JPH0447516Y2 - - Google Patents

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JPH0447516Y2
JPH0447516Y2 JP1677486U JP1677486U JPH0447516Y2 JP H0447516 Y2 JPH0447516 Y2 JP H0447516Y2 JP 1677486 U JP1677486 U JP 1677486U JP 1677486 U JP1677486 U JP 1677486U JP H0447516 Y2 JPH0447516 Y2 JP H0447516Y2
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JP
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steel
body plate
welding
plate
shaped steel
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JP1677486U
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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、鋼板を曲げ加工して厚みを持たせ
た鋼板を積層して胴板を構成した乾式ガスホルダ
に関し、従来のものに比べてコストを低減すると
ともに、胴板と支柱との溶接を容易にして自動溶
接を可能にしたものである。
〔従来の技術〕
乾式ガスホルダは、第3図に示すように、鋼板
を曲げ加工して厚みを持たせた胴板用鋼材10を
積み重ねて胴板12を構成し、この胴板12を環
状に配して支柱16に取り付けて胴部2を構成
し、これに可動式屋板14を上下動可能に設置し
て構成される。支柱16は、乾式ガスホルダ1全
体の重量および地震や風荷重による転倒モーメン
トを全て支える作用をする。
従来の支柱16は、第3図中の部拡大断面図
や第4図に示すように、面板と呼ばれる機械仕上
げした板材18にH型鋼20を溶接して構成され
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来の支柱構造においては、製作の際面板
18にH型鋼20を溶接する(溶接部a)工程が
必要であり、製作に手間がかかつていた。また、
支柱16に胴板12を溶接する(溶接部b)際、
胴板12が曲げ加工した鋼板10で構成されてい
て厚みを有しておりかつH型鋼20にフランジ2
0aがあるため、溶接トーチを挿入するためのク
リアランス24が狭くなり、自動溶接機の走行が
不可能となつていた。
この考案は、前記従来の技術における欠点を解
決して、支柱の構成を簡略化するとともに、胴板
が曲げ加工した鋼材で構成されていて厚みを有す
る場合でも溶接トーチを挿入するためのクリアラ
ンスを広く取れるようにして溶接を容易にして、
自動溶接機の走行を可能にして胴板と支柱との自
動溶接を可能にした乾式ガスホルダを提供しよう
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、鋼板を曲げ加工して厚みを持たせ
た鋼材を積層して構成される胴板を複数枚環状に
配し、周方向に隣接する胴板の間にT型鋼で構成
される支柱をその垂直部を外側に向けて挟み込
み、当該T型鋼の水平部内面と前記胴板の裏面端
部とを重ね合わせて、当該T型鋼の垂直部と当該
胴板の端部との間に形成されるクリアランスを通
して外部に露出している重ね合わせ隅部を溶接し
て胴部を構成してなるものである。
〔作用〕
この考案によれば、従来装置のように面板にH
型鋼を溶接する工程が不要となるので製作が容易
になる。
また、H型鋼に代えてT型鋼をその垂直部を外
側に向けて配置したので、胴板が曲げ加工した鋼
材で構成されていて厚みを有する場合でも溶接ト
ーチを挿入するためのクリアランスが広く取れ、
溶接が容易になる。したがつて、自動溶接機の走
行が可能になつて胴板と支柱との自動溶接が可能
となる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図に示す。これは乾
式ガスホルダの胴部の構成を一部拡大して平面図
で示したもので、全体は前記図3のように構成さ
れている。図1の乾式ガスホルダは鋼板を曲げ加
工して厚みdを持たせた胴板用鋼材10を積層し
て胴板12を構成し、この胴板12を多角形状に
配して胴部2を構成している。周方向に隣接する
胴板12,12の間には、支柱26が挟み込まれ
ている。
支柱26は、図2に示すように、垂直部26a
と水平部26bを有するT型鋼で構成されてい
る。水平部26bの両端部内面28は、胴板用鋼
材10を少し角度を付けて取り付けるためにテー
パ状に形成されている。この支柱26は、全体が
一体的に構成されているため、製作の際に従来装
置(第3図)のように面板18にH型鋼20を溶
接する工程が不要である。図1において、支柱2
6はその垂直部26aを外側に向けて胴板12,
12間に挟み込まれている。そして、支柱26の
水平部内面28と胴板12の裏面12aの端部と
を重ね合わせている。これにより、胴板12が曲
げ加工した鋼材10で構成されていて厚みdを有
するにもかかわらず支柱26の垂直部26aと胴
板12の端部12bとの間に広いクリアランス2
4が形成され、このクリアランス24を通して支
柱26と胴板12の重ね合わせ隅部30が外部に
良好に露出する。そこで、このクリアランス24
に溶接トーチ32を挿入して重ね合わせ隅部30
を縦方向に溶接することができる(溶接部a)。
クリアランス24が広いので、自動溶接機の走行
も可能となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、乾式
ガスホルダの支柱をT型鋼を用いて構成したの
で、製作の際一体的に構成でき、従来のように面
板にH型鋼を溶接する工程が不要となるので、製
作が容易になり、コストダウンを図ることができ
る。
また、H型鋼に代えてT型鋼をその垂直部を外
側に向けて配置したので、胴板が曲げ加工した鋼
材で構成されていて厚みを有する場合でも溶接ト
ーチを挿入するためのクリアランスが広く取れ、
溶接が容易になる。したがつて、自動溶接機の走
行が可能になつて胴板と支柱との自動溶接が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す乾式ガスホ
ルダ胴部の一部拡大平面図、第2図は第1図の支
柱26の断面図、第3図は乾式ガスホルダの全体
図および従来の支柱構造を示す水平拡大断面図、
第4図は従来の支柱16と胴板12との取付構造
を示す斜視図である。 1……乾式ガスホルダ、2……胴部、10……
胴板用鋼材(鋼材)、12……胴板、12a……
胴板の裏面、12b……胴板の端部、24……ク
リアランス、26……支柱、26a……垂直部、
26b……水平部、28……水平部内面、d……
鋼材の厚み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼板を曲げ加工して厚みを持たせた鋼材を積層
    して構成される胴板を複数枚環状に配し、周方向
    に隣接する胴板の間にT型鋼で構成される支柱を
    その垂直部を外側に向けて挟み込み、当該T型鋼
    の水平部内面と前記胴板の裏面端部とを重ね合わ
    せて、当該T型鋼の垂直部と当該胴板の端部との
    間に形成されるクリアランスを通して外部に露出
    している重ね合わせ隅部を溶接して胴部を構成し
    てなる乾式ガスホルダ。
JP1677486U 1986-02-07 1986-02-07 Expired JPH0447516Y2 (ja)

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JP1677486U JPH0447516Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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JP1677486U JPH0447516Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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JPS62130299U JPS62130299U (ja) 1987-08-17
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106764394A (zh) * 2015-11-22 2017-05-31 华东理工大学 一种用于多边形稀油干式密封煤气柜的挠性加固结构

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JPS62130299U (ja) 1987-08-17

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