JP3117496B2 - 物干し掛け取付方法 - Google Patents

物干し掛け取付方法

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JP3117496B2
JP3117496B2 JP03207875A JP20787591A JP3117496B2 JP 3117496 B2 JP3117496 B2 JP 3117496B2 JP 03207875 A JP03207875 A JP 03207875A JP 20787591 A JP20787591 A JP 20787591A JP 3117496 B2 JP3117496 B2 JP 3117496B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物干し掛け取付方法に関
する。詳細には、組立住宅に物干し掛けを取り付ける方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】組立住宅とは、特公昭62−62224
号公報に記載あるように、運搬可能な一定の大きさの箱
型の、且つ、内部、外部の仕上げられた住宅ユニット
を、予め、工場で生産し、その複数個を建築現場に運
び、施工現場で組み立てて、住宅となすものである。
【0003】この組立住宅は、工期が短く、且つ、寸法
精度の良い標準化された住宅となる特徴があることか
ら、近年、だんだん広く採用されている。この組立住宅
の骨格は、特公昭60−13778号公報に示されてい
るが、図3を参照しながら説明すると、4本の柱11
と、4本の床梁12と、4本の天井梁13とを箱型に組
み立てて、交点を溶接したものである。
【0004】そして、この天井梁13と床梁12との間
に間柱等の縦材14が取り付けられている。外壁、内
壁、窓等は、柱11や間柱等の縦材14、床梁12、天
井梁13等に取り付けられる。
【0005】一方、最近、敷地が狭くなっていることか
ら、多くの住宅は一階の上にベランダ等を設け、このベ
ランダに向いた2階の住宅の壁に、実開平2−6799
5号公報に記載あるような、物干し掛けを取り付け、こ
の物干し掛けに物干し竿を差し渡して、洗濯物や布団等
を干している。
【0006】組立住宅でも、物干し掛けを取り付けると
きには、通常の住宅と同様に、住宅ユニットを据え付け
た後、物干し掛けを取り付けていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この物干し掛
けは、洗濯物や布団等の裾がベランダ等の床面に触れて
汚れないようにするため、手が届かない高所に取り付け
るものである。
【0008】そのため、ベランダに向いた壁や軒先に梯
子を掛け、この梯子を登り、片手で比較的重い物干し掛
けを落下しないように、且つ、動かないように壁に保持
し、他方の手でこの物干し掛けをビス等で固着してい
た。
【0009】このように、梯子の上で比較的重い物干し
掛けを保持しながら、ビスで固定することは困難であ
り、危険である。従って、従来は一人で物干し掛けを保
持し、もう一人がビスで物干し掛けを固定するというよ
うに、2人で物干し掛けを取り付けていた。
【0010】又、この物干し掛けの取り付けに相当時間
を要していた。一方、組立住宅では、工場で住宅ユニッ
トを製造し、施工現場で据え付けて組み立てるものであ
って、できるだけ多くの部品を工場で取り付け、施工現
場の工数を少なくし、工期を短くすることが組立住宅の
特徴を発揮するものである。
【0011】従って、施工現場で物干し掛けを取り付け
る工数および時間をなくするために、発明者は工場で物
干し掛けを住宅ユニットに取り付けてみたが、この物干
し掛けが住宅ユニットから突出して、住宅ユニットの保
存中や、運搬中に物干し掛けが破損するという問題があ
った。
【0012】そこで、本発明の目的は、施工現場の工数
を少なくし、一人で物干し竿をビス等で簡単に且つ速く
固定できる物干し掛け取付方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
し、上記目的を達成するためになしたものであって、フ
ック付プレートを取り付けた住宅ユニットを工場で製造
し、この住宅ユニットを施工現場で据え付けた後、物干
し掛けをこのフックプレートのフックに係止し、ビス等
でこの物干し掛けを住宅ユニットに固定するのである。
【0014】尚、上記方法は住宅ユニットを施工現場で
据え付けた後に、フックプレートを取り付けたが、施工
現場で据え付ける前に、物干し掛けを住宅ユニットに取
り付け、その後、住宅ユニットを据え付けて、同じよう
に物干し掛けを組立住宅に取り付けることができる。
【0015】本発明において、フック付プレートとは、
物干し掛けを引っ掛けることができるフックがプレート
の前面に取り付けられたものであって、フックの数は1
個でもよいし、複数でもよい。又、板状でもよいし、棒
状でもよい。
【0016】そして、フックが棒状であれば2個、板状
であれば1個取り付けると、このフックに物干し掛けを
掛けたとき、物干し掛けが左右に揺れないのでこの物干
し掛けを固定し易くなり好ましい。
【0017】
【作用】本発明では、予め、工場でフック付プレートを
取り付けた住宅ユニットを製造する。
【0018】このように設備の整った工場でフック付プ
レートを住宅ユニットに取り付けるから、簡単に且つ速
く取り付けることができる。又、このフック付プレート
は、小さなフックが突出しているだけであるから、保存
中や輸送中に邪魔にならないし、又、このフックが破損
することがない。
【0019】このフック付プレートが取り付けられた住
宅ユニットを施工現場に運搬し、施工現場で据え付けた
後、又は、施工現場で据え付ける前に、物干し掛けを住
宅ユニットに取り付ける。
【0020】この物干し掛けを住宅ユニットに取り付け
る方法は、住宅ユニットに取り付けられているフック付
プレートのフックに物干し掛けを掛けて係止させる。す
ると、フックが物干し掛けに止着されるから、比較的重
い物干し掛けが落ちることがない。従って、単に、物干
し掛けに手を添えて、ビスで住宅の側壁に固着させれば
よい。
【0021】このように、簡単にフック付プレートを取
り付けることができるから、梯子に登って作業しても、
危険でない。従って、一人でも物干し掛けを速く取り付
けることができる。
【0022】尚、この際、フック付プレートおよび物干
し掛けに予めビス孔を設けていると、更に簡単に物干し
掛けを住宅ユニットに取り付けることができる。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1〜4
は本発明方法の一実施例を示すものであって、図1の
(イ)は工場で住宅ユニットにフック付プレートを取り
付けている状態を示す説明図、(ロ)は施工現場でフッ
ク付プレートに物干し掛けを取り付けようとしている状
態を示す説明図、図2は施工現場でフック付プレートに
物干し掛けを取り付けている状態を示す説明図、図3は
住宅ユニットの骨格を示す斜視図、図4は施工現場で住
宅ユニットを組み立てている状態を示す斜視図である。
【0024】図1〜4において、1は住宅ユニットであ
り、この住宅ユニット1は、図3に示すように、4本の
柱11と、4本の天井梁13と、4本の床梁12とが箱
型に組み立てられたものである。そして、この天井梁1
3と床梁12との間には間柱14が取り付けられてい
る。
【0025】Aは組立住宅であり、この組立住宅Aは、
図4に示すように、複数個の住宅ユニット1を組み立て
て据えつけたものである。2は外壁であり、間柱14に
リベットで取り付けられる。
【0026】3はフック付プレートであり、このフック
付プレート3の表面には板状のフック31が取り付けら
れている。又、このフック付プレート3にはビス孔32
が6ケ所に設けられている。
【0027】4は物干し掛けであり、この物干し掛け4
はZ型をしていて、このZ型の上端面には取付板5が、
又、下端部には物干し竿を掛けるフック6がそれぞれ取
り付けられている。
【0028】取付板5にはフック31が挿入される通孔
42が、又、この物干し掛け4を取り付けるビス孔41
が2個設けられている。7は窓であり、この窓7からベ
ランダに出入できるようになっている。
【0029】次に、この物干し掛けの取付方法について
説明する。工場で、図3に示すように、住宅ユニット1
の骨格を製造し、この住宅ユニット1の間柱14に外壁
や内壁や窓等を取り付けて、住宅ユニット1を完成す
る。この住宅ユニット1のベランダに通じる窓7の上の
壁2にフック付プレート3を取り付ける。
【0030】このフック付プレート3の取付方法を説明
すると、窓7の壁2にフック付プレート3を押し当て、
ビス孔32の4ケ所にビス33を螺入してフック付プレ
ートを取り付ける。
【0031】このフック付プレート3は設備の整った工
場で取り付けるから、簡単にしかも速く取り付けること
ができる。このようにしてフック付プレート3が取り付
けられた住宅ユニット1が完成すると、これを保管し、
施工現場に運搬する。
【0032】このフック付プレート3はフック31が突
出しているが、極めて小さいから、邪魔にならず、支障
なく保管や運搬できる。次に、施工現場で図4に示すよ
うにして、住宅ユニットを吊り上げて組み立てて、据え
付ける。
【0033】フック付プレート3の取り付けられた住宅
ユニット1の前にはベランダを取り付ける。このベラン
ダの上の外壁2に梯子を掛け、フック付プレート3のフ
ック31を物干し掛け4の通孔42を通して、フック付
プレート3に物干し掛け4を掛けて係止させる。
【0034】しかる後、この物干し掛け4を軽く押さえ
て、ビス孔41とビス孔32とにビス43を通し、螺入
して、物干し掛け4を外壁2に取り付ける。この際、フ
ック付プレート3はフック31に掛けられているから、
単に、押さえるだけでフック付プレート3は動かず、従
って、ビス43で簡単に取り付けることができる。従っ
て、一人でも簡単に速く取り付けることができる。
【0035】尚、この実施例では、住宅ユニット1を組
み立てた後、物干し掛け4を取り付けたが、住宅ユニッ
ト1に施工現場で物干し掛け4取り付けた後、住宅ユニ
ット1を組み立ててもよい。
【0036】このようにして物干し掛け4を取り付け、
住宅ユニット1と住宅ユニット1との境界の外壁や内壁
等、又、内装材等の仕上げを行って、組立住宅Aを完成
させる。
【0037】
【発明の効果】本発明では、予め、設備の整った工場で
フック付プレートを取り付けるから、比較的簡単に且つ
速く取り付けすることができる。
【0038】又、この住宅ユニットからフックが少しし
か突出してないから、この住宅ユニットを保管したり、
施工現場に支障なく運搬することができる。又、施工現
場で、住宅ユニットに取り付けられたフック付プレート
のフックに物干し掛けを係止し止着した後、ビスで物干
し掛けを住宅ユニットに固定すると、簡単にしかも速く
取り付けることができる。従って、一人でも物干し掛け
を取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明方法の一実施例を示すものであっ
て、(イ)は工場で住宅ユニットにフック付プレートを
取り付けている状態を示す説明図、(ロ)は施工現場で
フック付プレートに物干し掛けを取り付けている状態を
示す説明図である。
【図2】図2は施工現場でフック付プレートに物干し掛
けを取り付けている状態を示す説明図である。
【図3】図3は住宅ユニットの骨格を示す斜視図であ
る。
【図4】図4は施工現場で住宅ユニットを組み立ててい
る状態を示す説明図である。
【符号の説明】
A 組立住宅 1 住宅ユニット 11 柱 12 天井梁 13 床梁 14 縦材(間柱) 2 外壁 3 フック付プレート 31 フック 32 ビス孔 4 物干し掛け 41 ビス孔 42 通孔 5 取付板 7 窓

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フック付プレートを取り付けた住宅ユニ
    ットを工場で製造し、この住宅ユニットを施工現場で据
    え付けた後、物干し掛けをこのフック付プレートのフッ
    クに係止し、ビス等でこの物干し掛けを住宅ユニットに
    固定することを特徴とする物干し掛け取付方法。
  2. 【請求項2】 施工現場で、フック付プレートのフック
    に物干し掛けを係止し、ビス等でこの物干し掛けを住宅
    ユニットに固定した後、住宅ユニットを据え付けること
    を特徴とする請求項1記載の物干し掛け取付方法。
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