JPH044739A - モータ用ステータ及びモータ - Google Patents

モータ用ステータ及びモータ

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JPH044739A
JPH044739A JP10413090A JP10413090A JPH044739A JP H044739 A JPH044739 A JP H044739A JP 10413090 A JP10413090 A JP 10413090A JP 10413090 A JP10413090 A JP 10413090A JP H044739 A JPH044739 A JP H044739A
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coil
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稔 高谷
Akihiko Fujisawa
藤沢 明彦
Katsuharu Yasuda
克治 安田
Nobunori Mochizuki
望月 宣典
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、小型のモータに関し、コイルをN%絶縁性焼
結体の内部に埋設したステータを用いることにより、量
産性に富み、小型化、薄型化が容易で、しかも磁気効率
が高く、コイル保護、電気絶縁性、耐湿性及び耐久性等
に優れた高信頼度のステータ及びモータが得られるよう
にしたものである。本発明に係るモータは、例えば小型
の携帯用テープレコーダ等に使用するのに好適なもので
ある。
〈従来の技術〉 第37図は従来のこの種のモータの分解斜視図、第38
図は同じくその断面図である。図において、1はシャー
シ、2はシャフト、3はロータ用ヨーク、4はロータ、
5はステータ、7はステータ用ヨーク、8はシャーシで
ある。
ロータ4は、中心孔41を有する円板状磁性体で構成さ
れていて、その両主面42.43に磁極N、Sが生じる
ように、板厚の方向aに着磁されている。両主面42.
43の着磁は、円周方向に沿って所定の角度間隔で磁極
N、Sが交互に配置される多極構造である。
ステータ5は、合成樹脂支持体50の面上に、その円周
方向に沿い、所定の角度間隔で、複数のコイル51〜5
6を埋め込んである。コイル51〜56のそれぞれは、
線材を用いて巻き込んだもので、その巻軸方向は支持体
50の主面に対して垂直となる方向にある。57はコイ
ル51〜56の端末を接続する端子を有する基板、58
は軸孔である。
組立状態において、ロータ4はロータ用ヨーク3と一体
的に結合され、ヨーク3はシャフト2によって、シャー
シ1に設けられた軸受101に回転自在に支持されてい
る。ステータ5とロータ4は間隔d、を隔てて対面させ
である。シャーシ8はシャーシ1と一体に結合される。
第39図は上記モータの動作原理を示す図である。ステ
ータ5のコイル51〜56に電流Iを流すと、この電流
Iの方向と、ロータ4の磁極NまたはSの生しる磁束密
度Bの方向とによって定まる電磁力F1が、ステータ5
とロータ4との間に発生する。電磁力F1の方向は右ね
じの法則によって与えられる。即ち、電流■の方向から
磁束密度Bの方向にねじを回したとき、ねじの進む方向
が電磁力F、の方向であって、電流I、磁束密度B及び
電磁力F1をベクトル量とすると、よく知られているよ
うに、 F、=IXB となり、電磁力F、は電流■と磁束密度Bの外積として
与えられる。コイル51〜56はステータ5上に固定さ
れているから、tMi力F1の反作用として、ロータ4
は逆向きの力F2を受ける。これにより、ロータ4が矢
印F2の方向に回転する。ロータ4の回転に対応して、
その前方にあるコイル51〜56を順次励磁することに
より、ロータ4が回転を継続する。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述した従来のモータにおいては、ステ
ータ5は、合成樹脂支持体50の面上に、線材を用いて
巻き込んで形成したコイル51〜56を使用しているた
めに、次のような問題点があった。
(A)コイル51〜56が合成樹脂支持体500面上に
露出するため、外部損傷を受は島いこと、電気絶縁性、
耐湿性及び耐久性等を損ない易いこと等の問題点がある
(B)細い線材を巻いてコイル51〜56を形成した後
に、これを合成樹脂支持体50に装着する組立工程が必
要であるため、その製造及び組立の工程数が多く、作業
性が悪い。モータが小型化されるほど、コイル51〜5
6が小さくなり、製造、組立が困難になる。
(C)コイル51〜56は空芯コイルとなるのが普通で
あるため、磁気効率が悪くなる。コイル51〜56の軸
芯部にコアを挿着して磁気効率を改善することもできる
が、そうすると、部品点数及び組立工数がますます増え
てしまう。
そこで、本発明の課題は、上述する従来の問題点を解決
し、量産性に富み、小型化、薄型化が容易で、しかも磁
気効率が高く、コイル保護、電気絶縁性、耐湿性及び耐
久性等に優れた高信頼度のステータ及びモータを提供す
ることである。
く課題を解決するための手段〉 上述した課題解決のため、同一軸の回りに互いに間隔を
隔てて配置された複数のコイルを有するモータ用ステー
タであフて、 前記コイルは、焼結体の内部に埋設されていること を特徴とする。
また、本発明に係るモータは、磁界発生手段を有するロ
ータと、同一軸の回りに互いに間隔を隔てて配置された
複数のコイルを有するステータとを含み、前記コイルに
流れる電流と前記ロータに生じる磁界との相互作用によ
って前記ロータを回転させるモータであって、 前記ステータは、前記コイルを焼結体の内部に埋設して
構成されていること を特徴とする。
〈作用〉 ステータは、コイルを電気絶縁性焼結体の内部に埋設し
た構造となっているから、コイルを焼結体によって封止
したモノリシックな構造となり、コイル保護、電気絶縁
性、耐湿性及び耐久性等に優れた高信頼度のステータ及
びモータが得られる。
電気絶縁性焼結体としては、従来より磁性焼結体及び非
磁性焼結体が知られている。また、磁性焼結体と非磁性
焼結体とを同時に一体焼結させる技術も、例えば特開昭
58−184709号公報または特開昭59−8306
号公報等によって知られている。これらの技術により、
焼結体の一部を、フェライト等の磁性焼結体によって構
成し、これをコイルのコア部分として利用することによ
り、磁気効率を向上させると共に、磁性焼結体のまわり
に非磁性焼結体を一体的に焼結させ、コイル保護、電気
絶縁性、耐湿性及び耐久性等を確保しつつ、小型化し、
効率を向上させたステータ及びモータを実現することが
できる。
焼結体に対するコイルの埋設技術としては、例えば特公
昭57−39521号公報等に開示された技術が通用で
きる。またはフォトリソグラフィと称される高精度パタ
ーン形成技術やスパッタ、蒸着、メツキ等の膜形成技術
によって形成してもよい。フォトリソグラフィによる高
精度パターン形成技術やスパッタ、蒸着、メツキ等の膜
形成技術を用いた場合には、より多層で微細なコイル導
体パターンを形成することができる。
上述の製造技術の通用により、面倒な線材の巻線工程が
不要で、微細なコイルパターンを有するステータを量産
性よく製造でき、こうして得られたステータを、モータ
へそのまま組み込むことができる。このため、特にモー
タの製造、組立工程が容易になる。
〈実施例〉 第1図は本発明に係るステータを有するモータの分解斜
視図、第2図は同しくその組立断面図である。図におい
て、第37図及び第38図と同一の参照符号は同一性あ
る構成部分を示している。
9はステータ、10は基板である。基板10はステータ
10のコイル端末を接続する引出端子を有する回路基板
として使用される。
ステータ9は本発明の特徴部分である。第3図はステー
タ9の部分欠損斜視図、第4図は同じく底面部分破断面
図、第5図は同しく展開断面図である。ステータ9は、
同一軸O1lのまわりに互いに間隔を隔てて配置された
複数のコイル91〜96を有する。コイル91〜96は
焼結体9oの内部に一体に埋設されている。コイル91
〜96は、巻軸が焼結体90の一面900側を向くよう
に配置されている。従って、コイル91〜96を焼結体
90によって封止したモノリシックな構造となり、コイ
ル保護、電気絶縁性、耐湿性及び耐久性等に優れた高信
頼度のステータが得られる。
コイル91〜96の個数は得ようとする極数に応して選
択されるもので、6個に限らない。コイル91〜96の
端末は、焼結体9oの表面に付与した端子電極(111
,112)〜(161、l62)にそれぞれ導通接続さ
れている。コイル91〜96の端末は、焼結体90の内
部で結線することもできる。この場合には、端末接続用
の回路基板が不要になる。
焼結体90は、コイル91〜96のコアとなる磁性焼結
部分901と、その間を埋める非磁性焼結部分902と
を含む。磁性焼結部分901は、少なくとも一面900
側において、各コイル91〜96毎に非磁性領域G、に
よって分離されており、非磁性焼結部分902は、非磁
性領域G1を埋めるように配置されている。磁性焼結部
分901は磁性フェライトによって構成でき、非磁性焼
結部分902は非磁性フェライトによって構成できる。
磁性焼結部分と非磁性焼結部分との一体焼結技術は、上
述した特開昭58−184709号公報または特開昭5
98306号公報に記載されている。
上述のように、焼結体90の一部に、コイル91〜96
のコア部分となる磁性焼結部分901を有することによ
り、磁気効率を向上させることができる。
コイル91〜96は、必要とする起磁力に応じて、その
巻数が選択される。第6図及び第7図は巻数増加に有効
なコイル巻構造を示している。
第6図の実施例ではコイル91〜96のうち、コイル9
1の構成を代表的に示している。他のコイル92〜96
も同様の構造となる。コイル91は2つのコイル導体9
11.912を有している。913は接続部、914.
915は端子部である。
コイル導体911.912は、巻軸方向Oに変位する螺
旋状となっていて、各巻軸が互いの巻径面内に位置する
ように配置されている。
また、コイル導体911の巻方向a1とコイル導体91
2の巻方向す、とは、同一の巻軸方向0で見て、互いに
逆になっている。即ち、巻軸方向0で見て、コイル導体
9110巻方向a、は左まわりであり、コイル導体91
2の巻方向b1は右まわりである。
コイル導体911.912は、コイル電流により同一方
向の磁界を生じるように、接続部913によフて互いに
接続されている。接続の具体例として、図示では、コイ
ル導体911の終端部と、コイル導体912の始端部を
接続部913によって互いに接続しである。コイル導体
911の巻方向a、とコイル導体912の巻方向す、と
は、同一の巻軸方向0で見て、互いに逆になっているの
で、コイル導体911の終端部と、コイル導体912の
始端部を接続部913によって互いに接続した場合、コ
イル導体911.912により、電流方向が同一のコイ
ルが形成される。端子部914.915は、第1図及び
第2図の端子電極111.112に接続される。
コイル導体911.912に電流を流した場合、電流が
巻軸のまわりに同一方向に流れ、同一方向の磁界を生じ
る。
この実施例の場合、コイル導体911.912は、巻軸
方向Oに変位する螺旋状であフて、各巻軸が互いの巻径
面内に位置するように配置されているから、実質的に同
一位置で螺旋状に巻回した構造となる。このため、占有
面積が小さくなり、小型になる。
コイル導体911.912は、同一の巻軸方向0で見た
巻方向al、l)1が互いに逆になっている。コイル導
体911の終端部と、コイル導体912の始端部とが同
じ方向に位置し、この位置で接続部913により接続さ
れている。従って、磁性体91の内部で互いに接続でき
、磁性体91の外部に導出する必要がない。このため、
コイル導体911.912の接続構造が簡単化されると
ともに、接続処理が極めて容易になる。
次に、第7図は3つのコイル導体910.911.91
2を備える場合を示している。コイル導体910.91
1.912は、巻軸方向0に変位する螺旋状であって、
各巻軸が互いの巻径面内に位置するように配置されてい
る。
同一の巻軸方向0で見て、コイル導体910の巻方向a
0とコイル導体911の巻方向b1は互いに逆であり、
コイル導体911の巻方向b1とコイル導体912の巻
方向a1は互いに逆になっている。
これらのコイル導体910.911.912は、コイル
電流により同一方向の磁界を生じるように、コイル導体
910の18端部とコイル導体911の始端部とを接続
部913によって接続すると共に、コイル導体911の
終端部とコイル導体912の始端部とを接続部913に
よって接続しである。
同一の巻軸方向0で見て、コイル導体910の巻方向a
0とコイル導体911の巻方向す、は互いに逆であり、
コイル導体911の巻方向b1とコイル導体912の巻
方向a1は互いに逆になっているから、コイル導体91
0の終端部とコイル導体911の始端部、及び、コイル
導体911の終端部とコイル導体912の始端部が同一
方向に現われる。従って、コイル導体910.911.
912を、同一方向の磁界が発生するように接続する場
合、各接続部913を磁性体91内に配置して接続でき
る。
′s6図及び第7図の教示するところに従い、更に多数
のコイル導体の組合せを実現できることは当業者にとっ
て自明であるので、その図示は省略する。
モータとして組込んだ場合、ステータ9は、焼結体90
の一面900がロータ4の着磁面43と、間隔d1を隔
てて対面するように配置される(第1図、第2図参照)
。これにより、第39図で説明したように、コイル91
〜96に流れる電ta Iとロータ4の生じる磁束密度
Bとの相互作用によってロータ4が回転する。
ロータ4は、コイル91〜96に流れる電流■との相互
作用によって回転力を生じる磁界発生手段を有すること
が基本である。図示の着磁による磁極N、Sはそのよう
な磁界発生手段の一例である。この他、8導電動機等で
用いられているような短絡導体を有する構造も考えられ
る。
第8図〜第36図は本発明の他の実施例を示している。
これらの図において、第1図〜$7図と同一の参照符号
は同一性ある構成部分を示している。
第8図はステータ9の展開断面図である。焼結体90は
、コイル91〜96のコアを構成する磁性焼結部分90
1のうち、ギャップG、のある面900とは反対側の底
部側を、磁性焼結部分903によって連続させ、磁性焼
結部分903をヨークとして利用する構造となっている
。図示では、磁性焼結部分903は、コイル91〜96
のコアを構成する磁性焼結部分901と一体焼結されて
いるが、別の磁性体によって構成してもよい。ヨークと
して磁性焼結部分901とは別の磁性体を使用する場合
、ヨークとなる磁性体と磁性焼結体901との間に非磁
性部分が存在していてもよい。何れの実施例においても
、磁気回路として見た場合、コイル91〜96のコアを
構成する磁性焼結部分901は、面900側においてギ
ャップG1によって分離されているから問題はない。磁
気効率向上及び渦電流による損失熱の放熱の面からは、
ギャップG、のある面900とは反対側の底部側にヨー
クを配置する構造の方が望ましい。
i9図はステータ9の平面図、第10図は第9図A、−
A、線上における断面図、第11図は第9図C,−C,
線上における断面図である。磁性焼結部分901の露出
領域は、第9図の斜線領域で示しており、コイル91〜
96の占有面積にほぼ等しくなっている。
第12図はステータ9の平面図、第13図は第12図A
、−A2線上における部分断面図である。焼結体90は
、非磁性焼結部分を含まない。
全体が磁性焼結体で構成されている。隣り合うコイル9
1〜96に生じる磁力線の鎖交の影響が小さい場合に有
効な構造である。
3i1!14図はステータ9の平面図、第15図は第1
4図As  As線上における断面図、第16図は第1
4図C3−C3線上における断面図であり、磁性焼結部
分901は、コイル91〜96の巻径断面と実質的に同
一の断面を有しており、芯部分にのみ設けられている。
第17図はステータ9の平面図、第18図は第17図A
4−A4線における断面図、第19図は第17図B4−
B、線上における断面図、第20図は第17図C4−C
,線上における断面図、第21図はコイル91〜96の
巻回される磁性焼結部分901の形状を示す斜視図であ
る。隣り合う磁性焼結部分901が、内径側と外径側と
でステータ9の表面900に交互に露出するように配置
されている。隣り合う磁性焼結部分901は、内径側の
端縁E1と外径側の端縁E2が径方向に仮想された直線
X1の上、または直線X1に接近して位置するように配
置する。このような配置であると、磁性焼結部分901
が周方向に実質的に連続する状態となるので、コギング
による回転ムラの小さなモータを実現できる。
第22図はステータ9の別の実施例における平面図、第
23図は第22図A、−A、線上における断面図、第2
4図は第22図B5−B5線上における断面図、第25
図は第22図C3−Cs線上における断面図、第26図
はコイル91〜96の巻回される磁性焼結部分901の
形状を示す斜視図である。コイル91〜96の巻回され
る磁性焼結部分901は、ステータ9の表面900に露
出する端面が、径方向で見た略中間部を境界にして、外
径側で周方向に突出する端縁E3と、端縁E、とは反対
側の内径側で周方向に突出する端縁E4とを有している
。隣り合う磁性焼結部分901では、端縁E、と端縁E
4が径方向に仮想された直線x2の上、または直線x2
に接近して位置するように配置されている。この構造の
場合も、磁性焼結部分901が周方向に実質的に連続す
る状態となるので、回転ムラのないモータを実現するこ
とが可能である。
第27図はステータ9の更に別の実施例における平面図
を示している。この実施例は、3422図〜第26図の
実施例を発展させたもので、端縁E、及び端縁E4を間
隔を隔てて複数設けた構成となっている。隣り合う磁性
焼結部分901では、端M E 3と端縁E4が径方向
に仮想された直線X、の上、または直線X、に接近して
位置するように配置されており、隣り合う磁性焼結部分
901が周方向に実質的に連続する状態となる。
このため、回転ムラのないモータを実現することが可能
である。
第28図はステータ9の更に別の実施例における平面図
、第29図は第28図A s  A s線上における断
面図、第30図は第28図C6−C6線上における断面
図である。コイル91〜96の巻回される磁性焼結部分
901は、ステータ9の表面900に露出する端面から
周方向に下降傾斜している。隣り合う磁性焼結部分90
1では、傾斜面の端縁E、と端縁E6が径方向に仮想さ
れた直線X4の上、または直線X4に接近して位置する
ように配置されており、磁性焼結部分901が周方向に
実質的に連続する状態となる。このため、回転ムラのな
いモータを実現できる。
第31図はステータ9の更に別の実施例における平面図
、第32図はコイル91〜96及び磁性焼結部分901
の形状を示す斜視図である。磁性焼結部分901は、そ
の全体が、径方向で見た略中間部を境界にして、外径側
で周方向に突出する端縁E7と、内径側で端縁E、とは
反対の方向に突出する端mE6とを有している。コイル
91〜96は、隣り合う磁性焼結部分901において、
端縁が径方向に仮想された直線X、の上または直線x8
に接近して位置するように配置されている。この構造の
場合も、回転ムラのないモータを実現できる。
第33図は本発明に係るステータ9の更に別の実施例に
おける部分断面図を示している。焼結体90はコイル9
1〜96を埋設する部分が非磁性焼結体902で構成さ
れている。ロータ4との対向面となる面900とは反対
側の底部側に、磁性体17を配置してあり、磁性体17
をヨークとして利用する構造となっている。磁性体17
は非磁性焼結体902と一体に焼結された磁性焼結体ま
たは他の磁性板材であってもよい。この実施例の場合は
、渦電流損失がなくなること、コギングがないために回
転ムラがないこと、磁性体17をヨークとして利用でき
るためにヨークの外付けが不要になること等の利点が得
られる。
図示は省略するが、上記した各実施例の組合せは当然可
能である。
ロータ4とステータ9の配置は、面対向に限らない。第
34図及び第35図はその例を示している。第34図で
は、ロータ4の回りにステータ9を同軸状に配置してあ
り、第35図ではステータ9の周りにロータ4を同軸状
に配置しである。
このような構造のステータ9は、例えば第36図に示す
ように、非磁性焼結体902によフて支持されたコイル
導体916と、磁性焼結体901上に支持されたコイル
導体917とを、螺旋状に接続した状態で、焼結体の内
部に埋設することによって実現できる。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明によれば、次のような効果が
得られる。
(a)ステータは、コイルを焼結体の内部に埋設した構
造となっているから、コイルを焼結体によりて封止した
モノリシックな構造となり、コイル保護、電気絶縁性、
耐湿性及び耐久性等に優れた高信頼度のステータ及びモ
ータを提供できる。
(b)焼結体の選択により、コイル保護、電気絶縁性、
耐湿性及び耐久性等に優れ、小型で高効率のステータ及
びモータを容易に実現できる。
(e)印刷技術、フォトリソグラフィ等の高精度パター
ン形成技術またはスパッタ、蒸着もしくはメツキ等の膜
形成技術等の使用が可能で、面倒な線材の巻線工程が不
要であり、製造、組立の容易な量産性に冨むステータ及
びモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るステータを有するモータの分解斜
視図、第2図は同じくその組立断面図、第3図は本発明
に係るステータの部分欠損斜視図、第4図は同じく底面
部分破断面図、第5図は同じく展開断面図、第6図及び
第7図はコイル巻構造の一例を示す示す各透視図、第8
図は本発明に係るステータの別の実施例における展開断
面図、第9図はステータの別の実施例における平面図、
第10図は第9図A r  A 1線上における断面図
、第11図は第9図CIC+線上における断面図、第1
2図はステータの更に別の実施例における平面図、第1
3図は第12図A、−A、線上における部分断面図、第
14図はステータの更に別の実施例における平面図、第
15図は第14図83  A3線上における断面図、第
16図は第14図83 B3線上における断面図、第1
7図は本発明に係るステータの更に別の実施例における
平面図、第18図は第17図A4−A4線における断面
図、第19図は第17図84−84線上における断面図
、$20図は第17図C4−C4線上における断面図、
第21図はコイルの巻回される磁性焼結部分の形状を示
す斜視図、第22図は本発明に係るステータの別の実施
例における平面図、第23図は第22図A 、A s線
上における断面図、第24図は第22図B5−B5線上
における断面図、第25図は第17図C4−C,線上に
おける断面図、第26図はコイルの巻回される磁性焼結
部分の形状を示す斜視図、第27図はステータの更に別
の実施例における平面図、第28図は本発明に係るステ
ータの更に別の実施例における平面図、第29図は第2
8図A、−A6線上における断面図、第30図は′fS
28図Ca −C6線上における断面図、第31図は本
発明に係るステータの更に別の実施例における平面図、
第32図はコイル及び磁性焼結部分の形状を示す斜視図
、第33図は本発明に係るステータの更に別の実施例に
おける部分断面図、第34図は本発明に係るモータの別
の実施例における部分破断面図、第35図は本発明に係
るモータの更に別の実施例におけφ部分破断面図、第3
6図は第34図及び第35図に示したモータのステータ
コイル構造を示す透視図、第37図は従来のモータの分
解斜視図、第38図は同じく組立断面図、第39図はそ
の動作原理を示す図である。 4・・・ロータ   9・・・ステータ90・・・焼結
体  901・・・磁性焼結体902・・・非磁性焼結
体 91〜96・・・コイル 図面の浄書(内容に変更なし) 1図 第 図 第 図 第 17図 第 旧 図 第20図 第23図 第26図 第31 図 第32図 第36図 第37図 手 続 ネ南 正 書(方式) 1、事件の表示 平成 2年 特許願 第104130号発明の名称  
 モータ用ステータ及びモータ3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所   東京都中央区日本橋−丁目13番1号名称 
  (306)ティーデイ−ケイ株式会社代表者  佐
 藤  博 4、代 埋入 〒125  置O3(600) 5090住所 
  東京都葛飾区東金町1丁目37番2号5、補正命令
の日付 平成2年7月31日(発送日) 6、補正の対象 図面全図 7、補正の内容

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一軸の回りに互いに間隔を隔てて配置された複
    数のコイルを有するモータ用ステータであって、 前記コイルは、電気絶縁性焼結体の内部に埋設されてい
    ること を特徴とするモータ用ステータ。
  2. (2)前記焼結体は、前記コイルのコアとなる磁性焼結
    部分と、前記コアの間を埋める非磁性焼結部分とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ用ステータ。
  3. (3)前記磁性焼結部分は、少なくとも一面側において
    、各コイル毎に分離されていることを特徴とする請求項
    2に記載のモータ用ステータ。
  4. (4)前記磁性焼結部分は、前記一面側において、前記
    コイルの配置方向に沿って実質的に連なるように配置さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載のモータ用ス
    テータ。
  5. (5)前記一面側とは反対側の面にヨークを有すること
    を特徴とする請求項3または4に記載のモータ用ステー
    タ。
  6. (6)前記焼結体は、その全体が磁性焼結体で構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のモータ用ステ
    ータ。
  7. (7)前記焼結体は、その全体が非磁性焼結体で構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のモータ用ス
    テータ。
  8. (8)磁界発生手段を有するロータと、同一軸の回りに
    互いに間隔を隔てて配置された複数のコイルを有するス
    テータとを含み、前記コイルに流れる電流と前記ロータ
    に生じる磁界との相互作用によって前記ロータを回転さ
    せるモータであって、 前記ステータは、前記コイルを電気絶縁性焼結体の内部
    に埋設して構成されていること を特徴とするモータ。
  9. (9)前記複数のコイルは、前記軸が前記焼結体の一面
    側を向くように配置されており、 前記ロータは、前記焼結体の前記一面と対面するように
    配置されていて、前記焼結体と対面する面上に磁極が配
    置されていること を特徴とする請求項8に記載のモータ。
  10. (10)前記焼結体は、前記コイルのコアとなる磁性焼
    結部分と、前記コアの間を埋める非磁性焼結部分とを含
    むことを特徴とする請求項8または9に記載のモータ。
  11. (11)前記磁性焼結部分は、前記ロータと対面する面
    側において、各コイル毎に分離されていることを特徴と
    する請求項10に記載のモータ。
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