JPH0446314Y2 - - Google Patents

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JPH0446314Y2
JPH0446314Y2 JP1836585U JP1836585U JPH0446314Y2 JP H0446314 Y2 JPH0446314 Y2 JP H0446314Y2 JP 1836585 U JP1836585 U JP 1836585U JP 1836585 U JP1836585 U JP 1836585U JP H0446314 Y2 JPH0446314 Y2 JP H0446314Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は足鍵を楽器本体の下方より簡単に取
付け得るようにした電子楽器のペダル鍵盤取付構
造に関する。
〔従来の技術〕
従来から電子オルガンは、第5図および第6図
に示すように楽器本体2の前面下部に配設された
複数の足鍵3aからなるペダル鍵盤3を備え、こ
れによつて音色形成回路などからの楽音出力を制
御し、演奏性豊かな楽音を発生させるようにして
いる。前記各足鍵3aはその後端部に設けた係合
溝4をフレーム5に設けた係合突起(図示せず)
に係合させ、中間部がスペーサ6、ねじ7、ナツ
ト8、ばね9等の部品を介して前記フレーム5の
下面に保持され、前記係合溝4を支点として上下
方向に小角度回動(揺動)されるように構成され
ている。
一方、前記フレーム5はその前端部に設けられ
た折曲部5aが前記楽器本体2を構成する前板1
0の内側面下部に止めねじ11によつて固定さ
れ、後端部が底板12の上面後端部に同じく止め
ねじ13によつて固定されている。なお、第6図
においては前述したスペーサ6、ねじ7、ナツト
8等の部品を省略している。
〔考案が解決しようとする問題点〕 ところが、上述した従来のペダル鍵盤取付構造
においては、フレーム5を楽器本体2内に配設し
ているため、組立、保守、点検、交換時等におい
て背面板14をはずして取付け、取外しする必要
があり、そのため作業が面倒であつた。また、フ
レーム5を楽器本体2内に組込むと、足鍵3aが
フレーム下面に取付けられている関係上底板12
に切欠孔15を設ける必要があるため、楽器本体
2の強度を低下させるばかりか、低音特性が良く
ないなどの不都合もあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電子楽器のペダル鍵盤取付構造
は上述したような点に鑑みてなされたもので、下
面に足鍵が揺動自在に配設されるフレームに固着
部と、この固着部の後方に位置する被支持部とを
設け、楽器本体の底板後方部もしくは背面板下方
部に前記フレームの被支持部を支持する支持部材
を配設し、前記底板の下面もしくは前板下方部に
フレーム固定部材を配設してなり、前記足鍵の前
記フレーム側に突設したアクチユエータと、前記
フレームの前記アクチユエータに対応する位置に
形成した透孔と、前記フレーム、固着部、被支持
部および底板の形成する空間に配設したスイツチ
と、を備え、前記フレームの固着部と被支持部と
の距離を、楽器本体のフレーム固定部材と支持部
材との距離より小さくし、前記被支持部が前記支
持部材に支持された状態でフレームの固着部と前
記フレーム固定部材とを互いに当接させ、かつ該
固着部とフレーム固定部材とを締結手段によつて
一体的に結合させるようにしたものである。
〔作用〕
この考案において、支持部材はフレームの被支
持部を支持する。この状態でフレームの固着部は
フレーム固定部材に当接され、締結手段によつて
フレーム固定部材に締結固定される。したがつ
て、フレームを底板下面に楽器本体の下方よりは
め込み方式にて取付けることができ、背面板を外
したり底板に切欠孔を設けたりする必要がない。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図はこの考案に係るペダル鍵盤取付構造の
一実施例を示す取付前の側断面図、第2図はフレ
ーム固定部材の要部斜視図である。なお、図中第
5図および第6図と同一構成部材のものに対して
は同一符号を以つて示す。これらの図において、
底板12の下面前端部にはフレーム5の前端部を
保持固定するフレーム固定部材20が配設されて
いる。
前記フレーム固定部材20は金属板のプレス加
工によつて形成されることにより、楽器本体2の
左右方向に長く延在し前板10の内側面下部に止
めねじ21によつて固定された平板状の基部20
Aと、この基部20Aの下端部を長手方向に適宜
間隔をおいて後方にほぼ直角に折り曲げることに
より形成され前記底板12の下面前端部にそれぞ
れ止めねじ22によつて固定された複数個の折曲
片20Bと、同じく前記基板20Aの下端部を長
手方向に適宜間隔をおいて後方にほぼ直角に折り
曲げることにより形成され前記折曲片20Bより
下方に位置する複数個のガイド用フレーム係止部
20Cとを備え、前記基部20Aのうち前記折曲
片20Bおよびフレーム係止部20Cが設けられ
ず下方に延在する部分はフレーム固定部20Dを
構成し前板10の下方に延在している。そして、
フレーム固定部20Dは隣接する足鍵3a間の空
間と、両側の足鍵3aの外側に対応して設けられ
ている。また、前記基部20A、折曲片20Bお
よびフレーム固定部20Dにはねじ取付用孔2
3,24,25がそれぞれ形成されている。
この場合、本実施例は底板12の前端部を前板
10の内側面下端部にフレーム固定部材20を介
して固定したが、これに限らず、前板10と底板
12を直接固定し、単に底板12の下面にフレー
ム固定部材を固定してもよいことは勿論である。
その場合、フレーム固定部材を側面視F字形に形
成すればよい。また、フレーム固定部材20は単
に前板10の下方部に固定されるものであつても
よい。
一方、底板12の下面後端部には金属板の折り
曲げによつて角筒状に形成され下面前端部を開放
させてなる支持部材30が背面板14の内側面下
端部に沿つて配設されている。
足鍵3aが取付けられるフレーム5は従来と同
様平板状に形成されてはいるが、その前端部には
上方に向つて折曲され前記フレーム固定部材20
の各フレーム係止部20Cに対応する複数個の係
合部5Aと、下方に向つて折曲され前記各フレー
ム固定部20Dにそれぞれ対応する複数個の結合
部5Bが一体に設けられ、これら両部5A,5B
によつて固着部5Dを構成しており、この固着部
5Dの後方には前記支持部材30の開口部31よ
り該部材30内に挿入されて支持される被支持部
5Cが一体に設けられている。前記係合部5Aか
ら被支持部5C先端までの寸法Dは、フレーム固
定部材20から支持部材30の後方側内面までの
寸法D1より小さく(D1>D)、かつその差D1−D
は支持部材30の後方側内面より開口部31まで
の寸法D2より小さく(D2>D−D1)設定されて
いる。なお、被支持部5Cはフレーム5の幅方向
全長に亘つて形成されているが、前記係合部5
A、結合部5Bと同様、適宜な間隔をおいて複数
個並設されるものであつてもよい。
前記フレーム5に対する足鍵3aの取付構造と
しては第5図に示した従来構造の他にも種々考え
られるが、その場合構造簡易にして取付けが容易
であることが要求される。そこで、この考案にお
いては考案の要旨と直接関係しないが上記諸要求
を満足するものとして図に示す如き取付構造を採
用している。この取付構造については既に本出願
人によつて出願された実願昭59−75875号(実開
昭60−189093号)に詳細に述べているためここで
は簡単に説明すると、足鍵3aは後端部が前記フ
レーム5の下面前端部に垂設された支承軸40に
よつて上下方向に回動自在に支持され、その後方
に配設されたばね41によつて時計方向の復帰習
性を付与され、かつ後端が前記フレーム5の下面
後端部に配設された略鉤のストツパ42上に前記
ばね41の力により押付けられている。前記足鍵
3aに設けられ前記支承軸40が貫通する円筒部
43の上下面にはそれぞれ弾性部材44,45が
配設されており、また該円筒部43の下面前半部
は足鍵3aの動作を円滑にするため適宜角度で右
下がりに切落されることにより斜面46を形成し
ている。また、前記円筒部43の下面前後方向中
央部には足鍵3aの回動支点を構成する突条体4
7が該足鍵3aの長手方向と直交する方向に突設
されている。円筒部43の上面側に配設される前
記弾性体44は断面形状が矩形で略C字形に形成
され、その開放端部下面側が足鍵3aの回動を容
易にするため左下りに切落されている。
前記足鍵3aの上面後端部でばね収納凹部49
の後方にはアクチユエータ50が一体に突設され
ており、このアクチユエータ50に対応して前記
フレーム5に透孔51が形成されると共にスイツ
チ52が配設されている。前記スイツチ52は前
記足鍵3aの踏込操作時に前記アクチユエータ5
0によつて動作され、その信号により楽音出力の
音量等が制御される。
次に、ペダル鍵盤3の楽器本体2への取付け手
順を第3図A,B,Cに基づいて説明する。
所定本数の足鍵3aをフレーム5の下面に順次
組付けると共に各足鍵3aのアクチユエータ50
に対応してスイツチ52を取付けることによりペ
ダル鍵盤3の組立作業を終了し、しかる後これを
楽器本体2の下部に前述したフレーム固定部材2
0と支持部材30並びに後述する締結手段を用い
て取付ける。
すなわち、先ず第3図Aに示すようにフレーム
5を前下りに傾斜させてその後端の被支持部5C
を斜め下方より支持部材30の開口部31より該
部材30内に最奥まで挿入し、しかる後この挿入
状態を維持しつつ前端側を持ち上げてほぼ水平な
状態に戻し〔第3図B参照〕、そのまま前方に引
き寄せると各係合部5Aが対応するフレーム係止
部20C上に係合載置され、同時に結合部5Bが
フレーム固定部20Dの内側面(背面)に密接す
る。そして、フレーム固定部20Dと結合部5B
とを楽器本体2の前方側より止めねじ、ボルト等
の締結手段55で結合固定〔第3図C参照〕する
ことにより、ペダル鍵盤3の取付けを完了する。
なお、フレーム5を水平状態に戻して前方に引き
寄せた場合、前述したD,D1,D2の寸法関係に
より、被支持部5Cが支持部材30から抜けるこ
とはない。
かくして、このようなペダル鍵盤の取付構造に
よれば、ペダル鍵盤3を楽器本体2の下方より底
板12の下部に取付けることができるので、フレ
ーム5を楽器本体2内に配設する従来の取付構造
に比べて取付け作業が簡単かつ迅速に行なえ、組
立作業性を向上させることができる。また、フレ
ーム5の被支持部5Cを単に支持部材30で支持
し、フレーム固定部材20とフレーム5の固着部
5Dを締結手段55で結合固定させるだけである
ため、固定に必要な締結手段55の本数を半減で
き、一層取付け作業を容易なものとする。更に、
底板12、背面板14等に切欠孔や開口部を設け
る必要がないので、楽器本体2の強度が向上する
上、密閉度が上がるため音響効果の優れた電子楽
器を得ることができる。加えて、底板12とフレ
ーム5の間の隙間に電源ユニツト等の電気部品を
実装することができるため、楽器本体2内のスペ
ースフアクタを向上させる。
第4図はこの考案の他の実施例を示す要部の側
断面図である。この実施例は底板12の下面後端
部に固定される支持部材60を略クランク形
(〓)に形成し、その下方側水平部60aを、フ
レーム5の後端部に一体に設けた略鉤形の被支持
部5Cの垂直片61に形成した係合孔62に前方
から挿入係合させ、これにより前記被支持部5C
を支持部材60で支持するように構成したもので
ある。
なお、この考案は第1図、第2図および第4図
に示した実施例構造に何ら特定されるものではな
く、特にフレーム固定部材20Dおよび支持部材
30,60の形状、数等については種々変更が可
能である。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案に係る電子楽器のペ
ダル鍵盤取付構造は、底板下面の前方部もしくは
前板下方部と、底板の後方部もしくは背面板下方
部にそれぞれフレーム固定部材と支持部材を設
け、フレームに固着部と被支持部とを設け、被支
持部を前記支持部材で支持した状態で固着部をフ
レーム固定部材に当接し、かつ締結手段によつて
固定するように構成したので、楽器本体の下方か
らの取付けが可能となり、取付け、取外しの作業
性を向上させることができる。また、フレーム固
定部材および支持部材の構造が簡単で、底板に切
欠孔を設ける必要がなく、楽器本体の強度を増大
させることができ、しかも音の漏れが少なく音響
効果を向上させる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るペダル鍵盤取付構造の
一実施例を示す取付前の側断面図、第2図はフレ
ーム固定部材の要部斜視図、第3図A,B,Cは
ペダル鍵盤の取付け手順を説明するための図、第
4図はこの考案の他の実施例を示す要部側断面
図、第5図は従来のペダル鍵盤の分解斜視図、第
6図は従来のペダル鍵盤の取付構造を示す側断面
図である。 2……楽器本体、3……ペダル鍵盤、3a……
足鍵、5……フレーム、5A……係合部、5B…
…結合部、5D……固着部、5C……被支持部、
12……底板、20……フレーム固定部材、20
C……ガイド用フレーム係止部、20D……フレ
ーム固定部、30,60……支持部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下面に足鍵が揺動自在に配設されるフレーム
    に固着部と、この固着部の後方に位置する被支
    持部とを設け、楽器本体の底板後方部もしくは
    背面板下方部に前記フレームの被支持部を支持
    する支持部材を配設し、前記底板の下面もしく
    は前板下方部にフレーム固定部材を配設してな
    り、 前記足鍵の前記フレーム側に突設したアクチ
    ユエータと、 前記フレームの前記アクチユエータに対応す
    る位置に形成した透孔と、 前記フレーム、固着部、被支持部および底板
    の形成する空間に配設したスイツチと、 を備え、 前記フレームの固着部と被支持部との距離
    を、楽器本体のフレーム固定部材と支持部材と
    の距離より小さくし、 前記被支持部が前記支持部材に支持された状
    態でフレームの固着部と前記フレーム固定部材
    とを互いに当接させ、かつ該固着部とフレーム
    固定部材とを締結手段とによつて一体的に結合
    させるようにしたことを特徴とする電子楽器の
    ペダル鍵盤取付構造。 (2) フレーム固定部材はガイド用フレーム係止部
    材を有していることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の電子楽器のペダル鍵盤
    取付構造。
JP1836585U 1984-05-25 1985-02-14 Expired JPH0446314Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1836585U JPH0446314Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14
US06/734,952 US4653378A (en) 1984-05-25 1985-05-16 Pedal keyboard for electronic musical instrument
GB08512682A GB2159316B (en) 1984-05-25 1985-05-20 Pedal keyboard for electronic musical instrument
CN85104830.7A CN1004525B (zh) 1984-05-25 1985-06-22 电子乐器的脚踏键盘

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JP1836585U JPH0446314Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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JPS61135382U JPS61135382U (ja) 1986-08-23
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