JPH0448314B2 - - Google Patents

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JPH0448314B2
JPH0448314B2 JP61003027A JP302786A JPH0448314B2 JP H0448314 B2 JPH0448314 B2 JP H0448314B2 JP 61003027 A JP61003027 A JP 61003027A JP 302786 A JP302786 A JP 302786A JP H0448314 B2 JPH0448314 B2 JP H0448314B2
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JP
Japan
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image sensor
color image
color
signal
circuit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61003027A
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English (en)
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JPS62161291A (ja
Inventor
Nobuhiro Tani
Koji Hirayama
Hidekazu Tano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP61003027A priority Critical patent/JPS62161291A/ja
Publication of JPS62161291A publication Critical patent/JPS62161291A/ja
Publication of JPH0448314B2 publication Critical patent/JPH0448314B2/ja
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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、光学像を撮影素子を介して電気的映
像信号に変換し、これを記録する電子スチルカメ
ラに関し、特にそのホワイトバランス調整手段に
関するものである。
「従来技術およびその問題点」 カラー撮像手段を有する電子スチルカメラにあ
つては、ビデオカメラと同様に、ホワイトバラン
ス調整の必要性は自明である。そして電子スチル
カメラは、従来の銀塩フイルムを用いたカメラと
同様に、間欠的に撮影が行なわれると考えられる
から、ホワイトバランスの調整は、撮影条件の異
なる撮影駒毎に行なうのが理想である。しかしこ
の調整に手間がかかれば、シヤツタチヤンスを逃
がすこととなつて、スチルカメラの利点が生かさ
れない。
この問題を解決する手段として従来、ビデオカ
メラにも一部採用されている次のようなホワイト
バランス調整手段が用いられている。この例を第
2図に示す。図において、11は撮影レンズ、1
2は絞り、13は機械式シヤツタ、14はカラー
撮像素子(固体撮像素子)であつて、これらが撮
影系を構成している。すなわち図示しないシヤツ
タ釦の押圧動作により、公知の構成によつて絞り
12が適切な開口まで絞られ、同時に機械式シヤ
ツタ13が開いて撮影レンズ11で結像された被
写体光がカラー撮像素子14に与えられる。カラ
ー撮像素子14は、被写体光を電気信号に変換し
て、信号処理回路17に与える。
この撮影系に対し、ホワイトバランス調整系
は、乳白色拡散板15と、この乳白色拡散板15
の後部に配した異なる分光感度を有する一対の受
光素子16a,16bからなつている。乳白色拡
散板15は、撮影レンズ11からカラー撮像素子
14に至る光路と光学的に垂直な方向を向いてい
る。受光素子16a,16bは、常時(撮影以
前、撮影中および撮影以後)、乳白色拡散板15
を介して入射される光の色温度を検出しており、
その出力信号は、カラー撮像素子14からの電気
信号とともに、信号処理回路17に入力されてい
る。カラー撮像素子14からの電気信号は、信号
処理回路17において色分離された後、受光素子
16a,16bからの色温度情報に基づき、ホワ
イトバランス調整され、さらに最終的な記録に適
した信号に変換されて、記録アンプ18へ入力さ
れる。記録アンプ18ではこの入力信号を適当な
レベル迄増幅した後、公知の手段で磁気記録媒体
に記録する。
以上の説明から明らかなように、上記従来装置
では、常時色温度を検出しているので、撮影の度
にホワイトバランスを調整する必要はないという
メリツトを有する。しかし次のようなデメリツト
も有している。
乳白色拡散板15を介して受光素子16a,
16bへ入射される光の色温度と、被写体を照
明している光のそれとが異なる場合が生じ、こ
の場合には適切なホワイトバランス調整ができ
ない。一例を挙げると、蛍光灯照明下の室内か
ら、晴天時の屋外の被写体を撮影する場合で、
このときには、本来ならば太陽光に対して色温
度補正を行なうべきにも拘わらず、乳白色拡散
板15を介して受光素子16a,16bに入射
される光は蛍光灯の光となつてしまうからであ
る。
カラー撮像素子14とは別の受光素子16
a,16bが複数個必要となるため、スペー
ス、コストの両面で好ましくない。
「発明の目的」 本発明は、このような従来の電子スチルカメラ
のホワイトバランス調整についての問題点を解消
し、如何なる撮影条件下でも、適切なホワイトバ
ランス調整を行なうことができ、しかもスペー
ス、コストとも多くを要しない電子スチルカメラ
を得ることを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、撮影時にのみ用いられていたカラー
撮像素子をホワイトバランス調整用の色差信号を
得るためにも用いるという発想に基づいてなされ
たもので、撮影レンズからカラー撮像素子に至る
撮影光路中に拡散板を配設するとともに、この拡
散板を撮影時に撮影光路から退避させる手段を設
け、さらに上記拡散板が撮影光路から退避する前
に該拡散板を介してカラー撮像素子に与えられた
被写体光の色差信号を記憶する記憶手段と、この
記憶手段に記録された色差信号を用いて、撮影時
にカラー撮像素子に与えられた被写体光による電
気信号に対しホワイトバランス調整を施すプロセ
ス回路とを設けたことを特徴としている。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第
1図は本発明の実施例を示す系統図で、撮影レン
ズ11、絞り12およびカラー撮像素子14は、
第2図の従来装置と同一の構成要素である。カラ
ー撮像素子14はそれ自身でシヤツタ機能を有す
るもので、したがつてこの実施例では、従来装置
における機械式シヤツタ13は用いられていな
い。このようなシヤツタ機能を有するカラー撮像
素子は、例えば特開昭58−103274号、同59−
13475号等によつて既に知られている。
本発明においては、カラー撮像素子14の前に
乳白色拡散板21が配設されている。この乳白色
拡散板21は、撮影系の光路内に進退可能に支持
されていて、タイミング信号発生回路22からの
進退信号により、光路内に出没する。すなわち常
時は光路内に位置し、撮影時に退避する。23
は、カラー撮像素子14からの電気信号を色分離
する色分離回路で、例えば赤(R)、緑(G)、青
(B)の如き色信号の形で、映像信号を出力する。
プロセス回路24は、この色信号の入力を受け
て、各色信号に対し、増幅、γ補正等の処理を施
すもので、この処理を経た信号は、マトリツクス
回路25に入力され、ここにおいて、輝度信号Y
と、色差信号R−Y,B−Yが得られる。26
は、これらのY,R−Y,B−Yの信号を受けて
記録媒体に記録するための記録回路である。
マトリツクス回路25の出力信号Y,R−Y,
B−Yのうちの色差信号R−Y,B−Yはまた、
記憶回路27に入力されて記憶され、プロセス回
路24に帰還される。この記憶回路27に記憶さ
れる色差信号R−Y,B−Yは、図示しないシヤ
ツタ釦に連動するスイツチSWから動作信号が出
力されるまで順次更新される。この記憶回路27
に記憶される色差信号R−Y,B−Yは、図示し
ないシヤツタ釦に連動するスイツチSWから動作
信号が出力されると更新が中断される。すなわち
スイツチSWの動作信号がタイミング信号発生回
路22に入力されてカラー撮像素子14における
信号電荷の蓄積が開始されてから、少なくとも該
信号電荷の読出し及び記録媒体への記録が完了す
るまでの間は、記憶回路27は、スイツチSWの
動作以前にマトリツクス回路25から入力された
信号を記憶している。
なお乳白色拡散板21の機械的な移動制御、及
びカラー撮像素子14、色分離回路23、プロセ
ス回路24、マトリツクス回路25、記録回路2
6、記憶回路27の時間的動作制御は、タイミン
グ信号発生回路22によつて行なわれる。
以上の構成における動作を次に説明する。
「撮影前」 撮影以前は、撮影レンズ11および乳白色拡散
板21を通つた被写体光がカラー撮像素子14に
照射されている。このカラー撮像素子14の出力
は、色分離回路23、プロセス回路24、および
マトリツクス回路25を介して色差信号R−Y,
B−Yとして得られる。またこの色差信号R−
Y,B−Yは、記憶回路27を介してプロセス回
路24へ帰還されている。ホワイトバランスがと
れた状態というのは、この場合の色差信号R−
Y,B−Yが零ということであるから、撮影前に
は、この帰還ループにより、色差信号R−Y,B
−Yが零となるように、プロセス回路24内でホ
ワイトバランスが調整れる。この調整は、例えば
R信号系、G信号役、B信号系の増幅度を独立に
制御する等の公知の手段で行なうことができる。
「撮影中」 撮影者のシヤツタ釦の押圧動作に伴ない、スイ
ツチSWがオンにされると、まずそのとき記憶回
路27に記憶されている色差信号R−Y,B−Y
が更新されることなく保持される。一方乳白色拡
散板21は、タイミング信号発生回路22からの
退避信号により、被写体からカラー撮像素子14
に至る撮影光路から退避する。この退避動作の終
了後、カラー撮像素子14は、本来の信号電荷の
蓄積を開始し、所定時間経過後、蓄積を終了す
る。
「撮影終了後」 撮影終了後は、タイミング信号発生回路22か
ら出力されるテレビ同期信号に同期してカラー撮
像素子14の出力が読み出される。この出力信号
は、色分離回路23で色分離された後、記憶回路
27で記憶されている色差信号R−Y,B−Y、
すなわちスイツチSWがオンされる直前の色差信
号R−Y,B−Yに基づき、プロセス回路24で
ホワイトバランス調整を受け、最終的にマトリツ
クス回路25から輝度信号Y、色差信号R−Y,
B−Yとして出力される。記録回路26は、これ
らの信号を記録に適した信号形態に変換した後、
記録媒体に記録する。記憶回路27で記録されて
いる色差信号R−Y,B−Yは、撮影直前に乳白
色拡散板21を介してカラー撮像素子14に入力
されていた被写体光によるものであるから、この
ホワイトバランス調整は極めて適切に行なわれ
る。
「記録終了後」 記録終了後は、2つの場合が考えられる。すな
わち連続撮影の場合と一駒撮影の場合である。ま
ず連続撮影の場合は、記録回路26による記録の
終了後直ちに、あるいは所定時間経過後、次の撮
影動作に入る。単位時間当りの可能撮影駒数は、
記録終了後次の撮影動作に入る迄の時間の長短に
よつて定まる。したがつてこの場合は、乳白色拡
散板21は光路に復帰することなく退避したまま
であり、記憶回路27は、連続撮影が終了するま
で、色差信号R−Y,B−Yを記憶し続ける。こ
の場合には、記憶回路27による色差信号R−
Y,B−Yの更新はなされないが、連続撮影であ
るから、ホワイトバランスの調整に問題は生じな
い。
一方、一駒撮影の場合は、記録回路26による
記録終了後、乳白色拡散板21は撮影光路内に復
帰し、次の撮影に対しての待機状態となる。
上記実施例では、カラー撮像素子14としてシ
ヤツタ機能を有するものを使用したが、機械式シ
ヤツタを用いる場合にも勿論本発明は適用でき
る。この場合には、機械式シヤツタを通常は開状
態に維持し、レリーズ動作に伴ない一時的にこれ
を閉成した後、所定時間開いてカラー撮像素子1
4に信号電荷を蓄積し、その後信号電荷を読み出
すようにすればよい。乳白色拡散板21の光路か
らの退避は、上記実施例と同様に行ない、レリー
ズの直前に記憶回路27に記憶されていた色差信
号R−Y,B−Yを用いてホワイトバランス調整
を行なう。
「発明の効果」 以上のように本発明の電子スチルカメラによれ
ば、ホワイトバランス調整のために、カラー撮像
素子とは別の受光素子を用いる必要がなく、しか
もホワイトバランスをとるための特別な操作を必
要としない。したがつてスペース、コストとも多
くを要することなく、かつビデオカメラと異なり
間欠的は撮影を常態とする電子スチルカメラの速
写性を保証し、信頼性、確実性を高めることがで
きる。また、常に被写体の色温度に基づいてホワ
イトバランスの調整ができるから、正しい調整に
基づいた色調の優れた電子写真が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電子スチルカメラの実施
例を示す系統接続図、第2図は従来の電子スチル
カメラの系統接続図である。 11……撮影レンズ、12……絞り、14……
カラー撮像素子、21……乳白色拡散板、22…
…タイミング信号発生回路、23……色分離回
路、24……プロセス回路、25……マトリツク
ス回路、26……記録回路、27……記憶回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 撮影レンズを透過した被写体光をカラー撮像
    素子に入射させ、このカラー撮像素子で変換され
    た被写体光の電気信号を記録媒体に記録する電子
    スチルカメラにおいて、上記撮影レンズからカラ
    ー撮像素子に至る撮影光路中に配設された拡散板
    と;この拡散板をレリーズ時に撮影光路から退避
    させる手段と;上記拡散板が撮影光路から退避す
    る前に該拡散板を介してカラー撮像素子に与えら
    れた被写体光の色差信号を記憶する記憶手段と;
    この記憶手段に記録された色差信号を用いて、撮
    影時にカラー撮像素子に与えられた被写体光によ
    る電気信号に対しホワイトバランス調整を施すプ
    ロセス回路とを備えてなる電子スチルカメラ。
JP61003027A 1986-01-10 1986-01-10 電子スチルカメラ Granted JPS62161291A (ja)

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JP61003027A JPS62161291A (ja) 1986-01-10 1986-01-10 電子スチルカメラ

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JPS62161291A JPS62161291A (ja) 1987-07-17
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642482A (en) * 1979-09-17 1981-04-20 Hitachi Ltd White balance regulator of color video camera
JPS62144486A (ja) * 1985-12-19 1987-06-27 Fuji Photo Film Co Ltd 電子カメラ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS62144486A (ja) * 1985-12-19 1987-06-27 Fuji Photo Film Co Ltd 電子カメラ

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