JPS625452Y2 - - Google Patents

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JPS625452Y2
JPS625452Y2 JP13056181U JP13056181U JPS625452Y2 JP S625452 Y2 JPS625452 Y2 JP S625452Y2 JP 13056181 U JP13056181 U JP 13056181U JP 13056181 U JP13056181 U JP 13056181U JP S625452 Y2 JPS625452 Y2 JP S625452Y2
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JP
Japan
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steel
wall
intermediate member
steel beam
edge
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JP13056181U
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JPS5835509U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、下部側のプレキヤスト製耐震壁の上
面に露出させた鉄骨梁に、上部側プレキヤスト製
耐震壁の下面から突出させた鉄骨ブレースを溶接
連結するためのプレキヤスト製耐震壁の連結構造
に関する。
上記の連結構造として、従来は、第5図に示す
ように、上部側耐震壁5を柱間の所定位置に架設
した状態において、上部壁5の鉄骨ブレース2に
連設したガセツトプレート9の両側に添板10,
10を当て付けて、壁5,5の両側において、ガ
セツトプレート9と添板10及び添板10と下部
壁5の鉄骨梁1を夫々スミ肉溶接して、プレキヤ
スト製耐震壁5の施工誤差に伴う上下壁5,5の
間隔修正を行なわせられる連結構造をとつている
が、スミ肉溶接自体が曲げ耐力に弱くて連結強度
面で問題があり、その上、壁両側での溶接に多大
の手間を要するだけでなく、溶接長が大で溶接材
料を多く必要とすると共に、それに伴つて溶接欠
陥の検査最も大になる欠点があつた。
本考案は、上記実情に鑑みて、極めて簡単な改
造によつて上記欠点を一挙に解消する事のできる
連結構造を提供する事を目的とする。
以下、本考案の実施例を例示図に基いて説明す
る。
鉄骨梁1、傾斜配置の鉄骨ブレース2,2、及
び、それらを連結すると共に壁強化を図る鉄筋3
…を、コンクリート壁本体4に埋設すると共に、
前記鉄骨梁1の上面を壁本体4の上面に露出さ
せ、かつ、鉄骨ブレース2,2の下端側を壁本体
4の下面から突出させて、プレキヤスト製のコン
クリート耐震壁5を成型してある。
この耐震壁5を建築現場において上下に配置す
ると共に、その下部側耐震壁5の鉄骨梁1の上面
に中間部材6,6を介して上部側耐震壁5の鉄骨
ブレース2,2の下端縁を突合せ溶接して、上下
壁5,5を連結するようにしてある。
その耐震壁連結構造を構成するに、第2図及び
第3図に示すように、その一部を前記壁本体4に
埋設する状態でかつ下側面部分をブレース2の下
端縁よりも下方に張り出す状態で、前記鉄骨ブレ
ース2,2の下端側にわたつて板状部材7を溶接
連結しておき、そして前記鉄骨ブレース2,2の
下端縁を壁長手方向で上下に傾斜する傾斜下端縁
に形成しておいて、前記中間部材6を、この傾斜
下端縁と鉄骨梁1上面に対して各々平行な上下縁
を備えたクサビ状に形成し、そして、上部側耐震
壁5を柱間の所定位置に架設した状態において、
前記中間部材6を連設部材7に接当させる状態で
上下の鉄骨梁1の鉄骨ブレース2,2の間に位置
させて、この中間部材6を、梁鉄骨1上面に沿つ
て位置変更調節しすることにより鉄骨梁1上面と
鉄骨ブレース2の傾斜下端縁に対する突合せ溶接
のルート間隔を調節し、それをスポツト溶接やス
ミ肉溶接等の適当な手段によつて連設部材7に仮
連結固定し、そして耐震壁5の壁一側面側から鉄
骨梁1上面と中間部材6の下端縁、及び、中間部
材6の上端縁と鉄骨ブレース2の傾斜下端縁を、
夫々突合せ溶接する事によつて上下壁5,5を連
結するようにしてある。
第4図に連結構造の変形例を示す。
この連結構造は、前記連設部材7の下端縁を鉄
骨梁1の上面よりも高く設定して、その連設部材
7に中間部材6を仮固定した状態、あるいは中間
部材6を鉄骨ブレース2に突合せ溶接した状態に
おいて、第2の中間部材8を鉄骨梁1の上面に接
当させる状態で連設部材7に仮固定して、中間部
材6と鉄骨梁1の突合せ溶接に際して溶接材料が
溶接方向側とは反対側に流れ出ないようにしたも
のである。
尚、前記中間部材6と連設部材7をボルト連結
すると共に、その少なくとも一方の連結孔を壁長
手方向に向う長孔に構成して、前記中間部材6を
連設部材7に対して溶接ルート間隔調節できるよ
うにする等、寸法調節のための具体構造は各種変
形可能である。
以上詳述したように、本考案によるプレキヤス
ト製耐震壁の連結構造は、下部側壁の鉄骨梁と上
部側壁の鉄骨ブレースを、中間部材を介して曲げ
耐力の高い突合せ溶接によつて連結するものであ
つて、上下壁を信頼性高く強固に連結する事がで
きるようになつた。
そして、突合せ溶接の形態をとる事によつて、
その溶接作業を壁の一側においてのみ作業性良く
行なえるようになり、その上、冒記した従来のス
ミ肉溶接の形態に比べて溶接長さが半分で済み、
延いては、その溶接欠陥の検査量が半減で済み、
連結構造全体の大巾なコストダウンを達成できる
ようになつた。
しかも、鉄骨ブレースの下縁縁を傾斜構造にし
て、前記中間部材をその傾斜下端縁と鉄骨梁上面
に沿う形状にするだけで、突合せ溶接にとつて最
も重要な溶接ルート間隔の調節を極めて簡単かつ
容易に行なう事ができ、全体として、極めて簡単
な改造によつて、冒述従来欠点を悉く解消できる
使用面で有用な連結構造を提供するに至つた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の態様を例示し、第1図は
プレキヤスト製耐震壁の全体図、第2図は連結構
造の詳細図であり、第3図はその縦断側面図であ
る。第4図は変形例の縦断側面図、第5図は従来
構造の縦断側面図である。 1……鉄骨梁、2……鉄骨ブレース、5……プ
レキヤスト製耐震壁、6……中間部材、7……連
設部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部側のプレキヤスト製耐震壁の上面に露出さ
    せた鉄骨梁に、上部側プレキヤスト製耐震壁の下
    面から突出させた鉄骨ブレースを溶接連結するた
    めのプレキヤスト製耐震壁の連結構造であつて、
    前記鉄骨ブレースの下端縁を壁長手方向で傾斜さ
    せると共に、前記鉄骨ブレースの傾斜下端縁と下
    部側プレキヤスト製耐震壁の鉄骨梁上面間には、
    前記鉄骨ブレースの傾斜下端縁と平行な上縁並び
    に前記鉄骨梁上面と平行な下縁を有するクサビ形
    状の中間部材を、前記鉄骨ブレースに連設の部材
    に対して溶接ルート間隔調節自在に設けて前記中
    間部材の上縁と前記鉄骨ブレースの傾斜下端縁間
    及び前記中間部材の下縁と前記梁鉄骨の上面間を
    突合せ溶接してあることを特徴とするプレキヤス
    ト製耐震壁の連結構造。
JP13056181U 1981-09-01 1981-09-01 プレキヤスト製耐震壁の連結構造 Granted JPS5835509U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13056181U JPS5835509U (ja) 1981-09-01 1981-09-01 プレキヤスト製耐震壁の連結構造

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JP13056181U JPS5835509U (ja) 1981-09-01 1981-09-01 プレキヤスト製耐震壁の連結構造

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Publication Number Publication Date
JPS5835509U JPS5835509U (ja) 1983-03-08
JPS625452Y2 true JPS625452Y2 (ja) 1987-02-07

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ID=29924183

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JP13056181U Granted JPS5835509U (ja) 1981-09-01 1981-09-01 プレキヤスト製耐震壁の連結構造

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62126986U (ja) * 1986-01-31 1987-08-12
JPH0256688U (ja) * 1988-10-14 1990-04-24
JP2594424Y2 (ja) * 1990-01-06 1999-04-26 パイロットプレシジョン 株式会社 ノック式シャープペンシル

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Publication number Publication date
JPS5835509U (ja) 1983-03-08

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