JPH1154200A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH1154200A
JPH1154200A JP21054097A JP21054097A JPH1154200A JP H1154200 A JPH1154200 A JP H1154200A JP 21054097 A JP21054097 A JP 21054097A JP 21054097 A JP21054097 A JP 21054097A JP H1154200 A JPH1154200 A JP H1154200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide member
connector
contact
electric wire
notches
Prior art date
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Pending
Application number
JP21054097A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Yoshida
光明 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JPH1154200A publication Critical patent/JPH1154200A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電線側に防水用のワイヤシールを
使用したりダミー栓を使用することなしに簡単な構成で
防水処理を施すことができ、部品管理の簡易化を図るこ
とができるコネクタを提供するものである。 【解決手段】 コネクタ11の挿入口11a〜11cの入口側
に第1ガイド部材13および第2ガイド部材14を揺動自在
に対向配置し、この第1ガイド部材13および第2ガイド
部材14の対向面にそれぞれブチルゴム15、16を設け、第
1ガイド部材13および第2ガイド部材14を当接させたと
きに、ブチルゴム15、16が当接するとともに切欠き13
a、14aによって電線挿通用の開口部が形成されるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関し、
詳しくは、コネクタ内に水が侵入して電線の端子が腐食
するのを防止することができる防水性の高いコネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体や電気機器等に使用される
コネクタは、外部からコネクタ内に水が侵入して電線の
端子が腐食するのを防止するために様々な防水構造を採
用している。従来のこの種の防水構造の1つとしては、
例えば、図3、4に示すようなものが知られている。図
3、4において、1はコネクタであり、このコネクタ1
は電線2の端子が挿通される3つの挿入口を1a〜1c
を有している。
【0003】この挿入位置1a〜1cに挿入される端子
2aを有する電線2にはワイヤシール3が取付けられて
おり、このワイヤシール3は挿入口1a〜1cの内径よ
りも若干大きな外径を有しており、端子2aが挿入口1
a、1bに挿入されると、ワイヤシール3が挿入口1
a、1bに嵌合してコネクタ1内に水が侵入することが
防止される。
【0004】また、端子2aが挿入されない挿入口1a
〜1cの何れかには挿入口1a〜1cの内径よりも若干
大きな外径を有するダミー栓4が挿入されることによ
り、コネクタ1内に水が侵入することが防止されるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコネクタの防水構造にあっては、ワイヤシー
ル3によって挿入口1a〜1cを閉塞するようになって
いたため、コネクタ1の種類によって挿入口1a〜1c
の内径が異なる場合や電線2の外径が異なる場合には、
挿入孔1a〜1cおよび電線2の径に応じた外径および
内径を有するワイヤシール3が必要となってしまい、ワ
イヤシール3の種類が増加してその部品管理が面倒なも
のとなってしまった。
【0006】また、未使用の挿入孔1a〜1cを閉塞す
るためのダミー栓4が必要になるため、ダミー栓4の付
け忘れ等が発生する上にダミー栓4という余計な部品管
理を行なわなければならないという問題が発生してしま
った。そこで本発明は、電線側に防水用のワイヤシール
を使用したりダミー栓を使用することなしに簡単な構成
で防水処理を施すことができ、部品管理の簡易化を図る
ことができるコネクタを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、電線の端部に設けられた端
子が挿入される複数の挿入口を有するコネクタにおい
て、一端部が前記挿入口の入口側に揺動自在に設けら
れ、他端部に前記挿入口と同数の切欠きが形成された第
1ガイド部材と、該第1ガイド部材に当接離隔するよう
に該第1ガイド部材に対向配置され、前記挿入口の入口
側に揺動自在に設けられるとともに他端部に前記挿入口
と同数の切欠きが形成された第2ガイド部材と、前記第
1ガイド部材および第2ガイド部材の対向面にそれぞれ
設けられた弾性部材と、を設け、前記第1ガイド部材お
よび第2ガイド部材を当接させたときに、前記弾性部材
が当接するとともに前記切欠きによって電線挿通用の開
口部が形成されることを特徴としている。
【0008】その場合、第1ガイド部材および第2ガイ
ド部材を離隔させた状態で挿入口に電線の端子を挿入し
た後、第1ガイド部材および第2ガイド部材を当接させ
ると、第1ガイド部材および第2ガイド部材の切欠きに
よって電線挿通用の開口部が形成されるとともに、弾性
部材によって電線が挟持される。このとき、電線挿通用
の開口部が弾性部材によって閉塞されるため、この開口
部を通って挿入口に水等が侵入するのを防止することが
できる。
【0009】この結果、従来のように電線側に防水用の
ワイヤシールを使用したりダミー栓を使用することなし
に簡単な構成で防水処理を施すことができ、部品管理の
簡易化を図ることができる。請求項2記載の発明は、上
記課題を解決するために、請求項1記載の発明におい
て、前記弾性部材をブチルゴムから構成したことを特徴
としている。
【0010】その場合、気体の透過性が極めて小さいブ
チルゴムを使用することにより、外部からコネクタ内に
水が侵入するのを確実に防止することができる。請求項
3記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項1
または2記載の発明において、前記弾性部材の当接面が
粘着性を有することを特徴としている。その場合、第1
ガイド部材および第2ガイド部材を当接させて弾性部材
を当接させたときに、弾性部材が接着されるので、第1
ガイド部材および第2ガイド部材同士を固定することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1、2は本発明に係るコネクタの
一実施形態を示す図である。まず、構成を説明する。図
1において、11はコネクタであり、このコネクタ11には
3つの挿入口11a〜11cが形成され、この挿入口11a〜
11cには電線12の端子12aが挿入されるようになってい
る。
【0012】また、挿入口11a〜11cの入口部には第1
ガイド部材13および第2ガイド部材14が設けられてい
る。第1ガイド部材13は一端部が挿入口11a〜11cの入
口側に揺動自在に設けられており、他端部に挿入口11a
〜11cと同数の切欠き13aが形成されている。また、第
2ガイド部材14は第1ガイド部材13に当接離隔するよう
に第1ガイド部材13に対向配置されており、挿入口11a
〜11cの入口側に揺動自在に設けられるとともに他端部
に挿入口11a〜11cと同数の切欠き14aが形成されてい
る。
【0013】また、第1ガイド部材13および第2ガイド
部材14の対向面にはそれぞれ弾性部材としてブチルゴム
15、16が設けられており、このブチルゴム15、16は、例
えば、粘着性を有するSB−243またはSB243N(共に
日東電工株式会社製)から構成されている。そして、第
1ガイド部材13および第2ガイド部材14を当接させる
と、ブチルゴム15、16が当接するとともに切欠き13a、
14aによって電線挿通用の開口部が形成されるようにな
っている。
【0014】次に、コネクタ11に電線12を取付ける方法
を説明する。まず、第1ガイド部材13および第2ガイド
部材14を離隔させた状態で挿入口11a、11bに電線12の
端子12aを挿入した後、第1ガイド部材13および第2ガ
イド部材14を当接させると、第1ガイド部材13および第
2ガイド部材14の切欠き13a、14aによって電線挿通用
の開口部が形成されるとともに、ブチルゴム15、16によ
って電線12が挟持される。
【0015】また、ブチルゴム15、16が粘着性を有する
ため、ブチルゴム15、16が当接したときにブチルゴム1
5、16同士が接着されて第1ガイド部材13および第2ガ
イド部材14が固定される。このとき、電線挿通用の開口
部がブチルゴム15、16よって閉塞されるため、この開口
部を通って挿入口11a〜11cに水等が侵入するのを防止
することができる。
【0016】この結果、従来のように電線側に防水用の
ワイヤシールを使用したりダミー栓を使用することなし
に簡単な構成で防水処理を施すことができ、部品管理の
簡易化を図ることができる。また、本実施形態では、弾
性部材として気体の透過性が極めて小さいブチルゴム1
5、16を使用することにより、外部からコネクタ11内に
水が侵入するのを確実に防止することができる。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1ガイ
ド部材および第2ガイド部材の対向面に設けられた弾性
部材によってコネクタの挿入口を閉塞することができる
ため、従来のように電線側に防水用のワイヤシールを使
用したりダミー栓を使用することなしに簡単な構成で防
水処理を施すことができ、部品管理の簡易化を図ること
ができる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、気体の透過
性が極めて小さいブチルゴムを使用することにより、外
部からコネクタ内に水が侵入するのを確実に防止するこ
とができる。請求項3記載の発明によれば、第1ガイド
部材および第2ガイド部材を当接させて弾性部材を当接
させたときに、弾性部材が接着されるので、第1ガイド
部材および第2ガイド部材同士を固定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの一実施形態を示す図で
あり、その構成図である。
【図2】一実施形態のコネクタに電線を取付けた状態を
示す図である。
【図3】従来のコネクタと電線の構成図である。
【図4】従来のコネクタに電線を取付けた状態を示す図
である。
【符号の説明】
11 コネクタ 11a〜11c 挿入口 12 電線 12a 端子 13 第1ガイド部材 14 第2ガイド部材 13a、14a 切欠き 15、16 ブチルゴム(弾性部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線の端部に設けられた端子が挿入される
    複数の挿入口を有するコネクタにおいて、 一端部が前記挿入口の入口側に揺動自在に設けられ、他
    端部に前記挿入口と同数の切欠きが形成された第1ガイ
    ド部材と、 該第1ガイド部材に当接離隔するように該第1ガイド部
    材に対向配置され、前記挿入口の入口側に揺動自在に設
    けられるとともに他端部に前記挿入口と同数の切欠きが
    形成された第2ガイド部材と、 前記第1ガイド部材および第2ガイド部材の対向面にそ
    れぞれ設けられた弾性部材と、を設け、 前記第1ガイド部材および第2ガイド部材を当接させた
    ときに、前記弾性部材が当接するとともに前記切欠きに
    よって電線挿通用の開口部が形成されることを特徴とす
    るコネクタ。
  2. 【請求項2】前記弾性部材をブチルゴムから構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】前記弾性部材の当接面が粘着性を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ。
JP21054097A 1997-08-05 1997-08-05 コネクタ Pending JPH1154200A (ja)

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JP21054097A JPH1154200A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 コネクタ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010055619A (ko) * 1999-12-11 2001-07-04 류정열 와이어 커넥터
JP2008546585A (ja) * 2005-06-22 2008-12-25 エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 可撓性のある電源レースウェイ
WO2015166662A1 (ja) * 2014-04-30 2015-11-05 日本航空電子工業株式会社 電気コネクタ

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