JPH077851Y2 - 化粧料用中皿 - Google Patents

化粧料用中皿

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JPH077851Y2
JPH077851Y2 JP12867189U JP12867189U JPH077851Y2 JP H077851 Y2 JPH077851 Y2 JP H077851Y2 JP 12867189 U JP12867189 U JP 12867189U JP 12867189 U JP12867189 U JP 12867189U JP H077851 Y2 JPH077851 Y2 JP H077851Y2
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JP
Japan
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cosmetic
bottom plate
cosmetics
plate
frame body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12867189U
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English (en)
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JPH0368807U (ja
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和之 三室
洋子 ▲樽▼谷
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Key Trading Co Ltd
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Key Trading Co Ltd
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  • Cosmetics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、化粧料、特に予め所定の形状に成形された
化粧料を収容する化粧料用中皿に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、フアンデーシヨン等の化粧料の中皿7への充填
・成形は、第7図(a)に示すように、有底筒状に形成
された中皿7の内部に、粉末状あるいは粘土状の化粧料
10を充填し、その状態で第7図(b)に示すように、表
面が微細凹凸面になつている薄紙8を載せプレス盤9で
プレスして固め、ついで薄紙8を除去することにより行
われている。この場合、プレス盤9でプレスする関係
上、第7図(c)に示すように、化粧料10の表面が中皿
7の上端面よりも下に位置する状態となるため、化粧料
の量目が不足しているような印象を消費者に与える。ま
た、上記のように中皿7内に充填した化粧料をプレスし
て固めるため、化粧料10が硬い状態で収容され、化粧料
10を簡単に化粧用パスに取ることができない。そこでパ
フに取り易いよう比較的軟らかい状態で化粧料を中皿7
に収容するために、枠等を用い化粧料10を中皿7の形状
に合わせて予備成形した化粧料3を第8図(a)に示す
ように中皿7に入れ、次に第8図(b)のように、薄紙
8を載せ、プレス盤9でプレスすることが行われてい
る。これによると、予備成形で化粧料が一度固められて
いるので、プレスの力の弱くすることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記のように化粧料を予備成形しても、やは
りプレス盤でプレスする関係上、化粧料の上面が中皿の
上端よりも下がつてしまう。したがつて、化粧料の量目
が不足して充填されているような印象を解消することが
できないのが実情である。
この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、化
粧料の充填時に、中皿の上端と化粧料の上面とを自動的
に面一にすることができる化粧料用中皿の提供をその目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案の化粧料容器
は、相対向する内部側壁面がそれぞれ段状の係合部に形
成された枠体と、上記枠体内に配設され周壁面が上記段
状係合部に圧接して枠体に上下動可能に取り付けられた
底板とを備えているという構成をとる。
〔作用〕
すなわち、この中皿に化粧料を充填するには、まず中皿
内に化粧料を詰め、これを台上に置いて裏返し、その状
態で、底板を介して詰められた化粧料をプレスする。こ
れにより、化粧料の表面と中皿の上端とは、上記台の台
面によつて面一になる。この場合、上記底板は上下動自
在になつている。したがつて、詰められた化粧料の厚み
に変動があつても、それに応じて底板が上下動してその
厚みの変動を吸収し、中皿の上端と化粧料の上面との面
一状態を維持する。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく説明す
る。
〔実施例〕
第1図および第2図はこの考案の一実施例を示してい
る。この中皿5は、プラスチツク材からなる略四角形の
枠体1と、これの底部開口を塞ぐ略四角形の底板4とか
ら構成されている。この枠体1の相対向する内部側壁面
は鋸歯状の段状部2に形成され、これに、上記段状部2
に対応する底板4の外周面の部分が圧接し底板4が枠体
1に上下動自在に取り付けられている。
この中皿5への化粧料の充填・成形はつぎのように行
う。まず、化粧料を、別個の枠等で予備成形して四角板
状にする。つぎに中皿5を構成する枠体1を第3図のよ
うに裏返して台(図示せず)に載せ、その状態で枠体1
の内部に、予備成形された化粧料3をその上面(図では
下面)に薄紙(図では隠れて見えない)を重ねた状態で
詰める。そして、底板4を載せ、第4図に示すように、
上記底板4の底面4aをプレス盤9で軽くプレスする。こ
れにより、第5図に示すように、上記底板4が上記枠体
1の上端1a方向へ移動し、上記台の台面上において、上
記予備成形された化粧料3の上面が上記枠体1の上端面
1aと面一となる。この場合、上記化粧料3の側面3aが、
プレス圧力によつて上記段状部2の隙間に少し入りこん
だ状態となり抜け止めされる。つぎに、上記枠体1を内
部の化粧料3ごと裏返して正しい状態にし、化粧料3の
上面から薄紙8を除去する。その結果、第2図に示すよ
うに、化粧料3の上面が、中皿5の上端と面一な状態と
なつた中皿入り化粧料が得られる。
なお、上記の実施例では底板4の外周面には、枠体1の
段状部2の段と係合する突起を設けていないが、第6図
に示すように突起11を設けるようにしてもよい。この場
合、突起11は上記段状部2の段と横幅が同じであっても
よく、またかなり短くてもよい。また、枠体1は四角状
をしているが、円形でもよいし、四角以外の多角状でも
よい。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の化粧料用中皿は、枠体の相対
向する内部側壁面に段部を形成し、底板の外周面をその
段部に圧接して底板を上下動自在な状態で枠体内に取り
付けている。したがつて、中皿に対する化粧料の充填・
成形は、中皿内に化粧料を詰め、これを台上において裏
返し、その状態で、底板を介して詰められた化粧料をプ
レスすることにより化粧料を中皿の上端まで自動的に満
たした状態にすることができる。すわなち、プレスによ
り、化粧料の表面と中皿の上端とは、上記台の台面によ
つて面一になる。この場合、上記底板は上下動自在とな
つている。したがつて、詰められた化粧料の厚みに変動
があつても、それに応じて底板が自動的に上下動してそ
の厚みの変動を吸収し、中皿の上端と化粧料の上面との
面一状態を維持する。その結果、各中皿ごとの化粧料の
収容状態のばらつきがなくつて均一になると同時に、中
皿容器の上端まで化粧料が適正に収容されていることを
視覚的に消費者に伝えることができるようになる。ま
た、化粧料の固さをそれほど硬くすることなく収容でき
るので、それを化粧料用パフに移し取ることが容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第
1図のA−A′断面図、第3図は収容状態を示す斜視
図、第4図及び第5図は収容状態を示す縦断面図、第6
図は他の実施例を示す縦断面図、第7図(a),(b)
および(c)は従来例の製造工程を示す縦断面図、第8
図(a)および(b)は他の従来例の製造工程を示す縦
断面図である。 1…枠対、2…段状係合部、4…底板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向する内部側壁面がそれぞれ段状の係
    合部2に形成された枠体1と、上記枠体1内に配設され
    周壁面が上記段状係合部2に圧接して枠体1に上下動可
    能に取り付けられた底板4とを備えていることを特徴と
    する化粧料用中皿。
JP12867189U 1989-11-02 1989-11-02 化粧料用中皿 Expired - Lifetime JPH077851Y2 (ja)

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JP12867189U JPH077851Y2 (ja) 1989-11-02 1989-11-02 化粧料用中皿

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JP12867189U JPH077851Y2 (ja) 1989-11-02 1989-11-02 化粧料用中皿

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Publication Number Publication Date
JPH0368807U JPH0368807U (ja) 1991-07-08
JPH077851Y2 true JPH077851Y2 (ja) 1995-03-01

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ID=31676362

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JP12867189U Expired - Lifetime JPH077851Y2 (ja) 1989-11-02 1989-11-02 化粧料用中皿

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JPH0368807U (ja) 1991-07-08

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