JPH0447755Y2 - - Google Patents

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JPH0447755Y2
JPH0447755Y2 JP19500884U JP19500884U JPH0447755Y2 JP H0447755 Y2 JPH0447755 Y2 JP H0447755Y2 JP 19500884 U JP19500884 U JP 19500884U JP 19500884 U JP19500884 U JP 19500884U JP H0447755 Y2 JPH0447755 Y2 JP H0447755Y2
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fixed
vibrating body
interrupter
electric horn
electromagnet
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JP19500884U
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  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車両用として好適な電気式ホーンに
関するものである。
(従来の技術) 従来の電気式ホーンは第2図に示すように、鉄
製容器50の底面凹部に電磁コイル52を、その
軸中心に固定鉄心54が固着され電磁石が構成さ
れる。容器50の開放部を覆つて張設された振動
板56の中心部に固定鉄心54に対向して可動鉄
心58が、スペーサー60、絶縁体62を介在し
て固着される。絶縁体62には接点64を有する
断続器66の下側可動体が係合している。
上記構成の電気式ホーンにおいて、振動板56
は薄鋼板が絞り加工により形成され、スペーサー
60は鉄板を打抜き加工したものが重ね合わされ
て形成され、絶縁体62もまたフエノール樹脂板
を打抜き加工されて成るというように、夫々が
別々に加工されるので加工工数が大でコストアツ
プはまぬがれない。また部品点数が多いので組立
作業性も悪く、ホーンの自動組立を困難にする要
因ともなつている。更にはいくつもの部品を重ね
て構成するため寸法が一定せず、これが断続器と
の係合関係を不均一なものとし、しかして発音特
性を不均一にするという問題点があつた。
(考案の目的) この考案は以上のような従来の問題点に鑑みて
安価で発音特性が均一な車両用電気式ホーンを提
供することを目的とするものである。
(考案の構成) この考案の構成上の特徴とするところは、振動
体、スペーサー、絶縁体をプラスチツク材料によ
り一体成形したことであり、以下図面についてこ
の考案の最良の実施態様である電気式ホーンにつ
いて説明する。第1図において10は鉄製容器で
あり、中央を凹ませて有底円筒部12が形成され
ている。14は有底円筒部12内に収容した電磁
コイル、16はその軸中心に固設した固定鉄心、
18は電磁コイル14を覆つて固設された補助鉄
片であり、この有底円筒部を有する鉄製容器1
0、電磁コイル14、固定鉄心16、補助鉄片1
8とで電磁石を構成する。20は接点22を有す
る断続器であつて、下側可動部が後記する振動体
の接点作動部に係合して接点作動部の上下動によ
つて接点22が開閉され、前記電磁石を断続的に
付勢するものである。30は振動体であり、振動
部32と、振動部32の周縁に形成した周壁部3
4と、周壁部34の下端に設けたつぱ部36と、
振動部32の中央部に下方向に突出させて形成し
た接点作動部38とから成り、これらはポリブチ
レンテレフタレート樹脂により一体成形されて成
る。プラスチツク材料は振動耐久性、絶縁性、寸
法安定性、耐候性、耐熱性、耐薬品性に富む材料
であれば上記に限定されない。尚接点作動部38
は従来のスペーサーおよび絶縁体に相当する部位
である。振動体30は電磁コイル14、固定鉄心
16、補助鉄片18、断続器20を覆つてつば部
36を前記容器10の折り曲げ部11で挟着する
ことによつて容器上に固定される。40は可動鉄
心であり、補助鉄片18に穿つた孔19を貫通し
固定鉄心16に対向して振動体30に固着され
る。42は共振板であり、振動体30上面にその
中央部で固着され周縁部は振動体30上面との間
に一定の間隔を有しており共鳴空間を形成してい
る。
上記構成になる電気式ホーンの動作について述
べる。電磁コイル14への通電により電磁石が励
磁されると振動体30に固着された可動鉄心40
は、振動体30の弾性に抗して固定鉄心16に吸
引され強く衝突する。その吸引過程中に振動体の
接点作動部38が断続器20に作用し常閉接点2
2を開離する。すると電磁コイル14への給電は
停止し、振動体30は自身の復元力により最初の
位置を越えて変位する。この過程において今度は
接点22が閉じ電磁コイル14へ通電されるので
再び可動鉄心40は吸引状態となり、以降往復運
動をする。プラスチツク材料により成形された振
動体の音響スペクトル構造は単峰化しており共振
作用に不必要なスペクトルが少なくなつている。
したがつてこの振動体30と共振板42との共振
作用により発音する電気式ホーンは澄んだ音色で
かつ効率よく大音量を発する。
(考案の効果) 以上のようにこの考案による電気式ホーンによ
れば、従来ホーンの振動板、スペーサー、絶縁体
に相当する部位をプラスチツク材料にて一体成形
したので、部品点数が減少し、組立作業が簡単と
なり、安価な電気式ホーンを提供できる。また寸
法が安定するので断続器との係合が均一となり、
周波数および音圧レベル等発音特性の均一化が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案になる電気式ホーンの一実施
例を示す断面図であり、第2図は従来ホーンの断
面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁石を断続的に励磁する断続器と、電磁石の
    励磁に応じて往復振動する振動部と、振動部と連
    動し断続器を断続的に開閉する接点作動部とから
    なる電気式ホーンにおいて、前記振動部と前記接
    点作動部とがプラスチツク材料にて一体成形され
    て成ることを特徴とする電気式ホーン。
JP19500884U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPH0447755Y2 (ja)

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JP19500884U JPH0447755Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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Publication Number Publication Date
JPS61109498U JPS61109498U (ja) 1986-07-11
JPH0447755Y2 true JPH0447755Y2 (ja) 1992-11-11

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