量の検出を行なう場合に、前輪のトレツド中心
    の前記基準直線Fからの第1ズレ量(l1+l2)/
    2と後輪のトレツド中心の前記基準直線Fからの
    第2ズレ量(a+b)/2との差としての前記ズ
    レ量を検出することを特徴とする自動車の姿勢制
    御方法。 ここにl1は基準直線Fから前左の車輪2Lのホ
    イール中心までの距離(符号−)、l2は基準直線
    Fから前右の車輪2Rのホイール中心までの距離
    (符号+)である。 またaは基準直線Fから後左の車輪6Lのホイ
    ール中心までの距離(符号−)、bは基準直線F
    から後右の車輪6Rのホイール中心までの距離
    (符号+)である。 2 上記第1項に於いて、前記検出したズレ量に
    基づいて自動車を前記基準直線Fに整合させる場
    合、前記車両中心線Eを前記基準直線Fと平行状
    態とさせることを特徴とする方法。 3 上記第1項に於いて、前記検出したズレ量に
    基づいて自動車を前記基準直線Fに整合させる場
    合に、前記車両中心線Eを前記基準直線Fと一致
    させることを特徴とする方法。 4 自動車の姿勢制御を行う姿勢制御区域内に予
    め設定した基準直線Fに対し両後輪の前記基準直
    線に対する夫々の傾斜角度α1,α2(符号はトーイ
    ン側を+、トーアウト側を−とする)を検出する
    と共に前記夫々の傾斜角度の差1/2、(α1−α2)/
    2を求め、前記傾斜角度の差の1/2に基づいて自
    動車を移動させ後輪のトレツド中心線HRを前記
    基準線Fに整合させることを特徴とする自動車の
    姿勢制御方法。 5 自動車の姿勢制御を行う姿勢制御区域内に予
    め設定した基準直線Fからの各車輪の位置を検知
    する位置検知手段と、前記位置検知手段からの結
    果に基づき前輪のトレツド中心の前記直線Fから
    の第1ズレ量(l1+l2)/2と後輪のトレツド中
    心の前記基準直線からの第2ズレ量(a+b)/
    2とを検出する検出手段と、前記検出された第1
    ズレ量と第2ズレ量との差が無くなる様に自動車
    を移動させる移動手段とを有することを特徴とす
    る自動車の姿勢制御装置。 ここにl1は基準直線Fから前左の車輪2Lのホ
    イール中心までの距離(符号−)、l2は基準直線
    Fから前右の車輪2Rのホイール中心までの距離
    (符号+)である。 またaは基準直線Fから後左の車輪6Lのホイ
    ール中心までの距離(符号−)、bは基準直線F
    から後右の車輪6Rのホイール中心までの距離
    (符号+)である。 6 自動車の姿勢制御を行う姿勢制御区域内に予
    め設定した基準直線Fに対し少なくとも後輪側の
    左右車輪の夫々の傾斜角度α1,α2(符号はトーイ
    ン側を+、トーアウト側を−とする)を検知する
    角度検知手段と、前記検知された夫々の傾斜角度
    の差の1/2、(α1−α2)/2を演算する演算手段
    と、後輪のトレツド中心線HRが前記基準直線F
    と交差する角度が前記演算された傾斜角度の差の
    1/2となる様に自動車を移動させる移動手段とを
    有することを特徴とする自動車の姿勢制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5777264A (en) * 1980-10-30 1982-05-14 Isuzu Motors Ltd Method and device to adjust parallelism of the forward and backward front wheels of vehicle with 2-front axles

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