JPH0711164B2 - 鉄骨架構 - Google Patents

鉄骨架構

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JPH0711164B2
JPH0711164B2 JP63242691A JP24269188A JPH0711164B2 JP H0711164 B2 JPH0711164 B2 JP H0711164B2 JP 63242691 A JP63242691 A JP 63242691A JP 24269188 A JP24269188 A JP 24269188A JP H0711164 B2 JPH0711164 B2 JP H0711164B2
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Japan
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steel
steel frame
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flange
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浩 小川
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は建築構造物における鉄骨架構に関するもので
ある。
〔従来技術〕
本件出願人は特願昭57−153672号(特開昭59−44443号
公報)において、組柱に組梁を接合した鉄骨架構を開示
している。該発明は、第3図(I),(II)に示すよう
に、H形鋼の鉄骨二本を平行に立てて組柱とし、この組
柱の側方に張出した接合金物に二本のH形鋼から成る組
梁を固定したものである。
梁を複数本の鉄骨を組合わせた組梁とすることで梁の耐
力を向上させ、その分梁成を小さくすることが可能とな
って、建物全体の高さを低くすることができるものであ
る。
〔この発明が解決すべき課題〕
上記したような鉄骨架構は、複数本の鉄骨から成ってい
るため、弱軸方向の座屈と柱の方向性を考慮すると、SR
C造にしなければならない。したがって鉄骨建方及び柱
の型枠組立て、コンクリートの打設、養生によって工期
が長くなる。また柱型が大きくなるとともに、鉄骨の加
工工数、建方時のピース数が多くなってしまう。
この発明は以上のような課題を解決するためになされた
もので、構造が簡易で部材点数が少なく、工期も短くな
る鉄骨架構を提供することとを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明にかかる鉄骨架構は、柱として鋼管を使用する
ものである。
鋼管柱の側方に接合金物を突設し、この接合金物に複数
本の平行なH形鉄骨梁を固定してなり、前記接合金物は
それぞれのH形鉄骨梁のフランジ端面及びウエブ端面に
当接して、これらのフランジ面及びウエブ面と面一とな
る上下の広幅フランジと複数のウエブとからなるもので
あって、接合金物とH形鉄骨梁は、それぞれフランジ及
びウエブに継手板を添えボルト孔に挿通したボルトとナ
ットで締結し取付けられている。
〔実施例〕
以下、図に示す一実施例に基づきこの発明を説明する。
図において1は鋼管柱であり、鋼管柱1には複数本の梁
2が取付けられる。第1図に示す実施例では円形断面の
鋼管柱1が使用され、二本の梁2が使用されている。
鋼管柱1の側方には、接合金物2が水平に突出してい
る。接合金物2は上下の二枚の板状の広幅フランジ3,3
間に二本の板状ウェブ4,4が平行に配されて溶接組みさ
れたもので、フランジ3,3の先端は二股状に形成されて
いる。
梁5は二本のH形鋼6,6から成っており、H形鋼6,6の各
フランジ9及びウエブ4の端部がフランジ3及びウエブ
4に当接して、フランジ面及びウエブ面が互いに面一と
なり連続し梁が平行となるように配されている。接合金
物2のウェブ4,4とH形鋼6,6の突き合せ部には、両平面
に継手板7,7が当接されて、ボルト・ナット8によって
連結されている。接合金物2のフランジ3,3とH形鋼6,6
のフランジ9,9の突き合せ部にも上下から継手板10,10が
当接されて、ボルト・ナット8によって連結されてい
る。
以上のような梁5上にデッキプレート等を載置し、コン
クリートを打設してスラブ11を構築する。
この発明は以上のような構成を有するが、その他鋼管柱
1として第2図に示すように断面角型の鋼管柱1が使用
できる。
〔発明の効果〕
この発明は以上のような構成を有し、梁を複数本の鉄骨
によって構成するため、梁成を小さくすることができ、
その分建物全体の高さが低くなり、コストダウンを図る
ことができる。
また柱として鋼管柱を使用するため、型枠の組立て、コ
ンクリートの打設、脱型が不要で、施工を短期化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の実施例を示し、第3図は
従来例を示すもので、第1図〜第3図の各(I)は横断
面図、各(II)は縦断面図、第1図及び第2図の各(II
I)は各(II)のIII−III線断面図である。 1……鋼管柱、2……接合金物、3……フランジ、4…
…ウェブ、5……梁、6……H形鋼

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼管柱の側方に接合金物を突設し、この接
    合金物に複数本の平行なH形鉄骨梁を固定してなる鉄骨
    架構において、 前記接合金物はそれぞれのH形鉄骨梁のフランジ端面及
    びウエブ端面に当接して、これらのフランジ面及びウエ
    ブ面と面一となる上下の広幅フランジと複数のウエブと
    からなり、 接合金物とH形鉄骨梁は、それぞれフランジ及びウエブ
    に継手板を添えボルト孔に挿通したボルトとナットで締
    結し取付けたことを特徴とする鉄骨架構。
JP63242691A 1988-09-28 1988-09-28 鉄骨架構 Expired - Lifetime JPH0711164B2 (ja)

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JP2751777B2 (ja) * 1993-02-16 1998-05-18 鹿島建設株式会社 柱、はりの接合部構造
JP4964528B2 (ja) * 2006-07-26 2012-07-04 東日本旅客鉄道株式会社 鉄骨造建物の床架構および同床架構の建築構法

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