JP2003523709A - 往復動式モータの固定子構造 - Google Patents
往復動式モータの固定子構造Info
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- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
Abstract
Description
)が通るインナーコア(inner core)の面積を増加させることによって磁路の
面積を増加させた往復動式モータの固定子構造に関するものである。 (背景技術) 従来の一般的な往復動式モータは、立体構造(cubic structure)の磁束を有
する通常のモータに対して平面形態の磁束を有する。平面形状の電機子(armatu
re)が平面の固定部上に形成される磁束の変化に従って平面上を直線的に運動す
る。
に形成されたアウターコア(Outer Core)10及びこのアウターコア10の内部に
挿入された中空円筒状のインナーコア(Inner Core)20により構成される固定
子(S)と、アウターコア10の内部に結合される巻線コイル30と、永久磁石41が
備えられてアウターコア10とインナーコア20間に直線運動可能に挿入される電機
子40と、を包含して構成されている。
に電流が流れると、この巻線コイル30に流れる電流により巻線コイル30の周辺に
磁束が形成される。この磁束はアウターコア10及びインナーコア20に沿って閉ル
ープ(Closed Loop)を形成して、アウターコア10及びインナーコア20に形成さ
れた磁束と、永久磁石41によって形成される磁束とによって、すなわち磁束の相
互作用によって永久磁石41が軸方向に力を受ける。
間で軸方向に直線運動をする。巻線コイル30に供給される電流の方向を順次変え
るとき電機子40が直線往復運動を行う。
ョンシート11が放射状に積層されて中空円筒形状を作るスタック(stacked body
)を形成する。
な絶縁を考慮して、ボビン(Bobbin)50が使用される。
イルが巻かれる環状の溝が形成され、かつコイル巻線部51の側部に外部の電源端
子部と接続される端子部52が形成されるように構成されている。
に接続される。
イル巻線部51の外周面上に放射状に積み重ねられてアウターコア10が中空円筒形
状に形成される。
ート21が放射状に積み重ねられて中空円筒形状のスタックに形成される。このよ
うなスタックとして形成されたインナーコア20は上記アウターコア10の内部に相
互に所定の間隔をおいて挿入される。
複数個の永久磁石41を含む。この電機子40はアウターコア10とインナーコア20の
間に直線運動可能なように挿入されている。
20を通って閉ループを形成し、このときモータにかかる負荷が多くなると磁束の
量も増加する。
積より小さいため、モータに過負荷がかかる場合はコアの飽和(Core Saturati
on)の現象が発生する。
ち磁束が通る面積を増加する必要があり、インナーコア20の面積を増加させる方
法としてインナーコア20の内径を減少させるか又はインナーコア20の外径を増加
させる方法がある。
1からD2へ)は、永久磁石41を含む電機子40及びアウターコア10の体積を増加さ
せることが、高価な永久磁石の大きさを増加させて、製造コストを増加させると
いう不都合な結果になる。
うとする場合(D1からD'2へ)は、上記の面積を増加させるには限界があるだけ
ではなく、前記インナーコア20を構成する薄いラミネーションシート21の数が減
少して、磁路の面積がむしろ減少するという不都合な結果になる。
モータの全体の容積を増加させることなく、磁束が通る磁路の面積を最大化する
往復動式モータの固定子構造を提供することを目的とする。 (発明の開示) このような目的を達成するために、本発明に係る往復動式モータの固定子構造
として、中空円筒状のアウターコアと、このアウターコアの内部に挿入される相
互に結合された複数の中空円筒状スタック(stacked body)として形成されるイ
ンナーコアとを有する固定子と、上記アウターコアの内部に結合される巻線コイ
ルを含み、その一方側面に永久磁石が取付けられた電機子が上記のアウターコア
とインナーコアの間に直線運動可能に挿入される、固定子構造が提供される。
として、中空円筒状のアウターコアと、このアウターコアの内部に挿入され、一
方側は二重面(double faces)を有し他方側が単一面(single face)を有する
複数のオーバラップ型の薄いラミネーションシートを有し、このラミネーション
シートが上記単一面は内側に位置し、上記二重面は外側に位置するように中空円
筒状に積み重ねられたインナーコアとからなる固定子と、上記アウターコアの内
部に結合される巻線コイルとを含み、その一方側面に永久磁石が取付けられた電
機子が上記アウターコアとインナーコア間に直線運動可能なように挿入される、
固定子構造が提供される。
造として、中空円筒状のアウターコアと、このアウターコアの内部に挿入される
インナーコアであって、複数枚の薄いラミネーションシートが中空円筒形状をな
すように放射状に積み重ねられた放射状スタック部(radially stacked part)
と、所定の幅及び径を有する複数の環状ラミネーションシートが中空で円筒の形
状に軸方向に積み重ねられて上記の放射状スタック部の内周面で結合されるオー
バラップ形の非放射状スタック部とからなるインナーコアとにより構成された固
定子と、上記アウターコアの内部に結合される巻線コイルとを含み、その一方側
面に永久磁石が装着された電機子が上記アウターコアとインナーコア間に直線運
動可能なように挿入される、固定子構造が提供される。 (好適実施例の実施の形態) 以下、本発明に係る往復動式モータの固定子構造について、添付図面を参照し
て説明する。
ては同じ参照番号を付して表し、重複する説明は省略する。
た往復動式モータの正面断面図であり、(B)は本発明の第1実施例による往復動
式モータの固定子構造を採用した往復動式モータの側面断面図である。
に示したように、中空円筒状のアウターコア10及びこのアウターコア10の内部に
挿入される中空円筒状のインナーコア60により形成される固定子(S)と、アウ
ターコア10の内部に結合される巻線コイル30と、永久磁石41が備えられてアウタ
ーコア10とインナーコア60の間に直線移動可能なように挿入される電機子40と、
が含まれる。
ョンシート11が環状のボビン50の外周面に放射状に積み重ねられて中空円筒形状
を作るスタックとして形成される。
51と、このコイル巻線部51の側部に形成される端子部52とを備えて構成される。
成され、この巻かれたコイルは上記端子部52に接続されている。
ビン50のコイル巻線部51で中空円筒形状を形成する。
使用される。
る。
ち、図6に示したように、インナーコア60が二重の中空円筒状のスタックとして
構成される場合、それは所定の形状に切断形成された複数のラミネーションシー
トが放射状に積み重ねられて中空円筒形状を形成する第1のスタック61と、第1の
スタック61の外周面に挿入されるように複数枚のラミネーションシートが放射状
に積み重ねられて第1のスタック61の外径と同等な内径を有する中空円筒形状に
形成される第2のスタック62とを含み、第2のスタック62内に第1のスタック61が
挿入されて結合される。
のラミネーションシートの幅とを合算した幅が従来技術のインナーコア20のラミ
ネーションシート21の幅と同等である。
モータの固定子構造の変形の斜視図である。
ように、3重中空円筒状スタックを夫々相互に結合するように、各々がサイズの
異なる内径及び外径を有し、複数のラミネーションシートにより夫々積み重ねら
れたスタックを構成して、それらの3つの中空円筒形スタックを相互に結合させ
て構成することもできる。
合すこともできる。
アウターコア10の内部に相互に所定の間隔をおいて挿入されて組合される。
ホルダ42に等間隔で組合された複数の永久磁石41とを含む。この電機子40はアウ
ターコア10とインナーコア60の間に直線運動可能なように挿入されている。
する。
あり、図11は本発明の第2実施例による往復動式モータの固定子構造の往復動式
モータコアスタック構造を示す側面図である。
採用する往復等式モータは、中空円筒状に形成されたアウターコア110及びこの
アウターコア110の内部に挿入された中空円筒形状を有する高密度スタック形イ
ンナーコア160を備えた固定子(S)と、アウターコア110の内部に結合される巻
線コイル130と、永久磁石141を有し、アウターコア110と高密度スタック形イン
ナーコア160の間に直線運動可能なように挿入される電機子140と、を包含して構
成される。
ビン150の外周面に放射状に積み重ねられて中空円筒形状を作るスタックとして
形成される。
線部151の側部に形成される端子部152から構成される。
巻かれて形成され、この巻かれたコイルは端子部152に接続されるように構成さ
れる。
、ボビン150のコイル巻線部151で中空円筒形状を形成する。
タコアスタック構造を示す斜視図である。
方形の薄板の一方側が折りまげられて上側に二重面(a)を有し、下側に単一面
(b)を有するように形成された複数枚の薄いオーバラップ型ラミネーションシ
ート161が、このオーバラップ型ラミネーションシート161の上記の単一面(b)
が内側に位置し、上記の二重面(a)が外側に位置するように放射状に積み重ね
られて中空円筒形状のスタックを構成する。
部161aと、この第1面部161aから連続して延長されて形成され、曲げて折り重ね
られた第1面部161aより面積が大きい第2面部161bとから形成されている。
タコアスタック構造を構成するオーバラップ型の薄いラミネーションシートの展
開図である。
示したように、折りまげられた第1面部161aと、単一面の第2面部161bとを有する
薄い板が曲げて折り重ねられるようにして製造されている。
図であり、図15は本発明による図14の往復動式モータの変形のオーバラップ型ス
タック構造を示す斜視図である。
したように、所定の面積を有する第1面部161cと、所定の面積を有し、第1面部16
1cの側に連続して第一面部161cよりも長く延長して形成された第2面部161dと、
第1面部161cの対角線側にこの第1面部161cの形状に対応するように延長して形成
されて折りまげたとき第1面部161cにオーバラップされる第3面部161eと、この第
3面部161eの側に第1面部161cに対して延長して形成されて折りまげたとき上記第
2面部161dと同一平面を形成する第4面部161fと、を包含して形成することもでき
る。
1cと、第2面部161dと、第3面部161eと、第4面部161fと、が備えられた薄板を曲
げて折り重ねることによって製造することもできるし、又第1面部161c及び第2面
部161dが形成された薄板と第3面部161e及び第4面部161fが形成された薄板とを相
互にオーバラップさせて製造することができる。
るときには、図15に示したように、単一面を形成する第2面部161d及び第4面部16
1fがスタックの内側に位置し、かつ第1面部161c及び第3面部161eがスタックの外
側に位置するように相互に揃え、それによって高密度スタック形インナーコア16
0を形成するように中空円筒形状に積み重ねられる。
等間隔で組合された複数の永久磁石141を含む。この電機子はアウターコア110と
高密度スタック型インナーコア160の間に直線運動可能なように挿入される。
と17を参照して説明する。
あり、図17は本発明の第3実施例による往復動式モータの固定子構造の側面断面
図である。
210及びこのアウターコア210の内部に相互に所定の間隔をおいて挿入される複合
型インナーコア(composite inner core)260により構成される固定子(S)と、
アウターコア210の内部に結合される巻線コイル230と、永久磁石241が備えられ
てアウターコア210と複合型インナーコア260の間に直線移動可能なように挿入さ
れる電機子240と、を包含して構成される。
ンシート211が放射状に積み重ねられて中空円筒形状のスタックを作るように形
成されている。
ねられて形成される。
。
に積み重ねられてリボンで中空円筒形状を形成するスタックとして形成される。
。
ションシート(S1)が放射状に中空円筒形状に積み重ねられて形成された放射状
のスタック部261と、所定の幅及び径を有する環状の薄板が中空円筒形状に成形
され、軸方向に積み重ねられて放射状スタック部261の内周表面に結合されるオ
ーバラップ形の非放射状のスタック部262と、を含む。
斜視図である。
薄いラミネーションシート(S1)が中空円筒形状を形成するように放射状に積み
重ねられるように形成され、非放射状のスタック部262は、環状の複数枚の薄い
ラミネーションシート(S2)が中空円筒形状を作るように軸方向にオーバラップ
して積み重ねられるように形成される。
面図である。
に、所定の面積を有する薄板(S3)がロール形態に巻かれて中空円筒形状になる
ように形成されたロール円筒体263として形成される。このロール円筒体263を前
記の非放射状スタック部262の代わりに使用することもできる。
うにロール形状に数回巻かれる。
の内径に同等であるように形成されて、ロール円筒体263は放射状スタック部261
の内部に結合される。
ホルダ242に等間隔で結合された複数の永久磁石241とを含む。この電機子240は
、アウターコア210と複合型インナーコア260の間に直線運動可能なように挿入さ
れる。 (産業上の適用性) 以下、本発明に係る往復動式モータの固定子構造の作用効果(operational ef
fect)について説明する。
に磁束が形成される。この磁束はアウターコア10及びインナーコア60を沿って閉
ループを形成する。
される磁束との間の相互作用によって永久磁石41が軸方向に力を受けて、電機子
40がアウターコア10とインナーコア60の間で軸方向に直線運動を行う。
で、磁束が通るインナーコア60は、本発明に係る第1実施例で複数の中空円筒状
スタックとして形成されるため、磁束が通る面積が増加して、コアの飽和の発生
が最小化される。
ual hollow cylindrical stacked body)を例にとって説明する。インナーコア6
0の面積はラミネーションシートの数を(Do-Di)/2と乗算することによって得ら
れた値によって決定され、従って、インナーコア60の面積はDiに反比例する。
し、‘Dm’は二重スタックの境界を示す、すなわちこれは前述の第2スタックの
内径であると同時に第1スタックの外径である。
数が減少するため、インナーコア60の面積をあまり増加させることができない。
分に分割して、ラミネーションシートの数を増加させながら(Do-Di)値を増加
させ、従ってインナーコア60の面積を増加させたものである。図9はインナーコ
アの面積の増加率(increase rate)を示す。
アウターコアの内部に位置するインナーコアの面積を相対的に増加させて磁束が
通る面積を増加させるので、モータに過負荷がかかるにつれて増加する磁束の通
過を円滑にすることができる。
する。
流が流れると、この電流により巻線コイル130の周辺に磁束が形成される。この
磁束はアウターコア110及び高密度スタック形インナーコア160を沿って閉ループ
を形成する。アウターコア110及び高密度スタック形インナーコア160に形成され
る磁束と永久磁石141により形成される磁束との間の相互作用によって永久磁石1
41が軸方向に力を受けるので電機子140はアウターコア110と高密度スタック形イ
ンナーコア160間で軸方向に直線運動を行う。
き磁束が流れる高密度スタック形インナーコア160の磁路の面積が増加している
のでコアの飽和の発生が最小化される。
のインナーコア20の磁路面積より相対的に大きいかということをここに詳細に説
明する。
内径が同じであると仮定する。従来のインナーコア20については、構成要素のラ
ミネーションシート21が単一面として形成されて、このラミネーションシートが
、内側端が連続して中空円筒形状を作るように放射状に積み重ねられた状態であ
るため内側よりも広いラミネーションシート21の外側面の端部間には徴小なギャ
ップが発生して円筒形状を形成する密度が低くなる。
プ型ラミネーションシート161の内側は単一面を有するように形成され、その外
側は二重面(double face)を有するように形成され、そして上記の単一面は内
側に位置され、二重面は外側に位置されるようにラミネーションシートが放射状
に積み重ねられた形態の中空円筒状スタックになるため、オーバラップ型ラミネ
ーションシート161の外側端部の間にギャップがなくなって密度が相対的に高く
なる。
較べて相対的に磁路の面積が増加する。
ーコアの内部に位置するインナーコアの磁束径路(Flux Path)、即ち磁路の面
積が増加するのでコアの飽和が向上して、モータが過負荷になるにつれて増加す
る磁束の通過を円滑にすることができる。
。
流れると、この電流により巻線コイル230の周辺に磁束が形成される。この磁束
はアウターコア210及び複合型インナーコア260に沿って閉ループを形成する。ア
ウターコア210及び複合型インナーコア260に形成された磁束と永久磁石241によ
り形成される磁束との間の相互作用によって永久磁石241が軸方向に力を受けて
、電機子240がアウターコア210と複合型インナーコア260の間で軸方向に直線運
動を行う。
重ねられたインナーコア20とをそれらが同じ内径及び外径を有すると仮定して比
較する。
タック部262は放射状スタック部261の内部に結合された状態であるため、この放
射状スタック部261の幅が従来のインナーコア20の幅より小さいが、しかしその
内径が大きいので積層されるラミネーションシート(S1)の数が増加する。従っ
て同じ幅を基準にすれば磁路が増加することになる。
スタック部262が磁路を形成するために、その全体的な磁路の面積が従来のイン
ナーコア20の磁路の面積より増加する。
モータに定格負荷がかかる場合は、アウターコア210及び複合型インナーコア260
に沿って閉ループを形成するように通過する磁束は、磁束が複合型インナーコア
260を通過するとき抵抗が少ない放射状スタック部261に沿ってほとんど通過する
。このため効率の低下なしで円滑に運転することができる。
って閉ループを形成して通過する磁束が複合型インナーコア260を通過するとき
、抵抗が少ない放射状スタック部261並びに抵抗が多少大きい非放射状スタック
部262に沿っても流れるので、過負荷に対して能動的に作用してコアの飽和の発
生が最小化され得る。
のスタックとして形成される放射状スタック部と、非放射状に形成される非放射
状スタック部と、を備えており、磁束が通る磁路の面積が増加するので、モータ
に過負荷がかかるにつれて増加する磁束の通過を円滑にすることができる。
に過負荷がかかるにつれて増加する磁束の通過を円滑にして、コアの飽和の発生
を抑制するのでモータの効率及び信頼性を向上させることができるという効果が
ある。
側面断面図である。
示した正面図である。
示した正面図である。
面図であり、(B)はその側面断面図である。
。
。
面積を増加させた状態を示した概略図である。
グラフの図である。
アスタック構造を示す側面図である。
アスタック構造を示す斜視図である。
アスタック構造を構成するオーバラップ型の薄いラミネーションシートの展開図
である。
た斜視図である。
ある。
ある。
視図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 中空円筒状のアウターコアと該アウターコアの内部に挿入さ
れる中空円筒状のインナーコアを有する固定子と、 前記アウターコアの内部に結合される巻線コイルと、 永久磁石を有する電機子であって、該永久磁石は該電機子に装着されて前記ア
ウターコアと前記インナーコアの間に移動可能なように挿入される電機子と、を
包含して構成される往復動式モータにおいて、 前記インナーコアは、相互に結合される複数個の中空円筒状スタックとして形
成されることを特徴とする往復動式モータの固定子構造。 - 【請求項2】 前記複数個の中空円筒状スタックは、該複数の中空円筒状ス
タックが異なった内径及び外径を有する複数のラミネーションシートを積み重ね
ることによって別々に形成され、かつ順に結合されることを特徴とする請求項1
に記載の往復動式モータの固定子構造。 - 【請求項3】 前記複数個の中空円筒状スタックは、 複数の薄いラミネーションシートが放射状に積み重ねられて中空円筒形状を形
成するように形成される第1スタックと、 複数の薄いラミネーションシートが前記第1スタックの外径に同等な内径を有
する中空円筒形状を形成するように放射状に積み重ねられるように形成される第
2スタックと、を含んで構成されて前記第2スタックに前記第1スタックが挿入さ
れることを特徴とする請求項2に記載の復動式モータの固定子構造。 - 【請求項4】 中空円筒状のアウターコア及び該アウターコアの内部に挿入
される中空円筒状のインナーコアを有する固定子と、 前記アウターコアの内部に結合される巻線コイルと、 永久磁石を有する電機子であって、該永久磁石が該電機子に装着されて前記ア
ウターコアとインナーコアの間に移動可能なように挿入される電機子と、を含む
往復動式モータにおいて、 前記インナーコアは、一方側が二重面を有して、他方側は単一面を有する複数
枚のオーバラップ型の薄いラミネーションシートが前記単一面側が内側に位置し
、前記二重面側が外側に位置するように放射状に中空円筒形状に積み重ねられる
ように構成されることを特徴とする往復動式モータの固定子構造。 - 【請求項5】 前記オーバラップ型ラミネーションシートは、所定の面積を
有する第1面部と、該第1面部から延長されて該第1面部より面積が大きく、曲げ
て折り重ねられた第2面部と、を含んで構成されることを特徴とする請求項4に記
載の往復動式モータの固定子構造。 - 【請求項6】 前記オーバラップ型ラミネーションシートは、 所定の面積を有する第1面部と、 該第1面部の側に連続して前記第1面部よりも長く形成される第2面部と、 前記第1面部の対角線側に前記第1面部の形状に対応するように延長して形成さ
れて前記第1面部にオーバラップされる第3面部と、 該第3面部の側に前記第1面部に対して延長されて形成されて前記第2面部と同
一平面を形成する第4面部と、を包含して構成されることを特徴とする請求項4に
記載の往復動式モータの固定子構造。 - 【請求項7】 前記の第1面部、第2面部、第3面部及び第4面部は、前記オー
バラップ型ラミネーションシートを曲げて折り重ねることによって形成されるこ
とを特徴とする請求項6に記載の往復動式モータの固定子構造。 - 【請求項8】 前記オーバラップ型ラミネーションシートは、前記第1面部
及び第2面部が形成された薄板と前記第3面部及び第4面部が形成された薄板とを
相互に接合して構成されることを特徴とする請求項6に記載の往復動式モータの
固定子構造。 - 【請求項9】 前記複数のオーバラップ型ラミネーションシートは、前記単
一面を形成する前記第2面部及び第4面部がスタックの内側に位置し、かつ前記の
オーバラップされる2重面を形成する前記第1面部及び第3面部がスタックの外側
に位置するように、複数枚が中空円筒形状に積み重ねられることを特徴とする請
求項6に記載の往復動式モータの固定子構造。 - 【請求項10】 中空円筒状のアウターコア及び該アウターコアの内部に挿
入される中空円筒状のインナーコアを有する固定子と、 前記アウターコアの内部に結合される巻線コイルと、 永久磁石を有する電機子であって、該永久磁石が該電機子に装着されて前記ア
ウターコアと前記インナーコアの間に移動可能なように挿入される電機子と、を
含む往復動式モータにおいて、 前記インナーコアは、 複数枚の薄いラミネーションシートが放射状に積み重ねられた中空円筒形状の
放射状スタック部と、 所定の幅及び径を有する環状の薄板が中空円筒形状に積み重ねられて前記放射
状スタック部の内周面内に結合される非放射状スタック部と、を包含して構成さ
れることを特徴とする往復動式モータの固定子構造。 - 【請求項11】 前記放射状スタック部は、所定の形状を有する複数の薄い
ラミネーションシートが中空円筒形状を形成するように放射状に積み重ねられて
形成され、前記非放射状スタック部は、複数の薄い環状ラミネーションシートが
中空円筒形状を形成するように軸方向に積み重ねられるように形成されることを
特徴とする請求項10に記載の往復動式モータの固定子構造。 - 【請求項12】 前記非放射状スタック部の外径は前記放射状スタック部の
内径に同等であるように形成されることを特徴とする請求項10に記載の往復動式
モータの固定子構造。 - 【請求項13】 前記非放射状スタック部は、所定の面積を有する薄板が中
空円筒形状を形成するようにロール形態に巻かれるように形成されることを特徴
とする請求項10に記載の往復動式モータの固定子構造。 - 【請求項14】 前記薄板は、長方形状に形成されることを特徴とする請求
項10〜13のいずれか1項に記載の往復動式モータの固定子構造。
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