JPH0447621B2 - - Google Patents
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- JPH0447621B2 JPH0447621B2 JP59019276A JP1927684A JPH0447621B2 JP H0447621 B2 JPH0447621 B2 JP H0447621B2 JP 59019276 A JP59019276 A JP 59019276A JP 1927684 A JP1927684 A JP 1927684A JP H0447621 B2 JPH0447621 B2 JP H0447621B2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば建築材料や自動車等の内装に供
される複合シートの製造方法に関するものであ
る。
される複合シートの製造方法に関するものであ
る。
この種の複合シートとしてはアスフアルトシー
トと繊維結着層との重合物からなるが、従来は一
たん繊維結着層を製造しその後接着剤を用いて該
シートと該繊維結着層を貼合わせる方法が適用さ
れていた。
トと繊維結着層との重合物からなるが、従来は一
たん繊維結着層を製造しその後接着剤を用いて該
シートと該繊維結着層を貼合わせる方法が適用さ
れていた。
本発明は上記従来の製造方法を改良して繊維結
着層の製造工程において該繊維結着層とアスフア
ルトを主体とする熱融着性シートとを重合接着す
ることによつてシートと繊維結着層との貼合わせ
工程を省略することを目的とし、 繊維と結着剤とを混合し絡合することにより繊
維絡合体を製造する工程１ 該繊維絡合体の片面もしくは両面に、アスフア
ルトを主体とする熱融着性シートを重合する工程
２ 該繊維絡合体と該熱融着性シートとの重合物を
加熱押圧して繊維絡合体を繊維結着層となすとと
もに、該シートを軟化して該繊維結着層に接着す
ることによつて複合シートを製造する工程３ 以上の工程１，２，３からなるものである。
着層の製造工程において該繊維結着層とアスフア
ルトを主体とする熱融着性シートとを重合接着す
ることによつてシートと繊維結着層との貼合わせ
工程を省略することを目的とし、 繊維と結着剤とを混合し絡合することにより繊
維絡合体を製造する工程１ 該繊維絡合体の片面もしくは両面に、アスフア
ルトを主体とする熱融着性シートを重合する工程
２ 該繊維絡合体と該熱融着性シートとの重合物を
加熱押圧して繊維絡合体を繊維結着層となすとと
もに、該シートを軟化して該繊維結着層に接着す
ることによつて複合シートを製造する工程３ 以上の工程１，２，３からなるものである。
本発明を以下に上記工程順に説明する。
工程１においては繊維と結着剤とを混合し絡合
して繊維絡合体を製造する。
して繊維絡合体を製造する。
本発明に用いられる繊維とは木綿、絹、羊毛等
の天然繊維、レーヨン、キユプラ、アセテート、
ナイロン、ビニロン、アクリル、ポリエステル等
の化学繊維、あるいは上記繊維からなる編織物、
不織物等をほぐして再生した再生繊維等一般的な
繊維がある。
の天然繊維、レーヨン、キユプラ、アセテート、
ナイロン、ビニロン、アクリル、ポリエステル等
の化学繊維、あるいは上記繊維からなる編織物、
不織物等をほぐして再生した再生繊維等一般的な
繊維がある。
本発明に用いられる結着剤としては例えばフエ
ノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性合成樹脂、ある
いは例えばスチロール樹脂、メタクリル樹脂、ア
クリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン樹脂等の熱可塑性合成樹脂があ
る。上記結着剤は二重以上混合されてもよい。
ノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性合成樹脂、ある
いは例えばスチロール樹脂、メタクリル樹脂、ア
クリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン樹脂等の熱可塑性合成樹脂があ
る。上記結着剤は二重以上混合されてもよい。
工程１を第１図に示す一実施例によつて説明す
れば、まずベルトコンベアー２によつて繊維１が
移送されつつ供給装置３によつて結着剤４が所定
量供給され、ドラム式混合機５によつて繊維１と
結着剤４とが均一に混合され、該混合物１Ｂは絡
合機６によつて繊維相互が絡合され繊維絡合体１
Ｃとなる。
れば、まずベルトコンベアー２によつて繊維１が
移送されつつ供給装置３によつて結着剤４が所定
量供給され、ドラム式混合機５によつて繊維１と
結着剤４とが均一に混合され、該混合物１Ｂは絡
合機６によつて繊維相互が絡合され繊維絡合体１
Ｃとなる。
工程２においては工程１によつて製造せられた
繊維絡合体１Ｃは第１図に示すようにベルトコン
ベアー７，８によつて移送され熱融着性シートの
ロール１１Ａから引出された熱融着性シート１１
が押圧ロール１２によつて重合せられる。
繊維絡合体１Ｃは第１図に示すようにベルトコン
ベアー７，８によつて移送され熱融着性シートの
ロール１１Ａから引出された熱融着性シート１１
が押圧ロール１２によつて重合せられる。
本発明に用いられる熱融着性シートとしてはア
スフアルトシート、アスフアルト−ゴム混合シー
ト等の加熱炉９の温度、即ち160〜220℃程度の温
度で軟化してフエルトと接着剤なくして接着する
ことが可能なアスフアルト系シートがある。
スフアルトシート、アスフアルト−ゴム混合シー
ト等の加熱炉９の温度、即ち160〜220℃程度の温
度で軟化してフエルトと接着剤なくして接着する
ことが可能なアスフアルト系シートがある。
工程３においては上記熱融着性シート１１と繊
維絡合体１Ｃの重合物が加熱炉９に導入され、加
熱炉９中にセツトされた一対の押圧コンベアー９
Ａ間にて加熱押圧され、繊維絡合体１Ｃはマツト
状に成形され繊維結着層１Ｄとなる。この際結着
剤４が繊維１を結着し、また熱融着性シート１１
は軟化融着して繊維結着層１Ｄに接着剤なくして
接着する。加熱炉の温度は通常160〜220℃に設定
する。
維絡合体１Ｃの重合物が加熱炉９に導入され、加
熱炉９中にセツトされた一対の押圧コンベアー９
Ａ間にて加熱押圧され、繊維絡合体１Ｃはマツト
状に成形され繊維結着層１Ｄとなる。この際結着
剤４が繊維１を結着し、また熱融着性シート１１
は軟化融着して繊維結着層１Ｄに接着剤なくして
接着する。加熱炉の温度は通常160〜220℃に設定
する。
針入度が５〜30程度のアスフアルトシートの場
合には押圧コンベアー９Ａの押圧面もしくはシー
ト１１表面に特に離型手段を講じることは必要で
ないがそれ以下の針入度でコンベアー９Ａの押圧
面に融着しやすいアスフアルトシートの場合には
押圧コンベアー９Ａの押圧面、および／またはシ
ート１１表面に離型剤を塗布することが必要であ
る。
合には押圧コンベアー９Ａの押圧面もしくはシー
ト１１表面に特に離型手段を講じることは必要で
ないがそれ以下の針入度でコンベアー９Ａの押圧
面に融着しやすいアスフアルトシートの場合には
押圧コンベアー９Ａの押圧面、および／またはシ
ート１１表面に離型剤を塗布することが必要であ
る。
かくして得られた複合シート１３は裁断機１４
によつて適当寸法に裁断され、所望なれば成形し
た後に自動車等の内装材等に供される。
によつて適当寸法に裁断され、所望なれば成形し
た後に自動車等の内装材等に供される。
本発明は上記構成を有するから、繊維結着層製
造工程において同時にシートが繊維結着層に重合
接着せられ、しかもシートはアスフアルトを主体
とするもので熱融着性であり繊維結着層との接着
に接着剤を使用しなくても接着欠陥を生ずること
なく強固な接着が得られ、したがつて工程数少な
くして材料費も節減される複合シートの製造方法
が提供されるのである。なお該熱融着性シートは
繊維結着層の両面に重合接着されてもよい。
造工程において同時にシートが繊維結着層に重合
接着せられ、しかもシートはアスフアルトを主体
とするもので熱融着性であり繊維結着層との接着
に接着剤を使用しなくても接着欠陥を生ずること
なく強固な接着が得られ、したがつて工程数少な
くして材料費も節減される複合シートの製造方法
が提供されるのである。なお該熱融着性シートは
繊維結着層の両面に重合接着されてもよい。
本発明の方法で製造された複合シートにおいて
は熱融着性シートがその粘弾性により遮音効果を
発揮し、フエルトがその多孔性により吸音効果を
発揮するから極めて防音性の高いものである。
は熱融着性シートがその粘弾性により遮音効果を
発揮し、フエルトがその多孔性により吸音効果を
発揮するから極めて防音性の高いものである。
図は本発明の一実施例を示し、第１図は工程図
である。 図中、１……繊維、４……結着剤、１Ｃ……繊
維絡合体、１Ｄ……繊維結着層、１１……熱融着
性シート、１３……複合シート。
である。 図中、１……繊維、４……結着剤、１Ｃ……繊
維絡合体、１Ｄ……繊維結着層、１１……熱融着
性シート、１３……複合シート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 繊維と結着剤とを混合し絡合することにより
繊維結合体を製造する工程１ 該繊維絡合体の片面もしくは両面に、アスフア
ルトを主体とする熱融着性シートを重合する工程
２ 該繊維絡合体と該熱融着性シートとの重合物を
加熱押圧して繊維絡合体を繊維結着層となすとと
もに、該シートを軟化して該繊維結着層に接着す
ることによつて複合シートを製造する工程３ 以上の工程１，２，３からなる複合シートの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59019276A JPS60162634A (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | 複合シ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59019276A JPS60162634A (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | 複合シ−トの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60162634A JPS60162634A (ja) | 1985-08-24 |
| JPH0447621B2 true JPH0447621B2 (ja) | 1992-08-04 |
Family
ID=11994919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59019276A Granted JPS60162634A (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | 複合シ−トの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60162634A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0270810B1 (en) * | 1986-12-10 | 1993-06-02 | General Electric Company | Method of forming multilayer composite panels with specular surface |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4929381A (ja) * | 1972-07-18 | 1974-03-15 | ||
| JPS5232072A (en) * | 1975-09-05 | 1977-03-10 | Asahi Glass Co Ltd | Laminating method |
| JPS53136061A (en) * | 1977-05-03 | 1978-11-28 | Toyota Auto Body Co Ltd | Method of production of floor mat of automobile |
-
1984
- 1984-02-02 JP JP59019276A patent/JPS60162634A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4929381A (ja) * | 1972-07-18 | 1974-03-15 | ||
| JPS5232072A (en) * | 1975-09-05 | 1977-03-10 | Asahi Glass Co Ltd | Laminating method |
| JPS53136061A (en) * | 1977-05-03 | 1978-11-28 | Toyota Auto Body Co Ltd | Method of production of floor mat of automobile |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60162634A (ja) | 1985-08-24 |
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