JPH044803B2 - - Google Patents

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JPH044803B2
JPH044803B2 JP13825985A JP13825985A JPH044803B2 JP H044803 B2 JPH044803 B2 JP H044803B2 JP 13825985 A JP13825985 A JP 13825985A JP 13825985 A JP13825985 A JP 13825985A JP H044803 B2 JPH044803 B2 JP H044803B2
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JP
Japan
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wire
clamp
optical fiber
electric wire
optical
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JP13825985A
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JPS61295805A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電線の内部に光フアイバを収納して
なる光フアイバ複合架空地線の改良された延線方
法に関するものである。
[従来の技術と問題点] 従来、光フアイバ複合架空地線を鉄塔に架線す
る場合には、電線の端部に保護キヤツプを被せて
ドラム巻きし、これを現地に搬入して前記端部を
解体し、光フアイバを取出して光テストを行い、
製品の輸送中にトラブルのなかつたことを確認し
た後、電線の端部に延線クランプを圧着して延線
を行つていた。
上記の光テストは、きわめて細く取扱いにくい
光フアイバを現場で処理するものであり、不慣れ
であることが多く、不注意により光フアイバを損
傷させるおそれがあつたし、屋外の不安定な場所
での作業となるために、その作業性にも多くの問
題があつた。しかも、上記従来のやり方では、延
線クランプを圧着した後の光持性を測定すること
ができず、電線にきわめて大きな機械的な応力の
負荷されるクランプ圧着の際に内部の光フアイバ
にトラブルが生じたか否かを確認する術がなかつ
た。
[発明の目的] 本発明は、上記のような実情にかんがみ、延線
クランプ圧着の際の作業性を改善し、当該クラン
プ圧着の前後において光テストを実施できるばか
りでなく、光テスト自体もより精密に実施できる
光フアイバ複合架空地線の延線方法を提供しよう
とするものである。
[発明の概要] すなわち、本発明の要旨は、圧縮クランプ部分
と牽引部分とに2分割されていて両者が着脱可能
に構成されてなる延線クランプの前記圧縮クラン
プを電線の所定端部を突出せしめるようにして圧
着し、その状態で光テストを行つた後、そのまま
現地に搬入して、必要あらば再度光テストを行い
輸送中におけるトラブルのなかつたことを確認し
た後、前記牽引部分を取付けて延線する延線方法
にあり、これによつて延線クランプの圧着作業や
光テストを作業性のよい工場において行い、現地
での不安定な作業を省略してより健全な延線作業
を確立せんとするものである。
[実施例] 以下に実施例に基づいて説明する。
第1および2図は、本発明の実施において使用
される延線クランプの構成部分の実施例を示すも
のであり、第1図はメンセンジヤーワイヤ(図示
してない)との連結部6を有する牽引部2、第2
図は同じく延線クランプの電線に嵌挿圧着する圧
縮クランプ部1の電線10に装着された状態にお
ける断面図を示すものである。圧縮クランプ1に
は、上記第2図に示すように電線10が貫通され
る貫通孔3があり、電線10を適当長さlだけ突
出せしめて電線10に被嵌し得るような構成とな
つている。前記圧縮クランプ1の前記電線10の
突出せしめられる側には、ネジ山部4があり、当
該ネジ山4は前記第1図の牽引部2の内面ネジ山
5と嵌合できるようになつていて、このネジ嵌合
により両者は着脱自在に構成されている。勿論上
記のネジ山は両者の係合の一手段として形成され
るものであり、噛み合いによる係合やフツク方式
など適宜な手段を選択できるものである。
本発明においては、電線10には工場(あるい
はそれに相当する場所)においてまず圧縮クラン
プ1のみが第2図のように端部長さlを突出せし
めて圧着せしめられる。この後突出部分lの素線
13が段剥ぎされて内部のパイプ11が露出せし
められ、当該パイプ11の収納空間に収納されて
いる光フアイバ12の光テストが行われる。この
光テストによつて製造の際ならびにクランプ圧着
の際のトラブルの有無が測定され、問題ないこと
が確認できたら、第2図に示すようにパイプ11
の端部に防湿のための例えばキヤツプ14が取付
けられてドラム巻きされ現地に搬入される。な
お、上記においてはじめから撚線の素線13の段
剥ぎを行つてから光テストを実施したが、この段
剥ぎは光テストに支障がなければ必ずしも最初か
ら実施する必要はなく、現地に搬入後に行つても
差支えはない。
上記のようにして現地に搬入された電線10
は、必要あらば再度光テストが行われ、運搬中に
トラブルがなかつたことが確認され、その後前記
突出部lが切断され、防湿のために例えば第3図
に示すようにキヤツプ14′が取付けられる。一
方、圧縮クランプ1の一端のネジ山4と前記牽引
部2の内面ネジ山5とが第3図に示すように嵌合
されて延線クランプに組立てられ、必要に応じビ
ス孔7にビス8がねじ込まれ固定されて、以下は
通常の延線が行われる。
[発明の効果] 以上、本発明に係る延線方法によれば、つぎの
ようなすぐれた効果を期待することができる。
(1) 延線クランプの圧着を工場などの作業性のよ
いところで実施するから、圧着作業がきわめて
容易であり、確実性と信頼性を保持した圧着を
短時間に実施できる。
(2) 延線クランプを圧着した後で光テストを実施
するから、圧着の際に内部の光フアイバにトラ
ブルが生じたか否かを確認できる。
(3) 現地での圧着でないから、延線クランプ取付
け時に光フアイバをうつかり損傷する危険性を
低減できる。
(4) 現地では単に延線クランプを組立てるのみで
よいから、延線作業をきわめて円滑にかつ省力
化して実施することができる。
(5) もつともトラブルの生ずるおそれのあるクラ
ンプ圧着の際の光テストを工場で実施できるか
ら、安定した正確なテストを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に使用される延線クラン
プの牽引部の断面図、第2図は同じく延線クラン
プの圧縮クランプ部分の装着状況を示す断面図、
第3図は延線クランプが組立てられた状況を示す
一部電線の横断面を有する説明断面図である。 1……圧縮クランプ、2……牽引部、3……貫
通孔、10……光フアイバ複合架空地線、11…
…パイプ、12……光フアイバ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電線を貫通突出せしめ得る貫通孔を有する圧
    縮クランプ部とこれに着脱可能になる牽引部とか
    らなる延線クランプを用意し、はじめに前記圧縮
    クランプを電線に嵌挿して端部より所要長さ電線
    を突出せしめて当該圧縮クランプを圧着し、前記
    突出部分を利用して電線に収納せられている光フ
    アイバの光テストを行つた後これを現地に搬入
    し、前記圧縮クランプに前記牽引部を取付けて延
    線する光フアイバ複合架空地線の延線方法。 2 牽引部を取付ける際に再度光テストを実施す
    る特許請求の範囲第1項記載の延線方法。
JP60138259A 1985-06-25 1985-06-25 光フアイバ複合架空地線の延線方法 Granted JPS61295805A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60138259A JPS61295805A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 光フアイバ複合架空地線の延線方法

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JP60138259A JPS61295805A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 光フアイバ複合架空地線の延線方法

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Publication Number Publication Date
JPS61295805A JPS61295805A (ja) 1986-12-26
JPH044803B2 true JPH044803B2 (ja) 1992-01-29

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