JPH0445714A

JPH0445714A - コンバインの脱穀装置

Info

Publication number: JPH0445714A
Application number: JP15073390A
Authority: JP
Inventors: Eiji Shinozaki; 栄治篠崎
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1990-06-09
Filing date: 1990-06-09
Publication date: 1992-02-14
Anticipated expiration: 2014-06-21
Also published as: JP2906588B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、コンバインの脱穀装置に係るものである。

（従来技術）従来公知の、実開昭６０−１７１１３３号公報には、機
体フレームの下方位置に設けた走行装置と、前記機体フ
レームの前方位置に設けた刈取部と、前記機体フレーム
の上方位置に設けた脱穀装置とからなるコンバインにお
いて、前記脱穀装置には機体進行方向と平行方向の扱胴
軸により軸装された扱胴を設けたコンバインの脱穀装置
が記載されている。

（発明が解決しようとする課題）前記公知のものは、脱穀装置には機体進行方向と平行方
向の扱胴軸により軸装された扱胴を設けているので、脱
穀室内に大量の穀稈が供給されたとき、扱胴外面の螺旋
扱歯の穀稈後方送りが間に合わず、扱胴と共回りして詰
まり現象が発生するという課題がある。

そこで、扱胴の外閘に、エンドレスの回転送り機構を設
けて、前記詰まりを防止したものである。

（発明目的）よって本発明は、機体進行方向と平行方向の扱胴軸によ
り軸装された扱胴を設けたものにおける、脱穀室内の穀
稈詰まりを防止したものである。

（課題を解決するための手段）よって本発明は、機体フレームｌの下方位置に設けた走
行装置２と、前記機体フレーム１の前方位置に設けた刈
取部４と、前記機体フレーム１の上方位置に設けた脱穀
装置３とからなるコンバインにおいて、前記脱穀装置３
には機体進行方向と平行方向の扱胴勅諭により軸装され
た扱胴四を設け、該扱胴０の外面部には、穀稈の強制搬
送装置Ｉを設けたコンバインの脱穀装置としたものであ
る。

また、本発明は、強制搬送装置の搬送速度を調節し得る
ようにしたものである。

また、本発明は、脱穀室内の負荷を検知する検知装置を
設け、前記脱穀室内の負荷に応じて前記強制搬送装置の
搬送速度を自動調節するようにしたものである。

また、本発明は、前記強制搬送装置の前端部を脱穀室の
穀稈供給口に臨ませ、穀稈を脱穀室に円滑に供給するよ
うにしたものである。

（実施例）本発明の実施例を図面により説明すると、ｌは機体フレ
ーム、２は機体フレーム１の下方位置に設けた走行装置
、３は機体フレームｌの上方位置に設けた脱穀装置、４
は機体フレームｌの前方位置に設けた刈取部である。

刈取部４は、その最前側位置に分草体５を設け、該分草
体５の後側上方位置に掻込リール６を設け、該掻込リー
ル６の下方に穀稈を刈り取る刈刃７を設け、該刈刃７の
後方にオーガ８を設ける。

９は刈取部４から脱穀装置３の脱穀室に至る搬送エレベ
ータ−であり、搬送エレベータ−９内の上部に上部回転
軸１０を設け、該上部回転軸１０に上側ローラ１１を軸
装し、搬送エレベータ−９内下部には下部回転軸四を設
け、該下部回転軸νに下側ローラ爲を軸装し、前記上側
ローラ１１と下側ローラＢの間に搬送用無端体１４を掛
回し、該搬送用無端体１４の外周面に所定の間隔を置い
て搬送突起６を設けて形成される。

前記刈取部４は、前記エレベータ−９の上部回転軸１０
を中心に機体に対してエレベータ−９と共に上下するよ
うに構成する。１６は刈取部上下動シリンダである。

前記脱穀装置３内の上側には脱穀室１７を形成し、該脱
穀室１７に前後方向の扱胴勅諭によ−り撮胴四を軸装す
る。２０は扱胴四の主として下方外周を包囲する扱網、
２１は前記脱穀室１７の下方に形成した風選室、ηは風
選室２１内に設けた揺動選別棚、２３は前記風選室２１
内に選別風を送風する送風唐箕、２４は一番コンベア、
δは二番コンベア、３は搬送エレベータ−９より搬送さ
れた穀稈が前記脱穀室！７に入る穀稈供給口である。

前記送風唐箕乙には回転速度調節モータｎを取付け、該
回転速度調節モータｎにより回転速度を調節し得る構成
にする。２８は送風唐箕ｎの回転速度検出センサである
。

しかして、前記脱穀室！７内には、前記扱胴四の母線方
向に穀稈を強制搬送する強制搬送装置３０を設ける。

脱穀室１７内の前側位置には、左右方向の前側回転軸３
１を軸装し、該前側回転軸３１に前側ローラ！を軸装す
る。前側ローラ！は前記穀稈供給口芯に臨むように設け
られる。

脱穀室！７内の後側には、前記前側ローラ！に対応する
後備ローラシを後側回転軸おにより軸装し、前記前側ロ
ーラジと前記後側ローラＵとの間に無端体あを掛回し、
該無端体Ｉの外周面に所定の間隔を置いて搬送突起蕊を
設ける。

前記強制搬送装置別は、脱穀装置３の上部に設けた側板
訂、茸と、側板３７．３７の上部に設けた天板蕊により
包囲され、前記側板ｇ、３７には。

前記前側回転軸３１および後側回転軸（が軸装される。

前記前側回転軸３１の一端は前記側板Ｖよりも側方に突
出させ、該突出部に受動プーリ羽を固定する。受動プー
リ（の上方には駆動割プーリ初を設け、受動プーリ（と
駆動割プーリ槌の間にベル）４１を掛回す、前記駆動割
プーリ初は前記天板翼上に設けた伝動また油圧モータ等
の任意の駆動装置ｌｕの駆動軸Ｃに固定される。

また、前記駆動割プーリ栃の近傍位置には。

駆動割プーリ旬の間隔を広狭に調節して前記強制搬送装
置（の搬送速度を調節する搬送速度調節装置舗を設ける
。

本実施例の強制搬送装置別は扱Ｐ１９の上方位置に設け
られているが、４１！１４１９の上面外周に面するよう
に並列させてもよく、扱胴勅諭よりも上方位置に設けれ
ばよい、また、前記強制搬送装置別は、前後に複数分割
形成してもよい。

しかして、前記搬送エレベータ−９内には穀稈供給量検
出部葛を設け、また、前記扱胴四の扱胴軸謁には該扱胴
勅諭の回転負荷検出部舗を設け、前記穀稈供給量検出部
６および回転負荷検出部嬬の信号により制御部４７は、
搬送速度調節装置舗を作動させて前記強制搬送装置別の
搬送速度を調節する。４８は前記強制搬送装置（資）の
搬送速度を検出する搬送速度検出部であり、前記搬送速
度調節装置４内に設ける。

栃は前記分草体５の後側に設けた穀稈有無検知センサ、
父は前記搬送エレベータ−９の上部回転軸１０に設けた
刈取部４の上下を検知する刈取上下スイッチ、５１は車
速センサであり、前記車速センサ５１が一定速度以上の
走行による刈取作業を行なっていることを検知したとき
であって、刈取部４を上動させて刈取上下スイッチ（資
）をオンにすると、一定時間、送風唐箕乙の回転速度を
下げるのを遅くさせるように回転速度調節モータｎを制
御する。

父は脱穀装置３への動力伝達を入切させる脱穀クラッチ
の大切を検知する脱穀クラッチ入切スイッチである。

（作用）次に作用を述べる。

本発明は前記の構成であり、機体が前進すると、穀稈有
無検知センサ約が穀稈に接触し、この信号により制御部
４７は機体の進行方向を自動制御しながら更に前進し、
分草体５で圃場の穀稈を分草し、掻込リール６により穀
稈を掻き込み、刈刃７により刈取り、掻込リール６によ
りオーガー８に掻込んだ穀稈をオーガー８により搬送エ
レベータ−９の基部に合流させ５搬送エレベータ−９に
より脱穀装置３の脱穀室１７の穀稈供給口昂まで搬送し
て送込み、回転する扱胴１９により脱穀する。

この場合、刈取部４により大量の穀稈が脱穀装Ｗ３の脱
穀室１７に供給されると、脱穀室１７内に詰まりが発生
するが、脱穀室１７内の上部には強制搬送装置別が設け
られているから、強制搬送装置３０は、扱胴四の上方で
扱胴四の母線方向に搬送突起藁が移動し、扱胴０と共回
りする穀稈を後方送りして脱穀室１７内における詰まり
発生を防止する。

しかして、搬送エレベータ−９内には穀稈供給量検出部
６が設けられ、扱胴０の扱胴勅諭には回転負荷検出部６
が設けられているから、穀稈供給量検出部６および回転
負荷検出部繻がオフのときは、強制搬送装置３０の作動
を停止させ、穀稈の後方送り作用は扱胴四のみが担当す
るので、穀稈の脱穀室１７内の滞留時間が長くなり、脱
殻のロスを防止する。

また、穀稈供給量検出部６がオンになると強制搬送装置
巽を定速作動させて穀稈を移送し。

穀稈供給量検出部６および回転負荷検出部６がオンにな
ると、脱穀室１７内の負荷は散大になるので強制搬送装
Ｗ３ｏの搬送速度を定速よりも早くして結まりを防止し
１回転負荷検出部６のみがオンになると、強制搬送装Ｗ
３０の搬送速度を通常速度に戻す。

したがって、脱穀装置１３内の負荷を一定状態に保持す
るので、効率のよい作業を行なえる。

なお、穀稈供給量検出部６および回転負荷検出部６と１
強制搬送装置１３０の搬送速度との関係は、穀稈の状態
等により適宜変更でまるものであり、上記設定に限られ
るものではなく、また穀稈供給量検出部６および回転負
荷検出部繻の信号により制御部４７は、自動的に機体の
走行速度を遅くし、強制搬送装置Ｉによりり稈と共に穀
粒を機外に排出するのを防止する構成にすることもある
。

しかして、圃場の終点に機体が至ると、方向変換するた
めに刈取部４を刈取部上下動シリンダ１６により上動さ
せるが、刈取部４を上動させると、脱穀室１７への穀稈
供給量が減少するから、前記送風唐箕乙からの風量が同
一であると、穀粒は強風によって機外に排出されてしま
うので、制御部４７は回転速度調節モータｎを自動的に
作動させて、送風唐箕乙の回転速度を遅くさせる。

この場合、刈取部４を上動させるまでに、車速センサ５
１により機体が所定時間、一定速度以上で走行している
ことを検知したときは、刈取部４を上動させても、既に
脱穀室１７内には大量の穀稈が供給されているので、方
向変換時でも扱網痘より脱穀物が大量に落下するから、
制御部４７は所定時間経過するまで送風唐箕乙の回転速
度を低下させない。

（効果）従来公知の、実開昭６０−１７１１３３号公報には、機
体フレームの下方位置に設けた走行装置と、前記機体フ
レームの前方位置に設けた刈取部と、前記機体フレーム
の上方位置に設けた脱穀装置とからなるコンバインにお
いて、前記脱穀装置には機体進行方向と平行方向の扱胴
軸により軸装された扱胴を設けたコンバインの脱穀装置
が記載されている。

前記公知のものは、脱穀装置には機体進行方向と平行方
向の扱胴軸により軸装された扱胴を設けているので、脱
穀室内に大量の穀稈が供給されたとき、扱胴外面の螺旋
扱歯の穀稈後方送りが間に合わず、扱胴と共回りして詰
まり現象が発生するという課題がある。

しかるに本発明は、機体フレームｌの下方位置に設けた
走行装置２と、前記機体フレームｌの前方位置に設けた
刈取部４と、前記機体フレーム１の上方位置に設けた脱
穀装置３とからなるコンバインにおいて、前記脱穀装置
３には機体進行方向と平行方向の扱胴勅諭により軸装さ
れた扱胴口を設け、該扱胴０の外面部には、穀稈の強制
搬送装置（資）を設けたコンバインの脱穀装置としたも
のであるから、機体進行方向と平行方向の扱胴軸謁によ
り軸装された扱胴口では、穀稈を後方に送りながら脱穀
するが、穀稈後方送りが間に合わず詰まろうとするとき
でも、強制搬送装置刃により強制的に後方送りをするの
で、脱穀室１７内での詰まり現象はなく、能率良く脱穀
できる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は装置全体の側面図、第２図は要部縦断背面図、
第３図はブロック図である。符号の説明ｌ・・・機体フレーム、２・・・走行装置、３・・・脱
穀装置、４・・・刈取部、５・・・分草体、６・・・掻
込り一ル、７・・・刈刃、８・・・オーガ、９・・・搬
送エレベータ−１ｌＯ・・・上部回転軸、１１・・・上
側ローラ、し・・・下部回転軸、Ｂ・・・下側ローラ、
１４・・・搬送用無端体、６・・・搬送突起、１６・・
・刈取部上下動シリンダ、１７・・・脱穀室、迅・・・
扱胴軸、四・・・扱胴、に・・・扱網、２１・・・風選
室、２２・・・揺動選別棚、乙・・・送風唐箕、２４・
・・一番コンベア、ｂ・・・二番コンベア、３・・・穀
稈供給口、ｎ・・・回転速度調節モータ、２８・・・回
転速度検出センサ、３０・・・強制搬送装置、　３１・
・・前側回転軸、ジ・・・前側ローラ、０・・・後側回
転軸、翼・・・後備ローラ、あ・・・無端体、藁・・・
搬送突起、３７・・・側板、蕊・・・天板、（・・・受
動プーリ、仙・・・駆動割プーリ、４１・・・ベルト、
Ｃ・・・駆動装置、Ｃ・・・駆動軸、祠・・・搬送速度
調節装置、６・・・穀稈供給量検出部、槌・・・回転負
荷検出部、４７・・・制御部、槌・・・搬送速度検出部
、Ｏ・・・穀稈有無検知センサ、父・・・刈取上下スイ
ッチ、　５１・・・車速センサ、父・・・脱穀クラッチ
大切スイッチ。笛図第３図手続補正書（鵠）

Claims

【特許請求の範囲】

機体フレーム１の下方位置に設けた走行装置２と、前記
機体フレーム１の前方位置に設けた刈取部４と、前記機
体フレーム１の上方位置に設けた脱穀装置３とからなる
コンバインにおいて、前記脱穀装置３には機体進行方向
と平行方向の扱胴軸１８により軸装された扱胴１９を設
け、該扱胴１９の外面部には、穀稈の強制搬送装置３０
を設けたコンバインの脱穀装置。