JPH0525945A - エレベータ付き建物 - Google Patents

エレベータ付き建物

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Publication number
JPH0525945A
JPH0525945A JP3206497A JP20649791A JPH0525945A JP H0525945 A JPH0525945 A JP H0525945A JP 3206497 A JP3206497 A JP 3206497A JP 20649791 A JP20649791 A JP 20649791A JP H0525945 A JPH0525945 A JP H0525945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevator
building
floor
floors
lighting
Prior art date
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Pending
Application number
JP3206497A
Other languages
English (en)
Inventor
Nariyasu Murata
成康 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP3206497A priority Critical patent/JPH0525945A/ja
Publication of JPH0525945A publication Critical patent/JPH0525945A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣接建物に影響されずに建物内部への採光を
効果的かつ経済的に行うことができるエレベータ付き建
物を提供する。 【構成】 複数階1F〜3Fに亘ってエレベータ用昇降
路21を設けるとともに、その内部に運搬かご22を昇
降自在に収納したエレベータ付き建物において、エレベ
ータ用昇降路21の上端部に採光部24を設け、エレベ
ータ用昇降路21の各階1F〜3Fに対応する部分に採
光窓26-1,26-2,26-3を形成するとともに、内面にミラー
27を貼り付ける。外部からの光は、採光部を通してエレ
ベータ用昇降路内に導かれた後、採光窓から各階に導か
れるから、隣接建物に影響されずに建物各階への採光を
効果的かつ経済的に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ付き建物に
関する。詳しくは、エレベータ用昇降路を利用して各階
の採光を行えるようにしたエレベータ付き建物に関す
る。
【0002】
【背景技術】通常、住宅などの建物においては、その建
物の外壁や屋根などに窓などの開口部を形成し、その開
口部を通じて室内の採光を行っている。また、建物の外
壁や屋根に面していない建物内部に居室を構成した場
合、外部の光を光ファイバなどで室内に導き、室内の採
光を行うことも試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最近では、
敷地いっぱいに建物を建てることから、建物の外壁に窓
などの開口部を形成したとしても、隣接建物との関係で
その開口部を通じて採光が得にくい場合が増えてきてい
る。あるいは、屋根に窓などの開口部を形成したとして
も、隣接建物が高層の場合、効果的な採光が得にくい。
【0004】また、建物内部に居室を構成した場合、外
部の光を光ファイバなどで室内に導くにしても、経済的
な負担が大きい上、光ファイバを建物内部に埋設しなけ
ればならないので施工が面倒であるという問題がある。
【0005】ここに、本発明の目的は、このような従来
の問題を全て解消し、隣接建物に影響されることなく、
建物各階への採光を効果的かつ経済的に行うことができ
るエレベータ付き建物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】最近、2階建て以上の建
物では、階段を上る労を省いたり、あるいは、荷物の上
下階への運搬作業を軽減するなどの目的から、エレベー
タを備える場合が増えてきている。本発明は、この点に
着目し、エレベータを構成するエレベータ用昇降路クト
を利用して建物各階への採光を効果的かつ経済的に行え
るようにしたものである。
【0007】つまり、複数階に亘ってエレベータ用昇降
路を設けるとともに、そのエレベータ用昇降路内に運搬
かごを昇降自在に収納したエレベータ付き建物におい
て、前記エレベータ用昇降路の上端部に採光部を設ける
とともに、エレベータ用昇降路のいずれか1以上の階に
対応する部分に採光窓を形成した、ことを特徴とする。
【0008】
【作用】外部からの光は、エレベータ用昇降路の上端部
に設けられた採光部を通してエレベータ用昇降路内に導
かれる。このとき、エレベータ用昇降路内に収納された
運搬用かごを最下階より下に位置させておけば、エレベ
ータ用昇降路内に導かれた光は、エレベータ用昇降路に
形成された採光窓から各階に導かれる。従って、隣接建
物に影響されず、しかも、光ファイバなどを必要としな
いから、建物各階への採光を効果的かつ経済的に行うこ
とができる。
【0009】
【実施例】第1実施例 第1実施例を図1に示す。同図において、1は3階建て
(1F,2F,3F)の建物、2はその建物1の各階1
F,2F,3Fに亘って設けられたエレベータである。
【0010】前記建物1の各階1F,2F,3Fには、
前記エレベータ2を挟んで、一方側にエレベータホール
11-1,11-2,11-3がそれぞれ設けられているとともに、
他方側に室12-1,12-2,12-3がそれぞれ設けられてい
る。
【0011】前記エレベータ2は、前記建物1の各階1
F,2F,3Fに亘って設けられた角筒状のエレベータ
用昇降路21と、このエレベータ用昇降路21内に昇降
自在に収納された箱形状の運搬かご22と、この運搬か
ご22をエレベータ用昇降路21に沿って昇降させると
ともに建物1の各階1F,2F,3Fに停止させる駆動
装置23とから構成されている。
【0012】前記エレベータ用昇降路21の上端部は、
建物1の屋上Rより上方へ突出されているとともに、採
光部24を有する。採光部24は、前記エレベータ用昇
降路21の上端部が南側を斜面として斜めに切り欠かれ
ているとともに、その面にガラスなどの透光性部材24
Aが装着されて構成されている。
【0013】前記エレベータ用昇降路21には、各階1
F,2F,3Fのエレベータホール11-1,11-2,11-3と
対応する側に開閉自在な乗降用ドア25-1,25-2,25-3
が、各階1F,2F,3Fの室12-1,12-2,12-3と対応
する側に透光性部材を有する採光窓26-1,26-2,26-3が
それぞれ設けられているとともに、これらの乗降用ドア
25-1,25-2,25-3および採光窓26-1,26-2,26-3を除く
内面側にミラー27が貼り付けられている。なお、乗降
用ドア25-1,25-2,25-3についても、少なくとも一部が
ガラスなどの透光性部材によって構成されている。
【0014】前記駆動装置23は、前記エレベータ用昇
降路21の下部に前記建物1の1階1Fの床より下方位
置に埋設された保護枠28内に収納されているととも
に、前記運搬かご22が不使用時には運搬カゴ22の上
端面が前記1階1Fの採光窓26-1より下に位置するよう
運搬カゴ22を下降させる。
【0015】このような構成であるから、エレベータ2
の不使用時は、駆動装置22によって運搬カゴ22を最
下位置まで下降させておけば、エレベータ用昇降路21
の採光部24から採り入れられた光は、各採光窓26-1,
26-2,26-3から各階1F,2F,3Fの室12-1,12-2,
12-3に、また、乗降用ドア25-1,25-2,25-3から各階1
F,2F,3Fのエレベータホール11-1,11-2,11-3に
それぞれ導かれるから、これらの室への採光を効果的に
かつ経済的に行うことができる。
【0016】また、エレベータ用昇降路21の内面側に
ミラー27を貼り付けてあるので、採光部24から採り
入れられた光をそのエレベータ用昇降路21内を効率的
に反射させながら下階へ導くことができる。従って、高
層な建物でも下階各室への採光を効率的に行うことがで
きる。
【0017】第2実施例 第2実施例を図2に示す。なお。同図の説明に当たっ
て、図1と同一構成要件については、同一符号を付し、
その説明を省略もしくは簡略化する。
【0018】本実施例では、前述した第1実施例に対し
て、各階1F,2F,3Fの間に形成された床天井13-
1,13-2 内に、前記エレベータ用昇降路21から各エレ
ベータホール11-1,11-2および各室12-1,12-2の奥部に
通じる採光ダクト31-1,31-2、32-1,32-2 がそれぞれ形
成されている。各採光ダクト31-1,31-2 、32-1,32-2内
には、ミラー33が貼り付けられている。
【0019】従って、第2実施例では、採光部24から
エレベータ用昇降路21内に取り入れられた光を各ダク
ト31-1,31-2 、32-1,32-2 を通じてエレベータホール11
-1,11-2および各室12-1,12-2の奥部に導くことができ
るから、第1実施例で述べた効果に加えて、各エレベー
タホール11-1,11-2および各室12-1,12-2の奥部へも採
光できる。しかも、このダクト31-1,31-2 、32-1,32-2
を利用して各エレベータホール11-1,11-2および各室12
-1,12-2内の換気を行えるという効果も期待できる。
【0020】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改
良並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
【0021】例えば、上記実施例は、エレベータ用昇降
路21の内面にミラー27を貼り付けたが、ミラー27
は必ずしも必要としない。また、エレベータ用昇降路2
1の各階1F〜3Fに対応する部分にそれぞれ採光窓26
-1,26-2,26-3を設けたが、必ずしも全ての階に採光窓
を設ける必要はない。
【0022】また、上記実施例では、3階建ての建物1
に適用した例について説明したが、建物の階数は2階以
上であればいずれでもよい。また、建物の種類について
も、一般の住宅でもよい。また、複数の住宅ユニットを
工場で製造し、これらを建築現場まで輸送してこれらを
組み合わせて建てるユニット住宅であってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、エレベー
タ用昇降路の上端部に採光部を設けるとともに、エレベ
ータ用昇降路のいずれか1以上の階に対応する部分に採
光窓を形成したので、採光部を通してエレベータ用昇降
路内に導かれた外部の光は採光窓から各階に導かれるか
ら、隣接建物に影響されず、しかも、光ファイバなどを
必要としないから、建物内部への採光を効果的かつ経済
的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 建物 1F,2F,3F 各階 2 エレベータ 21 エレベータ用昇降路 22 運搬かご 26-1,26-2,26-3 採光窓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】複数階に亘ってエレベータ用昇降路を設け
    るとともに、そのエレベータ用昇降路内に運搬かごを昇
    降自在に収納したエレベータ付き建物において、前記エ
    レベータ用昇降路の上端部に採光部を設けるとともに、
    エレベータ用昇降路のいずれか1以上の階に対応する部
    分に採光窓を形成した、ことを特徴とするエレベータ付
    き建物。
JP3206497A 1991-07-23 1991-07-23 エレベータ付き建物 Pending JPH0525945A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3206497A JPH0525945A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 エレベータ付き建物

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JP3206497A JPH0525945A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 エレベータ付き建物

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JPH0525945A true JPH0525945A (ja) 1993-02-02

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ID=16524352

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JP3206497A Pending JPH0525945A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 エレベータ付き建物

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JP (1) JPH0525945A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2764590A1 (fr) * 1997-06-13 1998-12-18 Thyssen Ascenseurs Bloc de porte paliere et gaine d'ascenseur equipee de tels blocs
KR100487271B1 (ko) * 2002-04-17 2005-05-03 임삼식 검침이 용이한 수도미터기 보호통의 덮개
GB2418222A (en) * 2004-09-21 2006-03-22 Dublin Inst Of Technology Light pipe
JP2008127937A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Sumitomo Forestry Co Ltd 採光収納構造部分を備える建物

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