JP3027554B2 - プレハブ橋梁ユニット及びプレハブ橋梁 - Google Patents
プレハブ橋梁ユニット及びプレハブ橋梁Info
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Description
あたり、工事期間を短縮することを可能にしたプレハブ
橋梁、特に小支間橋に適したプレハブ橋梁に関するもの
である。
支間橋の架かる中小河川が数多く存在する。小支間橋を
はじめ橋梁は、年月の経過により老朽化したり損傷した
り、補修や架け替え等の必要が生じる。これらの工事
は、通常は、長期の交通規制、特に架け替え工事は全面
的な規制を伴うのが普通である。
に密着した生活道路となっており、このような状況のも
とでの長期の交通規制は生活への影響が生じることか
ら、大きな問題となる。
いては、工事を短期間で完了させることが、工事遂行の
重要課題となる。そこで、本発明では、以下述べるとこ
ろにより工事期間の短縮を可能としたプレハブ橋梁を提
供するものである。
梁ユニットは、適宜の大きさの鋼板からなるデッキプレ
ート下面に、2本の型鋼からなる主桁間とその両外側に
位置するCT鋼からなる縦リブの天端を溶接接合し、2
本の型鋼からなる主桁のウエブに型鋼からなる横桁を溶
接接合し、デッキプレート下面に主桁の上フランジをボ
ルト結合するとともに、横桁上の上フランジに縦リブの
フランジをボルト結合してなることを特徴とするもので
ある。
は、適宜の大きさの鋼板からなるブッキプレート下面
に、2本の型鋼からなる主桁間とその両外側に位置する
CT鋼からなる縦リブの天端を溶接接合して床版部材を
製作するとともに、2本の型鋼からなる主桁のウエブに
型鋼からなる横桁を溶接接合して桁部材を製作し、床版
部材と桁部材とを床版部材のデッキプレート下面に桁部
材の主桁の上フランジをボルト結合するとともに、桁部
材の横桁上の上フランジに床版部材の縦リブのフランジ
をボルト結合してなることを特徴とする。
は、これらのユニットを道路幅員方向に必要な数だけ並
列配置して架設し、隣接部を添接板を用いてボルト結合
することを特徴とするものである。
て説明する。
ついて、図1乃至図6に基いて説明する。
ットの主桁と横桁との位置関係を示す平面図、図3は、
図1のA−A断面図、図4は、床版部材と桁部材を分離
して示す分解図、図5は、図1のB−B断面図、図6
は、横桁隣接部における縦リブのフランジ切り欠き部を
示す平面図である。
ト2と、型鋼からなる主桁3と、型鋼からなる横桁4と
CT鋼からなる縦リブ5とにより形成される。
とし、橋長方向は基本的には一本物、幅員方向は橋梁全
体を考慮して決定する。陸送可能幅としては2メートル
程度である。デッキプレート2、主桁3、横桁4、縦リ
ブ5の寸法は橋長及び橋幅に対応して定める。デッキプ
レート2の下面に取り付ける主桁3は2本とする。
4(イ)に示すように、デッキプレート2の下面に後述
する2本の主桁間に位置する2本の縦リブ5を、2本の
主桁3の両外側に位置する各縦リブ5を、その天端を介
して溶接接合してなる床版部材6を製作するとともに、
図4(ロ)に示すように2本の主桁3のウエブ3cに横
桁4を溶接接合してなる桁部材7を製作する。ついで、
図3、図4に示すように床版部材6と桁部材7とを床版
部材6のデッキプレート2の下面に桁部材7の主桁3の
上フランジ3aをボルト8で結合するとともに、桁部材
7の横桁4の上フランジ4aに床版部材6の縦リブ5の
フランジ5aをボルト8で結合する。10は並列配置す
る隣接する別のユニットを結合するためにボルト8によ
り床版部材6の床版2に仮止めされた添接板、9は縦リ
ブ5の補剛板である。
端部のフランジ4aに直交して位置する縦リブ5のフラ
ンジ5aは、図5及び図6に示すような切り欠き部5c
が形成されている。これは、隣接する別のユニットの横
桁を結合する際の添接板を横桁フランジ上に配置するた
めのものである。以下、本発明の実施の形態では、横桁
4の結合部の縦リブ5のフランジは、切り欠きが形成さ
れている。
さの鋼板からなるデッキプレート2下面に、2本の型鋼
からなる主桁3間とその両外側に位置するCT鋼からな
る縦リブ5の天端を溶接接合し、2本の型鋼からなる主
桁3のウエブ3cに型鋼からなる横桁4を溶接接合し、
デッキプレート2下面に主桁3の上フランジ3aをボル
ト8結合するとともに、横桁4上の上フランジ4aに縦
リブ5のフランジ5aをボルト8結合してなるプレハブ
橋梁ユニットが形成される。なお、かかるユニットの製
作手順は、種々の方法が考えられるが、上述のように、
デッキプレートと縦リブからなる床版部材と、主桁と横
桁からなる桁部材とを、別に形成すると、床版部材と桁
部材とを別々に運送することもでき、大変便利である。
されるべき現場へ運搬され、橋台に架け渡されてプレハ
ブ橋梁を形成する。図7乃至図11に詳細を示す。
された状態を示す概略図、図8は並列配置されたユニッ
トの一部切り欠き平面図、図9は並列配置されたユニッ
トの横桁部分の断面図、図10は並列配置されたユニッ
トの一般部の断面図、図11は隣接するユニットの横桁
結合部の平面図である。
数だけ並列配置される。その隣接部は、隣り合うデッキ
プレート2、2の上面及び下面に添接板10、11を添
接してボルト8で結合され、また、横桁4の上フランジ
4a、下フランジ4b、ウエブ4cにそれぞれ添接板1
3、14、15を添接してボルト8で結合され、全体と
して一体化している。ここで、横桁4の上フランジ4a
上に位置する互いに隣り合う隣接部付近の上フランジ4
a上に直交して位置する縦リブ5のフランジ5aは、互
いに向い合う切り欠き5cが切り欠かれていて、添接板
13が互いのウエブ5bに密接している。図中16は
沓、17は地覆である。
は一枚ものとして形成するのを基本とするが、河川の大
きさの程度によっては、橋長方向に複数接続することを
妨げるものではなく、この場合予め橋長方向に接続して
から必要な数だけ並列配置して架設する。
設が終了する。その後に必要な舗装18を施工し、工事
全体が完了する。なお、高欄等の付属物はユニットへ一
体化して架設してもよいし、舗装施工後に取り付けても
よい。
ぎの効果を有する。
化され、運送及び架設が容易である。
とにより、施工は簡素化され工期が短縮する。
で、構造的に安定し、架け渡しが容易である。
ある。
る。
部を示す平面図である。
示す概略図である。
である。
る。
ある。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 適宜の大きさの鋼板からなるデッキプレ
ート下面に、2本の型鋼からなる主桁間とその両外側に
位置するCT鋼からなる縦リブの天端を溶接接合し、2
本の型鋼からなる主桁のウエブに型鋼からなる横桁を溶
接接合し、デッキプレート下面に主桁の上フランジをボ
ルト結合するとともに、横桁上の上フランジに縦リブの
フランジをボルト結合してなることを特徴とするプレハ
ブ橋梁ユニット。 - 【請求項2】 適宜の大きさの鋼板からなるデッキプレ
ート下面に、2本の型鋼からなる主桁間とその両外側に
位置するCT鋼からなる縦リブを天端を溶接接合して床
版部材を製作するとともに、2本の型鋼からなる主桁の
ウエブに型鋼からなる横桁を溶接接合して桁部材を製作
し、床版部材と桁部材とを床版部材のデッキプレート下
面に桁部材の主桁の上フランジをボルト結合するととも
に、桁部材の横桁上の上フランジに床版部材の縦リブの
フランジをボルト結合してなることを特徴とするプレハ
ブ橋梁ユニット。 - 【請求項3】 適宜の大きさの鋼板からなるデッキプレ
ート下面に、2本の型鋼からなる主桁間とその両外側に
位置するCT鋼からなる縦リブの天端を溶接接合し、2
本の型鋼からなる主桁のウエブに型鋼からなる横桁を溶
接接合し、デッキプレート下面に主桁の上フランジをボ
ルト結合するとともに、横桁上の上フランジに縦リブの
フランジをボルト結合してなることを特徴とするプレハ
ブ橋梁ユニットを、道路幅員方向に必要な数だけ並列配
置して架設し、隣接部を添接板を用いてボルト結合して
なることを特徴とするプレハブ橋梁。 - 【請求項4】 適宜の大きさの鋼板からなるデッキプレ
ート下面に、2本の型鋼からなる主桁間とその両外側に
位置するCT鋼からなる縦リブの天端を溶接接合して床
版部材を製作するとともに、2本の型鋼からなる主桁の
ウエブに型鋼からなる横桁を溶接接合して桁部材を製作
し、床版部材と桁部材とを床版部材のデッキプレート下
面に桁部材の主桁の上フランジをボルト結合するととも
に、桁部材の横桁上の上フランジに床版部材の縦リブの
フランジをボルト結合してなることを特徴とするプレハ
ブ橋梁ユニットを、道路幅員方向に必要な数だけ並列配
置して架設し、隣接部を添接板を用いてボルト結合して
なることを特徴とするプレハブ橋梁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22293797A JP3027554B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | プレハブ橋梁ユニット及びプレハブ橋梁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22293797A JP3027554B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | プレハブ橋梁ユニット及びプレハブ橋梁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1150416A JPH1150416A (ja) | 1999-02-23 |
JP3027554B2 true JP3027554B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=16790215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22293797A Expired - Fee Related JP3027554B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | プレハブ橋梁ユニット及びプレハブ橋梁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027554B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102704394A (zh) * | 2012-06-15 | 2012-10-03 | 湖南大学 | 带强化接头的钢-纤维混凝土组合桥面结构及其施工方法 |
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JP2004225519A (ja) * | 2003-01-24 | 2004-08-12 | Hideyuki Hirasawa | 横桁を斜めに配置した橋梁構造 |
JP2006077523A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Jfe Engineering Kk | 鋼床版の補強工法 |
JP4705607B2 (ja) * | 2007-05-10 | 2011-06-22 | 新日本製鐵株式会社 | 鋼床版および鋼床版の製造方法 |
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CN112376798B (zh) * | 2020-11-09 | 2023-07-28 | 广州大学 | 一种基于螺栓连接的装配式钢-uhpc梁板结构及其制作方法 |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP22293797A patent/JP3027554B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102704394A (zh) * | 2012-06-15 | 2012-10-03 | 湖南大学 | 带强化接头的钢-纤维混凝土组合桥面结构及其施工方法 |
CN102704394B (zh) * | 2012-06-15 | 2014-09-10 | 湖南大学 | 带强化接头的钢-纤维混凝土组合桥面结构及其施工方法 |
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JPH1150416A (ja) | 1999-02-23 |
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