JPH0445635Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はジユーサに係り、回転する回転体の螺
旋状搾り部にて被調理材料を圧搾してジユースを
絞るようにしたジユーサのかす収納ケースに関す
る。

（従来の技術） 従来のこの種の被調理材料を回転体の周面に形
成した螺旋状の搾り部にて圧搾し、ジユース加工
するジユーサは、例えば、実公昭59−36173号公
報に記載されている構造が知られている。このジ
ユーサの構造では、調理ケースのかす排出部から
排出されたかすをかす収納ケースに案内する筒状
のかす排出路を一側に突出させ、このかす排出路
の先端部を挿入するかす導入開口部をかす収納ケ
ースに形成した構造が採られている。

（考案が解決しようとする問題点） 上記従来の構造のジユーサでは、かす排出路は
先端部にかす導出部を開口し、このかす排出路の
先端導出部からかす収納ケースにかすを導出する
ようにすると、かす収納ケースをかす導出路から
取り外すと、かす収納ケースを調理ケースから取
外したとき、螺旋状の圧搾部を有する回転体で被
調理物を搾るジユーサではかすが連続した塊状の
状態で排出されるため、かす収納ケースのかす導
入開口部、または調理ケースのかす排出路から連
続したかすが抜け外れてテーブル上面などを汚す
おそれがある問題を有している。

本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、か
すがかす収納ケースに溜つたときには、調理ケー
スを取り外すことなくかす収納ケースのみの取り
外しができ、かすの廃棄が容易にでき、さらに、
かす収納ケースを調理ケースから取り外すとき
に、塊状に連続したかすが切断されるようにし
て、かすがかす収納ケースまたは調理ケースから
抜け外れることをなくし、多量のジユース加工が
連続的にできるジユーサを提供するものである。

（問題点を解決するための手段） 本考案のジユーサは、圧搾回転体の螺旋状搾り
部にて被調理材料から搾られたジユースの吐出口
と被調理物のかすを排出するかす排出部とを有す
る調理ケースと、この調理ケースに着脱自在に装
着されこの調理ケースのかす排出部から排出され
たかすを収納するかす収納ケースとを具備し、前
記調理ケースのかす排出部から排出されたかすを
前記かす収納ケースに案内する上面を開口された
かす排出路をこの調理ケースの一側に突出させ、
このかす排出路の先端部を挿入するかす導入開口
部を前記かす収納ケースに形成し、このかす収納
ケースの装着方向と前記かす排出路の突出方向と
を一致させ、前記調理ケースからかす収納ケース
を取外し時において前記かす排出路の先端側開口
上縁とかす収納ケースのかす導入開口部の上縁部
とにて前記かす排出路の開口上縁より突出したか
すを擦り切り切断するようにこのかす収納ケース
のかす導入開口部の上縁部を切断縁としたもので
ある。

（作用） 本考案のジユーサは、調理ケースのかす排出部
から排出されたかすは、かす排出路からかす収納
ケースに収納され、このかす収納ケースに収納さ
れたかすがかす収納ケースの容量を越える満杯と
なつたときには、かす収納ケースを調理ケースか
ら取外す。このかす収納ケースを調理ケースから
取外すことにより、かす収納ケースの導入開口部
の上縁部がかす導出部の上面に開口した開口上縁
部との擦り合せで塊状となつて連続するかすを擦
り切り切断し、かすがかす収納ケースの導入開口
部または調理ケースから抜け出ることがなく、か
す収納ケースからかすの廃棄が容易にでき、テー
ブルの上面などを汚損することがない。

（実施例） 本考案の一実施例の構造を図面第１図乃至第８
図について説明する。

第１図において、１は調理ケースで、第５図に
示す基体２の上面に開口したケース嵌合部３に挿
脱自在に嵌合され、この調理ケース１の一側には
前方に向つて搾りかすのかす排出路４が一体的に
突出形成されている。このかす排出路４は上面を
開口した樋状に形成され、中間部に上方に向かつ
て傾斜した段部６を有し、このかす排出路４の前
部には側方に向つて彎曲した案内部７が形成さ
れ、このかす排出路４の先端導出部８は側方に向
かつて形成され、このかす排出路４の先端導出部
８にはかす排出路４の上縁より低い高さの導出縁
９が形成されている。さらに、このかす排出路４
の前面側の上縁は前記導出部８側の角部に位置し
て下方に傾斜したカツト面１０に形成されてい
る。

また、前記調理ケース１は上側が拡径された筒
状に形成され、第２図に示すように、この調理ケ
ース１の底部にはジユース吐出口１１が開口さ
れ、また、底部中央部には係合凹部１２が形成さ
れ、この凹部１２の一側には前記かす排出路４に
連通したかす排出部１３が設けられている。ま
た、第５図に示すようにこの調理ケース１には調
理室１４を形成する上部を拡径した筒状の調理室
形成部材１５が挿脱自在に嵌合されている。そし
て、この調理室形成部材１５の底部は前記調理ケ
ース１の底部の凹部１２に係合支持されるように
なつている。この調理室形成部材１５の上部の拡
開された被調理材料を送り込み案内部１６が形成
され、この調理室形成部材１５の開口縁部は前記
調理ケース１の上面開口縁部１７に嵌合支持され
るようになつている。また、この調理室形成部材
１５の開口縁部には上面に開放したシールパツキ
ング嵌合凹溝１８が形成されている。さらに、こ
のパツキング嵌合凹溝１８を形成する外側の環状
突縁上部にてインロー部１９が形成されている。

この調理室形成部材１５の側面には、前記調理
ケース１内に連通するジユース流出口２０が形成
され、このジユース流出口２０にはフイルタ２１
がこの調理室形成部材１５の内面と略同一面とな
るように設けられている。そして、このフイルタ
２１は、金属板に多数の通液穴を設けたパンチン
グメタルなどのフイルタ板にて構成されている。

さらに、前記調理室形成部材１５の下部にはか
す排出口２３が開口され、このかす排出口２３の
外側の両側にはこの調理室形成部材１５の接線方
向に向う側壁２４，２５が一体に平行状に設けら
れ、この両側壁２４，２５には前側縁に開放した
溝状の軸受部が形成されている。また、前記調理
ケース１の前記調理室形成部材１５のかす排出口
２３に連通するかす排出部１３の両側には、この
調理室形成部材１５の側壁２４，２５を配設する
嵌合壁２６，２７を有している。

次に、２８はかす排出調整板で、第６図および
第７図に示すように、前記側壁２４，２５間の内
側間隔と略同一の幅を有し、前記調理室形成部材
１５のかす排出口２３に対向する面は、上下方向
断面が弧状に彎曲された回転面２９に形成され、
前記かす排出口２３の閉塞時には下部がかす排出
部１３の底面に対向されているとともに上部がか
す排出口２３に上縁に接触してかす排出口２３を
閉塞するようになつている。そして、このかす排
出調整板２８のかす排出口２３に対向する面と反
対側の面には突部３０が一体に突設され、この突
設３０には水平方向に回転軸３１が設けられ、こ
の回転軸３１は前記側壁２４，２５の軸受部に回
転自在に軸支されるようになつている。このかす
排出調整板２８の回転軸３１にはコイル状のばね
３２が巻回されてこのばね３２はこのかす排出調
整板２８に装着され、このばね３２の一端は前記
かす排出調整板２８の突部３０に係止されるとと
もに他端は前記調理ケース１の一方の側壁２５の
上縁に係止され、このかす排出調整板２８は第７
図に示すようにかす排出口２３を閉塞する方向に
付勢されている。

次に３３は回転体で、第５図に示すように前記
調理室形成部材１５に嵌合できるように下端側が
やや径小の円柱状体に構成され、この回転体３３
には垂直軸の回転軸３４が貫通固定され、この回
転軸３４の上端は回転体３３の上面に突出されて
いる。さらに、この回転軸３４の回転体３３の下
面に突出させた部分は前記調理室形成部材１５の
底部の開口から調理ケース１の底部の通穴３６を
通して下方に突出され、この回転軸３４の下端に
はカツプリング３７が固着され、この回転軸３４
は前記調理ケース１の通穴３６に設けた軸受３８
に回転自在に支持されている。

また、前記基体２のケース嵌合部３の底部に挿
通突出され電動機３９に歯車連動して回転するカ
ツプリング４０に前記回転軸３４のカツプリング
３７が係脱自在に結合されるようになつている。
そして、前記調理ケース１の底部の通穴３６はパ
ツキング４１にて液密に保持されている。

また、前記回転体３３の外周面上部は、前記調
理室形成部材１５の送り込み案内部１６と少許の
間隔を保持して対向されるように上方に向つて拡
径された送り込み部４３に形成され、この送り込
み部４３の下部には螺旋状の搾り部４４が形成さ
れ、この搾り部４４は調理室形成部材１５の内壁
によつて小間隙を保持して囲繞されている。

また、４５は円盤状のカツターで、中心部には
前記回転軸３４の突出部に嵌合される中心穴が形
成され、上面に切削刃が放射状に多数形成されて
いる。

さらに、４６はシールパツキングで、環状に形
成され、このシールパツキング４６は前記調理室
形成部材１５のパツキング嵌合凹溝１８に嵌合さ
れ、このシールパツキング４６の先端縁側は内径
方向に傾斜されている。

次に、４７は蓋体で、前記調理ケース１と後述
のかす収納ケース４８の上面開口部を前記カツタ
ー４５の切削刃と少許の間隙をもつて覆うように
前記基体２に着脱自在に取着される。この蓋体４
７の内面には前記調理室形成部材１５のインロー
部１９に嵌合されるインロー突部４９が環状に突
出されている。

また、この蓋体４７の内面には、前記インロー
突部４９の中心に位置して前記回転体３３の回転
軸３４の突出部を軸支する軸受５０が設けられて
いる。

また、この蓋体４７には第３図に示すように前
記カツター４５に対向してインロー突部４９の内
側に位置して被調理材料投入口５１が筒状に形成
され、この投入口５１に被調理材料をカツター４
５に押圧する押棒が挿脱自在に設けられている。

また、前記かす収納ケース４８は、第２図、第
３図に示すように透明な材料で形成され、前記調
理ケース１の前側に着脱自在に装着されるように
後面は前記調理ケース１の前面形状に合致した形
状に形成されている。そして、このかす収納ケー
ス４８の後面一側にかす導入開口部５２が開口さ
れ、このかす収納ケース４８の装着方向と前記か
す排出路４の突出方向とが一致され、このかす導
入開口部５２は、第４図に示すように調理ケース
１の前側からかす収納ケース４８を装着すると、
前記調理ケース１のかす排出部１３から排出され
たかすを前記かす収納ケース４８に案内するかす
排出路４の先端部を嵌合するように、かす排出路
４の排出方向からの投影形状と略同一形状となつ
ている。そして、前記調理ケース１からかす収納
ケース４８を取外し時において前記かす排出路４
の先端側開口上縁とかす収納ケース４８のかす導
入開口部５２の上縁部とにて前記かす排出路４の
開口上縁より突出したかすを擦り切り切断する切
断縁となつている。

なお、このかす収納ケース４８の導入開口部５
２に前記カツト面１０に対向する傾斜部５２ａが
形成されている。

さらに、このかす収納ケース４８のかす導入開
口部５２の上部には、前記かす排出調整板２８が
解放時に接触する凹部５３が形成されている。

また、前記調理ケース１の前側下部には第２図
に示すように前記かす収納ケース４８の下面を支
持する受け台部５４が突出形成されている。

また、５５はジーユス容器で、前記基体２の載
置台部５６に挿脱自在に載置され、このジユース
容器５５は前記調理ケース１のジユース吐出口１
１から滴下されるジユースを受けるようになつて
いる。

次にこの実施例の作用を説明する。

調理ケース１を基体２に嵌合保持し、この調理
ケース１に調理室形成部材１５を嵌合する。この
状態で調理室形成部材１５の外側側壁２４，２５
は調理ケース１のかす導出部１３の嵌合壁２６，
２７間に位置させる。この状態ではかす排出調整
板２８は調理室形成部材１５のかす排出口２３を
閉塞している。

さらに、この調理室形成部材１５に上面開口か
ら回転体３３を嵌合し、この回転体３３の下端に
突設した回転軸３４を調理室形成部材１５の開口
と調理ケース１の通穴３６から突出させてカツプ
リング３７を電動機３９に連動するカツプリング
４０に回転方向に結合させる。

次いで、蓋体４７を基体２に取着することによ
り調理室形成部材１５のインロー部１９に蓋体４
７のインロー突部４９が嵌合され、シールパツキ
ング４６は蓋体４７の内面に密接され、この状態
で調理ケース１と調理室形成部材１５とを蓋体４
７と基体２のケース嵌合部３との間に挟着保持
し、この蓋体４７の内面はカツター４５の切削刃
の間に少許の間隙をもつて対向される。

次いで、かす収納ケース４８を調理ケース１の
前側から装着すると、このかす収納ケース４８の
かす導入開口部５２に調理ケース１のかす排出路
４の先端部が嵌挿され、かす収納ケース４８の底
部は調理ケース１の受け台部５４に支持され、こ
のかす収納ケース４８の上面開口部は前記蓋体４
７にて覆われている。

そして、スイツチ操作によつて電動機３９を駆
動すると回転体３３は回転される。この状態で投
入口５１から被調理材料を投入して押棒にて被調
理材料を回転されている回転体３３のカツター４
５に押付ける。被調理材料はカツター４５の切削
刃にて切削、粉砕され、カツター４５の外周方向
に送り出され、回転体３３の周縁から調理室形成
部材１５の送り込み案内部１６に順次送り込まれ
て回転体３３の搾り部４４と調理室形成部材１５
との間の調理室１４に導入される。そして、回転
体３３の搾り部４４にて調理室１４の被調理材料
は圧搾されてジユース分が抽出され、ジユース分
はフイルタ２１にて濾過され、調理ケース１の底
部に流出され、ジユース吐出口１１から下方に配
置したジユース容器５５内に流入される。

また、被調理材料の搾りかす分は調理室１４の
下部まで送り込まれ、かす排出口２３からかす排
出部１３に向つて排出される。このかす排出口２
３から排出されるかす分はかす排出調整板２８の
下部を押圧し、かす排出調整板２８はばね３２の
付勢力に抗して回転軸３１を中心として回転し、
このばね３２の付勢力でかす排出調整板２８はか
す排出口２３から排出されるかす分の排出を調整
する。そしてこのときかす排出調整板２８はかす
収納ケース４８の凹部５３に接触してかすがかす
収納ケース４８の外側に漏れることが阻止されて
いる。このようにかす排出口２３から排出された
かす分はかす排出路４の先端導出部８の上縁から
かす収納ケース４８に収納される。すなわち、こ
のかす収納ケース４８に収納されるかすは、かす
排出路４の案内部７にて案内され、かす収納ケー
ス４８の装着方向と略直角方向の側方に形成した
導出部８からかす収納ケース４８に収納され、か
すはかす収納ケース４８に偏らずにかす収納ケー
ス４８に収納され、しかも、かす収納ケース４８
の装着方向と略直角方向に収納されるためかすの
排出圧力にてかす収納ケース４８が脱落方向に押
圧されることがない。

また、調理途中にかす収納ケース４８にかすが
満杯になつた時には、かす収納ケース４８を手前
に引出して調理ケース１から取り外し、かす収納
ケース４８からかすを廃棄する。このかす収納ケ
ース４８を引出すときに、塊状に連続したかすは
前記かす排出路４の先端側開口上縁とかす収納ケ
ース４８のかす導入開口部５２の上縁部とにて前
記かす排出路４の開口上縁より突出したかすを擦
り切り切断する切断縁となつて、かす収納ケース
４８の導入開口部５２の上縁部がかす排出路４の
上面に開口された上縁部との擦り合せによつて切
断される。そして、かす収納ケース４８を引出し
たときにかすが調理ケース１側にこぼれ落ちるこ
とがない。

さらに、かす排出路４の側方に開口した先端導
出部側の上側角部は傾斜状のカツト面１０とした
ためかす収納ケース４８のカツト面１０に対向す
る導入開口５２の傾斜部５２ａにてかすの切断部
が押え付けられ、かす排出路４に残つたかすがこ
ぼれることを確実に防止される。

また、調理加工後の洗浄などに際しては蓋体４
７を外し、回転体３３とともに調理室形成部材１
５を調理ケース１とともに蓋体２から抜き外して
行なう。

なお、前記実施例ではかす排出路４の先端導出
部８はかす収納ケース４８の装着方向に対して略
直角方向に向けて形成したが、第９図に示すよう
にかす排出路４の先端に導出部８を形成し、この
導出部８からかす収納ケース４８に収納するよう
にすることもできる。

また、前記実施例では調理ケース１と調理室形
成部材１５とを別体形成したが一体形成でもよ
い。

なお、前記実施例の構成のようにかす排出路４
の先端導出部８は弧状に彎曲した案内部７を介し
てかす収納ケース４８の装着方向に対し側方に開
口すれば、かすはかす収納ケース４８にかす排出
路４の先端部に偏ることなく収納されるとともに
かすの排出圧力がかす収納ケース４８の脱落方向
に作用することがないものである。

また、前記実施例の構成のようにかす排出路４
の側方に開口した先端導出部８側の上側角部は傾
斜状のカツト面１０とし、かす収納ケース４８の
かす導入開口部５２に前記カツト面１０に対向す
る傾斜部を形成すれば、切断されたかす収納ケー
ス４８の導入開口縁部でかすは押し付けられ、こ
ぼれ落ちることがない。

（考案の効果） 本考案によれば、かす収納ケースを調理ケース
と別体にて形成し、調理ケースのかす排出口から
排出されたかすを前記かす収納ケースに案内する
かす排出路をこの調理ケースの一側に突出させ、
このかす排出路の先端部を挿入するかす導入開口
部を前記かす収納ケースに形成し、このかす収納
ケースの装着方向と前記かす排出路の突出方向と
を一致させ、前記調理ケースからかす収納ケース
を取外し時において前記かす排出路の先端側開口
上縁とかす収納ケースのかす導入開口部の上縁部
とにて前記かす排出路の開口上縁より突出したか
すを擦り切り切断するようにこのかす収納ケース
のかす導入開口部の上縁部を切断縁としたので、
かす収納ケースにかすが満杯となつた時に調理ケ
ースを外す必要がなく、かす収納ケースのみを外
してかすの廃棄が容易にでき、また、かす収納ケ
ースを取り外すときに、塊状となつて連続的に排
出されるかすは、かす収納ケースの導入開口部の
上縁部がかす排出路の上面に開口された上縁部と
の擦り合せによつて切断され、かすがかす収納ケ
ースからこぼれ落ちることがなく、かす収納ケー
スに溜つたかすの廃棄が容易で、多量のジユース
加工を連続的にできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示すジユーサの調
理ケースとかす収納ケースおよび調理室形成部材
の一部の平面図、第２図は同上調理ケースとかす
収納ケースの平面図、第３図は同上調理ケースを
外した状態を示すジユーサの斜視図、第４図は同
上かす収納ケースのかす導入開口部の正面図、第
５図は同上ジユーサの一部を切り欠いた正面図、
第６図は同上かす排出調整板の平面図、第７図は
同上側面図、第８図は同上ジユーサの斜視図、第
９図は本考案の他の実施例を示すジユーサの調理
ケースとかす収納ケースとの平面図である。 １……調理ケース、４……かす排出路、７……
案内部、８……先端導出部、１０……カツト面、
１１……ジユース吐出口、３３……圧搾回転体、
４８……かす収納ケース、５２……かす導入開口
部、５２ａ……傾斜部。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 圧搾回転体の螺旋状搾り部にて被調理材料か
   ら搾られたジユースの吐出口と被調理物のかす
   を排出するかす排出部とを有する調理ケース
   と、この調理ケースに着脱自在に装着されこの
   調理ケースのかす排出部から排出されたかすを
   収納するかす収納ケースとを具備し、 前記調理ケースのかす排出部から排出された
   かすを前記かす収納ケースに案内する上面を開
   口されたかす排出路をこの調理ケースの一側に
   突出させ、 このかす排出路の先端部を挿入するかす導入
   開口部を前記かす収納ケースに形成し、 このかす収納ケースの装着方向と前記かす排
   出路の突出方向とを一致させ、 前記調理ケースからかす収納ケースを取外し
   時において前記かす排出路の先端側開口上縁と
   かす収納ケースのかす導入開口部の上縁部とに
   て前記かす排出路の開口上縁より突出したかす
   を擦り切り切断するようにこのかす収納ケース
   のかす導入開口部の上縁部を切断縁としたこと
   を特徴としたジユーサ。 (2) かす排出路の先端導出部は弧状に彎曲した案
   内部を介して前記かす収納ケースの装着方向に
   対し側方に向けて形成したことを特徴とする実
   用新案登録請求の範囲第１項記載のジユーサ。 (3) かす排出路の側方に向けて形成した先端導出
   部側の上側角部は傾斜状のカツト面とするとと
   もにかす収納ケースの導入開口部に前記カツト
   面に対向する傾斜部を形成したことを特徴とす
   る実用新案登録請求の範囲第１項記載のジユー
   サ。