JPH0446671Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0446671Y2
JPH0446671Y2 JP1989487U JP1989487U JPH0446671Y2 JP H0446671 Y2 JPH0446671 Y2 JP H0446671Y2 JP 1989487 U JP1989487 U JP 1989487U JP 1989487 U JP1989487 U JP 1989487U JP H0446671 Y2 JPH0446671 Y2 JP H0446671Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage recess
lid
container body
closed
puff
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1989487U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63129509U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989487U priority Critical patent/JPH0446671Y2/ja
Publication of JPS63129509U publication Critical patent/JPS63129509U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0446671Y2 publication Critical patent/JPH0446671Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は化粧料収納凹所とパフ収納凹所とを並
列的に有する容器本体の後端部に蓋体を開閉自在
に枢着してなるコンパクト容器に関するもので、
より具体的には上記パフ収納凹所が通気性を有す
るコンパクト容器に関するものである。
《従来の技術》 従来のこの種のコンパクト容器としては、パフ
収納凹所の底面のみに多数の通気用小孔を穿設し
たものが公知となつている。そして、この公知の
コンパクト容器においては水に濡れて湿つたパフ
をこのパフ収納凹所に収納すると、このパフ収納
凹所内は通気用小孔を介して外気と連通している
ためパフが徐々に乾燥されることになる。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、パフ収納凹所の底面にただ単に
通気用小孔を穿設しただけでは、通気流路の入口
が形成されたにすぎず出口が形成されていないた
め、外気が通気用小孔を通つてパフ収納凹所内に
充分に流通しないため、通気性が良いものとは言
えなかつた。
本考案は上記のような問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は通気性の良好なコンパクト容
器を提供するにある。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するため、本考案では、化粧
料収納凹所とパフ収納凹所とを並列的に有する容
器本体の後端部に蓋体を開閉自在に枢着してなる
コンパクト容器において、蓋体の閉止時に蓋体の
周端縁下面が容器本体の周端縁上面から離間して
両周端縁間に空隙部が形成されるように蓋体を容
器本体に対して蝶着し、更に閉止時において化粧
料収納凹所の外周上面を密閉する手段を設ける一
方、パフ収納凹所の底面に通気孔を穿設して外部
と連通するとともにその上面を上記空隙部を介し
て外部と連通してなるのである。
《実施例》 以下に本考案の好適な実施例について添附図面
を参照にして説明する。
図において1は左右方向へ細長い矩形の容器本
体を示し、この容器本体1の第1図及び第3図に
おける左側には化粧料2を収納する化粧料収納凹
所3が設けられ、またその右側にはパフ4を収納
するパフ収納凹所5が並列的に設けられ、これら
の凹所3,5の外周上面は平坦な面となつてい
る。そしてこのパフ収納凹所5の底面には多数の
通気用小孔6が穿設され、外部と連通している。
また、容器本体1の前端中央部には凹状切欠部7
が形成され、この切欠部7の奥面に第1の係合突
起8が一体的に形成されている。
容器本体1の後端縁部は左右2カ所が凹状に切
欠され、ここに蓋体9と一体の蝶番片10−10
が挿入され、この蝶番片10−10の下端部がピ
ン11によつて容器本体1と枢着されている。蓋
体9の内面は略平坦な面となつており、その左側
の化粧料収納凹所3に対応した位置に鏡12が接
着されている。この鏡12の外周には、これを取
り囲むように環状のパツキン材13が突設され、
このパツキン材13は蓋体9を容器本体に対して
閉じた時に化粧料収納凹所3の外周上面に密着す
るようになつている。また、蓋体9の前端縁内面
側中央部からは爪片14が垂下され、この爪片1
4の内側に第2の係合突起15が一体に形成され
ている。そして、この蓋体9を閉じると、その爪
片14が容器本体1の凹状切欠部7内に入り、こ
の切欠部7の奥面に形成した第1の係合突起8に
爪片14に形成した第2の係合突起15が係止し
て蓋体9は閉止される。
本願考案では容器本体1に対して蓋体9を開閉
自在に枢着する蝶着構造に工夫がなされており、
この実施例では蓋体9の各蝶番片10が従来のも
のより長く形成され、第2図に示した蓋体9の閉
止位置において、蓋体9を容器本体1に対して枢
着する枢着ピン11から容器本体1の周端縁上面
Aに至る距離lがこの枢着ピン11から蓋体9の
周端縁下面Bに至る距離Lよりも小さく形成さ
れ、これによつて容器本体1の周端縁上面Aと蓋
体9の周端縁下面Bとの間に空隙部16が形成さ
れる。従つて、第3図から明らかなように、蓋体
9の閉止位置においてパフ収納凹所5の内部は上
記空隙部16を介して外気と連通され、一方化粧
料収納凹所3は前記環状のパツキン材13により
外気に対して密閉されている。
本考案では、蓋体9の閉止時に蓋体の周端縁下
面Bが容器本体1の周端縁上面Aから離間してこ
の両周端縁間に空隙部16が形成されるように蓋
体9を容器本体1に対して蝶着する蝶着構造は上
記実施例に限られるものではなく、例えば容器本
体1の後端部から蝶着片を上方へ突出形成し、こ
の蝶着片に蓋体の略水平とした後端部を枢着して
も上記と同様な空隙部を形成することができる。
《効果》 以上のように本考案に係るコンパクト容器で
は、蓋体の閉止時に蓋体の周端縁下面Bと容器本
体の周端縁上面Aとの間に空隙部16が形成さ
れ、この空隙部がパフ収納凹所5と連通し、更に
パフ収納凹所5の底面には通気孔6が穿設されて
いるため、外気はパフ収納凹所の上方部の空隙部
16からパフ収納凹所に入り、次いで通気孔6か
ら外部へ抜ける通気路をとり、或いはその逆に通
気孔6からパフ収納凹所に入り、次いで空隙部か
ら外部へ抜ける通気路をとることができ、パフ収
納凹所内の通気性が向上し、湿つたパフを迅速に
乾燥することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコンパクト容器を示す蓋
体を開放した状態における斜視図、第2図は蓋体
の閉止位置において化粧料収納凹所を前後方向に
切断した断面図、第3図は蓋体の閉止位置におい
て中央部を左右方向に切断した断面図、第4図は
第3図におけるA−A線断面図である。 1……容器本体、2……化粧料、3……化粧料収
納凹所、5……パフ収納凹所、6……通気用小
孔、10……蝶番片、11……ピン、13……パ
ツキン材、16……空隙部、A……周端縁上面、
B……周端縁下面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 化粧料収納凹所3とパフ収納凹所5とを並列的
    に有する容器本体1の後端部に蓋体9を開閉自在
    に枢着してなるコンパクト容器において、該蓋体
    の閉止時に該蓋体の周端縁下面Bが該容器本体の
    周端縁上面Aから離間して該両周端縁間に空隙部
    16が形成されるように該蓋体を該容器本体に対
    して蝶着し、更に該閉止時において該化粧料収納
    凹所3の外周上面を密閉する手段13を設ける一
    方、該パフ収納凹所の底面に通気孔6を穿設して
    外部と連通するとともにその上面を該空隙部16
    を介して外部と連通してなることを特徴とするコ
    ンパクト容器。
JP1989487U 1987-02-16 1987-02-16 Expired JPH0446671Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989487U JPH0446671Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989487U JPH0446671Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63129509U JPS63129509U (ja) 1988-08-24
JPH0446671Y2 true JPH0446671Y2 (ja) 1992-11-04

Family

ID=30814901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989487U Expired JPH0446671Y2 (ja) 1987-02-16 1987-02-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0446671Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2607411Y2 (ja) * 1990-04-18 2001-09-04 株式会社カツシカ コンパクトケース

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63129509U (ja) 1988-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61188507U (ja)
JPH0446671Y2 (ja)
JPH0446670Y2 (ja)
JPS5814887Y2 (ja) コンパクト容器
JPS5836332Y2 (ja) コンパクト容器
JPS64167Y2 (ja)
JPS6322973Y2 (ja)
JPH056890Y2 (ja)
JPH0112654Y2 (ja)
JPS6335693Y2 (ja)
JPS6026726Y2 (ja) 化粧用コンパクト
JPH0516966Y2 (ja)
JPH0323130Y2 (ja)
JPS628806Y2 (ja)
JPS63166Y2 (ja)
JPH0161052U (ja)
JPS628812Y2 (ja)
JPH0172819U (ja)
JPS6211536Y2 (ja)
JPS5830493Y2 (ja) コンパクト容器
JPS6125689Y2 (ja)
JPH0486753U (ja)
JPS6213547Y2 (ja)
JP3928764B2 (ja) コンパクト容器
JPS6036166Y2 (ja) 化粧用コンパクト