JPS6330686Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6330686Y2
JPS6330686Y2 JP5033480U JP5033480U JPS6330686Y2 JP S6330686 Y2 JPS6330686 Y2 JP S6330686Y2 JP 5033480 U JP5033480 U JP 5033480U JP 5033480 U JP5033480 U JP 5033480U JP S6330686 Y2 JPS6330686 Y2 JP S6330686Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral wall
container
spoon
bottom plate
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5033480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56153435U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5033480U priority Critical patent/JPS6330686Y2/ja
Publication of JPS56153435U publication Critical patent/JPS56153435U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6330686Y2 publication Critical patent/JPS6330686Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、所定の内容を印刷した板紙等の積層
板の複合原板をもつて成形したコーヒー等の容器
に関するもので、このような複合原板から容器を
成形するためのブランク板を打ち抜き、これを雄
型、雌型にて挾持して、この型内に合成樹脂液を
射出し、打ち抜きブランク板以外の残余の部分を
樹脂で埋めて、容器本体部分を成形するとともに
摘手兼スプーンを一体に突出成形したものであ
る。
従来から市場に出廻つているこの種の容器は、
プラスチツク成形品が多く、これらの容器には、
ラベルを貼つたり、捲いたり、あるいは直接印刷
するなどして、所定の内容の表示手段を講じてい
るのであるが、いずれにしても、容器の成形後に
施す手段であるため、手数を要するばかりでな
く、外観的にも紙製容器に比べて劣つているもの
である。また、従来は容器とスプーンが別体であ
り、容器とスプーンをそれぞれ別々に製造しなけ
ればならなかつたので、生産効率が悪く、しかも
生産コストも高いものであつた。さらに容器にス
プーンを添付するには、特別に添付手段を講じな
ければならず、生産が面倒であつた。
本考案は、これらの点に鑑みて案出されたもの
であつて、その製造工程を図面について説明する
と、所定の内容5を印刷した紙、その他の材料よ
りなる積層板を、第1図に示すような成形容器の
周壁及び底板となる部分2及び3を互いに連結し
た状態で打ち抜いてブランク板1をつくる。周壁
2と底板3は、巾が狭くある程度の長さを有する
連結片で連結されている。このように連結片があ
る程度の長さを有しているので、該連結片から折
り曲げて周壁2を起立させると、周壁2の下縁と
底板3との間に隙間を生じ、この隙間が通路とな
つて合成樹脂液が隅々に行き渡り、周壁2と底板
3を、おのおのの打抜き端面を被覆して完全に結
合するものである。また上記の如く連結片の巾が
狭くなつているので、周壁2を小さな力で起立さ
せることができ、成形が容易である。つぎに底板
3の周縁部の対向する位置には切欠がある。この
切欠は、合成樹脂液を射出するためのノズルを当
接させる部分であり、ノズルから射出された合成
樹脂液は上記切欠から流れ込むのである。
このブランク板1を、その底板となる部分3が
雄型の先端部に当接し、その周壁となる部分2が
雄型の側周面に当接するように雌型によつて挾持
する。
次に、この両型内のブランク板1の挾持部分に
合成樹脂液を射出して、ブランク板1以外の残余
の部分を埋められて、容器本体6の継目及び口縁
部7が成形され、さらにはブランク板1の周壁と
なる部分2の切欠4より周壁2′と接する折離部
分9が細くなつている摘手兼スプーン8が突出成
形され第2図の摘手兼スプーン付きのカツプがで
き上る。
以上のようにして成形された本考案の容器は、
容器本体に紙、その他の材料よりなる積層板を用
いているから、従来のプラスチツク製品のものに
比して重厚感があり、所定の内容は積層板のとき
すでに印刷してあるから、従来の紙製品のものと
同様に鮮明であり、しかも積層板を主体とした容
器にもかかわらず、摘手兼スプーンは一体的に突
出成形されているから、摘み易くして安定性があ
り、摘手をスプーンとして使用する際には、摘手
を周壁面近くより折離することができるから、こ
の種のものとしては予めスプーンなどを用意する
必要がなく便利である。そして、このようなもの
にもかかわらず、型打ち抜きと型による射出成形
とによつて多量生産ができるから、生産コストも
安く、この種のものとしては利用価値の高いもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案品の素材と製品を示すもので、第
1図は素材となるブランク板の平面図、第2図は
同上のブランク板より成形された本考案の容器の
側面図である。 1……ブランク板、2……周壁となる部分、
2′……周壁、3……底板となる部分、4……切
欠、5……所定の内容表示部、6……容器本体、
7……口縁部、8……摘手兼スプーン、9……折
離部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体を形成する主要部の周壁及び底板は、
    所定の内容を印刷した板紙等の積層板から成形さ
    れ、その他残りの周壁、底板との継ぎ目部分が合
    成樹脂で一体に成形されている容器において、周
    壁の継目部分より外方に合成樹脂の摘手兼スプー
    ンが周壁近くで折離することができるように一体
    に突出成形されているコーヒー等の容器。
JP5033480U 1980-04-14 1980-04-14 Expired JPS6330686Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5033480U JPS6330686Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5033480U JPS6330686Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56153435U JPS56153435U (ja) 1981-11-17
JPS6330686Y2 true JPS6330686Y2 (ja) 1988-08-16

Family

ID=29645278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5033480U Expired JPS6330686Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6330686Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0744580Y2 (ja) * 1987-08-06 1995-10-11 ライオン株式会社 包装容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56153435U (ja) 1981-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0481090B1 (en) Container subjected to in-mold labeling and method of manufacturing the same
AU2020203842B2 (en) Method of applying a label to a container and a container produced by said method
US5579950A (en) Container having ear and a method for manufacturing the same
JP2007144985A (ja) 容器の蓋並びにその成形方法
JPS6330686Y2 (ja)
EP0577634B1 (en) Packaging container and a method for the production of the same
JPS5828967Y2 (ja) 注出口付複合容器
JPH06501226A (ja) 流体状、ペースト状または粉末状の製品を収容するための自立式袋容器
JP2795763B2 (ja) 円筒状見本の製造方法
JPH0581036U (ja) ラベル付容器
JPH0318162Y2 (ja)
JPH0748499Y2 (ja) 複合容器
JPS6058821A (ja) 複合容器成形方法
JP2514683B2 (ja) ネック部を有するプラスチック容器の製造および装飾方法およびその方法によって製造されたプラスチック容器
JPH0352658Y2 (ja)
JPH0513731Y2 (ja)
JPH0338147Y2 (ja)
JPS599890Y2 (ja) 複合成形品
JPH0948439A (ja) 点字表示を備えた紙容器
JPS6159589U (ja)
JPH0318328Y2 (ja)
JPH047072Y2 (ja)
JPS6235905U (ja)
JPH0659909B2 (ja) 蓋付き振出口を有する複合容器
JPS62137209U (ja)