JPH0445191Y2 - - Google Patents

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JPH0445191Y2
JPH0445191Y2 JP13761987U JP13761987U JPH0445191Y2 JP H0445191 Y2 JPH0445191 Y2 JP H0445191Y2 JP 13761987 U JP13761987 U JP 13761987U JP 13761987 U JP13761987 U JP 13761987U JP H0445191 Y2 JPH0445191 Y2 JP H0445191Y2
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JP
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cassette half
tape recorder
cassette
elastic sheet
attached
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JP13761987U
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JPS6445380U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は装着されたカセツトハーフの振動を吸
収してガタ音の発生を防止すると共に、録再時の
ワウ・フラツタの低下を図つたカセツトテープレ
コーダの改良に関する。
〔従来の技術〕
従来におけるカセツトテープレコーダにあつて
は、カセツトハーフを装着するための凹部が形成
され、該凹部の底面には内部のメカ部分を隠すた
めの目隠し板が取付けられ、この目隠し板よりリ
ール軸やカセツトハーフ位置決め用の位置決めピ
ンが突出されている。また、カセツトハーフの磁
気ヘツド挿入窓が形成されている面とは反対の裏
面を押圧する板バネ等が設けられている。
そして、カセツトハーフを前記凹部に装着する
とリール軸がカセツトハーフのリールハブ内に挿
入され、かつ、位置決めピンの先端がカセツトハ
ーフの孔内に挿入され位置決めされると共に、裏
面が板バネによつて押圧されるものである。
また、蓋にカセツトハーフ収納部が形成されて
いる、所謂、カンガルーポケツト式の場合は、該
蓋をテープレコーダ側に回動することにより、前
記と同様にカセツトハーフがテープレコーダの凹
部内に装着されると共に、該蓋に設けられた板バ
ネによつてカセツトハーフは目隠し板側に押圧さ
れるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記した従来のテープレコーダにあ
つては、カセツトハーフは位置決めピンによつて
位置決めされると共に板バネによつて弾性的に固
定されるが、リール軸が再生動作等によつて回転
を始めると、カセツトハーフは前記位置決めピン
と板バネによる固定のみでは、第4図に示す破線
の如く500Hz付近で特に大きく振動して共振して
ガタ音を発生したり、録再時のワウ・フラツタ特
性を劣下させるという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は前記した問題点を解決せんとするもの
で、動作時に発生する振動を吸収することによ
り、カセツトハーフのガタを無くすと共にワウ・
フラツタの発生を防止して忠実なる録音再生が行
えるようにしたテープレコーダを提供することを
目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は前記した目的を達成するために、カセ
ツトハーフが装着されるテープレコーダ本体の目
隠し板の表面にゴムシート等の弾性シートを貼着
し、かつ、この弾性シートの前記カセツトハーフ
と対向する面に突出する突起を複数個形成したこ
とを要旨とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図と共
に説明する。
第1図はテープレコーダのカセツトハーフ1が
装着される部分の断面図を、第2図は同上の平面
図を示し、2はシヤーシ等の基板、3は該基板2
の表面に配置された目隠し板にして、基板2の裏
面に組み立てられているメカ部分を覆うものであ
る。4,5は基板2に取付けられたリール軸とカ
セツトハーフ1に穿設された孔1a内に先端が挿
入され、該カセツトハーフ1の位置決めを行うた
めの位置決めピン、6はテープレコーダの前面板
7に回動自在に取付けられた蓋にして、本実施例
にあつてはカセツトハーフ1を収納するホルダー
が設けられたカンガルーポケツト式の蓋である。
8は蓋6を閉じた時にホルダー内に収納されたカ
セツトハーフ1の前面に当接して、該カセツトハ
ーフ1を前記リール軸4と位置決めピン5に向か
つて案内するガイド片であり、以上は公知のテー
プレコーダの構造である。
そして、本考案にあつては、前記した目隠し板
3の前面に複数個の四角錐等の突起9aが突出し
たゴムシート等の弾性シート9を貼着したことを
特徴とするものである。なお、突起9aの形状は
四角錐に限定されるものではなく円錐あるいは三
角錐であつても良い。また、突起9aの部分を第
3図に示す如く肉薄に形成することもある。
而して、本考案にあつては、前記した如くカセ
ツトハーフ1と対応するテープレコーダの目隠し
板3に、複数個の突起9aを有する弾性シート9
を貼着したので、カセツトハーフ1を蓋6のホル
ダーに挿入し、該蓋6を閉じてカセツトハーフが
テープレコーダ内に装着されると、前記突起9a
がカセツトハーフ1の平面に点接触して微量の圧
縮量分だけ撓み、この撓み量がカセツトハーフ1
に対して押圧力として作用する。従つて、録音あ
るいは再生等の操作が行われリール軸が回転して
振動が生じても、カセツトハーフ1には突起9a
を介して振動が伝達されるので、該振動は減衰さ
れ第4図の実線で示す如く500Hz付近で大きく振
動するというようなことがなく、従つて、カセツ
トハーフ1においてガタ音が生じたり、あるいは
ワウ・フラツタが悪化して音質を損ねる等のこと
がないものである。
〔考案の効果〕
本考案は前記したように、カセツトハーフが装
着されるテープレコーダ本体の目隠し板の表面に
ゴムシート等の弾性シートを貼着し、かつ、この
弾性シートの前記カセツトハーフと対向する面に
突出する突起を複数個形成したので、テープ走行
中に発生する振動は弾性シートの突起で吸収減衰
され、従つて、カセツトハーフでのガタ音が発生
したり、ワウ・フラツタが悪化して音質が劣化し
忠実なる再生が行えなくなる等の問題を解消し得
るという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るテープレコーダの一部を
断面した断面側面図、第2図は同上の平面図、第
3図は弾性シートの一部断面図、第4図は本考案
に係るテープレコーダと従来のテープレコーダに
おける振動周波数に対する加速度を示す特性図で
ある。 1……カセツトハーフ、3……目隠し板、6…
…蓋、9……弾性シート、9a……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツトハーフが装着されるテープレコーダ本
    体の目隠し板の表面にゴムシート等の弾性シート
    を貼着し、かつ、この弾性シートの前記カセツト
    ハーフと対向する面に突出する突起を複数個形成
    したことを特徴とするカセツトテープレコーダ。
JP13761987U 1987-09-10 1987-09-10 Expired JPH0445191Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13761987U JPH0445191Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10
US07/228,144 US4918552A (en) 1987-09-10 1988-08-04 Cassette tape recorder having means for preventing cassette vibration during playback/recording

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13761987U JPH0445191Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6445380U JPS6445380U (ja) 1989-03-20
JPH0445191Y2 true JPH0445191Y2 (ja) 1992-10-23

Family

ID=31399205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13761987U Expired JPH0445191Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10

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JPS6445380U (ja) 1989-03-20

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