JPH0220874B2 - - Google Patents

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JPH0220874B2
JPH0220874B2 JP17164483A JP17164483A JPH0220874B2 JP H0220874 B2 JPH0220874 B2 JP H0220874B2 JP 17164483 A JP17164483 A JP 17164483A JP 17164483 A JP17164483 A JP 17164483A JP H0220874 B2 JPH0220874 B2 JP H0220874B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrostrictive element
valve
elastic member
coil spring
elastic force
Prior art date
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Expired
Application number
JP17164483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6065970A (ja
Inventor
Shigekazu Nagai
Tetsuo Kuguminato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMC Corp
Original Assignee
SMC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by SMC Corp filed Critical SMC Corp
Priority to JP17164483A priority Critical patent/JPS6065970A/ja
Publication of JPS6065970A publication Critical patent/JPS6065970A/ja
Publication of JPH0220874B2 publication Critical patent/JPH0220874B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/025Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic actuated by thermo-electric means

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電歪素子を用いた弁装置に関し、
一層詳細には、所定電圧下に湾曲動作する電歪素
子に弾性部材を係着し、電歪素子の湾曲作用と弾
性部材の弾発力により弁座の開聞動作を行うよう
に構成した流体制御用の弁装置に関する。
流体の通路を切り換えることによりアクチユエ
ータの付勢・滅勢をはかる弁装置として電磁弁が
広汎に普及している。この電磁弁は、一般的にソ
レノイドを含むために小型化には限度があるし、
また、複数個の電磁弁を連接して電磁弁マニホー
ルドにした場合、前記のように小型化に対する制
約と共にソレノイドの付勢・滅勢時の衝撃、音も
無視できないほどに煩わしい。しかもソレノイド
の付勢・滅勢に消費される電力はすこぶる大きい
ために現在の省エネルギーの要請に適合しない。
さらにまた、空気等の流体圧を利用するロボツト
に電磁弁を付設してその制約を行おうとする時、
この電磁弁は、マイクロプロセツサ等を組み込ん
で可及的に小型であろうとするロボツトの構造上
の要請を充分に満足させるものではない。
そこで、本発明者等は、鋭意研究並びに工夫を
重ねた結果、電圧の印加極性によつて互いに伸縮
する板状の電歪素子を二枚張り合わせたバイモル
フ型電歪素子に着目し、このバイモルフ型電歪素
子の少なくとも一端部に弾性部材を係着し、所定
電圧を印加して電歪素子を湾曲させる際、前記弾
性部材の弾発力を活用すれば、湾曲する電歪素子
と前記弾性部材とによつて容易に弁座の開閉動作
が行われる弁装置が得られ前記の問題点が一挙に
解消することがわかつた。
従つて、本発明の目的は、小型化に適し、動作
が確実且つ静寂であり、しかも、製造コストも低
廉で省エネルギーの要請に適する弁装置を提供す
るにある。
前記の目的を達成するために、本発明は、対向
する一対の弁座を含む弁体の前記弁座の間に電歪
素子を配設すると共にこの電歪素子の少なくとも
一端部に弾性部材を係着し、所定の電圧の印加に
よつて前記電歪素子に生ずる湾曲作用と前記弾性
部材の弾発力により前記弁座の開閉を行うことを
特徴とする。
次に、本発明に係る弁装置について好適な実施
例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第1図において、参照符号10は、三方切換弁
を構成する筐体を示し、この筐体10にはその内
部空間12と連通する流体導入口14、流体導出
口16および流体排出口18とが形成される。こ
の場合、流体導入口14と流体排出口18とが形
成される筐体10の側壁部20a,20bは、若
干その中央部を円錐台状に膨出してこの膨出部に
弁座22,24を形成する。すなわち、弁座22
は流体導入用であり、弁座24は流体排出用であ
る。
一方、筐体10の比較的分厚い側壁部26a,
26bに室28a,28bを画成し、この室28
a,28bに夫々コイルスプリング30a,30
bを収納する。なお、前記コイルスプリング30
a,30bの先端部にヒンジ作用を行うV溝を含
む係止部材32a,32bを係着すると共にその
V溝を利用して電歪素子34を係止する。電歪素
子34は、図から諒解されるように電圧の印加極
性によつて伸縮する一対の板状の素子片36a,
36bで構成され、その幅広な夫々の側面部が前
記弁座22,24に対面するよう配設される。
そこで、以上のように構成される弁装置の作用
について説明する。
既に述べたように、バイモルフ型の電歪素子
は、印加される電圧Vの極性によつて互いに反対
に伸縮する板状の素子P1,P2を少なくとも二枚
重ね合わせて構成される。従つて、第2図におい
て、所定の極性で電圧が印加されると素子P1は、
伸長し、一方、素子P2は逆に収縮する。この結
果、図において下方に指向する湾曲状態が得られ
る。一方、前記と反対の極性で電圧を印加する
と、素子P1は収縮し、素子P2は、伸長し、これ
によつて前記と逆の湾曲状態が得られる。
以上のような原理を基本として第1図に示す実
施例の作用について説明すれば次の通りである。
さて、当初、コイルスプリング30a,30b
の弾発力により電歪素子34は湾曲して弁座22
を閉塞する状態にある。そこで、素子片36a,
36bに所定の極性の電圧を印加すれば、素子片
36aは収縮作用を開始すると共に素子片36b
は伸長作用を開始する。この結果、コイルスプリ
ング30a,30bの弾発力に抗しながら前記電
歪素子34は可及的に直線状になる。この時、素
子34に印加されている電圧の極性を逆転し、素
子片36a,36bに前記と反対の極性の電圧を
印加すれば素子片36aは収縮すると共に素子片
36bは伸長するに至る。そこで、前記コイルス
プリング30a,30bはその弾発力をもつて電
歪素子34の両端部を押圧するため素子片自体の
湾曲作用とコイルスプリングの弾発力により遂に
は電歪素子34は弁座24に圧接するにいたる。
この結果、印加する電圧を除去しても電歪素子3
4は、コイルスプリング30a,30bの弾発力
のもとに弁座24をそのままの状態で閉塞維持す
る。
第3図に本発明の別の実施例を示し、第1図と
同一の参照符号は同一の構成要素を示すものとす
る。
さて、この実施例では、室28aに代えて割溝
40を側壁部26aに刻設し、一方、側壁部26
bには前記実施例と同様に室42を画成し、この
室42にコイルスプリング44を収納すると共に
その先端部にV溝が刻設された係止部材46を係
着している。この場合、膨出部は、前記実施例と
異なり中央部より若干コイルスプリング44側に
ずらせておく。
そこで、以上のように構成される実施例では、
電歪素子34の一端部は、割溝40に係着されて
いるために弾発力はコイルスプリング44によつ
てのみ付与される。従つて、電圧の印加によつて
電歪素子34に湾曲作用が生ずると、その固定点
よりも離間している弁座22,24の近傍でその
湾曲度合が大きくなり、そこにコイルスプリング
44の弾発力が作用する。このため、コイルスプ
リング44に近接した弁座22,24に電歪素子
34の側面が圧接して弁座22,24の開成・閉
成は前記実施例と同様に確実に確保されることに
なる。
第4図にさらに本発明の別の実施例を示すこの
実施例においても第1図および第3図と同一の参
照符号は、同一の要素を示すものとする。
この実施例においては空間12に膨出する弁座
22の高さを若干低くし、一方、弁座24はその
高さを若干高くする。電歪素子34は、図から諒
解されるように空間12に立設された板ばね50
a,50bによつて支承される。
そこで、この実施例では、コイルスプリング3
0a,30bに代えて板ばね50a,50bがそ
の弾発力を前記電歪素子34に付与するために、
第1の実施例と同様に弁座22並びに弁座24の
開閉が確保されることになる。
さらにまた、第5図に本発明に係る別の実施例
を示す。
この実施例は、第2の実施例と略同様であるが
コイルスプリング44に代えて板ばね60を空間
12に突出させ、この板ばね60の先端部と側壁
部26aに形成された割溝62を介して電歪素子
34は支持される。この板ばね60により電歪素
子34は前記第2の実施例と同様に弾発力を付与
されて弁座22,24の開成・閉成を行うことに
なる。
本発明によれば、以上のように、湾曲する電歪
素子と弾発力を付与する弾性体の相互作用下に弁
座の開閉を行うものであり、電歪素子に印加され
た電圧を除去して後もその弾発力により前記電歪
素子は、そのまま弁座の開成または閉成を保持す
ることができる。従つて、エネルギーの消費量も
少なく動作も安定した、しかも廉価に製造するこ
とができ、さらに小型化にも適する弁装置を得る
ことができる。
以上、本発明に係る電歪素子を用いた弁装置に
つき好適な実施例を挙げて説明したが、本発明
は、この実施例に限定されるものではなく本発明
の精神を逸脱しない範囲において種々の改変が可
能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明に係るものであり、第1図は、電
歪素子と弾発力を付与する弾性体として一対のコ
イルスプリングを用いた弁装置の断面図、第2図
は、湾曲する電歪素子の動作原理図、第3図は、
本発明の別の実施例を示すものであり、電歪素子
と単一のコイルスプリングを弾性体として用いた
弁装置の断面図、第4図は、本発明のさらに別の
実施例を示すものであり一対の板状の弾性部材に
より電歪素子を保持した状態の断面図、第5図
は、本発明のさらにまた別の実施例を示すもので
あつて、単一の板状の弾性部材により電歪素子を
保持した状態の断面図である。 10……筐体、12……空間、14……流体導
入口、16……流体導出口、18……流体排出
口、20……側壁部、22,24……弁座、26
……側壁部、28……室、30……コイルスプリ
ング、32……係止部材、34……電歪素子、3
6……素子片、40……割溝、42……室、44
……コイルスプリング、46……係止部材、50
……板ばね、60……板ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 対向する一対の弁座を含む弁体の前記弁座の
    間に電歪素子を配設すると共にこの電歪素子の少
    なくとも一端部に弾性部材を係着し、所定の電圧
    の印加によつて前記電歪素子に生ずる湾曲作用と
    前記弾性部材の弾発力により前記弁座の開閉を行
    うことを特徴とする電歪素子を用いた弁装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    弾性部材はコイルスプリングからなり、前記コイ
    ルスプリングの先端部にV溝が刻設された係止部
    材を配設し、この係止部材に電歪素子を係止して
    なる電歪素子を用いた弁装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    弾性部材は板ばねからなり、電歪素子は前記板ば
    ねに固着してなる電歪素子を用いた弁装置。
JP17164483A 1983-09-16 1983-09-16 電歪素子を用いた弁装置 Granted JPS6065970A (ja)

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JPS6065970A JPS6065970A (ja) 1985-04-15
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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6075775U (ja) * 1983-10-28 1985-05-27 株式会社小金井製作所 電子弁
JPS62261778A (ja) * 1986-05-08 1987-11-13 Koganei Seisakusho:Kk 電歪素子を用いた弁
JPS62261777A (ja) * 1986-05-08 1987-11-13 Koganei Seisakusho:Kk 電歪素子を用いた弁
EP1106882A3 (de) * 1999-12-09 2002-11-13 Drei-S-Werk Präzisionswerkzeuge GmbH & Co. Fertigungs-KG Piezoelektrisch betätigbares Ventil
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CN101680548A (zh) * 2007-06-19 2010-03-24 株式会社开滋 轴封装置和使用该轴封装置的阀结构

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