JPS6227749Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6227749Y2 JPS6227749Y2 JP19365783U JP19365783U JPS6227749Y2 JP S6227749 Y2 JPS6227749 Y2 JP S6227749Y2 JP 19365783 U JP19365783 U JP 19365783U JP 19365783 U JP19365783 U JP 19365783U JP S6227749 Y2 JPS6227749 Y2 JP S6227749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pressure
- chamber
- valve casing
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧力作動弁に係り、特に流体の圧力差
を利用し、設定圧力に達すると流路を開閉して流
体を制御する圧力作動弁に関するものである。
を利用し、設定圧力に達すると流路を開閉して流
体を制御する圧力作動弁に関するものである。
従来の圧力作動弁においては、閉弁時における
弁洩れ性能を向上させるために、弁ケーシングそ
のもの、もしくはその一部を切削加工品にするこ
とにより対応させていたが、このようなものは部
品の加工精度をいたずらに上げる傾向にありコス
ト高の要因になつていた。
弁洩れ性能を向上させるために、弁ケーシングそ
のもの、もしくはその一部を切削加工品にするこ
とにより対応させていたが、このようなものは部
品の加工精度をいたずらに上げる傾向にありコス
ト高の要因になつていた。
本考案は以上の点に鑑み考案されたもので、円
板状の板バネ5と、カシメ加工により遊びを持た
せた球状の弁体7との使用により調心機能を持た
せ、閉弁時における弁洩れ性能を向上させるとと
もに、弁ケーシング2をプレス加工品にすること
を可能にし、製造コストの節減及び軽量化を可能
にしたこと、ならびに上記構成に加えてダイヤフ
ラム3の少し下方にプレート4を介在させダイヤ
フラム3の変位量を規制したことにより、耐圧性
能及び耐久性能を向上させたことを特徴とする圧
力作動弁を提供せんとするものである。
板状の板バネ5と、カシメ加工により遊びを持た
せた球状の弁体7との使用により調心機能を持た
せ、閉弁時における弁洩れ性能を向上させるとと
もに、弁ケーシング2をプレス加工品にすること
を可能にし、製造コストの節減及び軽量化を可能
にしたこと、ならびに上記構成に加えてダイヤフ
ラム3の少し下方にプレート4を介在させダイヤ
フラム3の変位量を規制したことにより、耐圧性
能及び耐久性能を向上させたことを特徴とする圧
力作動弁を提供せんとするものである。
以下、本考案の一実施例を図により詳細に説明
する。
する。
第2図及び第3図は本考案の圧力作動弁の一実
施例を示したもので、第2図は流通路を開放した
状態を示し、第3図は設定圧力に達して流通路を
閉塞した状態を示す。
施例を示したもので、第2図は流通路を開放した
状態を示し、第3図は設定圧力に達して流通路を
閉塞した状態を示す。
圧力作動弁本体は、プレス加工された弁ケーシ
ング2とフランジ1とからなり、金属製ダイヤフ
ラム3により弁室8と圧力室9とに区画形成さ
れ、これらはその外周部が溶接により固着されて
いる。前記弁ケーシング2の底面中央部は上方へ
筒状に突出形成してその中心部に流入孔11を設
けると共にその上縁に弁座10が形成され、弁ケ
ーシングの内周壁のほぼ中間位置には段部12が
設けられている。
ング2とフランジ1とからなり、金属製ダイヤフ
ラム3により弁室8と圧力室9とに区画形成さ
れ、これらはその外周部が溶接により固着されて
いる。前記弁ケーシング2の底面中央部は上方へ
筒状に突出形成してその中心部に流入孔11を設
けると共にその上縁に弁座10が形成され、弁ケ
ーシングの内周壁のほぼ中間位置には段部12が
設けられている。
5は第4図に示す如く複数の適宜なスリツト
5′と中心部に穴5″を有する円板状の板バネで、
第2図に示す如く中央部が上方に付勢された状態
に形成され、その外周部がケーシングの段部12
に支持されており、この該板バネ5の中心部の穴
5″には、下端部に球状の弁体7を回転可能な程
度の遊びをもたせてかしめた逆凸状の移動ブロツ
ク6の肩Bが板バネの上面に支持されるように挿
入され、上述した弁座部10の中心線上に位置づ
けられている。
5′と中心部に穴5″を有する円板状の板バネで、
第2図に示す如く中央部が上方に付勢された状態
に形成され、その外周部がケーシングの段部12
に支持されており、この該板バネ5の中心部の穴
5″には、下端部に球状の弁体7を回転可能な程
度の遊びをもたせてかしめた逆凸状の移動ブロツ
ク6の肩Bが板バネの上面に支持されるように挿
入され、上述した弁座部10の中心線上に位置づ
けられている。
なお、この移動ブロツク6は常時は板バネ5の
弾力により上方に付勢され、ダイヤフラム3を第
2図の如く上方に押圧しているため弁座10の中
心部にあけられた流入孔11と弁ケーシング2の
壁面にあけられた流出口13とは弁室8で連通
し、流通路を開放している。
弾力により上方に付勢され、ダイヤフラム3を第
2図の如く上方に押圧しているため弁座10の中
心部にあけられた流入孔11と弁ケーシング2の
壁面にあけられた流出口13とは弁室8で連通
し、流通路を開放している。
4はダイヤフラム3の下方への動きを規制する
ためのプレートで、ダイヤフラム3の下方に位置
して弁ケーシング2の内方に張り出させ、フラン
ジ1と共に外周部を積重し溶接により一体的に密
着されているものである。又、14は入口パイプ
で、この上端は前記弁ケーシングの底面を突出形
成させた筒状流入孔11の下部内壁Aにて包囲さ
れるように固定されている。
ためのプレートで、ダイヤフラム3の下方に位置
して弁ケーシング2の内方に張り出させ、フラン
ジ1と共に外周部を積重し溶接により一体的に密
着されているものである。又、14は入口パイプ
で、この上端は前記弁ケーシングの底面を突出形
成させた筒状流入孔11の下部内壁Aにて包囲さ
れるように固定されている。
次に本考案の作用を説明する。フランジ上方の
圧力導入パイプ16より導入された圧力室9の流
体圧が、弁室8側の流体圧よりも高くなり、ダイ
ヤフラム3の復元力と合わせた押圧力が板バネ5
の弾力よりも大きくなると、第3図のように下方
に移動ブロツク6を押し下げるため、球状弁体7
が弁座10に圧接して流体の流入孔11からの流
通路を閉塞する。この際、球状弁体7にもたせた
調心機能により、弁体7は最も弁洩れ量の少ない
状態で弁座10に圧接する。
圧力導入パイプ16より導入された圧力室9の流
体圧が、弁室8側の流体圧よりも高くなり、ダイ
ヤフラム3の復元力と合わせた押圧力が板バネ5
の弾力よりも大きくなると、第3図のように下方
に移動ブロツク6を押し下げるため、球状弁体7
が弁座10に圧接して流体の流入孔11からの流
通路を閉塞する。この際、球状弁体7にもたせた
調心機能により、弁体7は最も弁洩れ量の少ない
状態で弁座10に圧接する。
尚、この時に圧力室9の流体圧が弁室8の圧力
より相当に高いものになつたとしても、ダイヤフ
ラム3はプレート4により、下方への動きは規制
されるために、ダイヤフラム3の耐圧性能を向上
させると共にダイヤフラム3の動きを最小限にお
さえるため耐久性能も向上する。
より相当に高いものになつたとしても、ダイヤフ
ラム3はプレート4により、下方への動きは規制
されるために、ダイヤフラム3の耐圧性能を向上
させると共にダイヤフラム3の動きを最小限にお
さえるため耐久性能も向上する。
又、圧力室9の圧力が設定圧力以下になると、
板バネ5の弾力により、もとの状態に復帰するた
め流体は流入孔11から弁室8を経て、流出孔1
3に流れる。
板バネ5の弾力により、もとの状態に復帰するた
め流体は流入孔11から弁室8を経て、流出孔1
3に流れる。
又、本考案に係る圧力作動弁は常時開型の場合
を示したが、前記構造においてダイヤフラム3の
自己復帰力を板バネ5の弾力よりも大きくした場
合には常時開型圧力作動弁とは逆の特性を有する
常時閉型圧力作動弁を得ることができるのはいう
までもない。
を示したが、前記構造においてダイヤフラム3の
自己復帰力を板バネ5の弾力よりも大きくした場
合には常時開型圧力作動弁とは逆の特性を有する
常時閉型圧力作動弁を得ることができるのはいう
までもない。
以上の説明のように本考案は、板バネ5とカシ
メ加工により遊びを持たせた球状の弁体7との使
用により調心機能を持たせ、閉弁時における弁洩
れ性能を向上させると共に、弁ケーシング2をプ
レス加工品にすることを可能にし、製造コストを
節減すると共に軽量化を可能にした。
メ加工により遊びを持たせた球状の弁体7との使
用により調心機能を持たせ、閉弁時における弁洩
れ性能を向上させると共に、弁ケーシング2をプ
レス加工品にすることを可能にし、製造コストを
節減すると共に軽量化を可能にした。
又、プレート4の使用により耐圧性能及び耐久
性能を向上させることを可能にしたことを特徴と
するもので実用上きわめて有益なものである。
性能を向上させることを可能にしたことを特徴と
するもので実用上きわめて有益なものである。
第1図は従来の圧力作動弁の実施例を示す縦断
面図、第2図、第3図は本考案に係る圧力作動弁
の一実施例を示す半縦断面図で、第2図は開弁状
態示し、第3図は閉弁状態を示す。第4図は本考
案に係る円板状の板バネ5の一実施例を示す平面
図である。 1はフランジ、2は弁ケーシング、3はダイヤ
フラム、4はプレート、5は板バネ、6は移動ブ
ロツク、7は弁体、8は弁室、9は圧力室、10
は弁座、11は流入孔、13は流出孔、16は圧
力導入パイプ。
面図、第2図、第3図は本考案に係る圧力作動弁
の一実施例を示す半縦断面図で、第2図は開弁状
態示し、第3図は閉弁状態を示す。第4図は本考
案に係る円板状の板バネ5の一実施例を示す平面
図である。 1はフランジ、2は弁ケーシング、3はダイヤ
フラム、4はプレート、5は板バネ、6は移動ブ
ロツク、7は弁体、8は弁室、9は圧力室、10
は弁座、11は流入孔、13は流出孔、16は圧
力導入パイプ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 フランジ1と弁ケーシング2とからなる弁本
体内を金属ダイヤフラム3により弁室8と圧力
室9とに区画し、前記弁室8の圧力と圧力室9
の圧力との差圧により、金属ダイヤフラム3を
作動させ、弁ケーシング内に配置した球状弁体
7をその下面中央部に形成した弁座10に接離
し、流入孔11を開閉作動するようにした圧力
作動弁において弁ケーシング2の底面中央をプ
レス成型により、上方へ筒状に突出形成してそ
の中心部に流入孔11を設けると共にその上縁
に弁座10を形成し、筒状に突出させた流入孔
の下部内壁Aにて入口パイプ14を包囲するよ
うに固定し、一方弁ケーシング2の内周壁のほ
ぼ中間位置に段部12を設けると共に前記弁座
10の上方には、下端部に回転自在に保持され
た球状弁体7を有する逆凸状の移動ブロツク6
をその肩Bと前記弁ケーシングの段部12との
間に、複数のスリツトを有する円板状の板バネ
5を介在させて上下動可能に支持したことを特
徴とする圧力作動弁。 2 弁ケーシング2が、その上部に、内方に張り
出すプレート4を有するものである実用新案登
録請求の範囲第1項記載の圧力作動弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19365783U JPS60101269U (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 圧力作動弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19365783U JPS60101269U (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 圧力作動弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60101269U JPS60101269U (ja) | 1985-07-10 |
JPS6227749Y2 true JPS6227749Y2 (ja) | 1987-07-16 |
Family
ID=30416468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19365783U Granted JPS60101269U (ja) | 1983-12-15 | 1983-12-15 | 圧力作動弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60101269U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4597615B2 (ja) * | 2004-09-07 | 2010-12-15 | 株式会社鷺宮製作所 | 圧力作動弁 |
-
1983
- 1983-12-15 JP JP19365783U patent/JPS60101269U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60101269U (ja) | 1985-07-10 |
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