JPH0446636A - インサート成形用プレス部品の回り止め成形方法 - Google Patents

インサート成形用プレス部品の回り止め成形方法

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Publication number
JPH0446636A
JPH0446636A JP2153380A JP15338090A JPH0446636A JP H0446636 A JPH0446636 A JP H0446636A JP 2153380 A JP2153380 A JP 2153380A JP 15338090 A JP15338090 A JP 15338090A JP H0446636 A JPH0446636 A JP H0446636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
flange
resin
press
wrinkle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2153380A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Kosugi
小杉 正秀
Tetsuyoshi Akita
秋田 哲義
Takafumi Kumakawa
熊川 尚文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0446636A publication Critical patent/JPH0446636A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、樹脂成形品中にインサート成形されるプレス
部品の回り止め成形方法に関するものである。詳しくは
、樹脂中にインサートされる部分の断面形状か円形であ
って、樹脂成形中でプレス部品が不用意に回転してしま
うことが゛あり得るプレス部品に対して回り止めを施す
方法に関する。
二従来の技術゛] インサート成形に用いられるプレス部品の回り止めとし
て、第4図の(A)、  (B)、(C)。
(D)等のものが知られている。
第4図(A)に示す構造では、樹脂中にインサートされ
る部分の端部に切欠き10aが設けられており、この切
欠き10aに樹脂が満たされて固化することにより回り
止めかなされる。
第4図(B)に示す構造では、樹脂中にインサートされ
る部分に孔20aか設けられており、この孔2.0aに
樹脂か満たされて固化することにより回り止めかなされ
る。
第4図(C)に示す構造では、樹脂中にインサートされ
る部分にローレット30aが設けられており、このロー
レット30aに樹脂が密着して固化することにより回り
止めがなされる。
第4図(D)に示す構造では、樹脂中にインサ−トされ
る部分の端部40aに凸部40aが設けられており、こ
の凸部40aの周囲の樹脂が固化することにより回り止
めがなされる。
第5図は、−例として第4図(B)に示すプレス部品の
加工工程図を示しており、各工程図の上段はプレス部品
20の平面図、下段は断面図である。
#l工程から#7エ程まではプレス部品20の絞り加工
工程を示しており、#1工程でしわ押え用フランジ20
fを成形してしわの発生を防止しつつ深く絞ってゆく。
#8工程では天板を打ち抜いて開口20cを成形し、#
9工程では孔加工により孔径を決める。
#10工程では前記しわ押え用フランジ2Ofを絞り加
工し、#11工程では前記開口20cの縁を切削し、さ
らに、絞り加工後のしわ押え用フランジ2Ofの端を切
断する。そして、#12工程で、前述した回り止め用の
孔20aを成形している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記方法によると、プレス部品20に回り止めを施すた
めの独立した工程、即ち、#11工程に示すしわ押え用
フランジ2Ofの端を切断する工程と#12工程に示す
孔20aを抜く工程か必要となる。
しかしながら、薄肉プレス成形品は剛性が低く、絞り加
工後に加工を行うときには、その薄肉プレス成形品の固
定方法が難しく逃げ等の発生があり、加工が困難である
。また、当然に加工工程の増加は望ましくない。
本発明は、上記知見に基づいて、絞り加工後に薄肉プレ
ス成形品に回り止めを施すという回り止め成形のための
独立した工程を省略し、コストダウンを図ることを解決
しようとする課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は、樹脂中にインサートされる部分の断面形
状が薄肉円形であるプレス部品の前記樹脂成形物に対す
る回り止めを成形する方法であって、 薄板プレス素材を周囲にしわ押え用フランジを残して絞
り加工する工程と、 前記絞り加工時に使用されたしわ押え用のフランジを多
角形に打ち抜く工程と、 多角形に打ち抜いた後の前記フランジを絞り加工する工
程とを有することを特徴とするインサート成形用プレス
部品の回り止め成形方法によって解決される。
〔作 用〕
本発明によると、絞り加工時に、しわの発生を防止する
ために使用されたしわ押え用のフランジを、多角形に打
ち抜いた後にフランジを絞り加工する。このため、フラ
ンジを絞り加工した後の前記フランジの縁には鋸歯状の
凹凸が生じる。
そして、縁に鋸歯状の凹凸を有しているフランジが樹脂
中にインサート成形されると、樹脂の塑性変形等により
プレス部品と樹脂との密着が失われても、鋸歯状の凹凸
によってプレス部品が鋳物に対して回ることはない。こ
れにより、製造工程は簡略化され、また困難な加工工程
をなくすことができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して実施例を具体的に説明する。
第1図の(A)、  (B)は、薄肉ステンレス製プレ
ス部品で、電磁ピックタイプの速度センサに使用される
ハウシングlの斜視図、第2図は電磁ピックタイプ速度
センサの部分組立断面図を示している。
ハウシンク1は有底円筒形状のケースであり、その底部
の中央部分か突出して先端に開口1cか設けられている
。ハウシングlの反間口1c側端部は段差状に円筒の径
が大きくなっており、さらにその縁部には鋸歯状の凹部
1b、凸部1aが設けられている。
第3図は、ハウシングlの加工工程図を示しており、各
工程図の上段はハウジングlの平面図、下段はハウジン
グlの断面図である。
#1工程から#7エ程まではハウジングlの絞り加工工
程であり、従来と同一である。#8工程は開口ICを設
けるための工程である。なお、図中Ifは絞り加工時の
しわ押え用フランジを表している。
#9工程はしわ押え用フランジifを8角形に打ち抜く
工程であり、#10工程はしわ押え用フランジifを絞
り加工する工程である。
このように、しわ押え用フランジifを多角形に打ち抜
いた後に、前記フランジ1fを絞り加工するために、前
述したように、ハウジング1の縁部に鋸歯状の凹部1b
、凸部1aが発生するのである。
ハウジングlのフランジ1fを絞り加工した段差部分は
、第2図に示されるように、樹脂製のボディ3内にイン
サート成形されて固定される。ここで、樹脂の塑性変形
等に起因して薄肉ステンレス製プレス部品であるハウジ
ングlと樹脂製のボディ3との間に緩みが発生しても、
ボディ3の内部にはハウジングlの段差部分が位置して
いるため抜は落ちることがなく、さらに、ハウジングl
は縁部に鋸歯状の凹部1b、凸部1aを有しているだめ
に、ボディ3に対して回ることもない。
なお、ハウジング1の先端の開口ICにはステンレス製
のヨーク2が圧入固定される。
図中4は・、電磁ピックタイプの速度センサをビス止め
するための孔4aを備えたカラーであり、ハウジング1
と共に樹脂製のボディ3にインサート成形される。
上記したように、本実施例によるハウジングlの製作工
程においては、絞り加工(#l〜#10工程)工程の後
にハウジングlに回り止めを施工するための独立した工
程が必要ないことから、剛性の低い薄肉プレス成形品を
さらに加工する必要がない。このため、ハウジング1の
製作工程が単純化され製作コストが低下する。
〔発明の効果〕
本発明によると、プレス部品のしわ押え用のフランジを
絞り加工した後の鋸歯状の凹凸が、前記プレス部品がイ
ンサート成形されたときに樹脂成形品に対する回り止め
として機能する。
このため、プレス部品の製作工程において、回り止めを
施すための独立した工程が必要でなく、また剛性の低い
薄肉プレス成形品をさらに加工する必要がなくなり、前
記プレス部品の製作が容易かつ確実となり製作コストか
低下する。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の一実施例に係るプレス部品(ハ
ウシング)の下方からの斜視図、第1図(B)は本発明
の一実施例に係るプレス部品(/Sウジング)の上方か
らの斜視図、第2図は本発明の一実施例に係るプレス部
品(ハウジング)を使用した電磁ピックタイプの速度セ
ンサの部分断面図、第3図は本発明の一実施例に係るプ
レス部品(ハウシング)の加工工程図である。 第4図は従来のプレス部品の斜視図、第5図は従来のプ
レス部品の加工工程図である。 3 ・・・ボディ(樹脂) (第3図) 〔#l工程から#7エ程〕 #1工程てしわ押え用フランジ1fを成形してしわの発
生を防止しつつ深く絞ってゆく工程。 〔#8工程〕 開口1cを設けるための工程。 〔#9工程〕 しわ押え用フランジifの打ち抜き工程。 〔#lO工程〕 しわ押え用フランジ1fの絞り工程。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 樹脂中にインサートされる部分の断面形状が薄肉円形で
    あるプレス部品の前記樹脂成形物に対する回り止めを成
    形する方法であって、 薄板プレス素材を周囲にしわ押え用フランジを残して絞
    り加工する工程と、 前記絞り加工時に使用されたしわ押え用のフランジを多
    角形に打ち抜く工程と、 多角形に打ち抜いた後の前記フランジを絞り加工する工
    程とを有することを特徴とするインサート成形用プレス
    部品の回り止め成形方法。
JP2153380A 1990-06-12 1990-06-12 インサート成形用プレス部品の回り止め成形方法 Pending JPH0446636A (ja)

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