JPH0447493Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0447493Y2
JPH0447493Y2 JP1984195858U JP19585884U JPH0447493Y2 JP H0447493 Y2 JPH0447493 Y2 JP H0447493Y2 JP 1984195858 U JP1984195858 U JP 1984195858U JP 19585884 U JP19585884 U JP 19585884U JP H0447493 Y2 JPH0447493 Y2 JP H0447493Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
valve
port surface
port
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984195858U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61112176U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984195858U priority Critical patent/JPH0447493Y2/ja
Publication of JPS61112176U publication Critical patent/JPS61112176U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0447493Y2 publication Critical patent/JPH0447493Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、圧力流体の流路切換用の弁に関し、
特に流路切換弁用のパイロツト弁として有用な電
磁弁に関する。
従来の技術 圧力流体の流路切換を行なうに当つて、従来よ
り各種の弁が使用されているが、近時、自動制御
システムの発達に伴い、電磁パイロツト弁を具え
た流体圧作動の流路切換弁が多用されるようにな
つている。
このようなパイロツト弁としては、一般に小口
径のポートを並べて設け、流体流通路を凹設した
弁体をソレノイド作動のプランジヤに直結させて
ポート面上を摺動させ、ポートの切りかえを行う
のが一般的であり、たとえば実公昭55−16534号
に開示された四方電磁弁がある。
そして、このような従来技術による弁において
は、円板形のスライド弁体が使用されるようにな
つているのが普通であつた。
しかし、制御システムを一層コンパクトとし、
かつ経済的に構成したいとする要望が強まつてき
たのに、従来技術による切換弁では対応に限度が
あつてこのような要望を満たすことはできなかつ
た。
解決すべき問題点 本考案は、流路切換弁の駆動機構等を一層小型
化すると共に、一層コンパクトであつて少い駆動
電力で作動する効率のよい切換弁を提供しようと
するものである。
問題点を解決するための手段 上述の目的を達成するために、本考案に於ては
3個の流出ポートを直線上に形成したポート面と
1個の流入口とを有する弁本体と、該流出ポート
の径と略等しい幅の流体通路が底面に凹設され該
底面を該ポート面に接して該直線上を摺動する短
柱状の弁体と、電磁石により直線的に駆動される
プランジヤにその先端部から延長するように固定
されて該弁体をその周面で摺動可能に嵌合保持す
るガイド枠を形成するとともに該ポート面との接
触する複数の突起を形成した弁体ホルダと、該ガ
イド枠内に嵌合した該弁体の背面中心部を該ポー
ト面に向けて垂直に押圧する弁体ばねとを備え
て、四方電磁弁を構成したものである。
以下、本考案に係る四方電磁弁を図に基づいて
説明する。
第1図において、1はソレノイド、2はプラン
ジヤ、3は弁本体、4は弁体である。弁本体3に
は高圧側流体出口11と、低圧側流体出口12,
13,14とが対向するように設けられており、
低圧側流体出口12,13,14は弁シート5の
平滑なポート面5aに直線上に定間隔で設けられ
たポート12a,13a,14aに開口してい
る。
6は弁体ホルダ、7は弁体ばねであり、8は弁
体ばね7を弁体ホルダ6に固着したいるリベツト
である。
第2図に示すように、プランジヤ2の先端部に
は、弁体ホルダ6の基部を挿入して固定するため
の空間2aが設けられている。弁体ホルダ6は板
状であつて、その基部は空間2aに丁度挿入でき
る幅に形成され、その先の腕部との間に段部6a
が形成されている。空間2aの開口縁2bは僅か
に外方に突出していて、弁体ホルダの段部6aを
カシメて固定しており、これによつて弁体ホルダ
6はプランジヤ2と一体に作動するように構成さ
れている。
弁体ホルダ6の腕部には、弁体4を挿入して保
持するための貫通孔6bが設けられており、この
孔6bで形成されたガイド枠の中に挿入された弁
体4は、横方向にはガタつがずに自由に摺動し出
入できるようになつている。また、弁体ホルダ6
の背面にリベツト8で固着された弁体ばね7は、
弁体4の背面中心部をポート面に向けて垂直に常
時軽く押圧している。
この弁体ホルダ6の腕部先端の両側には、ポー
ト面5aに向つて設けられた突起6cがポート面
5aに添つて摺動するようになつており、電磁弁
の宿命であるプランジヤのがたつきや回転運動に
よつて弁体ホルダー6がポート面5aに対して傾
くのを防いでいる。
また、別の形状の弁体ホルダの例を第3図に示
す。この弁体ホルダ16においては、基部は円柱
形となつていてプランジヤ2に設けられた空間2
aに嵌合させ、カシメて固定するようにしてあ
る。腕部の構造は前例と同様である。
弁体4は、直列に並んだ3個のポート12a,
13a,14aのうち隣接する2個のポートの間
に流体通路を形成するに足る最小の大きさで、略
長円形短柱状に形成されている。流体通路4aは
ポートの径とほぼ等しい幅と深さを有するように
形成されており、第4図bに示すようにポート面
に接する面積が最小限になるように弁体4が形成
されている。
第4図aは、従来のこの種の弁における弁体
4′の形状を示すものであるが、弁体4′は円板状
であり、流体通路4a′も円形凹部であつた。
このように構造された本考案の四方電磁弁は、
従来技術の弁に比較して弁体4が小さく形成され
ており、高圧側流体によつてポート面5aへ弁体
4を押圧する力が軽減されている。そして、この
ことがまた、一般的にはポート面上での弁体4の
摺動の不安定さを増加させる原因でもあるが、本
考案では弁体ホルダ6の貫通孔6bがガイド枠と
して弁体4をポート面5aに対して常時正しく接
するように規制しており、また更に、弁体ばね7
が弁体4を常時垂直に軽く押圧しているので、弁
体を小さくしたための不都合の発生を抑止するこ
とができたものである。
考案の効果 以上詳述したように、本考案の四方電磁弁は、
弁体の小型化に伴なう不具合を発生させることな
く受圧面積の減少に成功したため弁体の摺動が容
易となり、プランジヤばねおよびソレノイドの吸
引力を小さくすることを通じて電磁石の小型化と
生産コストの低減ができ、また、制御システムの
コンパクト化と省エネルギー化を可能としたもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る四方電磁弁の構造を示
す縦断面図であり、第2図は、弁体ホルダの取付
状態を示す部分破断図で、aは裏面bは正面を示
す。第3図は別な形状の弁体ホルダの例を示す斜
視図である。第4図aは従来技術におけるスライ
ド弁体の例を、また同図bは本考案におけるスラ
イド弁体の例をそれぞれ示すポート面の正面図で
ある。 1……ソレノイド、2……プランジヤ、3……
弁本体、4……弁体、5……弁シート、6……弁
体ホルダ、7……弁体ばね、8……リベツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 3個の流出ポートを直線上に形成したポート面
    と1個の流入口とを有する弁本体と、該流出ポー
    トの径と略等しい幅の流体通路が底面に凹設され
    該底面を該ポート面に接して該直線上を摺動する
    短柱状の弁体と、電磁石により直線的に駆動され
    るプランジヤにその先端部から延長するように固
    定されて該弁体をその周面で摺動可能に嵌合保持
    するガイド枠を形成するとともに該ポート面との
    接触する複数の突起を形成した弁体ホルダと、該
    ガイド枠内に嵌合した該弁体の背面中心部を該ポ
    ート面に向けて垂直に押圧する弁体ばねとを備え
    てなる四方電磁弁。
JP1984195858U 1984-12-26 1984-12-26 Expired JPH0447493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984195858U JPH0447493Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984195858U JPH0447493Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61112176U JPS61112176U (ja) 1986-07-16
JPH0447493Y2 true JPH0447493Y2 (ja) 1992-11-10

Family

ID=30753474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984195858U Expired JPH0447493Y2 (ja) 1984-12-26 1984-12-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0447493Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004218773A (ja) * 2003-01-16 2004-08-05 Saginomiya Seisakusho Inc 直動スライド式電磁弁
JP2005326007A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Zhejiang Sanhua Refrigerating Group Co Ltd 四方変換電磁弁のガイド弁ユニット
CN106286895A (zh) * 2015-05-21 2017-01-04 浙江三花股份有限公司 三通电磁阀

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4712645B2 (ja) * 2006-08-22 2011-06-29 高砂電気工業株式会社 スライド式ソレノイドバルブ
KR101202184B1 (ko) 2011-03-21 2012-11-19 이종천 파일럿 밸브 및 그를 이용한 리버싱 밸브
KR101306344B1 (ko) * 2011-09-19 2013-09-09 이종천 파일럿 밸브, 리버싱 밸브 및 파일럿 밸브 제조방법
JP6404246B2 (ja) * 2016-01-29 2018-10-10 株式会社鷺宮製作所 電磁切換弁
JP7349512B2 (ja) * 2019-06-04 2023-09-22 浙江盾安人工環境股▲ふん▼有限公司 パイロット弁及び四方切換弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50127232A (ja) * 1974-03-14 1975-10-07

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57174861U (ja) * 1981-04-30 1982-11-04
JPS5894962U (ja) * 1981-12-21 1983-06-28 三菱電機株式会社 四方弁

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50127232A (ja) * 1974-03-14 1975-10-07

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004218773A (ja) * 2003-01-16 2004-08-05 Saginomiya Seisakusho Inc 直動スライド式電磁弁
JP2005326007A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Zhejiang Sanhua Refrigerating Group Co Ltd 四方変換電磁弁のガイド弁ユニット
CN106286895A (zh) * 2015-05-21 2017-01-04 浙江三花股份有限公司 三通电磁阀
CN106286895B (zh) * 2015-05-21 2019-05-28 浙江三花制冷集团有限公司 三通电磁阀

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61112176U (ja) 1986-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5076323A (en) Electromagnetic valve
JPH0447493Y2 (ja)
US5546987A (en) Solenoid valve
US4711269A (en) Solenoid valve
KR20000071173A (ko) 압전형 밸브
IE61313B1 (en) Switching microelectrovalve having a single diaphragm
JPS6314238B2 (ja)
JP2000130614A (ja)
EP0319618B1 (en) Solenoid valve
US5280882A (en) Electromagnetic valve
JPH04312205A (ja) スロースタートバルブ
JPH0368685U (ja)
JPH0220874B2 (ja)
CN215806482U (zh) 一种换向阀
JPS6141484Y2 (ja)
JPS61149770U (ja)
JPH043185Y2 (ja)
JPS62195435U (ja)
JPH031369U (ja)
JPS63140179A (ja) 微少流量制御弁
JPS6116452Y2 (ja)
CN114838182A (zh) 电磁切换阀
JPS6342981U (ja)
JPS62200874U (ja)
JPH043187Y2 (ja)