JPH044721A - 線材の防水引留部 - Google Patents

線材の防水引留部

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JPH044721A
JPH044721A JP2102254A JP10225490A JPH044721A JP H044721 A JPH044721 A JP H044721A JP 2102254 A JP2102254 A JP 2102254A JP 10225490 A JP10225490 A JP 10225490A JP H044721 A JPH044721 A JP H044721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
wire rod
sealing chamber
wire
wall portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP2102254A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kato
康二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2102254A priority Critical patent/JPH044721A/ja
Publication of JPH044721A publication Critical patent/JPH044721A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、線材の防水引留部に関するものである。
[従来の技術] 筺体内に電気、電子、光部品を内蔵し、外部と線材(電
線、光ケーブル)を介して伝送を行う装置か、屋外等の
雨水等がかかる或いはその可能性か成る場所に設置され
る場合には、線材が筐体の壁体を貫通する箇所で防水状
態で引留める必要がある。
このような場合は、次のようにして線材の引留めと、防
水とを行っていた。
■引留めは機械的クランプで行い、防水はシーリング材
で行う。
■防水を本体とした充填材で引留めも兼ねる。
■引留めを主体とした充填材で防水も兼ねる。
図示してないが、前述した■の例は、線材を板等で挟持
することによりその摩擦力で機械的にクランプし、線材
の壁体貫通部分をシーリング材でシーリングする構造で
ある。
第4図は、前述した■、■の例を示したものである。図
において、1は筺体、2は筺体1内に収容されたプリン
ト基板、3は筺体1の壁体4に設けられ貫通孔5を貫通
してプリント基板2に接続されている線材、6は線材3
が貫通している部分で壁体4に塗り付けられているシー
リング材である。
第5図も、前述した■、■の例を示したものである。図
において、7は線材3が貫通する部分で壁体4に設けら
れていてシーリング材6がボッティングされているボッ
ティング槽である。
いずれも、シーリング材6はエポキシ樹脂、シリコーン
樹脂等の接着剤で、壁体4と線材3との接着性により引
留めと防水機能を得るようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述した■、■、■の防水引留部では、
次のような問題点がある。
■の構造では、複数の線材に対して均一にクランプする
のが難しく、且っクランプ部が複雑になる。
■の構造では、シーリング材6と壁体4及び線材3との
接着性、密着性が重要であり、耐環境性という点からも
弾力性のあるシリコーンゴム等が用いられ、従って引留
め力が弱い。
■の構造では、■の構造とは逆で、シーリング材6とし
て材料強度の強いものが用いられるため、壁体4との接
着が問題となることが多く、ヒビ割れも発生し易く、防
水性に難点がある。
本発明の目的は、引留め機能と防水機能とを共に十分に
得ることができる線材の防水引留部を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明の構成を示すと、次
の通りである。
請求項(1)の発明は、壁体を貫通する線材を該壁体に
防水状態で引留める線材の防水引留部において、前記線
材が貫通する部分の前記壁体は外壁部と内壁部との2重
構造にされ、前記外壁部と前記内壁部との間にはシーリ
ング室が設けられ、前記外壁部と前記内壁部とを貫通す
る前記線材は前記外壁部と前記内壁部とに相互に対向し
ないで設けられた貫通孔に通されることにより前記シー
リング室内で屈曲され、前記シーリング室内にはシーリ
ング材が充填されていることを特徴とする請求項(2)
の発明は、壁体を貫通する複数本の線材を該壁体に防水
状態で引留める線材の防水引留部において、前記各線材
が貫通する部分の前記壁体は外壁部と内壁部との2重構
造にされ、前記外壁部と前記内壁部との間にはシーリン
グ室が設けられ、前記外壁部と前記内壁部とを貫通する
前記各線材は前記シーリング室内で相互にからみ合わさ
れて屈曲され、前記シーリング室内にはシーリング材が
充填されていることを特徴とする。
[作用コ 請求項(1)の構造にすると、線材は外壁部と内壁部と
の間のシーリング室で屈曲状態にあるため、引張り力に
対して摩擦力が高まり、特別なりランプ材を用いずに十
分に該線材が引留められる。
また、シーリング室内に充填されたシーリング材により
線材の貫通部分のシーリングが十分に得られる。
請求項(2)の構造にすると、シーリング室内で各線材
が相互にからまり合って屈曲状態にあるため、引張り力
に対して摩擦力が高まり、複数本の線材でも特別なりラ
ンプ材を用いずに十分に弓留められる。この場合には、
同じ線材が外壁部と内壁部との対向貫通孔を貫通してい
ようが、していなかろうが関係なく引留めが行える。ま
た、シーリング室内に充填されたシーリング材により線
材の貫通部分のシーリング効果が十分に得られる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。なお、前述した第4図及び第5図と対応する部分には
、同一符号をつけて示している。
第1図は、本発明の第1実施例を示したものである。本
実施例の線材の防水引留部では、各線材3が貫通する部
分の壁体4が外壁部4Aと内壁部4Bとを有する2重構
造にされ、これら外壁部4Aと内壁部4Bとの間にはシ
ーリング室8が設けられている。これら外壁部4Aと内
壁部4Bとには、各線材3を貫通させる貫通孔5A、5
Bが設けられている。各線材3は、外壁部4Aと内壁部
4Bとに相互に対向しないで設けられている貫通孔5A
、5Bに通されることによりシーリング室8内でそれぞ
れ屈曲されている。シーリング室8内にはシーリング材
6が充填されている。この場合、シーリング材6として
は、ポツティング時には液状で、その後に硬化するエポ
キシ樹脂、シリコーン樹脂等の他に、常時流動性のある
グリスやコンパウンドでも使用できる。
このような構造にすると、線材3は外壁部4Aと内壁部
4Bとの間のシーリング室8で屈曲状態にあるため、引
張り力に対して摩擦力が高まり、該線材3を十分に引留
めることかできる。また、シーリング室8に充填された
シーリング材6により線材3の貫通部分のシーリングを
十分に行うことができる。
第2図及び第3図は、本発明の第2実施例を示したもの
である。本実施例の線材の防水引留部では、壁体4に貫
通孔9が設けられている。該貫通孔9を横切って外壁部
嵌合溝10Aと内壁部嵌合溝10Bとが設けられ、これ
ら嵌合溝10A、10Bに外壁部4Aと内壁部4Bとが
嵌合されるようになっている。外壁部4Aと内壁部4B
との各貫通孔5A、5Bに貫通されている各線材3は、
これら外壁部4Aと内壁部4Bとの間のシーリング室8
で相互にからみ合されて屈曲されている。
シーリング室8内には、シーリング材6が充填されてい
る。
このような構造にすると、シーリング室8内で各線材3
が相互にからまり合って屈曲状態にあるため、引張り力
に対して摩擦力が高まり、複数本の線材3でも十分に引
留められる。この場合には、同じ線材3は、外壁部4A
と内壁部4Bとの対向貫通孔5A、5Bを貫通していよ
うが、していなかろうが関係なく引留めを行うことがで
きる。また、シーリング室8内に充填されたシーリング
材6により線材3の貫通部分のシーリングを十分に行う
ことができる。
特に、この第2実施例によれば、外壁部4Aと内壁部4
Bとの各貫通孔5A、5Bに各線材3をそれぞれ貫通さ
せた状態で、外壁部4Aを内壁部4Bに対して相対的に
回転させると両者の間で各線材3がねじられて相互にか
らみ合うようになる。
従って、容易に各線材3のからみ合わせを行うことがで
きる。この状態で、外壁部4Aと内壁部4Bとを各嵌合
溝10A、10Bに嵌合する。
この第2実施例では、外壁部4Aと内壁部4Bとをそれ
ぞれ円形にし、且っ嵌合溝10A、10Bも円形にする
と、外壁部4Aと内壁部4Bとを各嵌合溝10A、IO
Bに嵌合した後、外壁部4Aと内壁部4Bとを相対的に
回転させることによりシーリング室8内で各線材3を相
互にねじってからみ合わせ屈曲状態にすることもできる
。この場合、外壁部4Aと内壁部4Bとの回り止めをシ
ーリング材6による接着或いはロックピン等で行なうこ
とが好ましい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る線材の防水弓留部によ
れば、下記のような効果を得ることができる。
請求項(1)の発明では、線材は外壁部と内壁部との間
のシーリング室で屈曲状態にあるため、引張り力に対し
て摩擦力が高まり、特別なりランプ材を用いずに該線材
を十分に引留めることができる。また、本発明では、シ
ーリング室内に充填されたシーリング材によりシーリン
グを行っているので、線材の貫通部分のシーリング効果
を十分に得ることができる。
請求項(2)の発明では、シーリング室内で各線材を相
互にからまり合って屈曲状態にしているので、引張り力
に対して摩擦力が高まり、複数本の線材でも特別なりラ
ンプ材を用いずにこれら線材を十分に引留めることがで
きる。また、この発明では、同じ線材か外壁部と内壁部
との対向貫通孔を貫通していようが、していなかろうが
関係なく引留めが行える利点がある。更に、この発明で
も、シーリング室内に充填されたシーリング材によりシ
ーリングを行っているので、複数の線材の貫通部分のシ
ーリングでも十分にシーリング効果を得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る線材の防水引留部の第1実施例を
示す横断面図、第2図は本発明に係る線材の防水引留部
の第2実施例における外壁部と内壁部と各線材との関係
を示す斜視図、第3図は第2実施例における壁体の横断
面図、第4図及び第5図は従来の線材の防水引留部にお
ける一部横断平面図及び横断面図である。 1・・・筺体、2・・・プリント基板、3・・・線材、
4・・・壁体、4A・・・外壁部、4B・・・内壁部、
5. 5A。 5B・・・貫通孔、6・・・シーリング材、8・・・シ
ーリング室、9・・・貫通孔、IOA、IOB・・・貫
通溝。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)壁体を貫通する線材を該壁体に防水状態で引留め
    る線材の防水引留部において、前記線材が貫通する部分
    の前記壁体は外壁部と内壁部との2重構造にされ、前記
    外壁部と前記内壁部との間にはシーリング室が設けられ
    、前記外壁部と前記内壁部とを貫通する前記線材は前記
    外壁部と前記内壁部とに相互に対向しないで設けられた
    貫通孔に通されることにより前記シーリング室内で屈曲
    され、前記シーリング室内にはシーリング材が充填され
    ていることを特徴とする線材の防水引留部。
  2. (2)壁体を貫通する複数本の線材を該壁体に防水状態
    で引留める線材の防水引留部において、前記各線材が貫
    通する部分の前記壁体は外壁部と内壁部との2重構造に
    され、前記外壁部と前記内壁部との間にはシーリング室
    が設けられ、前記外壁部と前記内壁部とを貫通する前記
    各線材は前記シーリング室内で相互にからみ合わされて
    屈曲され、前記シーリング室内にはシーリング材が充填
    されていることを特徴とする線材の防水引留部。
JP2102254A 1990-04-18 1990-04-18 線材の防水引留部 Pending JPH044721A (ja)

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