JPH0446354Y2 - - Google Patents

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JPH0446354Y2
JPH0446354Y2 JP9083685U JP9083685U JPH0446354Y2 JP H0446354 Y2 JPH0446354 Y2 JP H0446354Y2 JP 9083685 U JP9083685 U JP 9083685U JP 9083685 U JP9083685 U JP 9083685U JP H0446354 Y2 JPH0446354 Y2 JP H0446354Y2
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protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は車輌のウインカ装置のウインカリレー
に関する。
(従来技術) 車輌例えば自動二輪車のウインカ装置のウイン
カリレーは、弾性を有しているレバーの先端に突
部を設け、可動接点の動きにより、該レバーの弾
性力にてベルを鳴らすものが開示されている。即
ち、前記レバーの基端はケース内に収容される電
磁石の可動鉄片の端部に固定されているが、前記
突部が設けられている先端は自由端となつて前記
ベルと共に前記ケース外に露出しており、突部が
その自由端でおもりともなり、振動による振動が
大きく、車輌の走行時には、路面の起伏による振
動でさえも前記突部がベルを叩打し、不要時にも
ベルが鳴つてしまつたりする場合がある。
(考案の目的) 本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、ウ
インカリレーの機械的作動音を利用してウインカ
の作動インジケータ音として確実にかつ通性に作
動するようにしたウインカリレーを提供すること
を目的とする。
(考案の概要) 上記目的を達成するために本考案においては、
ウインカランプ電流を継断するウインカリレーの
可動接点部材19の反ソレノイド側端面略中央又
はウインカリレーケース28の対向端面のいずれ
か一方に突起部23を設けると共に、該ソレノイ
ド14の消勢時に該可動接点部材19の自由端1
9bがストツパ部材16に係止された位置におい
て該突起部23をウインカリレーケース28の端
面28c又は可動接点部材19と僅かに離隔させ
て配置し、前記ソレノイド14が消勢され前記可
動接点部材19の自由端19bが前記ストツパ部
材16に係止された時にその弾撥力により前記突
起部23を前記可動接点部材19又は前記ケース
28の対向端面に衝突させるように構成したもの
である。
(実施例) 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
第1図及び第2図において、ウインカリレー装
置10の基板11にはウインカランプ電流継断用
のウインカリレー12、所定周期のオン−オフ励
磁電流を出力してリレー12のソレノイド14に
印加する発振回路25が配置されており、リレー
12のソレノイド14の両側方には支持部材15
と、ストツパ部材16及び固定接点部材17が対
峙して立設され、これらのストツパ部材16と固
定接点部材17の各先端16a,17aは夫々略
L字状に折曲されて離隔対向し、固定接点部材1
7の先端17aの上面には接点部材18が固設さ
れている。
可動接点部材19は略L字状に折曲され、一端
19aは支持部材15に電気的及び機械的に接続
固定され、他端19bは自由端をなし、ストツパ
部材16と固定接点部材17との各対向端16a
と17aとの間に位置し、当該自由端19bの一
端面には接点部材18と当接可能に対向する接点
部材20が、他端面にはストツパ部材16の先端
16aと当接可能な突起21が固着されている。
可動接点部材19の自由端側の可動部19cはソ
レノイド14及びヨーク13と離隔対向し、ソレ
ノイド14と対向する一端面の略中央には吸引鉄
片22がヨーク13の端面と離隔対向して固着さ
れ、他端面略中央には突起部23が突設されてい
る。支持部材15及び固定接点部材17は導電性
の良好な金属部材で形成され、可動接点部材19
は導電性及び弾撥性を有する例えばリン青銅等の
薄板で形成される。
発振回路25の出力端子はリレー12のソレノ
イド14に接続され、入力電源端子及び支持部材
15、固定接点部材17、アース端子等は夫々基
板11に固着された所定の接続端子26(1個の
み図示)に接続される。可動接点部材19の支持
部材15及び固定接点部材17は前記接続端子2
6を介して図示しないウインカランプに接続され
る。この基板11は第1図に示すように接続端子
26を介して基台27に挿着され、更にケース2
8に収納され、基台27の周縁はケース28の内
周面に設けられた凹溝28a内に嵌合され、基台
27の前端はケース28の開口端内周面に設けら
れた溝28bに係止され、基板11、基台27、
ケース28が一体的に係止され且つ基台27及び
ケース28内に基板11が収納される。
このケース28内に基板11を収納した状態に
おいて、ケース28のリレー12と対向する端面
28cの内面の可動接点部材19に突設した突起
部23と対向する位置に略半球状の膨出部突起部
28dが形成され、該膨出部28dは突起部23
と当接可能に僅かな間隔で離隔対向する。このケ
ース28に合成樹脂部材で形成され、共鳴箱とし
て作用するように構成される。
リレー12のソレノイド14が消勢(オフ)さ
れている時には、可動接点部材19はその弾撥性
により第1図及び第2図に示すように、吸引鉄片
22がヨーク13から離隔して自由端19bの突
起21がストツパ部材16の先端16aに当接
し、接点部材20が接点部材18から離隔して、
ウインカランプ回路が開成されている。この状態
において、可動接点部材19の突起部23はケー
ス28の膨出部28dから離隔している。
リレー12のソレノイド14が付勢されると、
吸引鉄片22がヨーク13に吸引され、これに伴
ない可動接点部材19が彎曲変形し、接点部材2
0が接点部材18に圧接し、前記ウインカランプ
回路が閉成され、当該ウインカランプが点灯す
る。次いでソレノイド14が消勢されると可動接
点部材19はその弾撥力により吸引鉄片22をヨ
ーク13から引き離し、接点部材20を接点部材
18から離隔させて前記ウインカランプ回路を開
成する。可動接点部材19は自由端19bの突起
21がストツパ部材16の先端16aに当接係止
されたとき、前記弾撥力により第2図に2点鎖線
で示すようにケース28の端面28c側に膨出す
るように彎曲変形し、突起部23が膨出部28d
に衝突する。この衝突時に打撃音が発生し、ケー
ス28に共鳴して当該打撃音が拡大される。衝突
後可動接点部材19は実線で示す元の位置に静止
する。
可動接点部材19はソレノイド14の付勢、消
勢に応じて上述の作動を繰返し、これに伴ない打
撃音(衝突音)が発生され、ケース28の共鳴作
用により拡大される。斯くして、この発生音をウ
インカの作動インジケータ音として使用すること
が可能となる。
第3図は本考案の他の実施例を示し、ケース2
8′の可動接点部材19と対向する端面28′cを
開口させ、その開口する周面に設けた凹溝28′
eを介して共鳴板30を挿着し、当該共鳴板30
の可動接点部材19の突起部23と対向する位置
に膨出部30aを形成したものである。このよう
に共鳴板30を設けるとにより打撃音をより大き
くすることが可能となる。この共鳴板30は薄い
金属板を使用する。また、可動接点部材19は回
路上ウインカランプ側とし、突起部23が共鳴板
30と衝突した際に当該共鳴板30がプラス電位
とならないようにする。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、ウインカ
ランプ電流を継断するウインカリレーの可動接点
部材19の反ソレノイド側端面略中央又はウイン
カリレーケース28の対向端面のいずれか一方に
突起部23を設けると共に、該ソレノイド14の
消勢時に該可動接点部材19の自由端19bがス
トツパ部材16に係止された位置において該突起
部23をウインカリレーケース28の端面28c
又は可動接点部材19と僅かに離隔させて配置
し、前記ソレノイド14が消勢され前記可動接点
部材19の自由端19bが前記ストツパ部材16
に係止された時にその弾撥力により前記突起部2
3を前記可動接点部材19又は前記ケース28の
対向端面に衝突させるようにしたので、車輌の走
行時であつて、ソレノイド14の消勢時に、路面
の起伏による振動で、前記突起部23,28dが
可動接点部材19又はウインカリレーケース28
と衝突することがなく、真に必要な時にのみ、前
記突起部23,28dが前記ケース28等の対向
端面に衝突して作動インジケータ音として確実か
つ適性に作動する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るウインカリレーの一実施
例を示す断面図、第2図は第1図の要部拡大図、
第3図は本考案の他の実施例を示す断面図であ
る。 12……リレー、14……ソレノイド、16…
…ストツパ部材、17……固定接点部材、19…
…可動接点部材、23……突起部、25……発振
回路、28,28′……ケース、30……共鳴板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウインカランプ電流を継断するウインカリレー
    の可動接点部材19の反ソレノイド側端面略中央
    又はウインカリレーケース28の対向端面のいず
    れか一方に突起部23を設けると共に、該ソレノ
    イド14の消勢時に該可動接点部材19の自由端
    19bがストツパ部材16に係止された位置にお
    いて該突起部23をウインカリレーケース28の
    端面28c又は可動接点部材19と僅かに離隔さ
    せて配置し、前記ソレノイド14が消勢され前記
    可動接点部材19の自由端19bが前記ストツパ
    部材16に係止された時にその弾撥力により前記
    突起部23を前記可動接点部材19又は前記ケー
    ス28の対向端面に衝突させるようにしたことを
    特徴とする車輌用ウインカリレー。
JP9083685U 1985-06-18 1985-06-18 Expired JPH0446354Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9083685U JPH0446354Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

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JPS621343U JPS621343U (ja) 1987-01-07
JPH0446354Y2 true JPH0446354Y2 (ja) 1992-10-30

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JPS621343U (ja) 1987-01-07

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