JPH07158757A - マイクロバルブ - Google Patents

マイクロバルブ

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JPH07158757A
JPH07158757A JP30525193A JP30525193A JPH07158757A JP H07158757 A JPH07158757 A JP H07158757A JP 30525193 A JP30525193 A JP 30525193A JP 30525193 A JP30525193 A JP 30525193A JP H07158757 A JPH07158757 A JP H07158757A
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Japan
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valve body
silicon diaphragm
substrate
valve
body portion
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JP30525193A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kanayama
斎 金山
Nobuyuki Oya
信之 大矢
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 よりコンパクトで、また高圧流体にも対応可
能なマイクロバルブを提供する。 【構成】 薄板状の基板10には、吐出孔11が設けら
れており、その上方に中央部に吐出孔11を開閉する弁
体部22を有するシリコンダイヤフラム20が設けられ
ている。シリコンダイヤフラム20の上端面20aに
は、圧電素子31および弾性体32からなる圧電ユニモ
ルフ30が密着固定されており、シリコンダイヤフラム
20を変位させることによりバルブが開閉し、吐出量が
制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,シリコンダイヤフラム
により構成されるマイクロバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロマシニング技術を用いて
微細加工したシリコンダイヤフラムにより構成されたマ
イクロバルブにおいて、東北大学によるフォトリソグラ
フィを応用した微細加工技術「マイクロマシニング」
(大河出版発行「超精密加工マニュアル、P.90-96 )に
記載されているように、そのバルブを駆動開閉する駆動
力として積層型圧電アクチュエータを用いたものや、M
ITによる「Flow Characteristics of a Pressure-Bal
ancd Microvalv」(Transducers '93 p.98-101 )におい
て、静電引力を利用してシリコンダイヤラムを駆動する
ものがある。
【0003】このように、バルブがマイクロ化すると駆
動するアクチュエータのサイズも当然小さくしなければ
ならず、そのため必然的にその発生力も小さくなる。し
かし、バルブを開閉するためには流体の圧力に打ち勝っ
てダイヤフラムを駆動する必要があり、この結果マイク
ロ化によって扱える流体圧が低いものに制限されてしま
う。この問題を解決するためにダイヤフラムを二重のプ
レート構造にして圧力バランスを取ることにより高圧の
流体に対応できるバルブを構成したものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】シリコンダイヤフラム
を駆動する駆動力として積層型圧電アクチュエータや静
電力を用いた構成の場合、そのバルブの開閉のストロー
クが数μmしか得られないため、最大流量が微量でその
使用範囲が非常に限られるばかりでなく、微量の流体を
制御する場合でも圧損が大きくバルブを駆動するための
高い駆動力が必要となってしまう。
【0005】また、数μmのストロークを有効利用する
には、そのストロークを高精度に維持する必要があり、
そのため、各部品において、より高い加工、組付精度が
要求される。一方、高圧の流体に対応できるようダイヤ
フラムを二重のプレート構造にて圧力バランスをとる構
成のものにおいては、バルブの開閉時その圧力バランス
が崩れたり、また、その製造に際しウェハ接合工程を必
要とするため、ダイヤフラムの製造プロセスが複雑にな
るといった問題がある。 そのため、本発明は、よりコ
ンパクトで、また高圧流体にも対応可能なマイクロバル
ブを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、流体が吐出する孔が設けられた基板と、
前記孔の開口部を開閉するシリコンダイヤフラムからな
るマイクロバルブにおいて、前記シリコンダイヤフラム
は、前記基板に当接する固定部と、前記孔に対向し、前
記孔の開口部を開閉する弁体部と、前記弁体部が開閉駆
動可能なように前記弁体部と前記固定部を連結する薄板
状の連結部からなり、前記シリコンダイヤフラムの前記
弁体部と相反する面に、薄板状の弾性体を設け、さらに
前記弾性体上に圧電素子を設けて圧電ユニモルフを構成
するという技術的手段を採用するものである。また、前
記圧電素子を前記弾性体を介さず前記シリコンダイヤフ
ラムに一体的に形成してもよい。さらに前記弁体部が前
記孔を閉鎖するとき前記シリコンダイヤフラムに押圧力
が発生するよう、前記固定部の基板と当接する面と、前
記弁体部の先端面との間にオフセットを設けるように構
成してもよい。
【0007】
【作用】本発明によれば、シリコンダイヤフラムに設け
られた弁体部の相反する面に設けられた薄板状の弾性体
と圧電素子からなる圧電ユニモルフに電圧を印加するこ
とにより、前記シリコンダイヤフラムに曲げ力が発生
し、圧電ユニモルフとともに弁体部が変位することによ
りバルブを開閉駆動し、前記基板に設けられた孔からの
流体の吐出を制御する。また、シリコンダイヤフラムに
一体的に設けられた圧電素子によりシリコンダイヤフラ
ムが開閉駆動される。さらに孔に接する弁体部の先端面
が、シリコンダイヤフラムの固定部の基板と当接する面
に対し、オフセットするように設けられるため、前記弁
体部は、組付けられた状態において前記基板により押し
上げられることになり、シリコンダイヤフラム及び圧電
ユニモルフが連結部の変形とともに屈曲することにより
基板に設けられた孔に対し押圧力を発生するよう作用す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図に基づいて
説明する。図1は本発明の第1実施例のマイクロバルブ
1の全体構成を示す断面図である。シリコンもしくはガ
ラス等からなる厚さ数百μm、直径が数ミリ程度の薄板
円板状の基板10には、そのほぼ中央に直径が数十〜数
百μmオーダーの流体を吐出するための吐出孔11が、
その厚さ方向に貫通した形で設けられている。その上方
には同様に外形が厚さ数百μm、直径が数ミリ程度のシ
リコンより形成されるシリコンダイヤフラム20が設け
られている。シリコンダイヤフラム20には、その中央
部に、基板10に向けて弁体部22が形成されており、
外周部には前記基板10に当接される固定部23があ
り、前記基板10に接触固定されている。固定部23と
弁座部22は、薄板状の連結部21によって連結されて
おり、弁座部22が固定部23に対し、その厚み方向に
変位可能なように構成されている。従って、シリコンダ
イヤフラム20は、その上面側は、全域にわたりシリコ
ンが形成され、基板10に面する側に固定部23と弁体
部22の間にドーナツ状の空間部が形成された形状を有
することとなる。このシリコンダイヤフラム20は、一
般の半導体製造に用いられるエッチング処理により、弁
座部、固定部、連結部等が高精度に成形される。
【0009】弁体部22の先端面22aと、固定部23
の基板と当接する面23aとの間には、その厚さ方向に
オフセットが設けられている。即ち、弁体部22の厚さ
を、固定部23の厚さよりやや厚くしている。そのため
シリコンダイヤフラム20を組付ける前の状態では、弁
体部22の先端面22aが、固定部23の基板と接する
面より突出した状態にある。シリコンダイヤフラム20
と基板10とを組付けるにあたっては、固定部23の基
板10に対向する面と基板10を密着固定する。その
際、弁体部22が基板10に向けて突出しているため、
弁体部22は連結部21とともに基板10により上方に
押し上げられることとなり、連結部21が変形してダイ
ヤフラムの中央部が上方に突出した形でハウジング6
0、61により密着固定される。従って弁体部22の先
端面22aは、基板10に設けられた孔11を所定の押
圧力で閉鎖することとなる。
【0010】基板10には、弁体部22の先端面22a
が当接する部分に、当接時の流体の漏れを防ぐため、円
環状のシールが設けられている。基板10とシリコンダ
イヤフラム20との間には弁体部22の外周に、流体が
供給される空間部50が形成されており、ハウジング6
0に設けられた外部と連通する入力ポート40を通じて
空間部50に流体が供給される。
【0011】シリコンダイヤフラム20の弁座部22の
相反する面20aには圧電ユニモルフ30が設けられて
いる。圧電ユニモルフ30は、電圧に印加することによ
って歪みを生じる厚さ0.1ミリ程度の圧電素子31と
同じく厚さ0.1ミリ程度のステンレスやリン青銅等か
らなる薄板状の弾性体32から構成されており、弾性体
32がシリコンダイヤフラムの面20aに密着固定さ
れ、弾性体32に圧電素子31が固着されている。
【0012】上述したように弁体部22は基板10によ
り上方に押し上げられているため、その弁体部22付近
から固定部23に向けて傾斜している。そのため、シリ
コンダイヤフラム20の面20aに固着された圧電ユニ
モルフ30も同様に中央が突出し、その周囲に向けて傾
斜する形で設けられている。基板10及びシリコンダイ
ヤフラム20の周囲には、それらを固定、保護するハウ
ジング60、61が設けられており、ダイヤフラム内に
送り込まれた流体が基板10との密着面から漏れないよ
うにシリコンダイヤフラム20と基板10を外周方向及
び上下方向より密閉固定している。ハウジング60内部
の圧電ユニモルフ30上方には、バルブの開閉時シリコ
ンダイヤフラム20及び圧電ユニモルフ30が移動可能
なように空間部70が設けられている。
【0013】空間部70を形成するハウジング60の内
周面60aの先端部60bは、弾性体31に接触してお
り、弾性体31のその位置における上方向への移動を規
制している。次に上記マイクロバルブ1の作動について
説明する。圧電ユニモルフ30に電圧を印加しない状態
で入力ポート40より空間部50に流体を供給する。空
間部50は、吐出孔11が弁体部22により閉鎖されて
いる。流体により空間部50が密閉されると、流体圧は
弁体部22が基板10を押しつけている押圧力よりも高
いことから、図1(b)に示すように、弁体部22を上
方に押し上げる。それにより弁座22aは基板10より
離れ、吐出孔11を開口し、流体圧と押圧力が均衡する
位置hで弁体部が停止し、流体が吐出される。
【0014】この流体の吐出を停止する際には圧電ユニ
モルフに電圧を印加する。圧電素子31はその分極を促
す方向の電圧を印加することによりその径方向に収縮、
厚さ方向に伸長する歪みを発生し、分極を妨げる方向に
電圧を印加することにより逆の歪みを発生する。圧電ユ
ニモルフは、圧電素子31と弾性体32を固着して形成
されているため、圧電素子31に電圧を印加した際、圧
電素子31は径弾性体は収縮しない。従って圧電ユニモ
ルフは弾性体側に凸に屈曲し、圧電素子31の径方向の
微小変位が、圧電素子軸方向の変位に拡大されることに
より従来の積層型圧電アクチュエータや静電力による変
位量よりもさらに大きな変位量を発生することが可能と
なる。
【0015】図1(b)に示されるように圧電素子31
に電圧が印加されていない状態において、屈曲した状態
にある圧電ユニモルフ30に圧電素子の分極を促す方向
に電圧を印加すると、圧電素子31が収縮し、それに伴
い圧電ユニモルフ30は、水平になるよう変位作用す
る。そのためシリコンダイヤフラム20の弁体部22は
下方に移動し、図1(c)に示すように吐出孔11の開
口部を閉鎖し、流体の吐出を止める。このとき、圧電ユ
ニモルフ30へ供給される電圧は、シリコンダイヤフラ
ム20が押圧する圧力と流体がシリコンダイヤフラム2
0を押し上げる圧力との差分の力が発生するだけの電圧
を供給すれば、閉鎖することが可能である。
【0016】従って、流体を吐出する際には圧電ユニモ
ルフ30への通電により圧電素子31に蓄積された電荷
を放電するように電圧を作用させ、停止する際には、電
圧を印加することにより吐出孔11を閉鎖して、吐出孔
11からの流体の吐出量を制御することが可能となる。
また、弁体部22のリフト量hを調整することによって
も吐出量を制御できるので、吐出時の圧電ユニモルフ3
0へある一定の電圧を印加させておくことにより、最大
リフト量h以下の範囲で、リフト量を変位させることが
でき、通電量を調整して吐出量を任意に調整することも
可能となる。
【0017】上記実施例においては、初期状態において
シリコンダイヤフラムに孔を閉じる押圧力を発生するよ
うな構成について説明したが、そのような押圧力が発生
しないよう、ダイヤフラムをフラットな状態で組付ける
ような構成としてもよい。その場合、圧電ユニモルフ3
0へは、流体がバルブへ供給された状態で、吐出孔11
より流体が吐出しないよう、予め圧電ユニモルフ30
に、上述の通電量よりも大きい通電が必要となってく
る。
【0018】また、上記実施例においてはバルブに供給
される流体圧が、もともとシリコンダイヤフラム20が
基板10を押圧する圧力より大きい場合について説明し
たが、その逆で、流体圧よりもシリコンダイヤフラム1
0の押圧力の方が大きく設定することも可能である。そ
の場合、流体がバルブに供給され、圧電ユニモルフ30
に電圧が印加されていない状態でバルブが閉状態となる
ので、圧電ユニモルフ30への電圧の印加は、弁体部2
2が上方に持ち上がるよう作用させる必要がある。その
場合は、圧電ユニモルフ30へ圧電素子の分極を妨げる
方向の電圧を分極を打ち消さない程度に印加すれば、圧
電素子31が膨張方向に歪み、曲げが増大する方向に変
位し、弁体部22を上方に持ち上げることが可能とな
る。
【0019】さらに第2の実施例を図2に示す。図2に
示されたマイクロバルブ2は、シリコンダイヤフラム1
20が通常その上端面がフラットな状態で組み込まれて
おり、さらに弁座部122の先端面122aと基板11
0との間には、所定の幅の間隙が設けられている。さら
に圧電素子131が直接シリコンダイヤフラム120に
固着されている。他の構成については、図1における第
1実施例と同様であるので、その説明は省く。
【0020】このような構成の場合、圧電ユニモルフ1
30に電圧が印加されていない状態でバルブは開状態で
あり、圧電ユニモルフに正の電圧を印加して、シリコン
ダイヤフラムを下側に凸となるように変位させることに
よりバルブを閉じることとなる。さらに圧電素子131
が直接シリコンダイヤフラム120に固定されているた
め、シリコンダイヤフラム120自身が、上述の第1実
施例における弾性体32の役割を果たすことになる。従
って、よりコンパクト化が実現できる。
【0021】また、図3に示すように、図2の構成に加
え、弾性体132をシリコンダイヤフラム120の上面
全体に設けることにより、ハウジング等の加工、組付精
度の影響を小さくして、圧電ユニモルフとシリコンダイ
ヤフラムがフラットな面で接触することにより、圧電ユ
ニモルフによる発生変位の有効利用を図ることができ
る。
【0022】さらに図4に示すようにハウジング160
がシリコンダイヤフラム120の上面に直接当接するよ
うに設け、シリコンバルブ120の弁体部の上方に当た
る部分即ち圧電素子131との間に前記第1実施例にお
ける圧電ユニモルフの弾性体に相当するように薄板状に
構成してもよい。尚、上記図2乃至図4に示された構成
において、図1に示されたような弁体部を基板に押圧す
るような構成とすることも当然可能である。
【0023】さらに、図5に、シリコンダイヤフラムに
押圧力を発生させる他の実施例を示す。シリコンダイヤ
フラム220の弁体部222の厚さを固定部223の厚
さより薄く構成する。そして、基板210の弁体部に接
する部分を突出する構成としている。この時、固定部2
23の厚さと基板210の厚さとの総和に対し、弁体部
222の厚さと基板210の突出部211の厚さとの総
和が大きくなるよう設定する構成として、シリコンダイ
ヤフラム220の固定部223と基板210を密着固定
するように組付けると、基板210の突出部211によ
り弁体部222が押し上げられて図1に示されるものと
同様な押圧力を発生させることもできる。
【0024】また、図6には、弁体部322の先端面が
基板310に対し、テーパ状に接するような形のいわゆ
るニードルバルブ状の構成にするものを示す。このよう
な構成とすることにより、バルブ開閉時の流路を適切に
確保し、スムーズな流体の吐出制御が可能となる。
【0025】
【発明の効果】本願発明は、以上のような構成を有する
ので、薄型で従来よりもストロークが大きく比較的大流
量に対応可能なマイクロバルブを構成することができ
る。また、バルブ自身の加工、組付け精度が悪化しても
バルブのストロークに直接影響する割合が小さいので、
加工、組付けの容易性を向上させることができる。ま
た、弁体部が基板を適度な押圧力にて押圧する構成とし
ているので、圧電ユニモルフへの供給電圧は、流体圧と
押圧力の差分に相当する力を発生するだけの電圧を供給
するだけでよく、従って高圧流体に対しても、動作し得
るマイクロバルブを構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)、(c)、はそれぞれバルブの
作動状態を示す本発明の第1実施例におけるマイクロバ
ルブの断面図。
【図2】本発明の第2実施例におけるマイクロバルブの
断面図。
【図3】本発明の第3実施例におけるマイクロバルブの
断面図。
【図4】本発明の他の実施例におけるマイクロバルブの
断面図。
【図5】本発明の他の実施例におけるマイクロバルブの
断面図。
【図6】本発明の他の実施例におけるマイクロバルブの
断面図。
【符号の説明】
10 基板 11 吐出孔 20 シリコンダイヤフラム 21 連結部 22 弁体部 23 固定部 30 圧電ユニモルフ 40 入力ポート 60、61 ハウジング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が吐出する孔が設けられた基板と、
    前記孔の開口部を開閉するシリコンダイヤフラムからな
    るマイクロバルブにおいて、 前記シリコンダイヤフラムは、前記基板に当接する固定
    部と、前記孔に対向し、前記孔の開口部を開閉する弁体
    部と、前記弁体部が開閉駆動可能なように前記弁体部と
    前記固定部を連結する薄板状の連結部からなり、 前記シリコンダイヤフラムの前記弁体部と相反する面
    に、薄板状の弾性体を設け、さらに前記弾性体上に圧電
    素子を設けて圧電ユニモルフを構成したことを特徴とす
    るマイクロバルブ。
  2. 【請求項2】 流体が吐出する孔が設けられた基板と、
    前記孔の開口部を開閉するシリコンダイヤフラムからな
    るマイクロバルブにおいて、 前記シリコンダイヤフラムは、前記基板に当接する固定
    部と、前記孔に対向し、前記孔の開口部を開閉する弁体
    部と、前記弁体部が開閉駆動可能なように前記弁体部と
    前記固定部を連結する薄板状の連結部からなり、 前記シリコンダイヤフラムの前記弁体部と相反する面
    に、前記シリコンダイヤフラムを駆動する圧電素子を一
    体的に形成することを特徴とするマイクロバルブ。
  3. 【請求項3】 前記弁体部が前記孔の開口部を閉鎖する
    とき前記シリコンダイヤフラムに押圧力が発生するよ
    う、前記固定部の基板と当接する面と、前記弁体部の先
    端面との間にオフセットを設けたことを特徴とする請求
    項1または2に記載のマイクロバルブ。
JP30525193A 1993-12-06 1993-12-06 マイクロバルブ Pending JPH07158757A (ja)

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