JPS628812Y2 - - Google Patents

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JPS628812Y2
JPS628812Y2 JP13762782U JP13762782U JPS628812Y2 JP S628812 Y2 JPS628812 Y2 JP S628812Y2 JP 13762782 U JP13762782 U JP 13762782U JP 13762782 U JP13762782 U JP 13762782U JP S628812 Y2 JPS628812 Y2 JP S628812Y2
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JP
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container
puff
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lid
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JP13762782U
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JPS5944908U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、コンパクト容器に関し、特にパフ
収納部を備えたコンパクト容器の蓋体とパフ容器
の開放を同時に可能にし且つパフ容器を着脱自在
にしたコンパクト容器に関するものである。
パフ収納部を備えた従来のコンパクト容器は、
容器本体と蓋体との間に中蓋を介在させ、これら
をその後端縁部において相互に枢着し、パフ収納
室を容器本体と中蓋との間或いは中蓋と蓋体との
間に形成している。しかしながら、この種のコン
パクト容器ではパフ収納室がこれと一体不可分に
形成されているため、常時、嵩張つた構造となつ
てしまう。このようなコンパクト容器は特に夏期
において水分を含んだスポンジ等のパフを化粧料
と分離して収納する場合は良いが、冬期等におい
ては乾燥したパフを用いこれを化粧料と分離して
収納する必要がないため、不必要に嵩張つたもの
となつてしまう。従つて、従来のこの種のコンパ
クト容器はもつぱら夏用のコンパクト容器として
用いられ、冬期には別の薄形のコンパクト容器が
一般的に用いられていたのである。
この考案は、上記のような問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、水分を含ん
だパフを化粧料と分離して収納することができる
とともに、必要な場合にはパフ容器を分離して薄
形とすることのできるコンパクト容器を提供する
ことにある。
以下にこの考案の好適な実施例について、添附
図面を参照にして説明する。
第1図から第3図は、この考案のコンパクト容
器の一実施例を示すものである。
同図に示すコンパクト容器は、合成樹脂等で成
形された容器本体10と蓋体12およびパフ容器
14とで構成されており、容器本体10には化粧
料16を収納する凹部18が形成されている。そ
してこの容器本体10には蓋体12が、後端部に
おいて蝶番20でもつて開閉自在に連結され、蓋
体12の内面には鏡21が添着されている。
上記容器本体10の前端縁部には、凹状切欠部
22が形成され、その奥面の上下には第1並びに
第2の係合突片24,26がそれぞれ一体的に形
成されている。この凹状切欠部22に対応して上
記蓋体12の前端縁には、第1の爪片28が垂下
され、この爪片28の内壁面には、第3の係合突
片30が一体的に形成されており、蓋体12を閉
じると第1の爪片28が凹状切欠部22に侵入
し、第1および第3の係合突片24,30が係合
して、蓋体12が閉止位置を占めることになる。
そして上記容器本体10の後端縁の上記蝶番2
0より下方には、凹状の係合溝32が形成されて
いる。
一方、上記パフ容器14は、上記容器本体10
と別体に成形され、パフ34を収納する凹所36
が設けられるとともに、この凹所36には通気孔
38が多数形成されている。そして、上記パフ容
器14の前端縁には、第2の爪片40が起立形成
され、この爪片40の内側壁には第4の係合突片
42が一体的に形成されるとともに、その後端縁
には、逆L字型のフツク状突部44が形成されて
おり、このフツク状突部44の側壁を、上記容器
本体10の係合溝32の側端からスライドさせて
嵌合し、パフ容器14を着脱自在となすととも
に、この嵌合部を中心としてパフ容器14を上方
に回動させ、パフ容器14の前端第2の爪片40
に形成された第4の係合突片42を容器本体10
の前端凹状切欠部22に形成された第2の係合突
片26と係合させることで、パフ容器14を容器
本体10の下面部に合体させることができる。
さらに、上記容器本体10の前端凹状切欠部2
2には、上記第1および第2の係合突片24,2
6に隣接して、断面略L字状とし上方自由端46
と下方自由端48を有する回動小片50が、凹状
切欠部22の左右の側面に設けられたピン52で
もつてその略中央部を枢着され、回動自在に取付
けられている。
上記のような構成とした場合には、上記蓋体1
2を閉止し且つ上記パフ容器14を合体させた状
態においては、第2図に示すように上記回動小片
50の上方自由端46は、蓋体12の第1の爪片
28の外側面に当接し、下方自由端48はパフ容
器14の前端縁部に当接した状態となる。
従つて、蓋体12を閉止し且つパフ容器14を
容器本体10に合体させた状態で、上記回動小片
50の上方自由端46を内方に押圧すると、この
上方自由端46は蓋体12の第1の爪片28を内
方に押圧するとともにこれを上方に押しあげ、第
1の係合突片24と第3の係合突片30の係合状
態を解除し、蓋体12を開放させると同時に、回
動小片50の下方自由端48は、パフ容器14の
前端縁部を下方に押し下げ、第2の係合突片26
と第4の係合突片42の係合状態を解除し、パフ
容器14をその後端の係合部を中心として下方に
回転させることになる。(第3図参照) このようにして、回動小片の上方自由端46を
押圧するというワンタツチ操作でもつて、蓋体1
2とパフ容器14の開放がなされ、使用する場合
には、パフ容器14からパフ34を取り出し、蓋
体12を充分に開けて、鏡5を所望の角度に設置
し、化粧をすることになる。
上述のパフ容器14の開放の際、パフ容器14
はその後端部のフツク状突部44が、容器本体1
0の係合溝32に嵌合されており、しかもこの嵌
合はパフ容器14を容器本体10に対して横方向
にスライドさせなければ分離できないものであ
り、通常の使用においてパフ容器14が容器本体
10から脱落することはない。
尚、上記記載から明らかなように、パフ容器1
4を容器本体10から分離する場合には、パフ容
器14を開放した状態において、一方を他方に対
して横方向にスライドさせればよい。第4図は、
この考案のコンパクト容器の他の実施例を示すも
のである。
同図に示すコンパクト容器の特徴点についての
み説明すると、上記第1の実施例で示した容器本
体10の前端縁に形成した凹状切欠部22を左右
の側縁に形成し、該凹状切欠部22,22′の奥
面に第1の係合突片24,24′および第2の係
合突片26,26′をそれぞれ形成し、この凹状
切欠部22,22′に対向する第1の爪片28,
28′および第3の係合突片30,30′を蓋体1
2の左右の側縁に、パフ容器14には第2の爪片
40,40′および第4の係合突片42,42′を
左右の側縁に形成するとともに、前記凹状切欠部
22,22′内に、上記第1の実施例と同様な回
動小片50,50′をピン52でもつて枢着した
ところにある。
上記のような構成においては、蓋体12を閉止
して且つパフ容器14を容器本体10に取付けた
状態で、上記回動小片50,50′の上方自由端
46,46′を互いに近接する方向に押圧するこ
とで、上記第1の実施例と同様に、蓋体12およ
びパフ容器14を同時に開放させることができ
る。
以上のように、この考案のコンパクト容器によ
れば、パフ容器14を容器本体10の下面側に係
合溝32とフツク状突部44を係合させることで
合体させることができる一方、必要な場合にはパ
フ容器14を容器本体10から極めて簡単に分離
することが可能であり、夏期において水を含んだ
パフ34を化粧料16と分離して携帯する必要が
ある場合には、パフ容器14を容器本体10と合
体させておき、また夏期以外のシーズンにおいて
水を含んだパフ34を使用しない場合には、パフ
容器14を分離して保管し、乾燥したパフ34を
化粧料16の上に直接載せて薄型のコンパクト容
器として携帯することができ極めて使用上便利な
ものである。
さらに、パフ容器14を容器本体10に合体さ
せた状態においての開放操作は、回動小片50を
内方に押圧するワンタツチ操作により、蓋体12
とパフ容器14の開放が同時になされ、従来のよ
うに蓋体をあけパフを取り出しさらに中蓋をあけ
るという面倒な操作が不要であり、より一層便利
なコンパクト容器でもある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は、この発明のコンパクト容
器の一実施例を示すものであり、第1図は一部破
断分解斜視図、第2図は蓋体を閉止しパフ容器を
取付けた状態の断面図、第3図は蓋体およびパフ
容器を開放した状態の断面図である。第4図は、
この考案のコンパクト容器の他の実施例を示す一
部破断分解斜視図である。 10……容器本体、12……蓋体、14……パ
フ容器、20……蝶番、22……凹状切欠部、3
2……係合溝、38……通気孔、44……フツク
状突部、50,50′……回動小片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 化粧料を収納する容器本体10に蓋体12をこ
    れらの後端に設けた蝶番20で開閉自在に連結
    し、該容器本体の縁部に上下にそれぞれ第1およ
    び第2の係合突片24,26を形成するとともに
    該端縁には凹溝32を形成し、該蓋体の縁部に突
    設した第1の爪片28には該第1の係合突片と係
    合可能な第3の係合突片30を一体的に形成し、
    該容器本体とは分離自在にパフ容器14を形成
    し、該パフ容器の縁部に突設した第2の爪片40
    には該第2の係合突片と係合可能な第4の係合突
    片42を一体的に形成するとともにその後端には
    該容器本体の該後端凹溝と着脱自在に係合するフ
    ツク状突部44を形成し、さらに該第1および該
    第2の係合突片に隣接して上下方向に自由端4
    6,48を有する回動小片50の中央部を枢着し
    て回動自在に取付け、該蓋体を閉止しかつ該パフ
    容器を取付けた状態において該回動小片の上方自
    由端部を内方に押圧することによつて、該上方自
    由端部が該第1の係合突片と該第3の係合突片と
    を離間させる方向に押圧してその係合を解除する
    とともにその下方自由端部が該第2の係合突片と
    該第4の係合突片とを離間させる方向に押圧して
    その係合を解除し、該蓋体並びに該パフ容器を開
    放するとともに該パフ容器の該フツク状突部を該
    容器本体の後端凹溝から離脱自在としてなること
    を特徴とするコンパクト容器。
JP13762782U 1982-09-13 1982-09-13 コンパクト容器 Granted JPS5944908U (ja)

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JP13762782U JPS5944908U (ja) 1982-09-13 1982-09-13 コンパクト容器

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Publication Number Publication Date
JPS5944908U JPS5944908U (ja) 1984-03-24
JPS628812Y2 true JPS628812Y2 (ja) 1987-03-02

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