JPS64167Y2 - - Google Patents

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JPS64167Y2
JPS64167Y2 JP1984028249U JP2824984U JPS64167Y2 JP S64167 Y2 JPS64167 Y2 JP S64167Y2 JP 1984028249 U JP1984028249 U JP 1984028249U JP 2824984 U JP2824984 U JP 2824984U JP S64167 Y2 JPS64167 Y2 JP S64167Y2
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JP
Japan
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container
lid
container body
recess
compact
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Expired
Application number
JP1984028249U
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English (en)
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JPS60143504U (ja
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Priority to JP2824984U priority Critical patent/JPS60143504U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案はコンパクト容器、特に水に浸して使用
されたパフを乾燥させるために化粧料と分離した
パフ収納用の凹部を有し、この凹所を外気と連通
してなるコンパクト容器に関するものである。
《従来の技術》 従来、この種のコンパクト容器では、パフ収納
用の凹部の底面に比較的粗大な通気孔を穿設して
この通気孔を介してパフ収納用の凹部を外気と連
通させてなるもの、あるいは実開昭59−1306に示
されるようにコンパクト容器本体に化粧料塗布具
を収納するケース体を開閉自在に組付け、このケ
ース体にケース体の内と外を活性炭層を通して連
通させる通気路を設けてなるものが公知となつて
いる。
《考案が解決しようとする課題》 しかし、上記2例のようなコンパクト容器にお
いては通気孔あるいは通気路が比較的粗大である
ため、容器の美観を損ない、特に前者のような構
成のコンパクト容器では外からゴミや塵などが通
気孔を通つて容器内に入り、パフが汚染されたり
逆にパフに付着した化粧料が粉状となつて容器外
に出て容器外を汚したりするおそれがある。
また、後者のような構成では、活性炭層の存在
によりゴミ、塵、特に臭気は活性炭層に吸収され
るので、これらがケース内に入つたりあるいはケ
ース外に出たりすることはないが、活性炭層があ
るために通気性は前者ほど良好でなく、さらに構
成が複雑で部材も多く、製造コストが高くなると
いう問題がある。
さらに、前記2例のようなコンパクト容器にあ
つては、パフ収納用の凹部あるいはケース底面の
みに通気孔あるいは通気路が設けられており、通
気性の面において充分であるとはいえない。
本考案は上記のような問題点に鑑みてなされ、
その目的はパフ収納用の凹部に通気孔を通つて外
部のゴミ、塵等が入つたりせず、また逆に容器外
に化粧料等の粉末が出たりせず、衛生的でしかも
通気性に優れ、かつ製造コストが低く美観にも優
れたコンパクト容器を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するため本考案では、蝶番を介
して蓋体を容器本体に開閉自在に取付け、該容器
本体の内部にパフ収納用の凹部を設けてなるコン
パクト容器において、該蓋体と該容器本体の少な
くとも一方を合成樹脂粒の焼結によつて形成され
た多孔質体から成形してなるのである。
《実施例》 以下に本考案の好適な実施例について添付図面
を参照にして説明する。
第1図は本考案の第1実施例に係るコンパクト
容器を示し、このコンパクト容器は容器本体1
0、中皿20及び蓋体30の重合構造となつてい
る。容器本体10には中央部にパフ11を収納す
る凹部12が形成され、前端面中央部は凹状に切
欠されて切欠凹所13が設けられ、この奥面に第
1の係合突起14が一体的に形成されている。ま
た、容器本体10の後端縁部にはピン15が渡設
され、このピン15に中皿20及び蓋体30の後
端部が回動自在に枢着されている。中皿20はパ
フ収納用の凹部12の上面を覆う面積を有し、そ
の上面中央部に形成された凹陥部21内に化粧料
が充填されている。また中皿20の前端中央部は
凹状に切欠され、容器本体10の前端中央部にお
ける切欠凹所内13と合致する同一平面形状を有
する凹状切欠部22が設けられている。
蓋体30は内面に鏡31を接着してなり、中皿
20を容器本体10との間に格納することができ
る外形寸法を有している。また蓋体30の前端縁
部には爪片32が一体的に垂下形成され、この爪
片32の内面には第2の係合突起33が一体的に
形成されている。
そして、蓋体30が閉じると、中皿20を容器
本体10との間に格納するとともに、蓋体の爪片
32が中皿の凹状切欠部22を通つて容器本体1
0の切欠凹所13内に入り、爪片32に形成した
第2の係合突起33が容器本体10に形成した第
1の係合突起14と係止して蓋体30は閉止位置
を占めることになる。
この蓋体30を開けるには、蓋体の前端縁に指
先を掛けてこれをこじ開けるような力を加えて、
第1の係合突起14と第2の係合突起33の係止
を解除し、次いで蓋体を開けその後中皿20を開
け、容器本体10内からパフを取り出して化粧を
することができるような構成となつている。
そして、本考案にこの実施例においては、容器
本体10全体が合成樹脂よりなる多孔質体によつ
て成形され、これによつて容器本体10全体が通
気性を有するようになつている。
ここで容器本体10に成形される多孔質体は合
成樹脂粒体の焼結によつて形成されたものであつ
て、所定の多孔率、吸水率、気孔径を有し、通気
性、吸水性に優れ、また外観に影響のないものと
なつている。
第2図は第2実施例に係るコンパクト容器を示
し、この実施例においては前記実施例と異なり、
容器本体10に形成した凹部12aに化粧料が充
填され、中皿20に形成した凹陥部21a内にパ
フ11が収納されている。そして、この実施例で
は蓋体30a全体が合成樹脂よりなる多孔質体に
よつて成形されて通気性を有するようになつてい
る。ここで使用される多孔質体は前記実施例にお
いて容器本体に成形されたものと同様であり、同
様の物性を有するものである。
《効果》 以上のように本考案に係るコンパクト容器によ
れば、蝶番を介して蓋体を容器本体に開閉自在に
取付け、容器本体の内部にパフ収納用の凹部を設
けてなるコンパクト容器において、蓋体と容器本
体の少なくとも一方を合成樹脂粒の焼結により得
られた多孔質体から成形してなるため多孔質体の
気孔はめだたず容器の美観を損なわず、また気孔
を通つて外からゴミ、塵等が内部に入つたり、逆
にパフ等に付着した化粧料が粉末状となつて外へ
出ることもなく衛生的であり、また容器本体ある
いは蓋体全体が多孔質体で成形されているので、
通気性も従来のものより良く、しかも構成が簡単
で製造コストも低いコンパクト容器とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係るコンパクト
容器の蓋体及び中皿を開放して示す断面図、第2
図は第2実施例に係るコンパクト容器の蓋体及び
中皿を開放して示す断面図である。 10……容器本体、11……パフ、12……凹
部、21……凹陥部、30……蓋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蝶番を介して蓋体を容器本体に開閉自在に取付
    け、該容器本体の内部にパフ収納用の凹部を設け
    てなるコンパクト容器において、該蓋体と該容器
    本体の少なくとも一方を合成樹脂粒の焼結によつ
    て形成された多孔質体から成形してなることを特
    徴とするコンパクト容器。
JP2824984U 1984-03-01 1984-03-01 コンパクト容器 Granted JPS60143504U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2824984U JPS60143504U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 コンパクト容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2824984U JPS60143504U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 コンパクト容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60143504U JPS60143504U (ja) 1985-09-24
JPS64167Y2 true JPS64167Y2 (ja) 1989-01-05

Family

ID=30525953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2824984U Granted JPS60143504U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 コンパクト容器

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JP (1) JPS60143504U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591306B2 (ja) * 1974-12-19 1984-01-11 住友化学工業株式会社 キヨウカポリプロピレンソセイブツ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591306U (ja) * 1982-06-28 1984-01-06 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591306B2 (ja) * 1974-12-19 1984-01-11 住友化学工業株式会社 キヨウカポリプロピレンソセイブツ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60143504U (ja) 1985-09-24

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