JPH0447048A - 出窓付き住宅ユニットの設置方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、出窓が設けられた住宅ユニットの設置方法に
関する。

［背景技術］ 近年、工場で住宅を構成する居室等を住宅ユニットとし
て作製し、これらを現場に輸送して組み立てることによ
り、現場での作業割合を低減させて建築作業の効率化を
図るようにしたプレハブ式ユニット住宅が施工されるよ
うになってきている。

第６図に示すように、これらの住宅ユニット４１のうち
、出窓４２が設けられたものは、この出窓４２の部分が
トラック等の荷台からはみ出したりして輸送の邪魔にな
るため、出窓４２だけ住宅ユニット本体４３とは別体に
輸送し、現場でクレーン等を使用して出窓４２を吊り上
げ、住宅ユニット本体４３に取り付けている。

［発明が解決しようとする課題］ 上述したユニット住宅の建築において、出窓４２を住宅
ユニット本体４３とは別体に輸送して現場で住宅ユニッ
ト本体４３に取り付けるようにすると、現場での作業割
合が増えるため、ユニット住宅の目的にそぐわな（なる
という問題点があった。また、出窓４２の住宅ユニット
本体４３に対する取付作業が容易ではなく、正確な取付
状態が得にくいという欠点もあった。

本発明は、出窓の設置を容易、かつ正確に行うことがで
きる出窓付き住宅ユニットの設置方法を提供することを
目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る出窓付き住宅ユニットの設置方法は、出窓
を予め住宅ユニット本体に出没自在に取り付けておき、
前記出窓を前記住宅ユニット本体内に没入させた状態で
輸送し、現場で前記出窓を前記住宅ユニット本体外に取
り出して固定することを特徴とする。

出窓を住宅ユニット本体に出没自在に取付けるための構
成は任意であり、例えば出窓を住宅ユニット本体に対し
て回動式、進退式等とすることができる。

［作用］ ユニット住宅の輸送中において、出窓は住宅ユニット本
体内に没入された状態にあるため、この出窓の部分がト
ラック等からはみ出すことなく、出窓が設けられていな
い他の住宅ユニットと同様に現場に輸送することができ
るようになる。また、出窓は住宅ユニット本体とは別体
ではなく、出没自在に取付けられているため、現場で住
宅ユニット本体外に取り出して所定位置に設置する作業
を容易、かつ正確に行うことができるようになる。

［実施例コ 図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図に示すように、第１実施例に係る設置方法で使用
する住宅ユニット１は、住宅ユニ・シト本体２の外壁３
に出窓４．が回動式に取り付けられることにより構成さ
れる。この住宅ユニット本体２は、柱、梁等より成るフ
レームに壁パネル、床パネル、天井パネル等が取り付け
られて構成されたものである。出窓４は、外壁３の上部
３Ａと一体に作製され、この上部３Ａが住宅ユニット本
体２の上端部に設けられたヒンジ５を中心として内側に
回動自在に支持されることにより、出窓４が住宅ユニッ
ト本体２に出没自在に取り付けられている。

出窓４の下側部には、出窓４を外壁３の下部３Ｂに固定
するための係止具６が設けられている。

ユニット住宅の建築において、この第１実施例に係る出
窓付き住宅ユニット１を次のように輸送して現場で出窓
４を設置する。

即ち、第１図に示すように、住宅ユニットｌをトラック
等に載せて現場に輸送する際、出窓４を内側に回動させ
て住宅ユニット本体２内に没入させておく。そして、現
場において、没入された出窓４を外側に回動させて住宅
ユニット本体２外に取り出した後、出窓４を係止具６で
外壁３の下部３Ｂに固定する。

本実施例によれば、ユニット住宅１の輸送中、出窓４は
住宅ユニット本体２内に没入されているため、この出窓
４の部分がトラック等からはみ出すことなく、出窓４が
設けられていない他の住宅ユニットと同様に支障な（現
場に輸送することができる。

また、出窓４は住宅ユニット本体２とは別体ではな（、
ヒンジ５で回動自在に取り付けられているため、現場で
住宅ユニット本体２を外に取り出して所定位置に設置す
る作業が容易となり、かつその取付を正確に行うことが
できる。そして、この際の作業を室内側から行うことか
できるので、安全である。

第２図は、本発明の第２実施例で使用する住宅ユニット
７を示す。この住宅ユニット７においては、出窓８が外
壁９と一体に形成され、この外壁９が住宅ユニット本体
１０の上端部に設けられたヒンジ１１を中心として内側
に回動自在に支持されることにより、出窓８が住宅ユニ
ット本体ＩＯに出没自在に取り付けられたものである。

第３図は、本発明の第３実施例で使用する住宅ユニット
１２を示す。この住宅ユニット１２においては、出窓１
３が外壁１４の上部１４Ａと一体に形成され、出窓１３
の下側部が外壁１４の中間に設けられたヒンジ１５を中
心として内側に回動自在に支持されることにより、出窓
１３が住宅ユニット本体１６に出没自在に取り付けられ
たものである。この出窓１３を住宅ユニット本体１６内
に没入させた際、内壁１７に設けた支持部材１８に水平
となるように支持させておいてもよく、または二点鎖線
で示すように外壁１４の上部１４Ａを床面１９に直接当
接させた状態にしておいてもよい。

第４図は、本発明の第４実施例で使用する住宅ユニット
２０を示す。この住宅ユニット２０においては、出窓２
１が外壁２２に形成された開口部２３に対して水平方向
に回転自在に軸支されることにより、出窓２１が住宅ユ
ニット本体２４に出没自在に取り付けられたものである
。

第５図は、本発明の第５実施例で使用する住宅ユニーッ
ト２５を示す。この住宅ユニット２５においては、出窓
２６が外壁２７の開口部２８に形成されたガイド機構２
９に沿って進退自在に支持されることにより、出窓２６
が住宅ユニット本体３０に出没自在に取り付けられたも
のである。

［発明の効果］ 本発明に係る出窓付き住宅ユニットの設置方法によれば
、出窓の設置を容易、かつ正確に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例において使用する住宅ユニ
ットの断面図、第２図は第２実施例において使用する住
宅ユニットの断面図、第３図は第３実施例において使用
する住宅ユニットの断面図、第４図は第４実施例におい
て使用する住宅ユニットの断面図、第５図は第５実施例
において使用する住宅ユニットの断面図、第６図は従来
例に係る出窓の取付方法を示す斜視図である。 １、７．１２．２０．２５・・・住宅ニーニット、２．
１０．１６．２４．３０・・・住宅ユニット本体、４．
８．１３．２１．２６・・・出窓。 比願人　　ミサワホーム株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）出窓を予め住宅ユニット本体に出没自在に取り付
   けておき、 前記出窓を前記住宅ユニット本体内に没入させた状態で
   輸送し、 現場で前記出窓を前記住宅ユニット本体外に取り出して
   固定することを特徴とする出窓付き住宅ユニットの設置
   方法。