JPS6141484Y2 - - Google Patents

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JPS6141484Y2
JPS6141484Y2 JP5056281U JP5056281U JPS6141484Y2 JP S6141484 Y2 JPS6141484 Y2 JP S6141484Y2 JP 5056281 U JP5056281 U JP 5056281U JP 5056281 U JP5056281 U JP 5056281U JP S6141484 Y2 JPS6141484 Y2 JP S6141484Y2
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JP
Japan
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plunger
valve
valve body
yoke
valve seat
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JP5056281U
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JPS57163069U (ja
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は平板状プランジヤを持つた電磁弁の製
造容易で且つ均一な特性を得るための構造に関す
るものである。
第1図に縦断面図で従来の電磁弁の構造を示
す。コア1とヨーク2は磁気的に接続されて固定
されており、その中において電磁コイル3が位置
し固定されている。該コア1および該ヨーク2の
双方に同一方向から対応した平板状のプランジヤ
4が弁本体10に嵌入している円環状のガイド5
の中で上下動可能に設置されている。該プランジ
ヤの上側にはヨーク2に対応した薄板6とコア1
とプランジヤ4の間に下方向に附勢している圧縮
ばね7があり、下側には該プランジヤ4に対応し
て当接する弁座9が弁本体10にねじ込まれて上
下位置の調整可能に取付けられている。即ち、弁
座9は円筒形外周をなしており、外周溝17が設
けてあつて流出通路12と外周溝17間が半径方
向の貫通孔により連通し、外周溝17より弁本体
10中の流出通路16につながり、弁本体10に
圧入した出口口金18につながつている。弁座9
は下部外周におねじが刻設せられており、弁本体
10のめねじにねじ込まれており、上下方向に調
節可能となつている。弁本体10とガイド5の間
に出来る円環状溝には密封輪19が嵌め込まれ、
ガイド5にヨーク2を嵌め合せて弁本体10の上
面とヨーク2の下面を当接させ、小ねじ20をば
ね座金を介してヨーク2の小ねじ孔を挿通して弁
本体10のめねじにねじ込み固定されている。2
1は弁本体10に嵌入した吸込口金で流入通路1
1に通じている。また該プランジヤ4は流入通路
11端にあり、弁本体9は中央に流出通路12を
備えている。
この様な平板状プランジヤ4の電磁弁において
電磁コイル3が無通電時には、プランジヤ4は磁
気吸引力が作用しなくて圧縮ばね7の附勢力で弁
座9に圧接され流入通路11と流出通路12は遮
断されている。次に電磁コイル3に通電するとプ
ランジヤ4がコア1とヨーク2に磁気吸引されて
プランジヤ4と弁座9は開弁状態となる。電磁コ
イル3の通電が切れるとプランジヤ4は圧縮ばね
7の力で押し下げられプランジヤ4と弁座9は閉
弁状態となる。
流入通路11と流出通路12の圧力差を一定と
仮定し開弁時に所定の流量を得るためには、一つ
の方法としてプランジヤ4の開弁ストロークが、
各部品の加工誤差、組立て誤差によつて変化して
も流量に影響を与えない程度に大きくしておき、
弁座9の流出通路12の内径によつてのみ流量を
決めることである。この方法ではストロークが大
きくなり、プランジヤ4の磁気吸引時の衝撃力で
接触部の変形や摩耗が生じ耐久性が低下する。他
の方法として、弁座9の流出通路12の内径を一
定とし、各部品の加工誤差、組立誤差をプランジ
ヤ4の開弁ストロークの調整によつて補うことで
ある。この方法では第1図に示すように弁座9を
弁本体10に対して上下方向位置の調整可能に製
作し流量設定後固定する必要があるため構造が複
雑で調整工数も要し高価なものとなる。即ち、弁
座9の形状が複雑で外径旋削の円筒加工、溝入れ
加工、流出通路12の穿孔二段加工、放射状の穿
孔加工、ねじ切り加工を要し、弁本体10にもめ
ねじを刻設する必要がある。
本考案は電磁弁における上記従来の問題点を解
決し構造簡単で流量の揃つた電磁弁を提供するこ
とを目的とするものである。
本考案は電磁コイルのコアおよびヨークの双方
に同一方向から対応したプランジヤおよび薄板を
有し、該プランジヤにより弁本体に固設した弁座
を開閉し、電磁コイルのコアおよびヨークにより
弁体駆動部を構成し、弁本体と弁座により流体通
路部を構成して両者を結合する部分において、プ
ランジヤに対応しているコア面とヨーク面を同一
面とし、プランジヤに対応している弁本体面と弁
座を同一平面としこの両面間の外側部にスペーサ
を内側部にプランジヤおよび薄板を配置してなる
ものである。
以下本考案の実施例を図面に従つて説明する。
第2図はこの考案の実施例の縦断面図である。コ
ア1′とヨーク2′を組立て後、プランジヤ4′に
対応した下面を同一平面になる様に研削する。そ
の上電磁コイル3′をコア1′とヨーク2′に組付
け固定する。更に弁本体10′に弁座9′を圧入し
た後平板状のプランジヤ4′に対応した上面を同
一平面になる様研削する。弁本体10の上面の予
め加工してある円環形溝にガイド5′を嵌入し、
その外周に密封輪19′を間にしてスペーサ1
3′を位置して弁本体10′上面に当接させる。次
にガイド5′の内側に平板状のプランジヤ4′と薄
板6′を一体的に重ね合せて固着したものを上下
動可能に配置し、ばね7′をプランジヤ4′の中心
に置き、コア1′、電磁コイル3′の組立てられた
ヨーク2′の円環形溝をガイド5′に嵌めてスペー
サ13′に当接させ小ねじ20′により本体10′
に対して固定する。
この場合のプランジヤ4の開弁ストロークは
(スペーサ13′の厚さ)−(プランジヤ4′の厚さ
+薄板6′の厚さ)だけで決まり、この3箇の部
品は平板状であるため研削加工により、ストロー
クは殆んど誤差無く、容易に精度管理ができる。
また弁座9′の流出通路12′の内径もリーマ加工
で高精度に管理することが容易である。即ち、プ
ランジヤ4′のストロークが一定であり且つ弁座
9′の内径も一定であるので、流入通路11′と流
出通路12′の圧力差が同じであれば、開弁時の
流量は一定となり流量特性の揃つた電磁弁が容易
に得られる。また組立だけで所定の流量が得ら
れ、調整の必要が無いため、工数が低減し安価な
電磁弁が得られる。更に従来の電磁弁において
は、非通電時プランジヤ4が圧縮ばね7で押し下
げられて接触する部分は弁座9の上面のみで、プ
ランジヤ4の姿勢も不安定であり、作動により弁
座9の上面が摩耗し耐久性も悪かつた。しかし本
考案の電磁弁においては、弁座9′の上面のみで
なく、弁本体10′でプランジヤ4′の外周の広い
面を受けるため姿勢も安定し、耐久性も改善され
る利点がある。
以上述べた様に本考案はコアとヨーク面を同一
平面とし更に弁本体と弁座を同一平面とし、この
間の外側部にスペーサを内側部にプランジヤと薄
板を重ね合せて配置するもので流量特性が揃い、
作動が安定し耐久性の向上した構造簡単で、製造
価格の安価な電磁弁を得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁弁の構造を示す縦断面図、
第2図は本考案の実施例を示す縦断面図である。 1……コア、2……ヨーク、3……電磁コイ
ル、4……プランジヤ、6……薄板、9……弁
座、10……弁本体、13′……スペーサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁コイルのコアおよびヨークの双方に同一方
    向から対応したプランジヤおよび薄板を有し、該
    プランジヤにより弁本体に固設した弁座を開閉す
    るものにおいて、該プランジヤに対応している該
    コア面と該ヨーク面を同一平面とし更に該プラン
    ジヤに対応している該弁本体面と該弁座を同一平
    面とし、この両面の間の外側部にスペーサを、内
    側部に該プランジヤおよび該薄板を配置したこと
    を特徴とする電磁弁。
JP5056281U 1981-04-08 1981-04-08 Expired JPS6141484Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5056281U JPS6141484Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08

Applications Claiming Priority (1)

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JP5056281U JPS6141484Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08

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Publication Number Publication Date
JPS57163069U JPS57163069U (ja) 1982-10-14
JPS6141484Y2 true JPS6141484Y2 (ja) 1986-11-26

Family

ID=29847278

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JP5056281U Expired JPS6141484Y2 (ja) 1981-04-08 1981-04-08

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6081365U (ja) * 1983-11-10 1985-06-05 カヤバ工業株式会社 電磁ポペツト弁
JPH071569Y2 (ja) * 1989-11-27 1995-01-18 エヌオーケー株式会社 電磁弁
JP4265965B2 (ja) * 2003-12-03 2009-05-20 シーケーディ株式会社 小型電磁弁の製造方法

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JPS57163069U (ja) 1982-10-14

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