JPS62139315A - 金属ケ−ス入り電子部品とその製造方法 - Google Patents

金属ケ−ス入り電子部品とその製造方法

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JPS62139315A
JPS62139315A JP60280782A JP28078285A JPS62139315A JP S62139315 A JPS62139315 A JP S62139315A JP 60280782 A JP60280782 A JP 60280782A JP 28078285 A JP28078285 A JP 28078285A JP S62139315 A JPS62139315 A JP S62139315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal case
sealant
electronic component
lid
impregnating agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP60280782A
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English (en)
Inventor
長友 光行
弘 五十嵐
黒木 鉄也
白土 昇司
良平 柴田
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Lincstech Circuit Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Condenser Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属ケース入り電子部品に関するものである。
(従来の技術) コンデンサやトランス等の電子部品は、例えば、素子を
金属ケースに収納し、耐圧を向上するためにケース中に
アルキルナフタレンや絶縁油等を充填して蓋により密閉
する構造になっている。そしてケース内に含浸剤が充填
されているので、密閉性を向上するためにケースと蓋の
接触部分にエポキシ樹脂やシリコン等のシール材を介在
している。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、シール材としてエポキシ樹脂を用いた場合には
、硬化する迄の間に流れ出しケース内部では含浸剤を劣
化させ、ケース外部では除去作業が必要である欠点があ
った。また、シリコンについても、2液性シリコンは塗
布厚みを均一にし難く、アルミ製のケースとの接着力が
弱い欠点があり、水溶性シリコンは含浸剤をよごし易く
、はうじゆんする性質があるので密閉性も比較的低い欠
点があった。
本発明の目的は、以上の欠点を改良し、製造が(問題点
を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成するために、金属ケース内
に電気部品素子を収納し、含浸剤を充填し蓋により密閉
した金属ケース入り電子部品において、金属ケースと蓋
の接触部分に水分で硬化するシーランド剤が介在してい
ることを特徴とする金属ケース入り1子部品を提供する
ものである。
また、本発明は、金属ケース入り電子部品。(4)金属
ケースに取り付け後、該蓋に設置ノられた注入孔から含
浸剤を注入し該注入孔を封止する金属ケース入り電子部
品の製造方法に6いて、金属ケースの開口部に水分で硬
化するシーランド剤を塗布した後、蓋を前記金属ケース
に取り付け書間することを特徴とする金属ケース入り電
子部品の製造方法を提供するものである。
(作用) すなわち、本発明によれば、シール材として水分硬化性
の、脱オキシム系でかつシリコン系のシーランド剤を用
いており、空気中の湿気により硬化し、流動性が少ない
ので、エポキシ樹脂と異なり熱硬化装置等を必要とせず
、含浸剤を劣化させることなく、除去作業も必要がない
。そしてシリコンと比べても塗布厚を均一に出来、接着
力も良好で、密閉性も向上できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1はアルミ等の金属ケースである。2
は金属ケース1内に収納された金属化プラスチックフィ
ルムコンデンサ素子や金属化紙コンデンサ素子等のコン
デンサ素子である。3はブリキ等の材質からなる蓋であ
り、金属ケース1に取り付けられ金属ケース1を密閉し
ている。4は、M3に貫通して設けられている端子であ
り、コンデンサ素子2から引き出されたリード端子5が
接続されている。6は金属ケース1とM3との取り付け
部に介在している、水分で硬化する欣オキシム系でかつ
脱シリコン系のシーランド剤である。
7は金属ケース1内部に充填されたアルキルナフクレン
や絶縁油等の含浸剤である。8は蓋3に設けられた含浸
剤7注入用の孔であり、半田9により密封されている。
次に、上記実施例の製造方法について説明する。
先ず、第2図に示す通り、金属ケース1の間口部10に
シーランド剤6を塗布する。シーランド剤6の塗布は、
ラバー等にシーランド剤6をしみ込ませそれを金属ケー
ス1の開口部9にスタンプして行なう。シーランド剤6
を塗布後、コンデンサ素子2を金属ケース1内に収納す
る。コンデンサ素子2を収納後、M3の端子4にコンデ
ンサ素子2のリード端子5を接続し、M3を金属ケース
1の間口部10に取り付ける。蓋3を金属ケース1に取
り付け後、素子乾熾し、注入孔8から含浸剤7を注入す
る。含浸剤7を注入後、注入孔8を半田9で密封する。
注入孔8を面封後、数時間程度、空気中に放置して、シ
ーランド剤6を硬化させる。
すなわち、本発明によれば、シーランド剤6を空気中の
湿気により硬化でき、また、含浸剤7の劣化もなく、除
去作業も必要としない。しかも塗布厚も容易に均一にで
き作業性が良く、接着力・密閉性も改良される。
なお、本発明実施例に用いる脱オキシム系でかつシリコ
ン系のシーランド剤と従来の他のシール剤の性質につい
て比較したところ表の通りの結果が得られた。測定条件
については、密閉不良率は、2300V、0.6tlF
O’):Jンデンサを各300ケ、温度80℃の雰囲気
中に4 Hr放置し、その際の含浸剤の漏れの串を示す
。また、含浸剤劣化性については、JISの試験に則り
、200ccの絶縁油中にシール材゛を5wt%混入し
、温度80℃で100Hr放置後の耐電圧とtanδを
示す。
表 表から明らかな通り、本発明によれば、密閉不良率及び
含浸剤劣化性とも比較例や従来例に比べて優れている。
また、2300V、0.6tlF(f)コン7”>+j
−について、シーランド剤の硬度及び硬度を変えた場合
の密閉不良率の変化を各々第3図及び第4図に示す。試
験方法は、300ケのコンデンサに温度80℃9時間2
 I−1rと温度−10℃1時間2l−(rを10サイ
クルかけた場合に含浸剤漏れを生方が重用不良率が少な
く、より好ましいことがわかる。また、第4図からは硬
度は75(q/d〕以上である方が好ましいことがわか
る。
なお、上記実施例ではコンデンサについて述べたがトラ
ンス等にも用いることができる。
(発明の効果) 以上の通り、本発明によれば、金属ケースと蓋のシール
材として水分により硬化する流動性の少ないシーランド
剤を用いているために、含浸剤の劣化を防止でき密閉性
の良いかつ製造の容易な金属ケース入り電子部品とその
製造方法が1りられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の正面断面図、第2図は蓋取付
け前の金属ケースの正面断面図、第3図及び第4図は各
々シーランド剤の硬度及び硬度を変えた場合の密閉不良
率を示す。 1・・・金属ケース、 2・・・コンデンサ素子、3・
・・蓋、 6・・・シーランド剤、 7・・・含浸剤、
8・・・注入孔、 10・・・開口部。 特許出願人 日立コンデンサ株式会社 リ n 寸 n 〜−0 手   続   補   正   占 1.事件の表示 昭和60年特許願第280782号 2、発明の名称 金属ケース入り電子部品とその製造方法3、補正をする
名 事件との関係 特許出願人 住所 東京部品用区西五反田−丁目31番1号4、補正
の対象 明It[l占の全文 5、補正の内容 別紙の通り 訂  正  明  細  書 1、発明の名称 金属ケース入り電子部品とその製造方法2、特許請求の
範囲 (1)金属ケース内に電子部品素子を収納し含浸剤を充
填し蓋により密閉した金属ケース入り電子部品に43い
て、金属ケースと葺の接触部分に水分で硬化するシーラ
ンド剤が介在していることを特徴とする金属ケース入り
電子部品。 (2)シーランド剤の硬度が20〜70(ゴムシコウワ
コード〕である特許請求の範囲第1項記載の金属ケース
入り電子部品。 (2)シーランド剤の硬度が751’/10+f)以上
である特許請求の範囲第1項記載の金属ケース入り電子
部品。 (4)金属ケース入り電子部品。(4)金属ケースに取
り付け後、該蓋に設けられた注入孔から含浸剤を注入し
該注入孔を封止する金属ケース入り電子部品9製造方法
において、金属ケースの開口部に水分で硬化するシーラ
ンド剤を塗布した後、益を前記金属ケースに取り付け密
閉することを特徴とする金属ケース入り電子部品の製造
方法を提供するものである。 (5)シーランド剤の硬度が20〜70〔ゴムショウワ
コード〕である特許請求の範囲第4項記載の金属ケース
入り電子部品の製造方法。 (5)シーランド剤の硬度が75C’J/cd)以上で
ある特許請求の範囲第4項記載の金属ケース入り電子部
品の製造方法。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は金属り°−ス入り電子部品に関するものである
。 (従来の技術) コンデンサやトランス等の電子部品は、例えば、素子を
金属ケースに収納し、耐圧を向上するためにケース中に
アルキルナフタレンや絶縁油等を充填して蓋により密閉
するv4造になっている。そしてケース内に含浸剤が充
填されているので、密閉性を向上するためにケースと蓋
の接触部分にエポキシ樹脂やシリコン等のシール材を介
在している。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、シール材としてエポキシ樹脂を用いた場合には
、硬化する迄の間に流れ出しケース内部では含浸剤を劣
1ヒさせ、ケース外部では除去作業が必要である欠点が
あった。また、シリコンについても、2液性シリコンは
塗布厚みを均一にし難く、アルミ製のケースとの接着力
が弱い欠点があり、水溶性シリコンは含浸剤をよごし易
く、はうじゆんする性質があるので密閉性も比較的低い
欠点があった。 本発明の目的は、以上の欠点を改良し、製造が容易で含
浸剤の特性劣化等を防止しうる金属ケース入り電子部品
とその製造方法を提供するしのである。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の目的を達成づるために、金属ケース内
に電気部品素子を収納し、含浸剤を充填し益により密閉
した全屈ケース入り電子部品に43いて、金属ケースと
蓋の接触部分に水分で硬化するシーラン1−剤が介在し
ていることを特徴とする全屈ケース入り電子部品を提供
するものである。 また、本発明は、金属ケース入り電子部品。(4)金属
ケースに取り付け後、該蓋に設【ブられた注入孔から含
浸剤を注入し該注入孔をIJ止Jる金観ケース入り電子
部品の製造方法において、金属ケースの開口部に水分で
硬化するシーラン1−剤を塗布した後、蓋を前記金属ケ
ースに取り付け密閉することを特徴とする全屈ケース入
り電子部品の製造方法をを供するものである。 (作用) すなわち、本発明によれば、シール材どして水により硬
化する脱オキシム系シリコンのシーランド剤を用いてお
り、空気中の一気により硬化し、流φカ性が少ないので
、エポキシ樹脂と異なり熱硬化装首等を必要とせず、含
浸剤を劣化させることなく、除去作業も必要がない。そ
してシリコンと比べても塗布厚を均一に出来、接着力も
良好で、密閉性も向上できる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図において、1はアルミ等の金属ケースである。2
は金属ケース1内に収納された金属化プラスデックフィ
ルムコンデンサ素子や金属化紙コンデンサ素子等のコン
デンサ索子である。3はブリキ等の材質からなる蓋であ
り、金属ケース1に取り付けられ金属ゲース1を密閉し
ている。4は、蓋3に貫通して設けられている端子であ
り、コンデンサ素子2から引き出されたリード端子5が
接続されている。6は金属ケース1と益3との取り付け
部に介在している、水分で硬化する脱オキシム系シリコ
ンのシーランド剤である。シーランド剤としては、例え
ば、スリーポンド製の1211や1212.1215を
用いる。7は金属ケース1内部に充填されたアルキルナ
フタレンや絶縁油等の含浸剤である。8は蓋3に設けら
れた含浸剤7注入用の孔であり、半田9により密封され
ている。 次に、上記実施例の製造方法について説明する。 先ず、第2図に示す通り、金属ケース1の間口部10に
シーランド剤6を塗布する。シーランド剤6の塗布は、
ラバー等にシーランド剤6をしみ込ませそれを金属ケー
ス1の開口部9にスタンプして行なう。qイ1後、数時
間程度、空気中に放置して、シーラン1〜剤6を硬化さ
せる。シーランド剤6を硬化後、コンデンサ索子2を金
属ケース1内に収納する。コンデンサ素子2を収納後、
益3の4:M子4にコンデンサ索子2のリード端子5を
接続し、益3を金属ケース1の開口部10に取り付りる
。益3を金属ケース1に取り付け後、素子乾燥し、注入
孔8から含浸剤7を注入する。含浸剤7を注入後、注入
孔8を半田9で密封づる。 ′1Jなわら、本発明によれば、シーランド剤6を空気
中の一気により硬化でき、また、含浸剤7の劣化もなく
、除去作業も必要としない。しかも塗布厚も容易に均一
にでき作業性が良く、接着力・密閉性も改良される。 なお、本光明実施例に用いる脱オキシム系シリコンのシ
ーランド剤と従来の他のシール剤の性質について比較し
たところ表の通りの結果が得られた。測定条件について
は、密閉不良ヰ4は、2300V、0.6μFのコンデ
ンサを各300ケ、温度80°Cの雰囲気中に4 l−
1r放置し、その際の含浸剤の漏れの率を示す。また、
含浸剤劣化性については、JISの試験に則り、200
CCの絶縁油中にシール材を5wt%混入し、温度80
゛Cで100Hr敢置後の耐電圧と tanδを承り。 表 表から明らかな通り、本光明によれば、密閉不良率及び
含浸剤劣化性とも比較例や従来例に比べて優れている。 また、2300V、0.6μFのコンデンサについて、
シーランド剤の硬度及び硬度を変えた場合の密閉不良率
の変化を各々第3図及び第4図に示す。試験方法は、3
00ケのコンデンサに’tQ B 80℃1時間2Hr
と温度−10°C1時間2]−1rを10サイクルかけ
た場合に含浸剤漏れを生じたII!1敗の率とする。第
3図から、シーランド剤の硬度は20〜70(ゴムショ
ウワコード)の範囲である方が密閉不良率が少なく、よ
り好゛ましいことがわかる。また、第4図からは硬度は
75(g/cut)以上である方が好ましいことがわか
る。 かる。 なお、上記実施例ではコンデンサについて述べたがトラ
ンス等にも用いることができる。 (発明の効果) 以上の通り、本発明によれば、金属ケースと蓋のシール
材として水分により硬化する流動性の少ないシーランド
剤を用いているために、含浸剤の劣化を防止でき密閉性
の良いかつ製造の容易な金属ケース入り電子部品とその
製造方法が得られる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の実施例の正面断面図、第2図は蓋取付
け曲の金属ケースの正面断面図、第3図及び第4図は各
々シーランド剤の硬度及び硬度を変えた場合の密閉不良
率を示す。 1・・・金属ケース、 2・・・コンデンサ素子、3・
・・益、 6・・・シーランド剤、 7・・・含浸剤、
8・・・注入孔、 1o・・・開口部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属ケース内に電子部品素子を収納し含浸剤を充
    填し蓋により密閉した金属ケース入り電子部品において
    、金属ケースと蓋の接触部分に水分で硬化するシーラン
    ド剤が介在していることを特徴とする金属ケース入り電
    子部品。
  2. (2)シーランド剤の硬度が20〜70〔ゴムショウン
    コード〕である特許請求の範囲第1項記載の金属ケース
    入り電子部品。
  3. (3)シーランド剤の接着強度が75〔g/cm^2〕
    以上である特許請求の範囲第1項記載の金属ケース入り
    電子部品。
  4. (4)金属ケース内に電気部品素子を収納し蓋を該金属
    ケースに取り付け後、該蓋に設けられた注入孔から含浸
    剤を注入し該注入孔を封止する金属ケース入り電子部品
    の製造方法において、金属ケースの開口部に水分で硬化
    するシーランド剤を塗布した後、蓋を前記金属ケースに
    取り付け密閉することを特徴とする金属ケース入り電子
    部品の製造方法を提供するものである。
  5. (5)シーランド剤の硬度が20〜70〔ゴムショウン
    コード〕である特許請求の範囲第4項記載の金属ケース
    入り電子部品の製造方法。
  6. (6)シーランド剤の接着強度が75〔g/cm^2〕
    以上である特許請求の範囲第4項記載の金属ケース入り
    電子部品の製造方法。
JP60280782A 1985-12-13 1985-12-13 金属ケ−ス入り電子部品とその製造方法 Pending JPS62139315A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012054468A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Kojima Press Industry Co Ltd コンデンサ

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