JPH0448173A - 吸収冷凍機の吸収器 - Google Patents

吸収冷凍機の吸収器

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JPH0448173A
JPH0448173A JP15843690A JP15843690A JPH0448173A JP H0448173 A JPH0448173 A JP H0448173A JP 15843690 A JP15843690 A JP 15843690A JP 15843690 A JP15843690 A JP 15843690A JP H0448173 A JPH0448173 A JP H0448173A
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JP
Japan
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absorber
absorption
pipe
absorption liquid
pipes
Prior art date
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Pending
Application number
JP15843690A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Mori
森 啓志
Akio Chikasawa
近沢 明夫
Tetsuo Setoguchi
瀬戸口 哲夫
Toshihiro Ishibashi
石橋 敏宏
Takeshi Watanabe
剛 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱搬送流体を通すパイプを有し、蒸気に対する
吸収液をパイプ外周に滴下する供給手段を備えた吸収冷
凍機の吸収器に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の吸収冷凍機の吸収器は、熱搬送流体と熱
交換をおこないなから雰囲気中の蒸気を吸収液に吸収さ
せ吸収液の濃度調整を行うものである。こういった吸収
器において、従来その構造としては、水冷流下液膜式、
もしくは直接空冷流下液膜式のものか採用されてきた。
第5図(イ)、(ロ)にこれらの概略構造か図示されて
おり、前者は上下方向に多段に重ねて構成された熱搬送
流体を通すパイプの外周部に吸収液を滴下させて、熱搬
送流体である水により、これを冷却しなから蒸気の吸収
を促進するものであり、後者は空冷状態にある縦型配置
の壁面に沿って吸収液を同様に滴下させて落下状態にお
いて吸収液に蒸気を吸収させるものである。
〔発明か解決しようとする課題〕
ここで吸収液濃度について考察すると、吸収冷凍機に使
用する場合、所定の性能を得るためには、一般的には吸
収器入口、出口間の吸収液濃度差で、3〜4%程度が必
要である。この所要濃度差を上述した従来方式で得るた
めには、水冷流下液膜式においては吸収高さ80cm程
度か必要であり、直接空冷流下液膜式においては140
0mX4段の吸収高さのものか実用化されている。一方
、近来、吸収冷凍機を家庭用の小型の温調設備として採
用することが望まれているのであるが、上記の吸収高さ
か設計上のネックとなっていた。
さらに従来の吸収冷凍機の吸収器に用いられるパイプに
おいてはその外周面における吸収液の「濡れ」か吸収性
能に与える影響か大きい。
従ってパイプの表面を特殊な形状にして性能の向上を図
っているが、吸収器の高さを小さくする目的でパイプを
小径とすると同様の加工か困難になり、吸収器の小型化
の障害となっていた。
また従来のパイプでは表面の加工の容易な銅又は鋼管か
多く用いられているが、耐食性の良いステンレス等の管
では加工性か悪く同様な加工を施すことは不可能に近く
、耐食性を向上させて吸収冷凍機をメンテナンスフリー
にする障害となっている。
そこて、本発明の目的は上述した従来欠点を解消する点
にあり、熱搬送流体と吸収液及び蒸気との熱交換の機会
を増大させるとともに吸収液と蒸気との接触面積を増大
させ、吸収高さを小さくすることか可能であるとともに
、製作性の良好な吸収器を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による吸収冷凍機の吸収器の特徴構成は吸収液を
受け止める板状体をパイプに連接しであることにあり、
その作用、効果は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、このような構成を取ると、パイプ外周に滴下さ
れる吸収液かパイプ外周部に薄膜として形成されるとと
もに、板状体の上面に薄膜として形成される。この結果
、薄膜として形成される吸収液の蒸気との接触面が飛躍
的に増加し、吸収量か増加する。そしてこの増加した薄
膜面において、気液接触面では常に気相側と広い面積で
接触し、液面では濃度勾配があるように液膜か生成され
るため、物質移動か促進される。
一方、熱搬送流体と吸収液との熱交換がパイプ外周のみ
ならず、板状体部においてもおこなわれるため、この部
位での伝熱性か良化し吸収液の冷却か容易に行われ、こ
の意味からも吸収効率か良化するのである。
〔発明の効果〕
従って、本願の吸収器においては、パイプを小径として
も各パイプにおける吸収液による蒸気の吸収率か高まり
、結果的にコンパクトな吸収器を得ることか可能となっ
た。本願の吸収器においては、例えば家庭用家外機に対
して、前述の所要濃度差を3%程度にして十分な冷凍能
力を発揮させるとともに、吸収高さを実用可能な数値で
ある30cm程度にすることか可能となり、従来実用さ
れていなかった家庭用の吸収冷房機を提供できるように
なった。
さらにこの構成を採用すれば、パイプ外周面に特殊な加
工を施さなくてもよいため、加工におけるコストダウン
が図れるとともに、パイプに対する板状体の連結をプレ
ス加工及び溶着加工(ろう付は等)でできるため、大量
生産が容易てあり、コストダウンか図れるようになった
〔実施例〕
本願の実施例を図面に基づいて説明する。第1図には本
願の吸収冷凍機の吸収器における吸収器本体(1)の斜
視図が、第2図(イ)はこの吸収器本体(1)の断面図
が示され、第2図(ロ)には各パイプ(2)における吸
収液(3)の移行、滴下の状況か拡大して示されている
この吸収器本体(1)は蒸気(4)雰囲気内に配設され
て、上方より臭化、塩化あるいはヨウ化リチウムといっ
た吸収液(3)か滴下されるものである。そして、パイ
プ(2)に供給される熱搬送流体(5)としての水とパ
イプ外周部を濡らす前述の吸収液(3)か熱交換をおこ
なうとともに、蒸気(4)か吸収液(3)に吸収される
構成のものである。
先ず本願の吸収器本体(1)の構成について説明する。
第1図に示すようにこの吸収器本体(1)が、複数のパ
イプ(2)を備えた長方形形状の棚板(6)を複数枚上
下に重ねて構成される。本実施例においては、パイプ(
2)は円形断面のものか採用されており、その直径は6
〜7mm程度のものである。さらに各パイプ(2)は1
0〜15mm程度横方向に離間してそれぞれ平行に配設
されている。この各パイプ(2)には矢印aて示すよう
に棚板(6)の−端辺側から熱搬送流体(5)か供給さ
れ、棚板上に溜っている吸収液(3)と熱交換をした後
、供給側とは反対側の端辺に設けられた接続管部(7)
により、下側にある棚板(6)に備えられたパイプ(2
)に流れているように構成されているのである。ここで
各パイプ(2)には中間棚板部(6a)及び端棚板部(
6b)は、それぞれのパイプ(2)の上下方向センター
位置に溶接にて接続されている。また材料としてはステ
ンレスか採用されている。ここてこの中間棚板部(6a
)、端棚板部(6b)をパイプ(2)に対してこれに連
接される板状体と称する。これら中間棚板部(6a)及
び端棚板部(6b)には熱搬送流体(5)の移動方向に
等ピッチで吸収液移行用の穴部(8)か形成されている
。この穴部(8)の径は、1〜1.5mm程度のもので
あり、穴部(8)周辺は吸収器本体の上方向に突出した
立ち上がり部(8a)か形成されている。さらに各棚板
(6)の端辺には壁体(6C)か設けられており、この
部位(6c)から吸収液(3)が機外へ漏れない構成か
とられている。ここで第2図(イ)に示すように各棚板
(6)に備えられたパイプ(2)の上下方向の離間距離
りは約10〜15mm程度である。
以下に、この吸収器本体(1)における吸収液(3)の
挙動について第2図(イ)、(ロ)に基づいて説明する
。第2図(イ)に示すように、この吸収器本体(1)の
上部側より適当な分散滴下装置(図外)により最上段の
棚板(60)に備えられたそれぞれのパイプ(2)上に
吸収液(3)か滴下されるのである。そして自重により
先ずパイプ(2)の外周部を濡らすとともに、中間棚板
部(6a)もしくは端棚板部(6b)上に薄膜を形成し
て広がる。この状態において蒸気(4)、及び伝熱媒体
となっているパイプ(2)、中間棚板部(6a)等と充
分な接触面積をもって接触するようになっているのであ
る。さらに吸収液(3)か供給されると、この膜層の厚
みを増し前述の穴部周辺に設けられている立ち上がり部
(8a)を乗り越えて、穴部(8)を通って棚板下面側
へ濡れ状態のまま、吸収液(3)か移動する。このよう
にしてさらに棚板下部域(6d)及びパイプ(2)の下
側外周(2a)を濡らすこととなるのである。さらに吸
収液(3)か供給されると、図示するようにパイプ(2
)の下側中央端部より液滴(3a)となって下側の段の
パイプ(2)上部に落下していくのである。
〔別実施例〕
上述の実施例においては棚板を長方形に形成し、上下に
複数段重ねる構造としたが、第3図に示すように各棚板
をドーナツ形に形成し、これを重ねる構成のものとする
こともでき、棚板の形状としては如何なる形状をも採用
することか可能である。
この場合この棚板は、吸収冷凍機における他の機器等と
の要請に応じて自由にその形状を選択することかできる
。さらにまた、この選択性を利用して吸収器内で発生す
る不凝縮ガスを一定の空間に溜めるように吸収器を製作
してもよい、この場合、不凝縮ガスによる吸収阻害か少
なくなり、吸収器のメンテナンスフリー化が可能となる
さらに上述の実施例においては、穴部(8)の周辺に上
側に突出した立ち上がり部(8a)を設けたが、これを
作成することなくフラットなままに形成してもよく、棚
板(6)における中間棚板部(6a)をパイプ(2)か
ら離間する位置はど上方に位置するように傾斜して構成
することも可能である(第4図にこの例を示す)。
さらにこの穴部(8)をスリット形状に形成してもよい
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本願の実施例を示し、第1図は吸
収器本体の斜視図、第2図(イ)は吸収器本体の断面図
、第2図(ロ)は吸収液の移動、滴下状態を示す拡大図
、第3図は別実施例の図、第4図はさらなる別実施例の
図、第5図(イ)(ロ)は従来の吸収器の模式図である
。 (1)・・・・・・吸収器本体、(2)・・・・・・パ
イプ、(3)・・・・・・吸収液、(4)・・・・・・
蒸気、(5)・・・・・・熱搬送流体、(6)・・・・
・・棚板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱搬送流体(5)を通すパイプ(2)を有し、蒸気
    (4)に対する吸収液(3)を前記パイプ外周に滴下す
    る供給手段を備えた吸収冷凍機の吸収器であって、 前記吸収液(3)を受け止める板状体 (6a),(6b)を前記パイプ(2)に連接した吸収
    冷凍機の吸収器。 2、前記パイプ(2)が上下方向及び横方向に並設され
    ており、上側の前記パイプ(2)から下側の前記パイプ
    (2)へ前記吸収液(3)が移行するように、前記板状
    体(6a)に吸収液移行部が設けられている請求項2記
    載の吸収冷凍機の吸収器。 3、前記吸収液移行部が、前記板状体(6a)に設けら
    れた穴部(8)である請求項2記載の吸収冷凍機の吸収
    器。 4、前記穴部(8)の周辺に吸収器本体(1)上方向に
    突出した立ち上がり部(8a)が設けられている請求項
    3記載の吸収冷凍機の吸収器。 5、前記吸収液移行部が、前記板状体(6a),(6b
    )に設けられたスリットである請求項2記載の吸収冷凍
    機の吸収器。 6、前記板状体(6a),(6b)が、前記パイプ(2
    )から離間する部位ほど、上方に位置する形状に構成さ
    れている請求項5記載の吸収冷凍機の吸収器。
JP15843690A 1990-06-15 1990-06-15 吸収冷凍機の吸収器 Pending JPH0448173A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100840930B1 (ko) * 2007-09-06 2008-06-24 주식회사 일신랩 동결건조기용 나선형 유로 플레이트와 그 제조방법
DE102020131615B4 (de) 2019-11-29 2022-03-03 Hochschule für angewandte Wissenschaften München - Körperschaft des öffentlichen Rechts Plattenapparate für Stoff- und Wärmeübertragung in Sorptionswärmepumpen mit Separation von Flüssigkeits- und Dampfströmung

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KR100840930B1 (ko) * 2007-09-06 2008-06-24 주식회사 일신랩 동결건조기용 나선형 유로 플레이트와 그 제조방법
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