JPH04318767A - ムービーカメラ - Google Patents

ムービーカメラ

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JPH04318767A
JPH04318767A JP3087033A JP8703391A JPH04318767A JP H04318767 A JPH04318767 A JP H04318767A JP 3087033 A JP3087033 A JP 3087033A JP 8703391 A JP8703391 A JP 8703391A JP H04318767 A JPH04318767 A JP H04318767A
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JP
Japan
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image
movie
flicker
circuit
information
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Application number
JP3087033A
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English (en)
Inventor
Haruo Soeda
添田 晴男
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フリッカを有する照明
光下において撮影するとき、フリッカの影響が最小とな
る動画および静止画を、撮影することのできるムービー
カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、動画(以下、ムービー画像という
)を手軽に撮影できるムービーカメラが普及している。 この種のムービーカメラは、ビデオカセットに収容され
ているビデオテープに磁気ヘッドを介して画像情報を記
録するものであり、このビデオテープに記録された画像
情報は画像再生装置により読み取られて、CRT等にム
ービー画像として再生される。
【0003】上記のムービーカメラによって、フリッカ
を有する、例えば、蛍光灯の照明下でムービー画像の撮
影を行うと、撮影されたムービー画像は照明光のフリッ
カを有するムービー画像となる。そこで、蛍光灯の照明
下の撮影ではフリッカの影響を最小とするために、照明
光の電源周波数が50Hzの場合には、シャッタスピー
ドを1/100秒に設定して撮影を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のムービーカメラでは蛍光灯の照明下において、1/
100秒以外の、特に1/1000秒等の高速なシャッ
タースピードで撮影されると大きなフリッカを伴ったム
ービー画像となる。
【0005】さらに、上記と同様の条件下で撮影される
スチル画像は、撮影毎に露出が著しく異なるスチル画像
となることが予想されるとともに、ストロボ発光に同調
して撮影されたスチル画像は、照明光のフリッカの影響
により撮影毎に背景の明るさと色調が異なり、この場合
、背景は露出が不足すると赤色を帯び、露光が過剰にな
ると青色を帯びた画像となるであろう。このような状態
で撮影されたストロボ発光に同調したスチル画像は、画
像再生装置のプリンタ等によって印画するとき、背景が
不安定な印画画像となる。
【0006】本発明はこのような従来の問題を解決する
ためのものであり、フリッカを伴う照明光下において任
意のシャッタースピードでムービー画像またはスチル画
像を撮影する場合、フリッカの影響が少ないムービー画
像を得ることができるとともに、ストロボ発光に同調し
たスチル画像は背景の明るさと色調が安定した画像を得
ることができるムービーカメラの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、被写体の画像情報を読み取る撮像素子
と、前記撮像素子を駆動する信号を出力する駆動回路と
、前記画像情報の光量を測定する光量測定手段と、前記
光量測定手段が測定する複数の光量情報を演算して照明
光のフリッカを検出し、該フリッカ情報により前記駆動
回路が出力する前記撮像素子を駆動する信号のタイミン
グを変更する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】駆動回路から出力される信号に同期して撮像素
子が読み取った画像情報から、光量測定手段は光量を測
定する。前記光量情報を複数回読み取った制御手段は照
明光のフリッカを検出し、該フリッカの情報により前記
駆動回路の信号のタイミングをフリッカが最小となるよ
うに変更する。
【0009】従って、変更された駆動回路の信号に同期
して読み取られた画像情報は、フリッカの影響が少ない
良質な画像情報となる。
【0010】
【実施例】本発明に係るムービーカメラについて、好適
な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
【0011】図1は本実施例に係るムービーカメラの構
成を示すブロック図であり、図2はムービーカメラの外
観を示す斜視図である。
【0012】図2において、参照符号10はムービーカ
メラを示し、該ムービーカメラ10は、カメラ本体12
とグリップ14とを備える。前記カメラ本体12には光
学系16と、集音マイク18と、ホップアップ式のスト
ロボ20と、ファインダ21とが設けられるとともに、
ビデオカセット22が装填されるカセット装填部23が
配設される。グリップ14には、ムービー画像撮影用ス
イッチ(以下、ムービースイッチという)24およびス
チル画像撮影用スイッチ(以下、スチルスイッチという
)25が設けられている。
【0013】図1において、光学系16は撮像レンズ2
6a、26bと、アイリスからなる絞り28および結像
する画像情報を電気的に読み取るCCD30とを備える
【0014】信号処理部32はCCD30に読み取られ
た画像信号のサンプリングを行うサンプルホールド回路
34と、画像信号のゲインコントローラとしてのAGC
回路36と、画像信号からフォーカスおよびアイリス等
を制御するための信号を抽出する検波回路38とからな
る。
【0015】画像処理部40は画像信号を三原色の色信
号に分離する色信号分離回路41と、輝度信号を抽出す
る Low Pass Filter(以下、LPFと
いう)42と、該輝度信号に対しγ補正をするγ補正回
路44、輪郭強調処理を行うディレイライン46、およ
びこれらによって処理された輝度信号を周波数変調する
FM変調器48とを含む。さらに、該画像処理部40は
色信号分離回路41によって出力される画像信号からC
R、CB等の色信号および輝度信号YLを抽出するLP
F50と、これらの信号を色信号R1、G1、B1信号
に変換するマトリックス(MTX)回路52と、前記M
TX回路52に接続されるディレイライン53と、AW
B(Auto White Balance)回路54
と、該AWB回路54から出力される三原色の色信号R
、G、Bをクロマ信号に変換するプロセス回路56と、
該クロマ信号に低域の周波数変調処理を施す低域変調回
路58とを備える。
【0016】画像記録部59は、FM変調器48および
低域変調回路58から出力される信号を増幅する増幅器
60、およびビデオカセット22に画像情報を記録する
ための磁気ヘッド62等を備える。
【0017】制御部64はムービーコントローラ66と
スチルコントローラ68とを含み、ムービーコントロー
ラ66にはムービーカメラ10を制御するためのプログ
ラムが格納されるROM70と、制御中の情報を一時的
に記憶するRAM72と、ムービースイッチ24と、検
波回路38とが接続されるとともに、撮像レンズ26b
を駆動するためのフォーカスドライブ回路76と、絞り
28を開閉するためのアイリスドライブ回路78と、C
CD駆動回路80を付勢するための同期信号を出力する
SSG(Synchronism Signal Ge
nerator) 回路82と、前記AGC回路36お
よびAWB回路54とが接続されている。
【0018】この場合、アイリスドライブ回路78はス
イッチS1のコモン端子に接続され、スイッチS1のM
端子にムービーコントローラ66が接続されることによ
り、アイリスドライブ回路78とムービーコントローラ
66とはスイッチS1を介して接続される。同様にSS
G回路82はスイッチS2を介し、AGC回路36はス
イッチS3を介し、AWB回路54はスイッチS4を介
し、フォーカスドライブ回路76はスイッチS5を介し
て、それぞれムービーコントローラ66に接続されてい
る。
【0019】スチルコントローラ68の出力端子はスイ
ッチS1乃至S5のS側端子に接続されることにより、
スイッチS1乃至S5が切り替わったとき、アイリスド
ライブ回路78、SSG回路82、AGC回路36、A
WB回路54およびフォーカスドライブ回路76と接続
される。スチルコントローラ68はスチル画像撮影用の
スチルスイッチ25、ストロボ駆動用のストロボスイッ
チ86およびファインダ21内にコメントを表示するた
めのキャラクタを生成するキャラクタジェネレータ88
と接続され、且つ検波回路38と、アイリスの開閉状態
を検出するアイリスポジション検出器90と、RAM9
2およびスチル画像撮影時のプログラムが格納されるR
OM93とが接続される。さらに、スチルコントローラ
68はストロボ20の充電部94、ストロボ制御部96
および発光部98とが接続され、且つCCD駆動回路8
0およびムービースイッチ24と接続される。
【0020】スチルスイッチ25の出力端子とスイッチ
S1乃至S5の制御端子とが接続されて、スチルスイッ
チ25のトリガによりスイッチS1乃至S5は切り替え
られる。
【0021】この場合、検波回路38は光量測定手段を
構成し、CCD駆動回路80は駆動回路を構成し、ムー
ビーコントローラ66およびスチルコントローラ68は
制御手段を構成する。
【0022】次に、上記のように構成されるムービーカ
メラ10によって、ムービー画像の撮影を行うときの作
用について図1並びに図2を参照しながら説明する。
【0023】先ず、ムービースイッチ24が操作される
と、ムービーコントローラ66はムービー画像の撮影に
おける初期値をRAM72から読み取り、SSG回路8
2を介してCCD駆動回路80を制御して、シャッタス
ピードを1/60秒に設定するとともに、AGC回路3
6の基準となる増幅利得を0dBに設定する。SSG回
路82から出力される1/60秒毎の垂直同期信号に同
期して、CCD30は結像した画像情報を電気的に読み
取り、画像信号とする。該画像信号はサンプルホールド
回路34でサンプルホールドされた後、検波回路38お
よびAGC回路36に出力され、検波回路38は入力し
た画像信号からフォーカス情報を抽出して、ムービーコ
ントローラ66に対して出力する。
【0024】一方、サンプルホールド回路34からAG
C回路36を経由して入力された画像信号から、検波回
路38は露出情報を抽出し、ムービーコントローラ66
に出力する。すなわち、検波回路38はサンプルホール
ド回路34およびAGC回路36から出力される画像信
号をそれぞれ検波して、フォーカス情報と露出情報を抽
出し、ムービーコントローラ66に出力する。このフォ
ーカス情報、例えば、CCD30の結像面よりも被写体
側に合焦している、所謂、 Front Focus(
前ピン)という情報を入力したムービーコントローラ6
6は、前ピン情報に従って、フォーカスドライブ回路7
6を介し、図示しないモータ等を駆動し、被写体の画像
がCCD30上に合焦するように撮像レンズ26bを、
光軸上であってCCD30方向(図1、矢印X1方向)
に変位させる。
【0025】同様に検波回路38から出力された露出情
報、例えば、適正な露出よりも光量が少ないという情報
を入力したムービーコントローラ66は、アイリスドラ
イブ回路78を付勢して、アイリス羽根からなる絞り2
8を開動し、光量の増加を図る。この場合、絞り28が
最大に開放されても露出が不足するとき、適正な露出を
得るためにムービーコントローラ66は制御信号をAG
C回路36に対して出力し、図示しない増幅利得切替ス
イッチを付勢し、増幅率の利得を上昇させる。
【0026】このとき、絞り28の開放状態はアイリス
ポジション検出器90に検出されてスチルコントローラ
68に入力される。
【0027】一方、AGC回路36から色信号分離回路
41に出力された画像信号は、輝度信号と色信号に分離
され、輝度信号はLPF42によってオフセットが除去
される処理が行われた後、γ補正回路44によって0.
45のγ補正がされ、さらに、ディレイライン46で輪
郭強調された後にFM変調器によって変調処理が行われ
てAMP60に入力される。色信号分離回路41からL
PF50に出力された画像信号はYL、CR、CB信号
が抽出され、マトリックス回路52によってディレイラ
イン57の作用下にR1、G1、B1の色信号となり、
AWB回路54によってホワイトバランスが調整され、
プロセス回路56でクロマ信号に変換されて低域変調回
路58に入力される。
【0028】該クロマ信号は、低域変調回路58によっ
て低域の周波数変調処理が行われた色信号となり、AM
P60に入力される。この色信号は前記FM変調回路4
8から入力された輝度信号と共にAMP60で増幅され
て、磁気ヘッド62に印加され、画像情報としてビデオ
カセット22に磁気的に記録される。
【0029】ところで、上記のように作用するムービー
カメラ10によって、フリッカを有する、例えば、蛍光
灯の照明下においてムービー画像の撮影を行うときの作
用効果について図1乃至図4を参照しながら説明する。
【0030】図3(a)は電源の周波数が50Hzの場
合における蛍光灯の発光状態を示したものであり、蛍光
灯が電源の周波数に同期して発光していることを示す。
【0031】このような照明光下において、ムービース
イッチ24が操作されると、ムービーコントローラ66
はフォーカスドライブ回路76およびアイリスドライブ
回路78を付勢し、被写体の画像をCCD30に合焦さ
せるとともに、露出の調整を行う。
【0032】次いで、CCD30はSSG回路82から
出力される1/60秒の垂直同期信号(図3(b)■、
■、■)に同期して被写体の画像情報を3回読み取る(
ステップS41)。この3つの画像情報から、ムービー
コントローラ66は検波回路38を介して、露光量情報
E1、E2およびE3を読み取り、RAM72に記憶す
る。
【0033】ムービコントローラ66はRAM72に記
憶された露光量情報E1、E2およびE3を読み取って
、それぞれの間で大小判別を行い、得られた結果、例え
ば、E1>E2>E3から最大値E1と最小値E3とを
求める(ステップS42)。
【0034】そして、最大値であるE1を最小値のE3
で除した値、すなわち、E1/E3=Mを求めて、この
値MをRAM72に格納するとともに(ステップS43
)、予めROM70に記憶されている値Mに対する情報
群、いわゆる、値Mを変数としたテーブルTから、値M
に該当する値Y(図3(c)、Y)を読み取る(ステッ
プS44)。
【0035】この場合、蛍光灯は電源の周波数に同調し
て発光することが知られているが、ムービーカメラ10
は1/60秒毎の垂直同期信号に同期して撮影するよう
に構成されている。従って、撮影毎に露光量が異なり、
この露光量の差が撮影された画像のフリッカとなる。し
かしながら、蛍光灯の発光には規則性があることから、
フリッカの影響が最小となる垂直同期信号の生成タイミ
ング(図3(c)、Z)を、予め計算等によって求める
ことができ、この結果、1/60秒毎に撮影すると4周
期毎に同一の光量となることが判明した。
【0036】一方、露光量情報E1乃至E3を読み取る
時に発生させた垂直同期信号のタイミング(図3(b)
、X)は、ムービーカメラ10の電源を投入したときに
自然発生したものであって、フリッカの影響が最小とな
る垂直同期信号のタイミングを考慮したものではない。
【0037】そこで、フリッカの影響が最小となるよう
に垂直同期信号の発生タイミングを変更する必要があり
、テーブルTはこの変更値を表したものであり、テーブ
ルTで求められる値Yは、画像情報E1乃至E3を読み
取ったときの、垂直同期信号のタイミング(図3(b)
、X)と、予め計算等によって求められたフリッカの影
響が最小となる垂直同期信号のタイミング(図3(c)
、Z)との時間差(図3(c)、Y)を示したものであ
る。
【0038】ムービーコントローラ66がSSG回路8
2をY時間だけオフセットする(ステップS45)こと
により、SSG回路82はフリッカの影響が最小となる
新たな垂直同期信号(図3(c)、Z)を生成する(ス
テップS46)。
【0039】この変更された垂直同期信号(図3(c)
、S1、S2、Sn)のポジティブエッジによってCC
D30は画像情報を読み取り、該画像情報はサンプルホ
ールド回路34、AGC回路36および画像処理部40
を介して画像記録部59の磁気ヘッド62によりビデオ
カセット22に記録される。このようにして、変更され
た新たな垂直同期信号に同期して撮影されたムービー画
像は、フリッカの影響が少ない安定した露出を有するム
ービー画像となる(ステップS47)。
【0040】このとき、前記ステップS41で説明した
ように、垂直同期信号に同期して読み取られた画像情報
の光量は4周期毎に同一の光量となるので、3周期の光
量値情報を測定することにより、垂直同期信号のタイミ
ングを変更するための情報とすることができる。従って
、ムービーカメラ10の電源を投入したとき、ビデオテ
ープ22をワンディングする等の撮影準備期間に、フリ
ッカの影響が最小となる垂直同期信号のタイミングに変
更することが可能となり、この変更のためにムービー画
像の撮影を待機させることもない。
【0041】以上説明したような作用によって、ムービ
ー画像の撮影中にスチルスイッチ25が操作されてスチ
ル画像を撮影する場合は、ムービー画像の撮影中にフリ
ッカの影響を最小とするように垂直同期信号のタイミン
グが変更されているので、このタイミングによって、且
つ3回の測定内で最も明るいときに同期して、スチル画
像の撮影を行うことにより、フリッカの影響を最小とす
ることができる。
【0042】従って、撮影された複数枚のスチル画像は
露出の安定したフリッカの影響が少ない良質なスチル画
像となる。
【0043】次いで、蛍光灯が点灯された室内でストロ
ボを照射してスチル画像を撮影するときは、上記説明し
たスチル画像の撮影と同様の垂直同期信号のタイミング
で撮影されるために、撮影された画像の背景の明るさと
色調とが安定するとともに、主要被写体との光量差も最
小となり、画像全体としては背景が安定した良質のスト
ロボ同調画像を得ることができる。
【0044】この場合、シャッタースピードが1/10
00秒に設定されたムービーカメラ10を用いて、蛍光
灯の照明下でスチル画像を連続的に撮影すると、撮影さ
れたスチル画像は照明光のフリッカの影響により、最も
明るい画像と最も暗い画像との明るさの比が最大で10
.2であり、最小でも2.2となることが計算で求めら
れている。すなわち、ムービーカメラ10の電源が投入
されたときに、発生した垂直同期信号に同期して撮影さ
れた画像は最大で10.2倍の光量差がある可能性があ
り、本実施例の如く垂直同期信号のタイミングを変更す
ることによって、シャッタスピードが1/1000秒と
高速であって照明光のフッリッカの影響を大きく受ける
場合であっても、2.2倍の光量差で撮影することが可
能となる。
【0045】以上説明したように、本実施例においては
、3周期の光量を測定して、この光量値から、フリッカ
の影響が最も少なくなるような撮影タイミングとなるよ
うに垂直同期信号のタイミングを変更するため、フリッ
カの影響によるチラつきが少なく、長時間観賞しても疲
労の少ない良質のムービー画像を得ることができる。
【0046】さらに、スチル画像の撮影においては、3
周期の内で最も光量の多いタイミングで撮影されるため
に、フリッカの影響が小さく、且つ露出が安定したスチ
ル画像を得ることができる。
【0047】また、ストロボ発光に同期したスチル画像
の撮影については、上記スチル画像の撮影タイミングと
同一のタイミングでストロボ20を発光させて撮影する
ために、背景の明るさと色調が変化することがない、安
定した背景の良質な画質のストロボに同調したスチル画
像を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明に係るムービーカメラによれば、
以下の効果が得られる。
【0049】画像情報を読み取るために最適な垂直同期
信号に同期して読み取られた画像情報は、照明光の光量
変化の影響が小さいために、露出の変化が少ないムービ
ー画像となり、長時間に渡って観賞しても疲労の少ない
良質なムービー画像を得ることができる。
【0050】また、撮影されたスチル画像は撮影毎の露
出が安定した画像となるため、この撮影画像を画像再生
装置等において、印画紙にプリントをする際に、画像再
生装置のホワイトバランスをプリント毎に調整すること
なく、迅速、且つ良質なプリントを得ることができ、更
に、ストロボをこれに同調させて発光させた撮影によっ
て得られたスチル画像は、背景の明るさと色調が安定し
た良質なストロボ同調スチル画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るムービーカメラの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明に係るムービーカメラの外観を示す斜視
図である。
【図3】本発明に係るムービーカメラにおいて、ムービ
ー画像の撮影をする際に垂直同期信号のタイミングを変
更する実施例の動作説明図である。
【図4】本発明に係るムービーカメラにおいて、ムービ
ー画像の撮影をする際に垂直同期信号のタイミングを変
更する実施例の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10…ムービーカメラ              1
2…カメラ本体14…グリップ           
         16…光学系20…ストロボ   
                 24…ムービース
イッチ 25…スチルスイッチ              2
6a、26b…撮像レンズ 30…CCD                   
   34…サンプルホールド回路 36…AGC回路                 
 40…画像処理部59…画像記録部        
          66…ムービーコントローラ 68…スチルコントローラ          76…
フォーカスドライブ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体の画像情報を読み取る撮像素子と、
    前記撮像素子を駆動する信号を出力する駆動回路と、前
    記画像情報の光量を測定する光量測定手段と、前記光量
    測定手段が測定する複数の光量情報を演算して照明光の
    フリッカを検出し、該フリッカ情報により前記駆動回路
    が出力する前記撮像素子を駆動する信号のタイミングを
    変更する制御手段と、を備えることを特徴とするムービ
    ーカメラ。
JP3087033A 1991-04-18 1991-04-18 ムービーカメラ Pending JPH04318767A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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