JPS5824968Y2 - 組立橋 - Google Patents
組立橋Info
- Publication number
- JPS5824968Y2 JPS5824968Y2 JP10586278U JP10586278U JPS5824968Y2 JP S5824968 Y2 JPS5824968 Y2 JP S5824968Y2 JP 10586278 U JP10586278 U JP 10586278U JP 10586278 U JP10586278 U JP 10586278U JP S5824968 Y2 JPS5824968 Y2 JP S5824968Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel deck
- members
- lower chord
- main structure
- trusses
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、下弦材と斜材とから戒る主構ソラスの複数個
を連結して左右の主構を構成し、この左右の主構間に亙
って、パネル状鋼床版を架設連結して構成する組立柵に
関し、前記鋼床版の左右主構に対する架設作業を容易に
できるようにするとともに、鋼床版の左右主構に対する
連結を強力なものとでき、かつ橋への垂り入れ部処理を
容易化することができるようにする点に、その目的があ
る。
を連結して左右の主構を構成し、この左右の主構間に亙
って、パネル状鋼床版を架設連結して構成する組立柵に
関し、前記鋼床版の左右主構に対する架設作業を容易に
できるようにするとともに、鋼床版の左右主構に対する
連結を強力なものとでき、かつ橋への垂り入れ部処理を
容易化することができるようにする点に、その目的があ
る。
先ず、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図は夫々、組立柵の概略的な側面図と縦断
正面図を示す。
正面図を示す。
この組立柵は、下弦材1aと斜材2とから成る三角形の
主構トラスaの複数個を、下弦材1a長手方向に沿って
並設して、夫々の下端対接部において添接板3を介して
連結して長尺な主構Aを構成し、かつ、このように構成
された主構Aを二つ、下弦材1a長手方向に直交する左
右横方向に並置し、かつ左右両生構A、Aの下端間に亙
って、複数枚のパネル状鋼床版4・・・・・・を下弦材
1a長手方向に並列する状態で架設連結し、かつ各主構
Aにおいて隣接するトラスa、a・・・・・・の上端部
間に、夫々上弦材1b・・・・・・を、ガセット(繋板
)5・・・・・・を介して架設連結して構成したもので
ある。
主構トラスaの複数個を、下弦材1a長手方向に沿って
並設して、夫々の下端対接部において添接板3を介して
連結して長尺な主構Aを構成し、かつ、このように構成
された主構Aを二つ、下弦材1a長手方向に直交する左
右横方向に並置し、かつ左右両生構A、Aの下端間に亙
って、複数枚のパネル状鋼床版4・・・・・・を下弦材
1a長手方向に並列する状態で架設連結し、かつ各主構
Aにおいて隣接するトラスa、a・・・・・・の上端部
間に、夫々上弦材1b・・・・・・を、ガセット(繋板
)5・・・・・・を介して架設連結して構成したもので
ある。
前記上弦材1bと下弦材1aとで横桁橋における弦材1
を構成しているが、この実施例では、この弦材1のうち
、下弦材1aが二つの斜材2,2とともにトラスaに予
め一体的に組込まれている訳である。
を構成しているが、この実施例では、この弦材1のうち
、下弦材1aが二つの斜材2,2とともにトラスaに予
め一体的に組込まれている訳である。
又、この実施例では鋼床版4が橋の下端近くに設置され
た下路構造に構成され、かつ橋の上端において上部横横
材を架設しないポニートラスに構成されである。
た下路構造に構成され、かつ橋の上端において上部横横
材を架設しないポニートラスに構成されである。
前記パネル状鋼床版4は、複数本の横桁材およびこれら
を連結する連結材がパネル状コンクリート版内に埋設さ
れたもので、その上面が車道面に形成されている。
を連結する連結材がパネル状コンクリート版内に埋設さ
れたもので、その上面が車道面に形成されている。
これは、一般の橋桁材と覆工板とを一体化したものに相
当する。
当する。
又、前記下弦材1b、下弦材1a、斜材2は夫々H形鋼
で構成されている。
で構成されている。
而して、前記鋼床版4を架設するに当って、第3図〜第
5図のように、隣接するトラスa、aの、互いにVの字
を形成する斜材2,2の下端外面部に夫々その外端面が
鉛直姿勢の三角状の段板6,6を溶接等適宜手段で個定
する一方、この段板6,6に、特殊な形状のブラケット
7のウェア部分7aを挿入してボルト・ナツトで固定し
、このブラケット7の底板部7dに鋼床版4を仮置きし
たのち、正確な位置決めを行ない、この鋼床版4を、ブ
ラケット7の底板部7dおよび段板6,6からの突出鉛
直板部7Cに、夫々ボルトを介して固定するものである
。
5図のように、隣接するトラスa、aの、互いにVの字
を形成する斜材2,2の下端外面部に夫々その外端面が
鉛直姿勢の三角状の段板6,6を溶接等適宜手段で個定
する一方、この段板6,6に、特殊な形状のブラケット
7のウェア部分7aを挿入してボルト・ナツトで固定し
、このブラケット7の底板部7dに鋼床版4を仮置きし
たのち、正確な位置決めを行ない、この鋼床版4を、ブ
ラケット7の底板部7dおよび段板6,6からの突出鉛
直板部7Cに、夫々ボルトを介して固定するものである
。
前記底板部7dは、下弦材1a、laの下端と同−又は
ほぼ同一レベルに位置し、かつ、前記鉛直板部7Cは、
底板部7dの巾方向中間位置から立設されており、底板
部7dの巾方向両側に、夫々隣接する鋼床版4,4を載
置すべくなしである。
ほぼ同一レベルに位置し、かつ、前記鉛直板部7Cは、
底板部7dの巾方向中間位置から立設されており、底板
部7dの巾方向両側に、夫々隣接する鋼床版4,4を載
置すべくなしである。
7e、7eは、底板部7dと鉛直板部7Cとを連結する
L形の補強板部であり、その外端縁に鋼床版4,4の端
面が接当位置規制されるべくなしである。
L形の補強板部であり、その外端縁に鋼床版4,4の端
面が接当位置規制されるべくなしである。
前述の底板部7dの位置関係がら、鋼床版4は、それの
全高範囲の一部が下弦材1aの上下中相当位置に位置し
、左右対向トラスa、aと鋼床版4とで、橋軸方向およ
びこれに直交する水平方向の荷重に対して極めて強固な
ラーメン構造を構成している。
全高範囲の一部が下弦材1aの上下中相当位置に位置し
、左右対向トラスa、aと鋼床版4とで、橋軸方向およ
びこれに直交する水平方向の荷重に対して極めて強固な
ラーメン構造を構成している。
尚、8は、斜材2,2に固定した水平板9,9間に亙っ
て架設されたボルト・ナツトで個定された連結板でこの
連結板8は、ブラケット7の上方フランジ7bに接当し
、かつボルト・ナツトを介して固定される。
て架設されたボルト・ナツトで個定された連結板でこの
連結板8は、ブラケット7の上方フランジ7bに接当し
、かつボルト・ナツトを介して固定される。
第6図は、垂直材のある主構端部構成体a’、a’に対
するブラケット7の固定手段を示している。
するブラケット7の固定手段を示している。
この場合主構構成体a′は、下弦材1a’と鉛直姿勢の
縦材2′とを有しており、第3図、第4図で述べた段板
を用いることはす対向縦材2’、 2部間に、直接ブラ
ケット7を挿入固定すべくなしである。
縦材2′とを有しており、第3図、第4図で述べた段板
を用いることはす対向縦材2’、 2部間に、直接ブラ
ケット7を挿入固定すべくなしである。
第7図は、主構aを二つ近接配置した二連主構Xを、左
右に適当量隔隔てて一対設けた場合の組立式横桁橋を示
し、この場合の鋼床版4の架設手段は、第8図の通り、
原理的に、第3図と同様である。
右に適当量隔隔てて一対設けた場合の組立式横桁橋を示
し、この場合の鋼床版4の架設手段は、第8図の通り、
原理的に、第3図と同様である。
この場合、ブラケット7のウェブ部分7aは、二連主構
Xにおける各主構A、Aの、トラスa、aa、aにおけ
る斜材2,2,2.2に固定された段板6゜6.6.6
間に共通して挿入固定される。
Xにおける各主構A、Aの、トラスa、aa、aにおけ
る斜材2,2,2.2に固定された段板6゜6.6.6
間に共通して挿入固定される。
10は、近接両生構A、Aを、段板6,6,6.6部に
おいて間隔保持しつつ互いに連結するためのピースであ
る。
おいて間隔保持しつつ互いに連結するためのピースであ
る。
尚、主構トラスaとしては、第9図のように、弦材1つ
まり上下両弦材1a、lbを、斜材2,2で連結したも
のでも良い。
まり上下両弦材1a、lbを、斜材2,2で連結したも
のでも良い。
又、下路構造の他に、第10図で示すように、鋼床版4
を左右トラスa、aの上端間に架設する上路構造に適用
するも良い。
を左右トラスa、aの上端間に架設する上路構造に適用
するも良い。
以上、実施例について述べたが、本考案による組立橋の
要旨は、下弦材1aと斜材2とから成る主構トラスaの
複数個を連結して左右の主構A、Aを構成し、この左右
の主構A、A間に亙って、パネル状鋼床版4を架設連結
して構成する組立橋において、前記左右側主構A、Aの
各隣接する主構トラスa、aの端部間に、前記鋼床版4
を、それの全高範囲の一部が前記各主構トラスa、aを
構成する各下弦材1a、laの上下山内に位置する状態
で載置固定したブラケット7を挿入固定しであることを
特徴とする点にあり、これによって次の諸効果を奏する
に至った。
要旨は、下弦材1aと斜材2とから成る主構トラスaの
複数個を連結して左右の主構A、Aを構成し、この左右
の主構A、A間に亙って、パネル状鋼床版4を架設連結
して構成する組立橋において、前記左右側主構A、Aの
各隣接する主構トラスa、aの端部間に、前記鋼床版4
を、それの全高範囲の一部が前記各主構トラスa、aを
構成する各下弦材1a、laの上下山内に位置する状態
で載置固定したブラケット7を挿入固定しであることを
特徴とする点にあり、これによって次の諸効果を奏する
に至った。
(イ)鋼床版4は、相当大重量のものであるが、これを
、主構A、Aに架設するに当って、トラスa、aの端部
間に挿入固定され、強固に支持されたブラケット7に対
し、一時的に仮置きし、しがる後にこの仮置状態で正確
な位置決めを行なうことができるため、鋼床版4の架設
作業を、比較的楽に行なうことができる。
、主構A、Aに架設するに当って、トラスa、aの端部
間に挿入固定され、強固に支持されたブラケット7に対
し、一時的に仮置きし、しがる後にこの仮置状態で正確
な位置決めを行なうことができるため、鋼床版4の架設
作業を、比較的楽に行なうことができる。
(ロ)鋼床版4の全高範囲の一部が下弦材1a、1aの
上下山内に位置しているため、トラスa、aと鋼床版4
とで、水平荷重に対する極めて強固なラーメン構造を現
出でき、もって組立橋全体の強度を大巾にアップするこ
とができる。
上下山内に位置しているため、トラスa、aと鋼床版4
とで、水平荷重に対する極めて強固なラーメン構造を現
出でき、もって組立橋全体の強度を大巾にアップするこ
とができる。
殊に、実施例の如く、鋼床版4を、ブラケット7の底板
部7dおよび鉛直板部7Cとに対して、互いに直交する
二方向から連結すべくなせば、極めて強力なラーメン構
造となし得る。
部7dおよび鉛直板部7Cとに対して、互いに直交する
二方向から連結すべくなせば、極めて強力なラーメン構
造となし得る。
(ハ)、(ロ)と同じ理由により、殊に下路構造の場合
、鋼床版4位置が低いため、橋への乗り入れ部の処理(
アプローチ勾配や橋台胸壁)が容易となるといった効果
も併せ有する。
、鋼床版4位置が低いため、橋への乗り入れ部の処理(
アプローチ勾配や橋台胸壁)が容易となるといった効果
も併せ有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る組立橋の実施例を示し、第1図は一
部切欠側面図、第2図は縦断正面図、第3図は分解斜視
図、第4図は要部斜視図、第5図は要部側面図、第6図
は部分分解斜視図、第7図、第8図は別実施例に係り第
7図は縦断正面図、第8図は分解斜視図、第9図は主構
トラスの変形を示す側面図、第10図は上路構造の組立
橋を示す縦断正面図である。 1a・・・・・・下弦材、2・・・・・・斜材、4・・
・・・・パネル状鋼床版、7・・・・・・ブラケット、
A・・・・・・主構、a・・・・・・主構トラス。
部切欠側面図、第2図は縦断正面図、第3図は分解斜視
図、第4図は要部斜視図、第5図は要部側面図、第6図
は部分分解斜視図、第7図、第8図は別実施例に係り第
7図は縦断正面図、第8図は分解斜視図、第9図は主構
トラスの変形を示す側面図、第10図は上路構造の組立
橋を示す縦断正面図である。 1a・・・・・・下弦材、2・・・・・・斜材、4・・
・・・・パネル状鋼床版、7・・・・・・ブラケット、
A・・・・・・主構、a・・・・・・主構トラス。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 下弦材1aと斜材2とから成る主構トラスaの複数個を
連結して左右の主溝A、Aを構成し、この左右の主溝A
、A間に亙って、パネル状鋼底版4を架設連結して構成
する組立柵において、前記左右側上溝A、Aの各隣接す
る主構トラスa、aの端部間に、前記鋼底版4を、それ
の全高範囲の一部が、前記各主構トラスa、aを構成す
る各下弦材1a。 1aの上下山内に位置する状態で載置固定したブラケッ
ト7を挿入固定しである組立柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10586278U JPS5824968Y2 (ja) | 1978-07-31 | 1978-07-31 | 組立橋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10586278U JPS5824968Y2 (ja) | 1978-07-31 | 1978-07-31 | 組立橋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5524320U JPS5524320U (ja) | 1980-02-16 |
JPS5824968Y2 true JPS5824968Y2 (ja) | 1983-05-28 |
Family
ID=29048513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10586278U Expired JPS5824968Y2 (ja) | 1978-07-31 | 1978-07-31 | 組立橋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824968Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0686591U (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-20 | 安弘 沼田 | 家具等の支脚伸縮調節装置 |
-
1978
- 1978-07-31 JP JP10586278U patent/JPS5824968Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5524320U (ja) | 1980-02-16 |
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