JP3044090B2 - 自動車のホイールの角度関係を測定する方法及びその装置 - Google Patents

自動車のホイールの角度関係を測定する方法及びその装置

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JP3044090B2
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エスピーエックス・コーポレイション
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    • GPHYSICS
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    • G01B2210/28Beam projector and related sensors, camera, inclinometer or other active sensing or projecting device
    • G01B2210/283Beam projectors and related sensors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のホイールアラ
イメント装置に関する。特に、本発明は、ホイールアラ
イメント装置におけるクロストウ角を測定する方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のホイールアライメントを適正に
維持することは、自動車の操縦を適正に行いかつタイヤ
の適正な摩耗を図る上で重要である。更に、ホイールア
ライメントを適正に維持することにより燃料の消費量を
削減し得ると共に、自動車の安全性を向上させることが
出来る。ホイールアライメントを適正にするために測定
しかつ調節しなければならないホイールアライメントの
パラメータには、キャンバ、キャスタ、 ステアリング軸
の傾斜及びトウがある。
【0003】特定のホイール(車輪)荷重におけるホイ
ールのトウ角、即ち、ホイール中心のばね上荷重に対す
る相対的位置は、長手方向軸線とホイール及び路面の交
線との間の角度である。ホイールの前方部分が自動車の
中心長手方向軸線に向けて回転する場合、ホイールは
「トウ・イン」の状態となる一方、ホイールの前方部分
が外方に回転する場合には、ホイールは「トウ・アウ
ト」の状態となる。適正に較正した測定装置を使用する
ことなく、トウ角を正確に調節することは出来ない。
【0004】キャンバは、ホイールを自動車の前方又は
後方の何れかから見た場合、ホイールが垂直面に対して
成す角度であると定義される。自動車の何れのホイール
もキャンバ角を有することが出来る。
【0005】キャスタは、ステアリング可能なホイール
(典型的に前輪の一方)のステアリング軸が自動車の長
手方向に対して垂直である垂直面に対して形成する角度
である。
【0006】ステアリング軸の傾斜(SAI)は、自動
車の長手方向に対して平行である垂直面に対するステア
リング軸の傾斜である。
【0007】トウは最初、2つの対向車輪の前縁間の距
離と同一である2つの車輪の後端縁間の距離の差として
定義されていた。トウは、又自動車の所定の長手方向軸
線に対するホイールの面(その回転軸に対して垂直であ
る)の角度関係として定義することが出来る。一対の隣
接するホイールの最前方部分がこれらホイールの後方部
分の間の距離よりも相互により近接している場合、これ
は「トウ・イン」の状態と称する。ホイールの後方部分
が前方部分より相互により近接している場合、これは一
般に「トウ・アウト」の状態と称される。
【0008】キャンバは、タイヤの装着角であり、自動
車の操縦に影響を及ぼす。キャスタ及びSAIは、タイ
ヤの摩耗には影響を及ぼさないが、方向制御上、重要で
ある。トウは、タイヤの装着角であり、自動車を直線に
沿って維持するために必要とされる舵取りハンドルの位
置に影響を与える。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】自動車のホイールアラ
イメント装置におけるホイールアライメントは、自動車
のホイールに結合させたヘッド装置に取り付けた光源及
び光センサを使用する角度センサによって測定すること
が出来る。光源は、センサに照準決めされ、センサは該
センサと光源との間の角度関係を示す出力を発生させ
る。
【0010】しかし、トウを測定する場合、光源又はセ
ンサが水平面外に傾斜している場合、この傾斜によって
クロストウ角の測定値に誤差が生じる(クロストウ角の
測定値は個々のホイールのトウ角の測定値に関係す
る)。
【0011】ヘッド装置は、光源からの光が例えばスポ
ーツカーに見られるような前端のエアスポイラのような
障害物によって遮断されないように低くすることが望ま
しい。かかる障害物を回避するためには、自動車のホイ
ールアライメント装置の操作者は典型的に「ドロップブ
ロック」を使用する。このドロップブロックは、ヘッド
装置を試験中の自動車の前輪に結合させるために使用さ
れる。このドロップブロックによって、ヘッド装置はそ
の軸線がホイールの軸線に対して最早、同軸状ではない
が、平行な状態を維持する垂直面内にて下降させること
が可能となる。しかし、製造時、又は実際の使用に伴っ
て生ずるドロップブロックの僅かな変形によりアライメ
ントの測定値に誤差が生ずる。このドロップブロックは
又、アライメント装置の操作者が使用するためには取り
扱い難く、時間を要する。
【0012】クロストウ角度センサは、正確なクロスト
ウアライメント測定値を得るためには水平面内にて水平
に維持しなければならない。ドロップブロックを使用す
ると否とを問わず、アライメント装置の操作者はヘッド
装置を水平面内にて正確に整列させることを要する。こ
れは、測定値の誤差の原因となり、又装置の操作者にと
って時間を費やす作業となる。
【0013】操作者にとって使用が容易でありかつより
正確な測定値が得られるに改良された角度測定装置の開
発が常に要請されている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車のホイ
ール間の角度関係を測定するためのホイールアライメン
ト装置を提供するものである。より具体的には、本発明
は、使用が容易でありかつ誤差の少ない自動車のホイー
ルアライメント装置におけるクロストウ角を測定する方
法及び装置を提供するものである。
【0015】本発明において、前端のヘッド装置は、水
平面に対してある角度で傾斜させ、このヘッド装置に起
因するクロストウ角の測定値の誤差を全て解消するもの
である。本発明により可能とされる前方ヘッド装置の傾
斜可能な機能により、操作者は前方ヘッド装置を傾斜さ
せ、前端スポイラのようなクロストウの光ビームに対す
る障害物を回避することが出来る。更に、本発明は、操
作者が、従来技術において必要とされるように、前端の
ヘッド装置を水平面内にて正確に水平にする必要がな
く、クロストウ角の測定値を得ることを可能にする。こ
の特徴は、装置の操作者の作業時間を節減し、又ドロッ
プブロックの使用を不要にし、クロストウ角の測定値に
おける誤差発生の機会を軽減するものである。
【0016】本発明は、自動車の左右前輪及び左右後輪
に取り付けられる4つのヘッド装置と、これらヘッド装
置を制御するコントローラとを備えている。光ビーム
は、一対の左側前方及び後方ヘッド装置、及び一対の右
側前方及び後方ヘッド装置により前方から後方に送ら
れ、又後方から前方に送られる。左右前方ヘッド装置
は、左側前方から右側に、及び右側前方から左側への光
ビームを使用してクロストウ角の測定を行う。
【0017】左側前方又は右側ヘッド装置が水平面外に
傾斜する場合、クロストウ角の測定値に誤差が生ずる。
本発明において、左右前方ヘッド装置の角度を水平(ピ
ッチ)センサを使用して水平面に対して測定する。この
レベルセンサの出力はコントローラにて受け取り、この
コントローラは補正ファクタを計算する。該コントロー
ラは、この補正ファクタを使用して、クロストウ角の測
定値の誤差を除去する。
【0018】
【実施例】図1において、本発明のホイールアライメン
ト装置10は、自動車の左側前輪12L、右側前輪12
R(仮想線で図示)、左側後輪14L、及び右側後輪1
4R(仮想線で図示)のアライメントを測定するために
使用される。明確にするため、自動車の他の部分は図示
していない。アライメント装置10は、主コンソール1
6と、左右前方ヘッド装置18L、18Rと、左右後方
ヘッド装置20L、20Rとを備えている。これらヘッ
ド装置18L、18R、20L、20Rはケーブル(図
示せず)を介して主コンソール16に接続される。
【0019】ヘッド装置18L、18R、20L、20
Rはそれぞれ、リムクランプ22L、22R、24L、
24Rによってホイール12L、12R、14L、14
R上に支持されている。リムクランプ22L、22R、
24L、24Rは特別なアダプタを使用することなく、
広範囲の異なる寸法のホイールに取り付け得る自動心合
わせ式4脚型のリムクランプである。各ヘッド装置(1
8L、18R、20L、20R)はハウジング25と、
スリーブ26と、アーム27とを備えている。スリーブ
26は対応するリムクランプの主軸上に取り付けられ
る。各ヘッド装置(18L、18R、20L、20R)
は主軸クランプ28により対応するリムクランプ(22
L、22R、24L、24R)の主軸上の適所にロック
される。ハウジング25の一組のスイッチ30により操
作者は主コンソール16に測定が終了したことを表示
し、又その主コンソール16により表示されたメッセー
ジに応答することが出来る。
【0020】主コンソール16は、入力装置としてキー
ボード34と、又出力装置としてCRTディスプレイ3
8及びプリンタ40とを備えている。主コンソール16
内に配置した電源(図示せず)はコンピュータ(図1に
図示せず)及びその入力及び出力装置、及びヘッド装置
18L、18R、20L、20Rに電気を供給する。主
コンソール16は、ヘッド装置18L、18R、20
L、20Rにデータ及び命令を送り、各ヘッド装置から
ホイールアライメントの測定値を受け取る。これら測定
値に基づいて、コンピュータ32はCRTディスプレイ
38及びプリンタ40を通じて操作者にホイールアライ
メントの出力値及びその他の情報を提供する。
【0021】図1に示したホイールアライメント装置に
おいて、トウ角を測定する合計6つの角度センサ装置が
設けられている。左側前方ヘッド装置18Lは左側から
右側へのセンサ60Lと、前方から後方へのセンサ62
Lとを担持している。後方左側ヘッド装置20Lは後方
から前方への角度センサ64Lを担持している。
【0022】角度センサ装置は対にて機能し得るように
配置されている。センサ60L、60Rは前方ヘッド装
置18L、18Rのアーム27の前端に取り付けられか
つ相互に対面している。センサ62Lはヘッド装置18
Lのハウジング25の後端に取り付けられかつヘッド装
置20Lの前端に取り付けられたセンサ64Lに対面し
ている。同様に、ヘッド装置18Rのセンサ62Rはヘ
ッド装置20Rのセンサ64Rに対面している。
【0023】図2は角度センサ66に斜視図である。該
角度センサ66は、光源68と、光ベンチ70とを備え
ている。光源68は、例えば1つのヘッド装置18Lに
結合される一方、光ベンチ70は例えば別のヘッド装置
18Rに取り付けられる。かかる形態において、角度セ
ンサ66がクロストウ角を測定する。
【0024】光ベンチ70は線形CCD72と、フレー
ム74とを備えている。該フレーム74はスリット78
を画成するマスク76を備えている。スリット78は線
形CCDに対して直角に位置している。スリット78は
光源68からの光の一部が線形CCD72に当たるのを
許容する。線形CCD72に向けられる光源68からの
光の他の部分はマスク76により遮断される。図2に
は、光源68と光ベンチ70との間における角度0°の
関係が示してある。
【0025】図3は本発明によるブロック図80であ
る。図3において、主コンソール16内のコントローラ
82は、入力装置34、ディスプレイ38及び左右ヘッ
ド装置18L、18Rに接続する。各ヘッド装置18
L、18Rはそれぞれピッチセンサ84L、84Rに接
続される。典型的に、コントローラ82は、コンピュー
タを備え、ヘッド装置18L、18Rはマイクロプロセ
ッサを備えている。
【0026】ピッチセンサ84L、84Rは、4つの導
電体を備えかつ導電性液体が充填されたガラス容器を備
えている。傾斜センサのピッチ角度により4つの導電体
の各々を導電性流体内に浸漬させる角度が決まる。これ
により導電体間の電気的抵抗が変化する。4つの導電体
間の電気抵抗値を測定することにより、ピッチセンサを
使用して該ピッチセンサの基準面と水平面との角度を測
定することが出来る。適当なピッチセンサは、ニューヨ
ーク州11788、ハウページの595オールドウィレット通り
のスペクトロンガラス・アンド・エレクトロニクス・イン
コーポレーテッド(Spectron Glass and Electronics I
nc.)から入手可能なSP5000である。このセンサは二
軸測定を可能にする。
【0027】本発明によれぱ、コントローラ82は、 ク
ロストウ角測定装置18Rの計算を行う。これらクロス
トウの測定値及びピッチセンサ84L、84Rから集め
られたピッチ情報に基づいて、コントローラ82はクロ
ストウ角の測定値の補正ファクタを計算する。コントロ
ーラ82は、これら補正ファクタを使用して、ヘッド装
置18L、18Rの水平面に対するピッチ角に起因する
クロストウ角の測定値の誤差を解消する。補正ファクタ
を計算する方法については以下により詳細に説明する。
【0028】図4はヘッド装置18Lの長さAとBを示
す該装置の側面図である。長さBはセンサ60Lとスリ
ーブ26との間の距離の垂直方向成分である一方、長さ
Aはその距離の水平方向成分である。スリーブ26は、
左側前方車輪12Lの回転軸線に対して略同軸状であ
る。トウセンサ60Lは、回転軸線下方の垂直距離Bで
ありかつ回転軸線から横方向の水平方向距離Aである。
ヘッド装置18Lが回転軸線を中心としてスリーブ26
を介して下方に傾斜すると、センサ60Lが下降し、水
平距離Aは短くなるが、垂直距離Bは増大する。ヘッド
装置18Lを上方に傾斜させると、センサ60Lが上昇
し、長さBが短くなりが、長さAも短くなる。かかるト
ウセンサ60Lの動きによりトウの測定値に変化が生ず
る。補正しない場合、センサ60Lの感度も又この傾斜
により影響を受ける。
【0029】図4において、長さDiagは、ヘッド装置1
8Lの軸線とトウセンサ60Lとの間の距離である。長
さDiagは、水平面に対して角度phiを成す。角度phiはア
ークタンジェント(B/A)に等しい。長さDiagはSQ
RT(A2+B2)即ち(A2+B2)の平方根に等しい。
水平方向の長さAは、Diag X cos(phi)に等しい。ヘッ
ド装置18Lをlfpitchの角度だけ下方に傾斜させる
と、新たな横方向距離Alは、Diag X (cos(phi-lfpitc
h))に等しくなる(上方ピッチは正であると考えられ
る)。
【0030】反対側のヘッド装置18Lの傾斜を等しく
すると、その影響は解消される。しかしそうでない場
合、各トウセンサの変位する程度は異なる。前方ヘッド
装置の傾斜により前方クロストウの測定値にオフセット
を生じかつゲイン値が変化する。
【0031】このオフセットは自動車のトレッド幅、及
びセンサとトレッドとの間の垂直距離いかんによって決
まる。
【0032】図5A及び図5Bは左右前輪12L、12
Rのそれぞれの平面図及び側面図である。Tはトレッド
幅である一方、Dはタイヤトレッドの中心と角度センサ
60L又は60Rとの間の距離である。左側前方ヘッド
装置18Lは水平面からlfpitch角度だけ傾斜させてあ
る。右側前方ヘッド装置18Rは水平面からrfpitch角
度だけ傾斜させてある。これら2つの角度lfpitch及rfp
itchはこの実施例において等しくないため、センサ60
L、60R間にはオフセット角が生じる。Yはセンサ6
0L、60R間の距離である一方、Xは水平面内のオフ
セット長さである。これらオフセット誤差によりクロス
トウの測定値に誤差が生じる。
【0033】水平方向分離補正ファクタ 前輪ヘッド装置18L、18Rの傾斜が等しくない場
合、光源及び光センサは自動車のホイールベース(前方
から後方への軸線)に沿って分離する。この分離により
前方トウの測定値にオフセット誤差(又は角度)が生じ
る。これらオフセット誤差は、水平方向補正ファクタ
(又は角度)hoffl、hoffrを使用することにより補正す
ることが出来る。図6において、lfpitchは左側前方ヘ
ッド装置18Lのピッチである一方、rfpitchは水平面
に対する右側前方ヘッド装置18Rのピッチである。Lc
cd及びrccdはCCD(センサ)の主軸(スリーブ26)
からの距離である。lled及びrledはLED(光源)の主
軸からの距離である。Aはトウアーム27の長さであ
る。Bは主軸である。Aはトウアーム27の長さであ
る。BはCCDと主軸との間の垂直距離であり、CはL
EDと主軸との間の垂直距離である。lccd、lled、rccd
及びrledは次のように計算される。
【0034】 等式1 lccd=A×cos(lfpitch)+B×sin(lfpitch) 等式2 lled=A×cos(lfpitch)+C×sin(lfpitch) 等式3 rccd=A×cos(rfpitch)+B×sin(rfpitch) 等式4 rled=A×cos(rfpitch)+C×sin(rfpitch) ファクタlccd、lled、rccd及びrled使用することによ
り、図5に示した水平方向オフセット角は次のように計
算することが出来る。
【0035】 等式5 hoffl= atan[(lccd−rled)/(T+2D)] 等式6 hoffr= atan[(rccd−lled)/(T+2D)] ここでTはトレッド幅、Dは水平面におけるトレッド幅
の端縁とセンサの面との間の距離(図5Aを参照)、ho
fflは左側前方ヘッド装置18Lが読み取ったオフセッ
ト角、hoffrは右側前方ヘッド装置18Rが読み取った
水平方向オフセット角である。
【0036】垂直分離補正ファクタ 左右前方ヘッド装置18L、18Rの不均等なピッチに
より光センサ及び光源は垂直方向に分離する。かかる分
離により入力光信号はある垂直角度にてスリット78に
入る。スリット78自体は傾斜しているため、これによ
り別のオフセットが生じる。図7には、垂直方向オフセ
ット成分を説明するための車輪のヘッド装置18L及び
18Rの側面図の幾何学的線図が示してある。光源68
及び光センサ72の垂直方向の分離は前方左右ピッチ角
度lfpitch及びrfpitchを使用して計算することが出来
る。図7には、左側前方ヘッド装置18L及び右側前方
ヘッド装置18Rが示してある。lfpitchは水平面に対
する左側前方ヘッド装置の角度である一方、rfpitchは
水平面に対する右側前方ヘッド装置の角度である。右側
前方CCDから左側前方LEDまでの垂直距離はvrであ
り、左側前方CCDから右側前方LEDへの垂直距離は
vlである。Aはトウアーム27の長さである。BはCC
Dとヘッド装置(主軸)の回転軸線との間の垂直方向距
離である。CはLEDとヘッド装置の回転軸線との間の
垂直方向距離である。垂直方向距離vr、vlは次のように
計算することが出来る。
【0037】 等式7 vl=[A×sin(lfpitch)−B×cos(lfpitch)]− [A×sin(rfpitch)−C×cos(rfpitch)] 等式8 vr=[A×sin(rfpitch)−B×cos(rfpitch)]− [A×sin(lfpitch)−C×cos(lfpitch)] 垂直分離のキャンバ成分 前輪のキャンバの変化により又、前方ヘッド装置18
L、18Rの垂直方向分離が変化する。垂直分離のキャ
ンバ成分はクロストウを正確に測定するために考慮する
ことを要する。図8には、ヘッド装置18L又は18R
の正面図が示してある。キャンバは自動車の車輪の前方
キャンバである。Dはタイヤの中心から光ベンチ70の
スリット78までの距離である。Bは主軸から光センサ
72までの距離である。Cam dropはキャンバ角
に起因するヘッド装置が垂直方向に下降する程度を示
す。キャンバ角はvl及びvrに影響を及ぼす。キャンバ角
に起因するvl、vrの補正値vl′、vl′は次のように計算
する。
【0038】 等式9 Cam drop=D×sin(camber)+B×[1−cos(camber)] 等式10 vl′=vl−(LFcam drop−RFcam drop) 等式11 vr′=vr′−(RFcam drop−LFcam drop) ここでLFcam dropは左側前輪12Lに対して計算した
cam drop値であり、RFcam dropは右側前輪12Rに対
して計算したcam drop値である。
【0039】vl′、vr′の値を知ることにより、 垂直方
向の入力角(RFvert、LFvert)を計算することが出
来る。これら角度により垂直面内における光源68から
光センサ72への光信号の通路が画成される。垂直入射
角度は、トレッド幅T及び垂直方向オフセット距離v
r′、vl′により形成される正三角形を使用して求める
ことが出来る。等式は次の通りである。
【0040】 等式12 RFvert= arctan(vr′/T) 等式13 LFvert= arctan(vl′/T) キャンバ角を垂直方向入射角に加えることにより、光源
68からの光信号がスリット78に入射する角度が求め
られる。この角度は右側前方入射の場合RFentであ
り、左側前方入射の場合LFentである。これら角度は
次の等式を使用して計算することが出来る。
【0041】 等式14 RFent=RFvert+RFcamber 等式15 LFent=LFvert+LFcamber 入射角を使用して、スリット78の中心から光源68か
らの信号の入射点までの距離を計算することが出来る。
この距離からヘッド装置18L又は18Rが回転するこ
とによりスリット78の動きに起因するオフセット量を
知ることが出来る。xrはヘッド装置18Rのスリット7
8からヘッド装置18Lの光源68までの距離である。
xlはヘッド装置18Lのスリット78からヘッド装置1
8Rの光源68までの距離である。xr、xlは次の等式を
使用して計算する。
【0042】等式16 xr=S×tan(RFent) 等式17 xl=S×tan(LFent) ここで、 Sはスリット78とCCD72との間の距離で
あり、典型的に約66.675mm(2-5/8インチ)である。
【0043】図9はスリット78及びセンサ72の正面
図である。Hはスリット78の垂直方向中心から信号が
スリット78に入る点までの距離である。Voffはスリッ
ト78に入る光源68からの信号の垂直方向オフセット
距離である。pitchはヘッド装置のピッチであり、rfpit
chはヘッド装置18Rのピッチ、lfpitchはヘッド装置
18Lのピッチである。H及びピッチ角度を知ることに
より、各ヘッド装置18L、18Rに対する垂直方向オ
フセット距離voffを計算することが出来る。この距離は
度/インチの単位を備えた定数Kを掛けることにより、
角度に変換することが出来る。左右ヘッド装置18L、
18Rの垂直方向オフセットは次の等式を使用して計算
することが出来る。
【0044】 等式18 voff r=Hr×tan(rfpitch)×K 等式19 voff l=Hl×tan(lfpitch)×K CCD72は傾斜しているため、その有効ゲイン値は増
加する。これはトウの測定値にヘッド装置18L又は1
8Rのピッチ角度のコサイン値を掛けることにより補正
することが出来る。これを行うことによりトウの測定値
を0度のピッチ面に投影することが出来る。
【0045】クロストウの補正等式 左右前方ヘッド装置のピッチの補正等式は、 hoff l、vo
ff l、hoff r及びvoff rを使用する。ゲイン補正ファク
タも又含まれる。左右前方トウの測定値の補正等式は次
の通りである。
【0046】 等式20 LFtoe′=LFtoe×cos(lfpitch)−hoff l−voff l 等式21 RFtoe′=RFtoe×cos(rfpitch)−hoff r−voff r ここで、LFtoe′及びRFtoe′は補正後の左右前方ト
ウ角である一方、LFtoe及びRFtoeは補正前の値であ
る。
【0047】作用について説明すると、操作者は試験中
の自動車のトレッド幅のようなパラメータを図3のコン
トローラ82に入力する。これはコントローラ82が格
納中の各種の自動車に対するパラメータを記憶する場
合、 自動車のメーカ名及び型式を入力することにより行
うことが出来る。操作者は左右前方ヘッド装置18L、
18Rを自動車の左右前輪12L、12Rに接続する。
コントローラ82は左側から右側へのピッチセンサ84
L、84Rから左右ヘッド装置18L、18Rの水平面
からのピッチを示すデータを受け取る。左右クロストウ
の測定は図2に示した光源68及びセンサ72を使用し
て行われる。コントローラ82はキャンバ補正前のクロ
ストウを測定する。補正前のクロストウの測定値を使用
して各前輪12R、12Lの個々のトウを計算する。従
来技術のホイールアライメント装置においては、典型的
に補正前のクロストウが表示される。コントローラ82
は入力装置34を介して入力されたパラメータ及び左右
前方クロストウの測定値データを使用して等式20、2
1に記載したように左右クロストウの補正後の値を計算
する。次に、コントローラ82はディスプレイ38に左
右前方クロストウの正確な値を表示する。
【0048】結論 本発明は、左右前方ヘッド装置が水平面に対して整列さ
れていないことに起因する自動車のホイールアライメン
ト装置におけるクロストウの測定値の誤差を補正する方
法及び装置を提供するものである。本発明を利用するこ
とにより、左右前方ヘッド装置を傾斜させ、左右前方ヘ
ッド装置間の光ビームの経路を妨害する可能性のある障
害物を回避することが可能となる。更に、本発明を利用
すれば、操作者は正確なクロストウの測定値を得るめた
に、左右前方ヘッド装置を水平面内で水平にする必要が
ない。
【0049】本発明は好適な実施例に関して説明した
が、 当該技術分野の当業者は本発明の精神及び範囲から
逸脱せずに形態及び細部に変更を加え得ることが理解さ
れよう。例えば、本発明は発光ダイオード、スリット及
びCCDを使用する角度センサについて説明したが、光
ビーム又は機械的接続部を使用するその他の型式の角度
センサを使用してクロストウの測定値を得ることも出来
る。同様に、その他の型式のピッチセンサも使用するこ
とが可能である。
【0050】又、クロストウの測定値は前輪について示
したが、場合によっては後輪のクロストウを測定しても
よい。本発明は同様に後輪のクロストウの測定にも適用
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアライメント装置の斜視図である。
【図2】角度センサの斜視図である。
【図3】本発明により構成したホイールアライメント装
置のブロック図である。
【図4】本発明に使用されるヘッド装置の側面図であ
る。
【図5】図5Aは自動車の左右前輪の立面図である。図
5Bは本発明に使用される左右前方ヘッド装置の側面図
である。
【図6】左右前方ヘッド装置の側面図の幾何学的線図で
ある。
【図7】左右前方ヘッド装置の側面図の幾何学的線図で
ある。
【図8】1つのヘッド装置の正面の幾何学的線図であ
る。
【図9】本発明による角度センサに使用されるスリット
及び光センサの平面図である。
【符号の説明】
10 ホイールアライメント 12L 左側前
輪 12R 右側前輪 14L 左側後
輪 14R 右側後輪 16 主コンソ
ール 18L 左前方ヘッド装置 18R 右前方
ヘッド装置 20L 左後方ヘッド装置 20R 右後方
ヘッド装置 22L リムクランプ 22R リムク
ランプ 24L リムクランプ 24R リムク
ランプ 25 ハウジング 26 スリーブ 27 アーム 28 主軸クラ
ンプ 30 スイッチ 32 コンピュ
ータ 34 入力装置 38 CRTデ
ィスプレイ 40 プリンタ 60L センサ 60R センサ 62L センサ 62R センサ 64L センサ 64R センサ 66 角度セン
サ 68 光源 70 光ベンチ 72 線形CCD 74 フレーム 76 マスク 78 スリット 82 コントローラ 84L ピッチ
センサ 84R ピッチセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲーリー・ロバート・カーチェック アメリカ合衆国ウィスコンシン州53017, コルゲート,ウエスト・ノブ・ヒル 274 (56)参考文献 特開 平2−98602(JP,A) 実開 昭64−42413(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01B 21/00 - 21/32

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のホイールの角度関係を測定する
    方法にして、第1のヘッド装置及び第2のヘッド装置を
    使用して自動車の2つのホイール間のクロストウ角を測
    定する段階と、地面を基準とする第1の水平面に対する
    第1のヘッド装置のピッチ角及び地面を基準とする第2
    の水平面に対する第2のヘッド装置のピッチ角に基づい
    てクロストウ角の測定値を補正する段階とを備えること
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法にして、クロストウ角の
    測定値を補正する段階が、第1及び第2のヘッド装置の
    ピッチ角及び第1のヘッド装置と第2のヘッド装置との
    間の水平方向の分離距離に基づいて水平方向の分離補正
    ファクタを計算する段階を含むことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の方法にして、クロストウの測
    定段階が、第1のヘッド装置の光源と第2のヘッド装置
    の光センサとの間の角度を測定する段階と、第2のヘッ
    ド装置に取り付けられた光源と第1のヘッド装置に取り
    付けられた光センサとの間の角度を測定する段階とを含
    むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1の方法にして、クロストウの測
    定値を補正する段階が、第1及び第2のヘッド装置のピ
    ッチ角、 及び第1のヘッド装置と第2のヘッド装置との
    間の垂直方向の分離距離に基づいて垂直方向の分離補正
    ファクタを計算する段階を含むことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の方法にして、クロストウを測
    定する段階が、第1のヘッド装置の光源と第2のヘッド
    装置の光センサとの間の角度を測定する段階と、第2の
    ヘッド装置に取り付けられた光源と、第1のヘッド装置
    に取り付けられた光センサとの間の角度を測定する段階
    とを含むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項4の方法にして、垂直方向の分離
    補正ファクタを計算する段階が、第1及び第2のヘッド
    装置のピッチ角、及び自動車のホイールのキャンバ角に
    基づいて垂直方向の分離補正ファクタキャンバ成分を計
    算する段階を含むことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 自動車のホイールの角度関係を測定する
    装置にして、第1のヘッド装置と、第2のヘッド装置
    と、前記第1及び第2のヘッド装置に接続され、第1及
    び第2のヘッド装置間の角度関係を検出し、角度センサ
    の出力を提供する角度センサと、前記角度センサに接続
    され、角度センサの出力、及び角度センサの出力の精度
    に影響を及ぼすヘッド装置に対して測定された少なくと
    も1つのその他の角度関係に基づいてクロストウ角を計
    算する手段とを備えることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項7の装置にして、角度センサの出
    力の精度に影響を及ぼす前記他の測定された角度関係
    が、地面を基準とする水平面に対する第1及び第2のヘ
    ッド装置のピッチ角を含むことを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項7の装置にして、第1のヘッド装
    置及び第2のヘッド装置が、前記計算手段に接続され、
    水平面に対する第1及び第2のヘッド装置のピッチを検
    出する手段を備えることを特徴とする装置。
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