JPH044702B2 - - Google Patents
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- JPH044702B2 JPH044702B2 JP62153820A JP15382087A JPH044702B2 JP H044702 B2 JPH044702 B2 JP H044702B2 JP 62153820 A JP62153820 A JP 62153820A JP 15382087 A JP15382087 A JP 15382087A JP H044702 B2 JPH044702 B2 JP H044702B2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 9
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、端子枠と錠ばねと解除釦とが器体内
に納装され、端子枠と錠ばねとの間に電線を挟持
できるようにするとともに、解除釦により電線を
外せるようにした速結端子構造の端子装置に関す
るものである。
に納装され、端子枠と錠ばねとの間に電線を挟持
できるようにするとともに、解除釦により電線を
外せるようにした速結端子構造の端子装置に関す
るものである。
[背景技術]
一般にこの種の端子装置は、基本的に第7図に
示すように、器体5内に端子枠1と錠ばね2と解
除釦3とを納装して構成されているものであつ
て、端子枠1と錠ばね2とを器体5に納装する際
には、これらを結合して1つのブロツクとして扱
えるようにしている。従来は、このブロツク化の
ために、端子枠1に錠ばね2を固定する手段とし
て、端子枠1とは別体の固定金具9を用いていた
ものであるから、部品点数が多くなるという問題
があつた。
示すように、器体5内に端子枠1と錠ばね2と解
除釦3とを納装して構成されているものであつ
て、端子枠1と錠ばね2とを器体5に納装する際
には、これらを結合して1つのブロツクとして扱
えるようにしている。従来は、このブロツク化の
ために、端子枠1に錠ばね2を固定する手段とし
て、端子枠1とは別体の固定金具9を用いていた
ものであるから、部品点数が多くなるという問題
があつた。
[発明の目的]
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その目的とするところは、端子枠と錠ばねと
を別部材を用いずにブロツク化できるようにし、
もつて、部品点数を削減するとともに、組立工程
を簡略化できるようにした端子装置を提供するこ
とにある。
て、その目的とするところは、端子枠と錠ばねと
を別部材を用いずにブロツク化できるようにし、
もつて、部品点数を削減するとともに、組立工程
を簡略化できるようにした端子装置を提供するこ
とにある。
[発明の開示]
(構成)
本発明に係る端子装置は、相対向して略平行に
配設された接触片と当接片との間を連結片を介し
て連結し略コ形に形成した端子枠と、当接片に基
片を当接させるとともに基片の両端部に接触片に
向かうばね力を有する鎖錠片がそれぞれ設けられ
た錠ばねとを組み合わせて器体内に納装し、端子
枠の接触片と錠ばねの鎖錠片との間に電線を挟持
するとともに、器体に対して進退自在に設けられ
た解除釦を押すことにより錠ばねを接触片から離
して電線が外れるようにした端子装置において、
連結片には当接片側の端部で切り起こしにより押
さえ片が形成され、錠ばねの基片が当接片と押さ
え片の先端部との間で挟持され、上記器体の内周
面の端子枠に当接する部位に係止凹所が形成さ
れ、当接片の適所には係止凹所に係合する係止片
が切り起こしにより形成され、接触片の係止片に
対応する部位に切欠を設けると共に器体の切欠に
対応する部位に加工孔を形成して成るものであ
り、端子枠に設けた押さえ片で錠ばねを端子枠に
固定することにより、別部品を用いることなく、
端子枠と錠ばねとをブロツク化したものであり、
また器体の加工孔、接触片の切欠から治具を挿入
することで係止片を押し曲げて係止凹所に係止す
ることで、確実に係止片を係止して端子枠を器体
の所定の位置に装着できるようになつたものであ
る。
配設された接触片と当接片との間を連結片を介し
て連結し略コ形に形成した端子枠と、当接片に基
片を当接させるとともに基片の両端部に接触片に
向かうばね力を有する鎖錠片がそれぞれ設けられ
た錠ばねとを組み合わせて器体内に納装し、端子
枠の接触片と錠ばねの鎖錠片との間に電線を挟持
するとともに、器体に対して進退自在に設けられ
た解除釦を押すことにより錠ばねを接触片から離
して電線が外れるようにした端子装置において、
連結片には当接片側の端部で切り起こしにより押
さえ片が形成され、錠ばねの基片が当接片と押さ
え片の先端部との間で挟持され、上記器体の内周
面の端子枠に当接する部位に係止凹所が形成さ
れ、当接片の適所には係止凹所に係合する係止片
が切り起こしにより形成され、接触片の係止片に
対応する部位に切欠を設けると共に器体の切欠に
対応する部位に加工孔を形成して成るものであ
り、端子枠に設けた押さえ片で錠ばねを端子枠に
固定することにより、別部品を用いることなく、
端子枠と錠ばねとをブロツク化したものであり、
また器体の加工孔、接触片の切欠から治具を挿入
することで係止片を押し曲げて係止凹所に係止す
ることで、確実に係止片を係止して端子枠を器体
の所定の位置に装着できるようになつたものであ
る。
(実施例)
第1図に示すように、端子枠1は、相対向して
略平行に配置された接触片11と当接片12とが
連結片13を介して連結された形状に導電性の板
金を折曲して形成され、全体として断面略コ形に
形成された枠本体14を有している。枠本体14
の一端部には端子ねじが螺着される端子片15が
延設されている。端子枠1内には錠ばね2が納装
されるのであつて、錠ばね2は、帯状のばね板材
を曲成することにより、基片21の両端にそれぞ
ればね片22,23が延設された形状に形成され
ている。一方のばね片22と基片21との連続部
は略U形に曲成されており、他方のばね片23と
基片21との連続部は略S形に曲成され、両ばね
片22,23は先端部に向かう向きがほぼ同じに
設定されている。この錠ばね2は、第2図に示す
ように、基片21が当接片12に当接するように
して配置されるとともに、両ばね片22,23の
先端部が端子片15側に近付くように配置され
る。ところで、連結片13の適所には、接触片1
1および連結片13に略直交する形で内側に突出
する位置決め片16が切り起こしにより形成され
ており、一方のばね片23の基部がこの位置決め
片16に当接することにより、錠ばね2の端子枠
1に対する位置決めがなされるようになつてい
る。また、錠ばね2に対応する位置で、連結片1
3の当接片12側の端部には、切り起こしにより
押さえ片17が形成されており、この押さえ片1
7と当接片12との間に錠ばね2の基片21を挟
持することにより、錠ばね2の位置固定がなされ
るようになつている。以上のようにして、錠ばね
2は、位置決め片16により端子枠1に対する位
置決めがなされるとともに、押さえ片17により
端子枠1に対する位置固定がなされることによ
り、端子枠1とブロツク化されるのである。ここ
に、端子枠1と錠ばね2とをブロツク化する場合
には、端子枠1内にパーツフイーダ等によつて錠
ばね2を供給し、金型内で押さえ片17を押圧す
ればよいのであり、金型内でのブロツク化を行な
うことができるのであり、組立工程が簡略化され
るという利点がある。また、押さえ片17により
錠ばね2の基片21を押さえるから、押さえ片1
7が錠ばね2を組み込む際の方向を決めることに
なり、逆組みが防止される利点がある。さらに、
錠ばね2の一方の鎖錠片22の浮き上がりが防止
されることになるから、電線の挿入力が安定する
という利点を有する。端子枠1の当接片12にお
いて錠ばね2とは異なる位置には、切り起こしに
より端子枠1の外側に突出する係止片18が形成
されており、この係止片18は、端子片15側ほ
ど外側に突出するように切り起こされている。
略平行に配置された接触片11と当接片12とが
連結片13を介して連結された形状に導電性の板
金を折曲して形成され、全体として断面略コ形に
形成された枠本体14を有している。枠本体14
の一端部には端子ねじが螺着される端子片15が
延設されている。端子枠1内には錠ばね2が納装
されるのであつて、錠ばね2は、帯状のばね板材
を曲成することにより、基片21の両端にそれぞ
ればね片22,23が延設された形状に形成され
ている。一方のばね片22と基片21との連続部
は略U形に曲成されており、他方のばね片23と
基片21との連続部は略S形に曲成され、両ばね
片22,23は先端部に向かう向きがほぼ同じに
設定されている。この錠ばね2は、第2図に示す
ように、基片21が当接片12に当接するように
して配置されるとともに、両ばね片22,23の
先端部が端子片15側に近付くように配置され
る。ところで、連結片13の適所には、接触片1
1および連結片13に略直交する形で内側に突出
する位置決め片16が切り起こしにより形成され
ており、一方のばね片23の基部がこの位置決め
片16に当接することにより、錠ばね2の端子枠
1に対する位置決めがなされるようになつてい
る。また、錠ばね2に対応する位置で、連結片1
3の当接片12側の端部には、切り起こしにより
押さえ片17が形成されており、この押さえ片1
7と当接片12との間に錠ばね2の基片21を挟
持することにより、錠ばね2の位置固定がなされ
るようになつている。以上のようにして、錠ばね
2は、位置決め片16により端子枠1に対する位
置決めがなされるとともに、押さえ片17により
端子枠1に対する位置固定がなされることによ
り、端子枠1とブロツク化されるのである。ここ
に、端子枠1と錠ばね2とをブロツク化する場合
には、端子枠1内にパーツフイーダ等によつて錠
ばね2を供給し、金型内で押さえ片17を押圧す
ればよいのであり、金型内でのブロツク化を行な
うことができるのであり、組立工程が簡略化され
るという利点がある。また、押さえ片17により
錠ばね2の基片21を押さえるから、押さえ片1
7が錠ばね2を組み込む際の方向を決めることに
なり、逆組みが防止される利点がある。さらに、
錠ばね2の一方の鎖錠片22の浮き上がりが防止
されることになるから、電線の挿入力が安定する
という利点を有する。端子枠1の当接片12にお
いて錠ばね2とは異なる位置には、切り起こしに
より端子枠1の外側に突出する係止片18が形成
されており、この係止片18は、端子片15側ほ
ど外側に突出するように切り起こされている。
以上のようにして端子枠1と錠ばね2をとブロ
ツク化した後に、第3図および第4図に示すよう
に、器体5内に納装される。器体5は絶縁材料に
より形成されており、第4図中右面が開口すると
ともに、左面に電線挿入孔51が穿設されてい
る。また、器体5の上面には解除釦3を装着する
装着孔52が開口している。解除釦3は、両端部
にフツク31を有しており、このフツク31を器
体5の内周面の段部53(第6図参照)に係合さ
せることにより、器体5からの抜け止めがなされ
るようになつている。また、解除釦3は、器体5
に対して上下に進退自在となるように配設され
る。端子枠1と錠ばね2とをブロツク化したもの
は、器体5の第4図中右面の開口から挿入される
のであつて、器体5の内周面に形成された係止凹
所54に係止片18が係合することにより、端子
枠1が器体5に対して固定されるようになつてい
る。器体5内の収納部の高さは、端子枠1の高さ
に略等しく設定されており、器体5内に端子枠1
をがたつきなく装着できるようになつている。こ
こに、一般的には端子枠1は比較的厚みのある板
材により形成されているから、係止片18は一旦
切り起こして曲げくせをつけた後に、再び当接片
12と略同一面に揃うように戻し、器体5に装着
した後に、器体5の上面に形成された加工孔55
から治具を挿入することにより、係止片18を押
し曲げて係止凹所54内に収めるようにすればよ
い。この作業を行なうために、係止片18に対向
する部位で接触片11には切欠19が形成されて
おり、治具を器体5の加工孔55とこの切欠19
とを通して挿入できるようになつている。また、
切欠19の周縁に案内片20を形成することによ
り、治具の挿入を一層容易にしている。このよう
に、端子枠1自身に設けた係止片18を器体5の
係止凹所54に嵌合することにより、端子枠1を
器体5内に固定しているから、従来必要であつた
固定用の金具(第7図で示した固定金具がこの作
用を兼用している)が不要となり、部品点数の削
減がなされるのである。端子枠1がばね材料で形
成されている場合には、上記手順を踏む必要はな
く、係止片18自身の弾性を利用して圧入すれば
よい。
ツク化した後に、第3図および第4図に示すよう
に、器体5内に納装される。器体5は絶縁材料に
より形成されており、第4図中右面が開口すると
ともに、左面に電線挿入孔51が穿設されてい
る。また、器体5の上面には解除釦3を装着する
装着孔52が開口している。解除釦3は、両端部
にフツク31を有しており、このフツク31を器
体5の内周面の段部53(第6図参照)に係合さ
せることにより、器体5からの抜け止めがなされ
るようになつている。また、解除釦3は、器体5
に対して上下に進退自在となるように配設され
る。端子枠1と錠ばね2とをブロツク化したもの
は、器体5の第4図中右面の開口から挿入される
のであつて、器体5の内周面に形成された係止凹
所54に係止片18が係合することにより、端子
枠1が器体5に対して固定されるようになつてい
る。器体5内の収納部の高さは、端子枠1の高さ
に略等しく設定されており、器体5内に端子枠1
をがたつきなく装着できるようになつている。こ
こに、一般的には端子枠1は比較的厚みのある板
材により形成されているから、係止片18は一旦
切り起こして曲げくせをつけた後に、再び当接片
12と略同一面に揃うように戻し、器体5に装着
した後に、器体5の上面に形成された加工孔55
から治具を挿入することにより、係止片18を押
し曲げて係止凹所54内に収めるようにすればよ
い。この作業を行なうために、係止片18に対向
する部位で接触片11には切欠19が形成されて
おり、治具を器体5の加工孔55とこの切欠19
とを通して挿入できるようになつている。また、
切欠19の周縁に案内片20を形成することによ
り、治具の挿入を一層容易にしている。このよう
に、端子枠1自身に設けた係止片18を器体5の
係止凹所54に嵌合することにより、端子枠1を
器体5内に固定しているから、従来必要であつた
固定用の金具(第7図で示した固定金具がこの作
用を兼用している)が不要となり、部品点数の削
減がなされるのである。端子枠1がばね材料で形
成されている場合には、上記手順を踏む必要はな
く、係止片18自身の弾性を利用して圧入すれば
よい。
ところで、この種の端子装置を空調機等の比較
的大電流を通電する必要がある装置の端子として
使用する場合には、端子と電線との接続状態が悪
いと異常に発熱することがあり危険である。その
ため、第5図に示すように、端子枠1の近傍にお
いて器体5内に温度ヒユーズ等の感温素子4が装
着できるようになつている。すなわち、第6図に
示すように、端子枠1は器体5内に一対配設され
ており、両端子枠1間に対応して器体5には感温
素子4が収納可能な収納凹所56が形成されてい
る。収納凹所56は器体5の上面に開口する形で
形成されており、解除釦3によつて閉塞されてい
る。すなわち、感温素子4を器体5内に装着する
のに、接着剤等を用いる必要がなく、端子装置を
構成するのに必要な解除釦3を利用して装着して
いるから、組立作業が簡単であり、また工程も削
減される利点がある。しかも、端子枠1に近接し
て感温素子4が配設されるから、温度検出精度が
向上するものである。器体5の上面には、入口よ
りも奥が広がつた蟻溝状の保持穴57を設けても
よく、その場合には、保持穴57に感温素子4の
リード線41を圧入すれば、リード線41の仮止
めがなされ、リード線41のあばれが防止される
のである。
的大電流を通電する必要がある装置の端子として
使用する場合には、端子と電線との接続状態が悪
いと異常に発熱することがあり危険である。その
ため、第5図に示すように、端子枠1の近傍にお
いて器体5内に温度ヒユーズ等の感温素子4が装
着できるようになつている。すなわち、第6図に
示すように、端子枠1は器体5内に一対配設され
ており、両端子枠1間に対応して器体5には感温
素子4が収納可能な収納凹所56が形成されてい
る。収納凹所56は器体5の上面に開口する形で
形成されており、解除釦3によつて閉塞されてい
る。すなわち、感温素子4を器体5内に装着する
のに、接着剤等を用いる必要がなく、端子装置を
構成するのに必要な解除釦3を利用して装着して
いるから、組立作業が簡単であり、また工程も削
減される利点がある。しかも、端子枠1に近接し
て感温素子4が配設されるから、温度検出精度が
向上するものである。器体5の上面には、入口よ
りも奥が広がつた蟻溝状の保持穴57を設けても
よく、その場合には、保持穴57に感温素子4の
リード線41を圧入すれば、リード線41の仮止
めがなされ、リード線41のあばれが防止される
のである。
[発明の効果]
本発明は上述のように、相対向して略平行に配
設された接触片と当接片との間を連結片を介して
連結し略コ形に形成した端子枠と、当接片に基片
を当接させるとともに基片の両端部に接触片に向
かうばね力を有する鎖錠片がそれぞれ設けられた
錠ばねとを組み合わせて器体内に納装し、端子枠
の接触片と錠ばねの鎖錠片との間に電線を挟持す
るとともに、器体に対して進退自在に設けられた
解除釦を押すことにより錠ばねを接触片から離し
て電線が外れるようにした端子装置において、連
結片には当接片側の端部で切り起こしにより押さ
え片が形成され、錠ばねの基片が当接片と押さえ
片の先端部との間で挟持され、上記器体の内周面
の端子枠に当接する部位に係止凹所が形成され、
当接片の適所には係止凹所に係合する係止片が切
り起こしにより形成され、接触片の係止片に対応
する部位に切欠を設けると共に器体の切欠に対応
する部位に加工孔を形成して成るものであり、端
子枠に設けた押さえ片で錠ばねを端子枠に固定し
ているので、別部品を用いることなく端子枠と錠
ばねとをブロツク化することができ、部品点数の
削減につながるとともに、自動組立が容易になる
利点があり、また、係止凹所に係止片を係止する
ことで端子枠が器体の所定の位置に固定される
が、この場合、接触片の係止片に対応する部位に
切欠を設けると共に器体の切欠に対応する部位に
加工孔を形成してあることで、器体の加工孔、接
触片の切欠から治具を挿入して係止片を押し曲げ
て係止凹所に係止することができて、簡単且つ確
実に係止片を係止孔に係止して端子枠を器体の所
定の位置に装着できるものである。
設された接触片と当接片との間を連結片を介して
連結し略コ形に形成した端子枠と、当接片に基片
を当接させるとともに基片の両端部に接触片に向
かうばね力を有する鎖錠片がそれぞれ設けられた
錠ばねとを組み合わせて器体内に納装し、端子枠
の接触片と錠ばねの鎖錠片との間に電線を挟持す
るとともに、器体に対して進退自在に設けられた
解除釦を押すことにより錠ばねを接触片から離し
て電線が外れるようにした端子装置において、連
結片には当接片側の端部で切り起こしにより押さ
え片が形成され、錠ばねの基片が当接片と押さえ
片の先端部との間で挟持され、上記器体の内周面
の端子枠に当接する部位に係止凹所が形成され、
当接片の適所には係止凹所に係合する係止片が切
り起こしにより形成され、接触片の係止片に対応
する部位に切欠を設けると共に器体の切欠に対応
する部位に加工孔を形成して成るものであり、端
子枠に設けた押さえ片で錠ばねを端子枠に固定し
ているので、別部品を用いることなく端子枠と錠
ばねとをブロツク化することができ、部品点数の
削減につながるとともに、自動組立が容易になる
利点があり、また、係止凹所に係止片を係止する
ことで端子枠が器体の所定の位置に固定される
が、この場合、接触片の係止片に対応する部位に
切欠を設けると共に器体の切欠に対応する部位に
加工孔を形成してあることで、器体の加工孔、接
触片の切欠から治具を挿入して係止片を押し曲げ
て係止凹所に係止することができて、簡単且つ確
実に係止片を係止孔に係止して端子枠を器体の所
定の位置に装着できるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す要部分解斜視
図、第2図は同上の要部斜視図、第3図は同上の
分解斜視図、第4図は同上の断面図、第5図は本
発明の他の実施例を示す分解斜視図、第6図は同
上の断面図、第7図は従来例を示す分解斜視図で
ある。 1は端子枠、2は錠ばね、3は解除釦、4は感
温素子、5は器体、11は接触片、12は当接
片、13は連結片、19は係止片、21は基片、
22,23は錠ばね、54は係止凹所である。
図、第2図は同上の要部斜視図、第3図は同上の
分解斜視図、第4図は同上の断面図、第5図は本
発明の他の実施例を示す分解斜視図、第6図は同
上の断面図、第7図は従来例を示す分解斜視図で
ある。 1は端子枠、2は錠ばね、3は解除釦、4は感
温素子、5は器体、11は接触片、12は当接
片、13は連結片、19は係止片、21は基片、
22,23は錠ばね、54は係止凹所である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 相対向して略平行に配設された接触片と当接
片との間を連結片を介して連結し略コ形に形成し
た端子枠と、当接片に基片を当接させるとともに
基片の両端部に接触片に向かうばね力を有する鎖
錠片がそれぞれ設けられた錠ばねとを組み合わせ
て器体内に納装し、端子枠の接触片と錠ばねの鎖
錠片との間に電線を挟持するとともに、器体に対
して進退自在に設けられた解除釦を押すことによ
り錠ばねを接触片から離して電線が外れるように
した端子装置において、連結片には当接片側の端
部で切り起こしにより押さえ片が形成され、錠ば
ねの基片が当接片と押さえ片の先端との間で挟持
され、上記器体の内周面の端子枠に当接する部位
に係止凹所が形成され、当接片の適所には係止凹
所に係合する係止片が切り起こしにより形成さ
れ、接触片の係止片に対応する部位に切欠を設け
ると共に器体の切欠に対応する部位に加工孔を形
成して成ることを特徴とする端子装置。 2 上記器体内には、端子枠に近接して収納凹所
を設けて該収納凹所に感温素子が納装され、感温
素子を覆うように解除釦を器体に装着して成るこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の端子
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15382087A JPS63318081A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15382087A JPS63318081A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 端子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63318081A JPS63318081A (ja) | 1988-12-26 |
JPH044702B2 true JPH044702B2 (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=15570806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15382087A Granted JPS63318081A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 端子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63318081A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4939433U (ja) * | 1972-07-05 | 1974-04-06 | ||
JPS5412981B2 (ja) * | 1972-12-20 | 1979-05-26 | ||
JPS6026460U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-22 | 株式会社リコー | ソ−タの積載紙ずらし機構 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5028283U (ja) * | 1973-07-04 | 1975-04-01 | ||
JPS5412981U (ja) * | 1977-06-30 | 1979-01-27 |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP15382087A patent/JPS63318081A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4939433U (ja) * | 1972-07-05 | 1974-04-06 | ||
JPS5412981B2 (ja) * | 1972-12-20 | 1979-05-26 | ||
JPS6026460U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-22 | 株式会社リコー | ソ−タの積載紙ずらし機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63318081A (ja) | 1988-12-26 |
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