JPH0137525Y2 - - Google Patents

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JPH0137525Y2
JPH0137525Y2 JP8827082U JP8827082U JPH0137525Y2 JP H0137525 Y2 JPH0137525 Y2 JP H0137525Y2 JP 8827082 U JP8827082 U JP 8827082U JP 8827082 U JP8827082 U JP 8827082U JP H0137525 Y2 JPH0137525 Y2 JP H0137525Y2
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JP
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container
powder
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JP8827082U
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JPS58190911U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は多段式コンパクトに係り、種類が異
なつたおしろい類を同時に収納することができ、
しかも、これらの組み合わせを自由に変えること
が可能な多段式コンパクトに関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 近来、化粧品業界の開発が著しく、おしろい類
(フエイスパウダー)と称する化粧品の種類が
年々の如く増加し改良されている。そして、この
ようなおしろい類を収納するコンパクト容器は、
おしろい類の種類に対応させて夫々形成されるも
のであつた。例えば、塗布体に水を含ませて使用
する含水塗布体を化粧料と同じ容器に収納させる
ものとして、塗布体収納部に、外気に通じる通気
孔を形成せしめた容器が実開昭57−7405号公報に
開示されている。ところがこれによると、化粧料
を収納するスペースと通気孔を設けた塗布体を収
納するスペースとがあらかじめ設定されているた
めに、収納物の収納場所を変えることはできない
ものである。すなわち、湿つた塗布体を収納する
には通気孔を有する塗布体収納部に収納し、ま
た、化粧料は、これとは別に形成された化粧料充
填部に収納しなければならなず、しかも収納でき
るおしろい類は一種類に限られるものであつた。
しかしながら、現在では、おしろい類の種類の増
加に共なつて、化粧方法も多様化されており、一
種類のおしろい類だけでなく、品種が異なつた数
種類のおしろい類を同時に携帯することが極めて
多くなつている。例えば、粉の軽重が様々に異な
るフエイスパウダーや、粘結剤が少量配合された
コンパクトパウダー、或いは、油で粉末を処理し
た油性おしろいや、堅く盤状に成形した固形おし
ろい、この他、スポンジを使用する乾湿両用のケ
イクメークアツプなどの、それぞれ性質が異なつ
たおしろい類の組み合わせである。したがつて、
これら化粧方法の多様化に応えるべく、ひとつの
容器に種類が異なつたおしろい類を収納すること
ができ、しかも、これらの組み合わせを自由に変
えることができるコンパクト容器の提供が望まれ
ている。
[考案の目的] そこでこの考案は上述の要求に鑑みて案出され
たもので、数種類のおしろい類を同時に収納でき
ると共に、容器を多種類のおしろい類に対応させ
ることが可能となり、収納するおしろい類の組み
合わせを自由に変えることができる多段式コンパ
クトの提供を目的とするものである。
[考案の概要] 上述した目的を達成すべくこの考案は、所定大
きさの収納部を有する容器底体と、該容器底体を
施蓋する容器蓋体と、更に、上面に収納凹部を有
し、且つ、容器内部を上下に二分する中仕切体と
が一個の外蝶番で揺動自在に軸着されたコンパク
ト容器において、容器底体の上端縁内がわに係止
せしめる係止片を一端に有する内装容器を形成
し、該内装容器の他端部を容器底体の外蝶番がわ
内側に設けた内蝶番に軸着して収納部の上部に内
装容器を収納し、一方、収納部と前記収納凹部と
に夫々皿状容器を嵌脱自在に収納し、該収納部と
収納凹部との夫々底部に空気孔を穿設すると共
に、収納された夫々の皿状容器の外周に空気孔に
通じる間隙を設けたことによつて、種類が異なつ
たおしろい類を同時に収納することができ、しか
も、これらの組み合わせを自由に変えることに成
功したものである。
[考案の実施例] 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
図に示す符号1は容器底体であり、おしろい類
FやパフPなどを収納せしめる所定大きさの収容
部3を有するものである。また符号13は容器底
体1を施蓋する容器蓋体を示し、更に符号2は、
容器底体1と容器蓋体13との間に挟まれて容器
内部を上下に二分する中仕切体であり、該中仕切
体2の上面にはおしろい類F等を収納せしめる収
容凹部11を設けてある。そして、これら容器底
体1と容器蓋体13と中仕切体2とが容器底体1
の外部に設けられた外蝶番5で揺動自在に軸着し
てコンパクト容器が形成されている。
そして、このように形成されたコンパクト容器
において、容器底体1の上端縁内がわに係止せし
める係止片6を自身の一端に設けた内装容器7を
形成する。更に、内装容器7の係止片6を容器底
体1に係止させると共に、内装容器7の他端部
を、容器底体1の容器外蝶番5がわ内側に設けた
内蝶番8に軸着して収容部3の上部へ揺動自在に
収納させてある。図示例においては収容部3に収
納せしめる皿状容器10の上部に重なるように内
装容器7を嵌入してあり、また、内蝶番8は他の
外蝶番5より小型のものを使用してあるが、外蝶
番5と同じ大きさのものを使用しても差支えな
い。そして、この内装容器7にはスポンジパフP
やハケ、ブラシ等各種粧材を収容することを予定
しているが、後述する皿状容器10に収納したお
しろい類と種類の異なるおしろい類を収容しても
構わない。
一方、収容部3と前記収容凹部11とに夫々皿
状容器10を嵌脱自在に収納し、該収容部3と収
容凹部11との夫々底部に空気孔9を穿設すると
共に、収納された夫々の皿状容器10の外周に、
空気孔9に通じる間隙15を設ける。図示例で
は、収容部3や収容凹部11の裏面に当着すべき
鏡Mを、その収容部3の形成位置と若干ずれるよ
うに位置させることで、鏡M自体を貫通すること
なく空気孔9が設けられるようにしてある。
更に、図示例では、容器蓋体13と中仕切体2
との夫々下面に鏡Mを設けると共に、各鏡Mの表
面がわから容器外部に至る間隙15を設けてあ
る。こうすることにより、各鏡Mのくもりを防止
することができるものとなる。すなわち、容器の
開閉によつて生ずる空気の流れは、常に、鏡Mの
表面に接してから容器の外部に排出されるから、
この空気の流れによつて鏡Mの表面が常に清浄さ
れることになる。したがつて、長期間の使用によ
つて乾燥し、粉末状と化したおしろい類Fが、容
器開閉時に、多少飛散したとしても、この空気の
排出によつて鏡Mの表面に付着し難いものになる
のである。また、水分を有したスポンジなどを収
納した場合には、この間隙15がスポンジの乾燥
を助勢して鏡Mの曇りを防止することは言うまで
もない。
符号12は係止爪片を示すもので、容器蓋体1
3と中仕切体2、或いは中仕切体2と下部の容器
底体1とを夫々相互に止着する。
尚、図における容器底体1や容器蓋体13、或
いは、内装容器7や皿状容器10は、何れも平面
略方形のものを示してあるが、この例に限らず、
平面円形状や楕円形状のもの、或いはその他のデ
ザインの変更が自由であることはいうまでもな
い。
[考案の効果] この考案は上述の如く構成したので、数種類の
おしろい類を同時に収納できると共に、容器を多
種類のおしろい類に対応させることが可能とな
り、収納するおしろい類の組み合わせを自由に変
えることができる。
すなわち、所定大きさの収容部3を有する容器
底体1と、該容器底体1を施蓋する容器蓋体13
と、更に、上面に収容凹部11を有し、且、容器
内部を上下二分する中仕切体2とが、一個の外蝶
番5で揺動自在に軸着されたコンパクト容器にお
いて、容器底体1の上端縁内がわに係止せしめる
係止片6を一端に有する内装容器7を形成し、該
内装容器7の他端部を容器底体1の外蝶番5がわ
内側に設けた内蝶番8に軸着して収容部3の上部
に内装容器7を収納したことにより、収容部3を
上下2層に分けて使用することができる。したが
つて、前記中仕切体2の上面に設けた収容凹部1
1と2層に分断された収容部3とによつて最高3
種類のおしろい類Fを同時に収納できるものとな
る。しかも、収容部3の一端に設けた係止片6を
容器底体1の上端縁内がわに係止させると共に、
収容部3の他端部を容器底体1の外蝶番5がわ内
側に設けた内蝶番8に軸着してあるから、内装容
器7自体は内蝶番8と共に容器底体1内部に完全
に収納されると同時に、収容部3の底部は内装容
器7によつて厳重に施蓋されることになる。した
がつて、収容部3の底部に収納したおしろい類F
等を使用する際には、一旦、容器蓋体13と中仕
切体2とを持ち上げておいて、更に、内装容器7
を持ち上げなければ該おしろい類Fを使用するこ
とはできない。すなわち、収容部3の底部は、一
度の容器解放操作で開けることはできないから、
飛散し易いおしろい類Fを収納した場合でも、間
違つて不用意に開口されることがなく安心して使
用でき、このような飛散し易いおしろい類Fを収
納するのに適するものとなる。更に、収納部内に
内装容器7を嵌入してひとつの収納部を上下2層
に分けて使用するので、複数のおしろい類Fを収
納しても嵩張らずに済み、携帯に便利なものにな
るという利点もある。しかも、内装容器7を軸着
する内蝶番8が容器底体1内に収納されているか
ら、容器自体から突出する部分が少なくなり、外
観構成がシンプルになることとも相俟つて、見栄
えも頗る良好となり、コンパクトケースとしての
イメージを損なわせずに済む。
一方、収容部3と前記収容凹部11とに夫々皿
状容器10を嵌脱自在に収納し、該収容部3と収
容凹部11との夫々底部に空気孔9を穿設すると
共に、収納された夫々の皿状容器10の外周に、
空気孔9に通じる間隙15を設けたことで、ケイ
クメークアツプに使用する乾湿両用等の水分を含
ませるスポンジなどでも内装容器7や皿状容器1
0に収納することが可能となる。また、この空気
孔9は、皿状容器10の周囲に設けた間隙15に
通じているので、容器体施蓋時に生ずる風圧を、
該間隙15から容器外がわに抜き出す作用を及ぼ
す。したがつて、容器体施蓋時の容器内への風圧
を弱めることとなり、該風圧によるおしろい類F
への影響を極めて少なくすることができる。この
ことから、コンパクトパウダーや固形おしろいの
如く、粉状になり易いおしろい類Fなどでも安心
して収納することができる。したがつて、これら
のことから、おしろい類Fの種類を自由に組合わ
せることが可能になるものである。
このようにこの考案によれば、数種類のおしろ
い類を同時に収納できると共に、容器を多種類の
おしろい類に対応させることが可能となつて、収
納するおしろい類の組み合わせを自由に変えるこ
とができるなどといつた実用上有益な種々の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は斜
視図、第2図は断面図である。 1……容器底体、2……中仕切体、3……収容
部、4……蝶番支持具、5……外蝶番、6……係
止片、7……内装容器、8……内蝶番、9……空
気孔、10……皿状容器、11……収容凹部、1
2……係止爪片、13……容器蓋体、14……連
結部、15……間隙、F……おしろい類、P……
塗布体、M……鏡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定大きさの収納部を有する容器底体と、該容
    器底体を施蓋する容器蓋体と、更に、上面に収納
    凹部を有し、且つ、容器内部を上下に二分する中
    仕切体とが一個の外蝶番で揺動自在に軸着された
    コンパクト容器において、容器底体の上端縁内が
    わに係止せしめる係止片を一端に有する内装容器
    を形成し、該内装容器の他端部を容器底体の外蝶
    番がわ内側に設けた内蝶番に軸着して収納部の上
    部に内装容器を収納し、一方、収納部と前記収納
    凹部とに夫々皿状容器を嵌脱自在に収納し、該収
    納部と収納凹部との夫々底部に空気孔を穿設する
    と共に、収納された夫々の皿状容器の外周に空気
    孔に通じる間隙を設けたことを特徴とする多段式
    コンパクト。
JP8827082U 1982-06-14 1982-06-14 コンパクト Granted JPS58190911U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8827082U JPS58190911U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 コンパクト

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JP8827082U JPS58190911U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 コンパクト

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Publication Number Publication Date
JPS58190911U JPS58190911U (ja) 1983-12-19
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JP8827082U Granted JPS58190911U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 コンパクト

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60151416U (ja) * 1984-03-21 1985-10-08 吉田工業株式会社 コンパクト容器
FR2939288B1 (fr) * 2008-12-05 2012-12-14 Oreal Boitier de conditionnement de produit

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JPS58190911U (ja) 1983-12-19

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