JP3002856U

JP3002856U - コンパクト容器

Info

Publication number: JP3002856U
Application number: JP1994004880U
Authority: JP
Inventors: 茂狩集; 律夫国方
Original assignee: 株式会社ソ−マ; 釜屋化学工業株式会社
Priority date: 1994-04-07
Filing date: 1994-04-07
Publication date: 1994-10-04
Anticipated expiration: 2000-04-07

Abstract

(57)【要約】【目的】下記構成により、中皿の交換や配列の変更が
自由に行え、パフを収納する場合は、中皿収納部の底部
に設けた通気孔の連通遮断を自由にして湿潤及び乾燥し
たパフの何れでも使用可能にする。【構成】後壁に蓋体を枢着した容器本体に中皿収納部
を設け、中皿収納部内に仕切壁を立設して仕切壁で分割
された各中皿収納部の対向壁に係止突起を突設すると共
に、分割された一部の中皿収納部の底部に多数の通気孔
を穿設し、これら分割された各中皿収納部に、外周壁に
各中皿収納部の係止突起と係合する係止突起を設け底面
周縁部に切欠部を設けた中皿を着脱自在にし、又収納さ
れる少なくとも一つの中皿内に仕切壁を立設して小中皿
収納部を分割形成し、小中皿収納部の底面に小中皿押し
出し用孔を設けると共に対向壁に係止突起を突設して、
これら小中皿収納部対向壁の係止突起と係合する係止突
起を外周壁に設けた小中皿を小中皿収納部に着脱自在に
したコンパクト容器

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、アイシャド−、頬紅、口紅、チ−クカラ−、ブラシ、フアンデ−ション、パフなどの多種多様な化粧料を中皿に小分けして収納するコンパクト容器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、アイシャド−、頬紅、口紅、チ−クカラ−、ブラシ、フアンデ−ション、パフなどの化粧料を容れるコンパクト容器は、携帯に便利にするため小型化が要求され、最小限のスペ−スで、これら異種の化粧料あるいは同種で色違いの化粧料などを、小分けして収納することが求められる。

【０００３】このため、これら多種多様の化粧料を別々の中皿に入れ、これらの中皿をコンパクト容器の容器本体内に収納することが従来から行われており、たとえば、実公平３−１９３０４号のように、底体に中皿と仕切部材の収納部をそれぞれ設けるとともに、中皿収納部の側壁に仕切部材を嵌合する嵌合部を形成し、端面に嵌合部を形成した仕切部材を着脱自在に取りつけて、多数の中皿を自由な配列で収納できるようにしたコンパクト容器が提案されている。

【０００４】また、中皿を交換可能に収納することも行われており、たとえば、実公平３− ３３２８８号のように、複数個の化粧料皿の各底部をその幅方向の一端側がプラスに他端側がマイナスになるように磁性材料で構成して、これら複数個の化粧料皿を横方向に並べた状態で収容する容器本体の内部底面を上記磁性材料の磁力が作用しうる材料で構成することにより、中皿の交換や配列の変更が自由に行えるようにした化粧料容器が開発されている。

【０００５】さらに、容器本体内に中皿収納部を設けてファンデ−ションを収容した中皿を着脱自在に収納するとともに、この中皿収納部に隣接する区域の容器本体底部に多数の通気孔を設けてパフ収納部を隣接させたコンパクト容器（実公平３−２７５２４号、実公平５−１６９６４号）も開発され、湿潤したパフを収納するときなどに使用されている。

【０００６】また、湿潤したパフ以外に乾燥したパフも使用できるものとして、容器本体の底部半部に多数の通気孔を設け、ファンデ−ションを収容した中皿を容器本体内にスライド自在に収納して、中皿が通気孔上にあるときは隣接する底部上に乾燥したパフを収納し、中皿が通気孔上にないときは隣接する通気孔を設けた底部上に湿潤したパフを収納するようにしたコンパクト容器（実公昭６２−１１５３６号）も既に提案されている。

【０００７】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、容器本体内に中皿の配列を自由にして収納するようにしたコンパクト容器では、中皿が着脱自在でないため取り出し交換が行えず、また、磁力の作用を利用して中皿の交換や配列の変更が自由に行えるようにした化粧料容器では、中皿を取り出すとき磁力の作用が妨げになって取り出しにくく、さらに磁力の作用で中皿をセットするとき、方向性が生じて中皿の配列を自由に変更することができない。

【０００８】また、容器本体内にファンデ−ションを収容した中皿を着脱自在に収納するとともに、容器本体底部に多数の通気孔を設けてパフ収納部を隣接させたコンパクト容器では、中皿の配列の変更が不可能で、乾燥したパフを収納するときには使用できない。

【０００９】さらに、ファンデ−ションを収容した中皿を容器本体内にスライド自在に収納して、湿潤したパフ以外に乾燥したパフも使用できるようにしたコンパクト容器では、中皿が着脱自在でないため取り出し交換が行えず、中皿の配列も自由に変更することができない。

【００１０】本考案は、かかる現状に鑑みなされたもので、中皿の取り外し交換や配列の変更が自由に行えるコンパクト容器を提供し、さらに、ファンデ−ションを収容した中皿やパフを収納する場合は、中皿収納部の底部に設けた通気孔の連通遮断が自由に行えるようにして、湿潤したパフおよび乾燥したパフのいずれでも使用できるコンパクト容器を提供しようとするものである。

【００１１】

【課題を解決するための手段】

本考案コンパクト容器は、後壁に蓋体を枢着した容器本体に中皿収納部を設け、中皿収納部内に仕切壁を立設して仕切壁で分割された各中皿収納部の対向壁に係止突起を突設するとともに、分割された各中皿収納部の一部の中皿収納部の底部に多数の通気孔を穿設し、これら分割された各中皿収納部に、外周壁に各中皿収納部の係止突起と係合する係止突起を設けかつ底面周縁部に切欠部を設けた中皿を着脱自在にしている。

【００１２】また、分割された各中皿収納部に着脱自在に収納される少なくとも一つの中皿内に、仕切壁を立設して小中皿収納部を分割形成し、小中皿収納部の底面に小中皿押し出し用孔を設けるとともに対向壁に係止突起を突設して、これら小中皿収納部対向壁の係止突起と係合する係止突起を外周壁に設けた小中皿を、小中皿収納部に着脱自在にしている。

【００１３】

【作用】

本考案コンパクト容器は、上記のようにして構成されているため、中皿の取り外し交換や中皿の配列の変更が自由に行え、さらに、ファンデ−ションを収容した中皿やパフを収納する場合は、中皿の取り外し交換や配列の変更が自由であるとともに、中皿収納部の底部に設けた通気孔の連通遮断が自由に行え、湿潤したパフおよび乾燥したパフのいずれでも使用することができる。

【００１４】

【実施例】

以下、本考案コンパクト容器の実施例を示す図面に基づいて説明する。図１ないし図５において、１は容器本体であり、内部に設けた中皿収納部２の中央部に仕切壁３を立設して、左右に分割された中皿収納部２ａおよび２ｂを形成し、中皿収納部２ｂの底部に多数の通気孔４を穿設している。

【００１５】５および６は仕切壁３の上端から中皿収納部２ａ側および２ｂ側に突設された係止突起で、仕切壁３と対向する容器本体１の対向壁にこれら係止突起５および６と対応する係止突起７および８が突設されている。

【００１６】９は中皿収納部２ａに収納される中皿で、外周に図３に示すような門型の二重側壁１０が周設され、二重側壁１０に係止突起１１および１２が突設されて、これらの係止突起１１および１２が、容器本体１の対向壁に突設された係止突起７および仕切壁３上端の係止突起５に係合され、中皿収納部２ａに収納される。

【００１７】また、中皿９は底面周縁部が舟底状となるような切欠部１３が設けられ、この切欠部１３により中皿９の底面周縁部と中皿収納部２ａの内底との間に空隙が形成される。

【００１８】しかして、この中皿収納部２ａに収納された中皿９は、上端面のいずれの周縁部を指で押しても、押された周縁部が下方に揺動され、中皿９の二重側壁１０に突設された係止突起１１および１２と容器本体１の対向壁に突設した係止突起７および仕切壁３上端の係止突起５との係合が外れて、中皿９がせりだされ中皿収納部２ａから取り出される。

【００１９】この際、中皿９の係止突起１１および１２が突設された二重側壁１０は、弾力性を持たせて揺動しやすくしているため、係止突起１１および１２と係止突起７および５との係合が、中皿９上端面の周縁部を指で押すだけで容易に外れ、中皿９が中皿収納部２ａから容易に取り出される。また、中皿９を収納するときは、中皿９を中皿収納部２ａに押し込むだけで容易に収納される。

【００２０】１４は中皿９内に嵌合収納されるアルミニウム製の嵌合中皿で、プレスタイプで中皿内に化粧料を収納する場合、中皿が合成樹脂製であると強度が充分でないため、予め化粧料を収納して中皿９内に嵌合収納するときに使用される。

【００２１】１５は中皿収納部２ｂに収納される中皿で、前記の中皿９と同様に外周に門型の二重側壁１６が周設され、二重側壁１６に係止突起１７および１８が突設されて、容器本体１の対向壁に突設した係止突起８および仕切壁３上端の係止突起６と係合され、また底面周縁部が舟底状となるような切欠部１９が設けられて、中皿収納部２ｂに着脱自在に収納される。

【００２２】この中皿１５は、中皿内中央部に仕切壁２０が立設されて、小中皿収納部２１および２２が分割形成され、中皿１５の前後壁と仕切壁２０の上端前後壁にそれぞれ対向する係止突起２３、２４および２５、２６が突設されている。また、中皿１５の前後壁に隣接する底部中央部に小中皿押し出し用孔２７および２８が設けられている。

【００２３】２９および３０は中皿１５内の仕切壁２０で分割された小中皿収納部２１内に収納される一対の小中皿で、それぞれ外周に門型の二重側壁３１および３２を周設して、二重側壁３１および３２に係止突起３３および３４を突設し、これらの係止突起を中皿１５の前壁に突設した係止突起２３および仕切壁２０の前壁に突設した係止突起２５と係合して、小中皿収納部２１内に収納される。

【００２４】そして、これらの小中皿２９および３０は、小中皿収納部２１の底部に設けられた小中皿押し出し用孔２７に指を入れて上方に押し上げることにより、小中皿２９および３０の係止突起３３、３４と中皿１５および仕切壁２０の係止突起２３、２５の係合が外れて押し出され、取り出される。

【００２５】また、３５は仕切壁２０で分割された小中皿収納部２２内に収納される小中皿で、外周に門型の二重側壁３６を周設して、二重側壁３６に係止突起３７および３８を突設し、これらの係止突起を中皿１５の後壁に突設した係止突起２４および仕切壁２０の後壁に突設した係止突起２６と係合して、小中皿収納部２２内に収納される。

【００２６】そして、この小中皿３５は、小中皿収納部２２の底部に設けられた小中皿押し出し用孔２８に指を入れて上方に押し上げることにより、小中皿３５の係止突起３７、３８と中皿１５および仕切壁２０の係止突起２４、２６の係合が外れて押し出され、取り出される。

【００２７】しかして、小中皿２９、３０、３５は、容器本体１の中皿収納部２ｂに着脱自在に収納された中皿１５の小中皿収納部２１及び２２に着脱自在に収納される。

【００２８】３９は容器本体１の後端壁に開閉自在に枢着された蓋体で、先端中央に取りつけたフック４０を、容器本体１の先端中央部に形成されたフック掛合部４１に掛脱して開閉される。４２はこの蓋体内面に取りつけられた鏡である。

【００２９】図１ないし図５に示した本考案コンパクト容器は、以上のようにして構成され、容器本体１の中皿収納部２ａに中皿９が、また中皿収納部２ｂに小中皿２９、３０、３５を着脱自在に収納した中皿１５が着脱自在に収納され、大小合わせて４個の中皿が着脱自在に収納される。

【００３０】その結果、これら大小４個の中皿９および小中皿２９、３０、３５に種々の化粧料を収納して使用することができ、これらの中皿はいずれも着脱自在であるため、取り替えることができる。

【００３１】また、これら大小４個の中皿９および小中皿２９、３０、３５は配列も自由に変更することができ、図６に示すように配列を変更したり、図７、図８、図９に示すように、配列を変更して小中皿３５あるいは小中皿２９、３０を取り外したり、あるいは中皿９を取り外したりして、これらの空間部４３および中皿収納部２ａにブラシなどの化粧用具を収納することもできる。

【００３２】さらに、図１０および図１１に示すように、容器本体１の中皿収納部２ａおよび２ｂに一対の中皿１５を収納し、これらの一対の中皿１５に小中皿２９、３０、３５を適宜の配列にして着脱自在に収納することができ、ブラシなどの化粧用具を収納する空間４３を設けることも自由である。

【００３３】また、図１２に示すように、容器本体１の中皿収納部２ａおよび２ｂに、一対の中皿９を収納してもよく、図１３に示すように、容器本体１の中皿収納部２ｂを空間にすれば、中皿収納部２ａにファンデ−ションを収納した中皿９を収納し、隣接する中皿収納部２ｂにパフを収納することができ、この場合、中皿収納部２ｂの底部に通気孔４が多数穿設されているため、湿潤したパフを収納することができる。

【００３４】さらに、図１４に示すように、容器本体１の中皿収納部２ｂにファンデ−ションを収納した中皿９を収納して、隣接する中皿収納部２ａに乾燥したパフを収納することもでき、中皿の取り替えおよび配列の変更により、通気孔４を連通あるいは遮断して湿潤したパフや乾燥したパフのいずれも使用することができる。

【００３５】なお、図１４に示すように、容器本体１の中皿収納部２ｂにファンデ−ションを収納した中皿９を収納して、隣接する中皿収納部２ａに乾燥したパフを収納する場合、必ずしも通気孔４を完全に遮断しなくてもよく、通気孔４の大部分が遮断されていれば、乾燥したパフであっても収納して使用することができる。

【００３６】また、以上の実施例では、いずれの場合も容器本体の中央部に仕切壁を設けているが、仕切壁をこれ以外に設けて、中皿収納部をさらに分割してもよく、小中皿を収納する中皿内に設ける仕切壁も同様に２以上設けてもよい。

【００３７】さらに、中皿９のように、必要な場合はアルミニウム製の嵌合中皿をさらに嵌合収納してもよく、小中皿２９，３０，３５のように直接これらの中皿内に化粧料を収納してもよい。

【００３８】また、中皿９および１５の底面周縁部に形成する切欠部は、以上の実施例のように底面周縁部が舟底状になるものに限定されるものではなく、段差を設けるなどの方法で形成してもよい。

【００３９】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案コンパクト容器にあっては、後壁に蓋体を枢着した容器本体に中皿収納部を設け、中皿収納部内に仕切壁を立設して仕切壁で分割された各中皿収納部の対向壁に係止突起を突設するとともに、分割された各中皿収納部の一部の中皿収納部の底部に多数の通気孔を穿設し、これら分割された各中皿収納部に、外周壁に各中皿収納部の係止突起と係合する係止突起を設けかつ底面周縁部に切欠部を設けた中皿を着脱自在にしているため、収納した中皿の周端面のいずれかを押圧するだけで、中皿がせり出されて容易に取り出すことができ、また収納するときは中皿を中皿収納部にはめこむだけでよく、中皿の着脱が容易で、中皿の配列の変更も自由に行うことができる。

【００４０】また、分割された各中皿収納部の一部の中皿収納部の底部に多数の通気孔を穿設しているため、ファンデ−ションを収容した中皿やパフを収納する場合は、中皿の取り外し交換や配列の変更が自由であるとともに、中皿収納部の底部に設けた通気孔の連通遮断が自由に行え、湿潤したパフおよび乾燥したパフのいずれでも使用することができる。

【００４１】さらに、分割された各中皿収納部に着脱自在に収納される少なくとも一つの中皿内に、仕切壁を立設して小中皿収納部を分割形成し、小中皿収納部の底面に小中皿押し出し用孔を設けるとともに対向壁に係止突起を突設して、これら小中皿収納部対向壁の係止突起と係合する係止突起を外周壁に設けた小中皿を、小中皿収納部に着脱自在にしているため、さらに多数の小中皿を取り替えたり、配列を変更したりすることができ、多種多様の化粧料を小分けするときは一段と便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案コンパクト容器の一実施例を示す分解斜
視図である。

【図２】図１に示すコンパクト容器の中皿を収納した容
器本体の平面図である。

【図３】図２に示す容器本体のＡ−Ａ線拡大断面図であ
る。

【図４】図２に示す容器本体のＢ−Ｂ線拡大断面図であ
る。

【図５】図２に示す容器本体のＣ−Ｃ線拡大断面図であ
る。

【図６】本考案コンパクト容器の容器本体内に中皿を異
なる配置で収納した場合の容器本体の平面図である。

【図７】本考案コンパクト容器の容器本体内に中皿をさ
らに異なる配置で収納した場合の容器本体の平面図であ
る。

【図８】本考案コンパクト容器の容器本体内に中皿をさ
らに異なる配置で収納した場合の容器本体の平面図であ
る。

【図９】本考案コンパクト容器の容器本体内に中皿をさ
らに異なる配置で収納した場合の容器本体の平面図であ
る。

【図１０】本考案コンパクト容器の容器本体内に中皿を
さらに異なる配置で収納した場合の容器本体の平面図で
ある。

【図１１】本考案コンパクト容器の容器本体内に中皿を
さらに異なる配置で収納した場合の容器本体の平面図で
ある。

【図１２】本考案コンパクト容器の容器本体内に中皿を
さらに異なる配置で収納した場合の容器本体の平面図で
ある。

【図１３】本考案コンパクト容器の容器本体内に中皿を
さらに異なる配置で収納した場合の容器本体の平面図で
ある。

【図１４】本考案コンパクト容器の容器本体内に中皿を
さらに異なる配置で収納した場合の容器本体の平面図で
ある。

【符号の説明】

１容器本体２，２ａ，２ｂ中皿収納部３，２０仕切壁４通気孔５，６，７，８，１１，１２，１７，１８係止突起９，１５中皿１３，１９切欠部２１，２２小中皿収納部２３，２４，２５，２６，３３，３４，３７，３８係
止突起２７，２８小中皿押し出し用孔２９，３０，３５小中皿３９蓋体

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】後壁に蓋体を枢着した容器本体に中皿収
納部を設け、中皿収納部内に仕切壁を立設して仕切壁で
分割された各中皿収納部の対向壁に係止突起を突設する
とともに、分割された各中皿収納部の一部の中皿収納部
の底部に多数の通気孔を穿設し、これら分割された各中
皿収納部に、外周壁に各中皿収納部の係止突起と係合す
る係止突起を設けかつ底面周縁部に切欠部を設けた中皿
を着脱自在にしたことを特徴とするコンパクト容器
【請求項２】後壁に蓋体を枢着した容器本体に中皿収
納部を設け、中皿収納部内に仕切壁を立設して仕切壁で
分割された各中皿収納部の対向壁に係止突起を突設し、
これら分割された各中皿収納部に、外周壁に各中皿収納
部の係止突起と係合する係止突起を設けかつ底面周縁部
に切欠部を設けた中皿を着脱自在にするとともに、中皿
の少なくとも一つに仕切壁を立設して小中皿収納部を中
皿内に分割形成し、小中皿収納部の底面に小中皿押し出
し用孔を設けまた対向壁に係止突起を突設して、これら
小中皿収納部対向壁の係止突起と係合する係止突起を外
周壁に設けた小中皿を、小中皿収納部に着脱自在にした
ことを特徴とするコンパクト容器
【請求項３】請求項２記載のコンパクト容器におい
て、分割された各中皿収納部の一部の中皿収納部の底部
にさらに多数の通気孔を穿設したコンパクト容器