JPH0355379Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0355379Y2 JPH0355379Y2 JP1985137053U JP13705385U JPH0355379Y2 JP H0355379 Y2 JPH0355379 Y2 JP H0355379Y2 JP 1985137053 U JP1985137053 U JP 1985137053U JP 13705385 U JP13705385 U JP 13705385U JP H0355379 Y2 JPH0355379 Y2 JP H0355379Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cosmetic
- cosmetic puff
- storage space
- main body
- compact container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 46
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、化粧用パフと化粧料とを収納すると
共に、化粧用パフの乾燥を達成するコンパクト容
器に関するものである。
共に、化粧用パフの乾燥を達成するコンパクト容
器に関するものである。
ある種の化粧料は、使用に際して充分の水分を
含ませた化粧用パフによつて塗布操作が行われて
いる。従つてコンパクト容器としては、使用に際
して相互に密接な関連のある化粧用パフと化粧料
を夫々別箇に収納する部分を有しており、蓋体と
共に蝶番を介して組付けられる三部材による構成
となつている。
含ませた化粧用パフによつて塗布操作が行われて
いる。従つてコンパクト容器としては、使用に際
して相互に密接な関連のある化粧用パフと化粧料
を夫々別箇に収納する部分を有しており、蓋体と
共に蝶番を介して組付けられる三部材による構成
となつている。
ところで、スポンジ等を使用した化粧用パフ
は、使用後は衛生上の観点から充分に乾燥させて
おかなければならない。従つて使用後に単に絞る
程度では水分が残ってしまうので、そのまま化粧
用パフ収納部分に入れてしまうと、乾燥が不充分
であつた。
は、使用後は衛生上の観点から充分に乾燥させて
おかなければならない。従つて使用後に単に絞る
程度では水分が残ってしまうので、そのまま化粧
用パフ収納部分に入れてしまうと、乾燥が不充分
であつた。
この点に関し、化粧用パフ収納部分の底壁部分
に通気孔を開孔し、内部の通気を図る構成も考え
られている。
に通気孔を開孔し、内部の通気を図る構成も考え
られている。
しかしながら、化粧用パフ収納部分の底壁部分
は、化粧用パフの載置部分であるために、この底
壁部分に通気孔を開孔すると、この通気孔が載置
した化粧用パフによつて塞がれてしまい、収納し
た化粧用パフの乾燥が良好に達成されないと云う
不都合が生じていた。
は、化粧用パフの載置部分であるために、この底
壁部分に通気孔を開孔すると、この通気孔が載置
した化粧用パフによつて塞がれてしまい、収納し
た化粧用パフの乾燥が良好に達成されないと云う
不都合が生じていた。
このため、化粧用パフを載置しても塞がれない
ように通気孔の構造を改良したものがあり、極め
て良好な化粧用パフの乾燥を達成できるものも使
用されているが、このものはコンパクト容器の主
体である本体部分の構造が複雑となり、製作コス
トが高くなると云う欠点を持つている。
ように通気孔の構造を改良したものがあり、極め
て良好な化粧用パフの乾燥を達成できるものも使
用されているが、このものはコンパクト容器の主
体である本体部分の構造が複雑となり、製作コス
トが高くなると云う欠点を持つている。
また、底壁部分に通気孔を開孔したものは、使
用後の化粧用パフを充分に絞り、その含水量を充
分に小さくしないと、化粧用パフ内に残留してい
る水分が、その自重により化粧用パフ内から水滴
状となつて流下し、そのままコンパクト容器外に
流出して、他の物品を濡らしてしまうと云う問題
があり、化粧用パフの取扱いに充分な注意を要す
ることになつていた。
用後の化粧用パフを充分に絞り、その含水量を充
分に小さくしないと、化粧用パフ内に残留してい
る水分が、その自重により化粧用パフ内から水滴
状となつて流下し、そのままコンパクト容器外に
流出して、他の物品を濡らしてしまうと云う問題
があり、化粧用パフの取扱いに充分な注意を要す
ることになつていた。
さらに、多数の通気孔がコンパクト容器の外観
として視覚されることになるため、外観体裁の重
要視されるコンパクト容器としては不満のあるも
のであつた。
として視覚されることになるため、外観体裁の重
要視されるコンパクト容器としては不満のあるも
のであつた。
本考案は、上記した従来の欠点、不都合を解消
するべく考案されたコンパクト容器に関するもの
であつて、水分を含んだままで収納される化粧用
パフの乾燥を確実に達成し、しかも外観体裁を良
好なものとすることを目的としたものである。
するべく考案されたコンパクト容器に関するもの
であつて、水分を含んだままで収納される化粧用
パフの乾燥を確実に達成し、しかも外観体裁を良
好なものとすることを目的としたものである。
本考案のコンパクト容器は、蓋体1と中枠体4
と本体12とから構成され、これらの後端間を蝶
番により結合したものである。
と本体12とから構成され、これらの後端間を蝶
番により結合したものである。
コンパクト容器が閉じられた状態で、中枠体4
は蓋体1との間に化粧料収納空間5を形成し、本
体12との間に化粧用パフ収納空間15を形成す
る。
は蓋体1との間に化粧料収納空間5を形成し、本
体12との間に化粧用パフ収納空間15を形成す
る。
そして前記した中枠体4の下面両側端部7に、
前記した本体1の側壁14上端縁との間に間隙を
形成する凹部溝8を設けて構成したものである。
前記した本体1の側壁14上端縁との間に間隙を
形成する凹部溝8を設けて構成したものである。
凹部溝8は、化粧用パフ収納空間15の外部と
の通気孔部分を本体1との間に形成するためのも
ので、より効率の良い通気性を得るには、この凹
部溝8を中枠体4の前後幅範囲全体にわたつて形
成するのが良い。
の通気孔部分を本体1との間に形成するためのも
ので、より効率の良い通気性を得るには、この凹
部溝8を中枠体4の前後幅範囲全体にわたつて形
成するのが良い。
上記した構成のコンパクト容器にあつて、化粧
用パフを収納する本体12は、中枠体4を閉じる
ことによつて閉鎖されて内部に前述した如く化粧
用パフの収納空間15が形成されるが、中枠体4
の側端部7には、この収納空間15と外部とを連
通する間〓を形成する凹部溝8が形成されている
ので、化粧用パフの湿気はこの凹部溝8から外部
に流出し、化粧用パフの乾燥を達成するのであ
る。
用パフを収納する本体12は、中枠体4を閉じる
ことによつて閉鎖されて内部に前述した如く化粧
用パフの収納空間15が形成されるが、中枠体4
の側端部7には、この収納空間15と外部とを連
通する間〓を形成する凹部溝8が形成されている
ので、化粧用パフの湿気はこの凹部溝8から外部
に流出し、化粧用パフの乾燥を達成するのであ
る。
この場合、凹部溝8は容器の側方に対して開放
されているため、例え収納空間15に収納された
化粧用パフの水切りが充分でなく、化粧用パフ内
の水が自重によつて水滴状となつて流下したとし
ても、この流下した水がコンパクト容器外に流出
することがなく、よつて周囲の物品を濡らすこと
がなく、また凹部溝8により形成される間隙は、
コンパクト容器の両側面に、その前後幅の全長さ
範囲にわたつて形成されるので、収納空間15内
の通気性を極めて良好なものとすることができ、
これによつて収納された化粧用パフの乾燥を極め
て効率良く達成できることになる。
されているため、例え収納空間15に収納された
化粧用パフの水切りが充分でなく、化粧用パフ内
の水が自重によつて水滴状となつて流下したとし
ても、この流下した水がコンパクト容器外に流出
することがなく、よつて周囲の物品を濡らすこと
がなく、また凹部溝8により形成される間隙は、
コンパクト容器の両側面に、その前後幅の全長さ
範囲にわたつて形成されるので、収納空間15内
の通気性を極めて良好なものとすることができ、
これによつて収納された化粧用パフの乾燥を極め
て効率良く達成できることになる。
さらに、凹部溝8は、コンパクト容器の外観を
形成する主要部分である本体12に成形されるの
ではなく、機能部分として作用する中枠体4の側
端部7下面に形成されるものであるので、コンパ
クト容器の外観を劣化させることなく、容易にか
つ良好に成形されることになる。
形成する主要部分である本体12に成形されるの
ではなく、機能部分として作用する中枠体4の側
端部7下面に形成されるものであるので、コンパ
クト容器の外観を劣化させることなく、容易にか
つ良好に成形されることになる。
図示した実施例にあつて、化粧用パフを収納す
る本体12は、底壁13の周縁に側壁14を立設
したものであり、また中枠体4は、底板6の周縁
部に周壁板9を立設すると共に、側部における周
壁板9の上端に側方に突出する形態で突出板10
を設け、さらにこの突出板10の突出端からカバ
ー板11を垂下設した構成であり、上記本体12
の側壁14の上方に突出板10のほぼ中央が対向
位置し、周壁板9と、カバー板11とはほぼ等し
い高さ幅となつている。
る本体12は、底壁13の周縁に側壁14を立設
したものであり、また中枠体4は、底板6の周縁
部に周壁板9を立設すると共に、側部における周
壁板9の上端に側方に突出する形態で突出板10
を設け、さらにこの突出板10の突出端からカバ
ー板11を垂下設した構成であり、上記本体12
の側壁14の上方に突出板10のほぼ中央が対向
位置し、周壁板9と、カバー板11とはほぼ等し
い高さ幅となつている。
従つて、中枠体4における前記した側端部7
は、周壁板9と突出板10とカバー板11とから
構成され、これ等によつて下方に開放された前記
凹部溝8が形成されることになり、この凹部溝8
が化粧用パフの収納空間15と外部とを連通し、
しかも外部から目立ちにくいものとなつている。
は、周壁板9と突出板10とカバー板11とから
構成され、これ等によつて下方に開放された前記
凹部溝8が形成されることになり、この凹部溝8
が化粧用パフの収納空間15と外部とを連通し、
しかも外部から目立ちにくいものとなつている。
また蓋体1は、頂板2の周縁に周板3を垂下設
した構成で、蓋体1を中枠体4に対して閉じた際
に、周板3の下端が中枠体4の側端部7である周
壁板9の上面に当接して、化粧料収納空間5を閉
鎖し、この化粧料収納空間5は、底板6と周壁板
9によつて囲まれた凹部に形成され、化粧料を収
納したドラム16が嵌め込まれる。
した構成で、蓋体1を中枠体4に対して閉じた際
に、周板3の下端が中枠体4の側端部7である周
壁板9の上面に当接して、化粧料収納空間5を閉
鎖し、この化粧料収納空間5は、底板6と周壁板
9によつて囲まれた凹部に形成され、化粧料を収
納したドラム16が嵌め込まれる。
中枠体4の周壁板9は、その前部が本体12の
前端に組み付き、化粧用パフの収納空間15を形
成する。
前端に組み付き、化粧用パフの収納空間15を形
成する。
本考案のコンパクト容器は、以上説明したよう
な構成となつているので、本体内の収納空間に位
置する化粧用パフの湿気は、凹部溝から外部側方
に放出されて化粧用パフの乾燥を確実に達成する
ことができ、化粧用パフの水分が漏れ出すことも
周囲を汚すこともなく、凹部溝が下方に向かつて
開放され、かつ外側方が閉じていて目立たないの
で、外観体裁が良好であるとともに、埃等がパフ
収納空間内に入りにくく衛生的である。また使用
時に凹部溝部分に触れないので手触りも良く、化
粧用パフを収納する本体に特別の加工を必要とせ
ず、成形が容易で構成が簡単である等、多くの優
れた作用効果を有する。
な構成となつているので、本体内の収納空間に位
置する化粧用パフの湿気は、凹部溝から外部側方
に放出されて化粧用パフの乾燥を確実に達成する
ことができ、化粧用パフの水分が漏れ出すことも
周囲を汚すこともなく、凹部溝が下方に向かつて
開放され、かつ外側方が閉じていて目立たないの
で、外観体裁が良好であるとともに、埃等がパフ
収納空間内に入りにくく衛生的である。また使用
時に凹部溝部分に触れないので手触りも良く、化
粧用パフを収納する本体に特別の加工を必要とせ
ず、成形が容易で構成が簡単である等、多くの優
れた作用効果を有する。
図面は本考案の構成を示す断面斜視図である。
符号の説明、1……蓋体、4……中枠体、5…
…化粧料収納空間、7……側端部、8……凹部
溝、12……本体、15……パフ収納空間。
…化粧料収納空間、7……側端部、8……凹部
溝、12……本体、15……パフ収納空間。
Claims (1)
- 蓋体と、該蓋体との間に化粧料収納空間を形成
する中枠体と、該中枠体との間に化粧用パフ収納
空間を形成する本体との後端間を蝶番結合し、前
記中枠体の下面両側端部に、閉状態において前記
本体の側壁上端縁との間に間隙を形成する外側方
が閉じた凹部溝を設けて成るコンパクト容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985137053U JPH0355379Y2 (ja) | 1985-09-07 | 1985-09-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985137053U JPH0355379Y2 (ja) | 1985-09-07 | 1985-09-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6247307U JPS6247307U (ja) | 1987-03-24 |
JPH0355379Y2 true JPH0355379Y2 (ja) | 1991-12-10 |
Family
ID=31040743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985137053U Expired JPH0355379Y2 (ja) | 1985-09-07 | 1985-09-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0355379Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH056889Y2 (ja) * | 1986-10-06 | 1993-02-22 | ||
JPH056890Y2 (ja) * | 1986-11-10 | 1993-02-22 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6135614B2 (ja) * | 1980-02-07 | 1986-08-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6135614U (ja) * | 1984-08-01 | 1986-03-05 | 釜屋化学工業株式会社 | 二段式コンパクト容器 |
JPS61188507U (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-25 |
-
1985
- 1985-09-07 JP JP1985137053U patent/JPH0355379Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6135614B2 (ja) * | 1980-02-07 | 1986-08-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6247307U (ja) | 1987-03-24 |
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JPS6038411Y2 (ja) | 化粧用コンパクト | |
JPS6131696Y2 (ja) | ||
JPH0446670Y2 (ja) |