JPH0720109U - 固型粉末化粧料の容器 - Google Patents

固型粉末化粧料の容器

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JPH0720109U
JPH0720109U JP5553593U JP5553593U JPH0720109U JP H0720109 U JPH0720109 U JP H0720109U JP 5553593 U JP5553593 U JP 5553593U JP 5553593 U JP5553593 U JP 5553593U JP H0720109 U JPH0720109 U JP H0720109U
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JP
Japan
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container
powder cosmetics
cosmetics
powder cosmetic
solid powder
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JP5553593U
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和弘 後藤
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、粉末化粧料を直接充填しプレス
して固型化する容器であって、固型化された粉末化粧料
がその全体にわたって均等なプレス圧で圧縮され、均一
な密度となるようにしたものである。 【構成】 粉末化粧料を直接充填してプレス成形し、固
型化させる容器であって、容器の内底面を粉末化粧料の
立体的な表面形状に做った同一の形状に形成したことを
特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、粉末化粧料を固型化して充填するための容器に関し、特に充填さ れた化粧料の表面が立体的形状を有しているような化粧料のための容器に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、粉末化粧料を容器に充填後、プレスして固型化した固型粉末化粧料であ って、表面を立体的形状に成形したものは公知である。
【0003】 かかる表面を立体的形状に成形した固型粉末化粧料は、表面を平らに成形した ものに比べて一般的に落下時の耐衝撃強度が低いため、落下時に亀裂が入ったり 、破損し易いという欠点があった。
【0004】 そこで、直径60mm以下の比較的小さな寸法の容器であって、コンパクト等 の外装用容器に収納されるものでは、化粧料を充填された中皿と称される容器が 外装用容器の収納凹部に嵌合された二重構造になっていると共に、中皿と収納凹 部との間に衝撃吸収構造を適用することも出来るため、落下時の衝撃を吸収する ことが出来、衝撃から固型粉末化粧料を保護することは比較的容易である。しか しながら、直径60mm以上の大きな寸法の容器にあっては、容器自体が外装ケ ースを兼ねており、図4に示すように粉末化粧料が直接充填されてプレスされた 場合、容器底面が平坦である為、プレス圧力が粉末化粧料全体に均等に負荷され ず、部分的に圧縮密度が異なり均一な密度とならない結果、耐衝撃強度が低く、 実際上製品化することが出来なかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、粉末化粧料を直接充填しプレスして固型化する容器であって、固 型化された粉末化粧料がその全体にわたって均等なプレス圧で圧縮され、均一な 密度となるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの考案が採った手段は、粉末化粧料を直接充填し てプレス成形し、固型化させる容器であって、容器の内底面を粉末化粧料の立体 的な表面形状に做った同一の形状に形成したことを特徴とする。
【0007】
【作 用】
容器内底面を、充填固型化される粉末化粧料の立体的な表面形状に做った同一 の立体的な形状に形成してあるので、プレス圧力が粉末化粧料全体に均等に負荷 され、均一な密度に圧縮成形することが出来る。
【0008】
【考案の効果】
この考案によれば、立体的表面形状を有する固型粉末化粧料を、均一な密度で 容器に充填することが出来るため、粉末化粧料の耐衝撃強度を向上させることが 出来、落下しても亀裂や破損が生ずるおそれの少ない製品を提供することが出来 る。
【0009】
【実施例】
以下に図面を参照しつつ、この考案の好ましい実施例を詳細に説明する。図1 〜3を参照して、(1)はこの考案に係る容器を示し、直径約100mm、深さ約 25mmの比較的大きな寸法を有する皿状の化粧料容器であって、粉末化粧料( 2)が直接充填され、プレス成形されて固型化される。
【0010】 図示の実施例で容器(1)はプラスチックで形成されているが、これに限られる ものではなく、材質は特に限定されない。
【0011】 充填され固型化される粉末化粧料(2)は、図に示すように中央部を上方に向か って突出した円弧形状とし、周縁部を上昇する斜辺形状とした立体的な表面形状 に成形されている。そして、この考案はかかる固型粉末化粧料(2)の表面形状に 做って、これと同一の立体的な形状に容器(1)の内底面(3)を形成したことを特 徴とする。容器(1)に粉末化粧料(2)を充填後、図3に示すように化粧料(2)の 表面にプレス型(4)を適用してプレス加工するとき、粉末化粧料(2)はその全体 にわたって均等なプレス圧が負荷されるため、均一な密度に圧縮することが出来 る。容器(1)の底面には、底壁の補強と載置時の安定性を保障するために、放射 状のリブ(5)が複数形成される。
【0012】 この考案の容器(1)に粉末化粧料(2)を充填成形して固型化した製品について 70cmの高さから落下させて耐衝撃強度をテストしたところ、従来の底面が平 坦な容器を用いた製品にあっては、粉末化粧料に亀裂や破損がみられたのに対し 、この考案の容器を用いた製品にあっては、亀裂や破損は全くみられず、製品と して充分に市場に提供し得るものであった。
【0013】 図示の実施例では容器(1)の底壁を粉末化粧料の表面形状と同一の形状に成形 したが、内底面(3)のみを同一の形状に形成したものであっても良いことは勿論 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を断面した斜視図
【図2】底部からみた斜視図
【図3】プレス成形時の断面図
【図4】従来の容器のプレス成形時の断面図
【符号の説明】
(1) 容 器 (2) 粉末化粧料 (3) 内底面 (4) プレス型 (5) リ ブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末化粧料を直接充填してプレス成形
    し、固型化させる容器であって、容器の内底面を粉末化
    粧料の立体的な表面形状に做った同一の形状に形成した
    ことを特徴とする固型粉末化粧料の容器。
JP5553593U 1993-09-20 1993-09-20 固型粉末化粧料の容器 Pending JPH0720109U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015199696A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 紀伊産業株式会社 湿式固形化粧料およびその製造方法、並びに多色湿式固形化粧料、その製造方法、およびそれに用いられる仕切り型

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JP2015199696A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 紀伊産業株式会社 湿式固形化粧料およびその製造方法、並びに多色湿式固形化粧料、その製造方法、およびそれに用いられる仕切り型
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Effective date: 19990119