JP2533726Y2 - 記録再生機器 - Google Patents

記録再生機器

Info

Publication number
JP2533726Y2
JP2533726Y2 JP1990078284U JP7828490U JP2533726Y2 JP 2533726 Y2 JP2533726 Y2 JP 2533726Y2 JP 1990078284 U JP1990078284 U JP 1990078284U JP 7828490 U JP7828490 U JP 7828490U JP 2533726 Y2 JP2533726 Y2 JP 2533726Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
stopper
cassette
front plate
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990078284U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0435294U (ja
Inventor
一郎 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP1990078284U priority Critical patent/JP2533726Y2/ja
Publication of JPH0435294U publication Critical patent/JPH0435294U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2533726Y2 publication Critical patent/JP2533726Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えばビデオテープカセットを装着して記録
及び/又は再生を行うビデオテープレコーダあるいは光
ディスク又はコンパクトを装着し記録及び/又は再生を
行うディスクプレーヤなどの記録再生機器に係り、詳し
くは記録担体挿入口のドア脱落防止機構に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来より、一般に例えばビデオテープレコーダ等にお
いて、ビデオテープカセットを装着支持するデッキシャ
ーシ前側にカセットドアを取付け、製品内部が見えない
ように或いはゴミ・ホコリ等が入らないように、該カセ
ットドアによってカセット挿入口を開閉自在に閉塞する
技術がある。
第6図は、従来のカセットドア(37)の取付け構造の
一例を示した要部の背面図である。デッキシャーシ前側
に設けられた前面板(35)の前面と上面の内側角隅部に
支持体である左右の軸受リブ(39)(40)を一体形成す
ると共に、カセットドア(37)の両側上端部に支点部で
ある左右のドア軸(31)(32)を一体形成し、ドア(3
7)の左右に延設させる各ドア軸(31)(32)を各軸受
リブ(39)(40)の軸孔(33)(33)に回転自在に挿入
させ、軸受リブ(39)(40)及びドア軸(31)(32)を
介して前面板(35)にカセットドア(37)を取付けてい
る。また、左ドア軸(31)に閉動バネ(34)を巻装さ
せ、該バネ(34)力によってカセットドア(37)を閉支
持している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来のカセットドア(37)の
構造では、軸受リブ(39)(40)の軸孔(33)(33)に
カセットドア(37)のドア軸(31)(32)を挿入させた
だけの構造であるため、外部からのショック(例えば輸
送時の積みおろしの際の衝撃,外圧)等により、上記ド
ア軸(31)(32)が軸受リブ(39)(40)から不用意に
抜出てしまい、カセットドア(37)が脱落してしまう問
題があった。
そこで第6図に二点鎖線で示す如く、右軸受リブ(4
0)の右側位置に位置決め用ストッパ(38)を設け、右
ドア軸(32)端面を該位置決め用ストッパ(38)に当接
させる一方、ドア軸(31)(32)を軸受リブ(39)(4
0)に支持させた状態(即ち、カセットドア(37)を取
付けた状態)で、左軸受リブ(39)の左側位置に抜止め
用ストッパ(36)を接着固定させ、軸受リブ(39)(4
0)からドア軸(31)(32)が抜出るのを防止するよう
にした構造が提案されている。しかしこの場合、生産工
程において上記抜止め用ストッパ(36)を接着固定させ
る作業が必要であり、作業性が悪く生産能率の低下とな
る問題があった。
従って、本考案は上記事情を考慮してなされたもの
で、例えばビデオテープレコーダ等において、一旦取付
けられたカセットドアが外部からのショック等により不
用意に脱落しない構造を提供することを目的とするもの
である。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記した目的を達成するために前面板の記録
担体挿入口を開閉自在に閉塞するドアを設けた記録再生
機器において、上記ドアの左右幅中間部上面を窪ませる
と共に上記前面板の内側に抜止めストッパを設け、上記
ドアに設けた係合部が上記ストッパに係合すると共に上
記ストッパを上記前面板への上記ドア取付により、上記
ドアの窪みに位置するよう構成することを提案するもの
である。
また、前記係合部を窪みが形成された前記左右幅中間
部上面の一端縁部に形成すると共に一方側のドアを回転
支持するドア軸の左右幅をドア軸が挿入される軸受リブ
と上記ストッパとの距離よりも長く構成することも提案
するものである。
さらに、前記係合部をドアの窪みが形成された前記左
右幅中間部上面の略中央部に突設すると共に上記係合部
は一対の上記抜止めストッパにより左右方向への動きを
規制するよう構成することも提案するものである。
[実施例] 以下、本考案の好適実施例を添付図面に基づいて説明
する。
なお、本実施例では本考案をビデオテープレコーダに
適用した例で説明するが、本考案はこれに限定されるも
のではなく、他の記録再生機器に幅広く適用できること
は勿論である。
先ず、第4図は本考案の一実施例を適用したビデオテ
ープレコーダの概略斜視図である。ビデオテープレコー
ダ(6)には、記録担体であるビデオテープを内装した
ビデオテープカセット(1)を装着する記録担体挿入口
であるカセット挿入口(2)と、ビデオテープの録画再
生などを行う操作部(3)と、時間及びチャンネルなど
を表示する表示部(4)とが合成樹脂で成形した前面板
(5)に配設されている。前面板(5)のカセット挿入
口(2)には、製品内部が見えないように或いはゴミ・
ホコリ等が入らないように、開閉自在に閉塞する合成樹
脂製のカセットドア(17)が設けられている。
次に第1図〜第3図を用いて、上記カセットドアの取
付構造を具体的に説明する。第1図はカセットドア及び
その取付構造の第1実施例を示す概略分解斜視図、第2
図は要部の背面図、第3図は要部の部分側面図である。
先ず、前面板(5)の前面と上面の内側角隅部に支持
体である左右の軸受リブ(19)(20)を一体形成すると
共に、カセットドア(17)の両側上端部に支点部である
左右のドア軸(21)(22)を一体形成し、ドア(17)の
左右に延設させる各ドア軸(21)(22)を各軸受リブ
(19)(20)の軸孔(23)(23)に回転自在に挿入さ
せ、軸受リブ(19)(20)及びドア軸(21)(22)を介
して前面板(5)にカセットドア(17)を取付けてい
る。また、左ドア軸(21)に閉動バネ(24)を巻装さ
せ、該バネ(24)力によってカセットドア(17)を閉支
持している。
更に、上記カセットドア(17)の左右幅中間部上面
(16)を窪ませて左右両側のドア軸(21)(22)に比べ
て低く形成すると共に、前面板(5)の内側壁面には上
記左右幅中間部上面(16)の右端縁部(即ち係合部)
(15)に係合する凸状の抜止めストッパ(14)が一体成
形され、また、右軸受リブ(20)の右側の前面板(5)
裏面位置に位置決めストッパ(25)を一体成形し、右ド
ア軸(22)端面を該位置決めストッパ(25)に当接させ
るよう構成されている。
ここで第2図に示す如く、右ドア軸(22)の寸法
(a)を右軸受リブ(20)と抜止めストッパ(14)との
寸法(b)より若干長く設計する。そして、生産工程等
において上記カセットドア(17)を取付ける際には、ま
ず閉動バネ(24)を巻装させた左ドア軸(21)を左軸受
リブ(19)の軸孔(23)に挿入させた状態でもって、カ
セットドア(17)を長手方向に若干湾曲させ、右ドア軸
(22)を右軸受リブ(20)の軸孔(23)に挿入させるこ
とで容易に取付けできる。従って、生産工程において生
産能率が向上すると共に、一旦取付けられたカセットド
ア(17)が不用意に脱落するのを防止できる。
なお、本実施例のカセットドア(17)においては、前
記カセット挿入口(2)に機内側から内挿させて外面側
を略面一に形成する凸面部(18)をカセットドア(17)
に設け、カセット挿入口(2)を閉塞する位置にカセッ
トドア(17)を支持させるとき、前面板(5)外側面と
カセットドア(17)の凸面部(18)前面とが略面一にな
るように構成している。
また、前述したように前記カセットドア(17)の左右
幅中間部上面(16)を窪ませて左右両側のドア軸(21)
(22)に比べて低く形成しているので、前面板(5)に
カセットドア(17)を取付け、該ドア(17)を閉位置に
支持しているとき、前面板(5)の上面内側とカセット
ドア(17)中間部上端との間隔を大きく形成し、上方か
らの衝撃力によって前面板(5)上面が押下げられて下
方に湾曲変形しても、前面板(5)上面がカセットドア
(17)上端に当接するのを阻止するように構成してい
る。
さらに、前記カセットドア(17)左側に連係片(27)
を一体連設させ、ビデオデッキ(6)に設けるドア開閉
アーム(28)先端を前記連係片(27)に係合連結させ、
ローディングモータ(図示略)によってドア開閉アーム
(28)を揺動させ、カセットドア(17)を開閉させると
共に、前面板(5)裏面側のカセット挿入口(2)開口
縁部にクッション材(29)を固設させ、前記連係片(2
7)をクッション材(29)に当接させてカッセトドア(1
7)を閉支持し、カセットドア(17)が閉動時に前面板
(5)裏面に直接当接するのを阻止して衝突音が発生す
るのを阻止するように構成している。
なお、上記したカセットドア(17)の取付構造は種々
の設計変更が可能であり、例えば第2実施例として第5
図に示す取付構造等が容易に提案できる。
第5図では、カセットドア(17)とドア軸(21)(2
2)に比べて低く窪ませて形成した左右幅中間部上面(1
6a)に凸状の突出片(即ち係合部)(15a)を一体成形
すると共に、前面板(5)の内側壁面には上記突出片
(15a)に係合する凸状の抜止めストッパ(14a)が一体
成形されたものである。該構造においても上述した第1
実施例と同様に、カセットドア(17)を容易に取付けで
き生産工程において生産能率が向上すると共に、一旦取
付けられたカセットドア(17)が不用意に脱落するのを
防止できる。
以上の如く本実施例によれば、例えばビデオテープレ
コーダ(6)等においてカセットドア(17)の抜止めス
トッパ(14)(14a)が前面板(5)に一体成形されて
いるので、生産工程においてカセットドア(17)を容易
に取付けることができ生産能率が向上すると共に、一旦
取付けられたカセットドア(17)が不用意に脱落するの
を確実に防止できる利点がある。
[考案の効果] 以上、詳細に説明したように本考案によれば、ドアの
左右幅中間部上面の窪み部分にストッパが位置するよう
に構成することにより、前面板上面が押下げられて下方
に多少湾曲変形しても前面板上面がカセットドア上端に
当接するのを阻止すると共に、一旦取付けられたドアが
不用意に脱落するのを確実に防止できる。
また、前記係合部を窪みが形成された前記左右幅中間
部上面の一端縁部に形成すると共に一方側のドアを回転
支持するドア軸の左右幅をドア軸が挿入される軸受リブ
と上記ストッパとの距離よりも長く構成したことによ
り、軸受リブをストッパとして兼用することができ、ス
トッパを1つ設けるだけで構成することができる。
さらに、前記係合部をドアの窪みが形成された前記左右
幅中間部上面の略中央部に突設すると共に上記係合部は
一対の上記抜止めストッパにより左右方向への動きを規
制するよう構成したことにより、たわみが大きくなる位
置で係合部とストッパが係合するため挿入作業を容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカセットドア及びその取付構造の第1
実施例を示す概略分解斜視図、第2図は要部の背面図、
第3図は要部の部分側面図、第4図は本考案の一実施例
を適用したビデオテープレコーダの概略斜視図、第5図
は本考案の第2実施例を示す概略分解斜視図、第6図は
従来のカセットドアの取付構造の一例を示す要部の背面
図である。 (1)……ビデオテープレコーダ(記録再生機器) (2)……カセット挿入口 (5)……前面板 (14)(14a)……抜止めストッパ (15)(15a)……係合部 (17)……カセットドア

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面板の記録担体挿入口を開閉自在に閉塞
    するドアを設けた記録再生機器において、上記ドアの左
    右幅中間部上面を窪ませると共に上記前面板の内側に抜
    止めストッパを設け、上記ドアに設けた係合部が上記ス
    トッパに係合すると共に上記ストッパを上記前面板への
    上記ドア取付により、上記ドアの窪みに位置するよう構
    成したことを特徴とする記録再生機器。
  2. 【請求項2】前記係合部を窪みが形成された前記左右幅
    中間部上面の一端縁部に形成すると共に一方側のドアを
    回転支持するドア軸の左右幅をドア軸が挿入される軸受
    リブと上記ストッパとの距離よりも長く構成したことを
    特徴とする前記請求項1記載の記録再生機器。
  3. 【請求項3】前記係合部をドアの窪みが形成された前記
    左右幅中間部上面の略中央部に突設すると共に上記係合
    部は一対の上記抜止めストッパにより左右方向への動き
    を規制するよう構成したことを特徴とする前記請求項1
    記載の記録再生機器。
JP1990078284U 1990-07-23 1990-07-23 記録再生機器 Expired - Lifetime JP2533726Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990078284U JP2533726Y2 (ja) 1990-07-23 1990-07-23 記録再生機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990078284U JP2533726Y2 (ja) 1990-07-23 1990-07-23 記録再生機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0435294U JPH0435294U (ja) 1992-03-24
JP2533726Y2 true JP2533726Y2 (ja) 1997-04-23

Family

ID=31621421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990078284U Expired - Lifetime JP2533726Y2 (ja) 1990-07-23 1990-07-23 記録再生機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2533726Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730131B2 (ja) * 1985-02-04 1995-04-05 三井東圧化学株式会社 重合熱の除去方法
GB8720115D0 (en) * 1987-08-26 1987-09-30 Cooper G J S Treatment of diabetes mellitus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0435294U (ja) 1992-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900010130Y1 (ko) 테이프 카세트
JP2533726Y2 (ja) 記録再生機器
JPH0424793B2 (ja)
JP2727708B2 (ja) テーププレーヤのカセットホルダー
JPH03178066A (ja) 回転ヘッド式テーププレーヤ
JPH079259Y2 (ja) 磁気テープカセット
JPS60214488A (ja) テ−プカセツト
JPS6017114Y2 (ja) テ−プカセツト
JPS6020211Y2 (ja) テ−プカセツト
JPS6020213Y2 (ja) テ−プカセツト
JPS6122485A (ja) 磁気テ−プカセツト
JP2565244B2 (ja) テープカセット
KR0119517Y1 (ko) 테이프 카세트의 허브 케이스 가이드장치
JP2734143B2 (ja) テーププレーヤ
JPS5834620Y2 (ja) 磁気テ−プカセツトのヘツドタツチ機構
JP2536537Y2 (ja) 磁気テープカセット
JP2002133842A (ja) ディスクプレーヤーのパネル装置及びディスクプレーヤー一体型テレビジョン受像装置
JPH06282975A (ja) 蓋体開閉装置
JP2745745B2 (ja) テーププレーヤのカセットホルダー
JPS6316071Y2 (ja)
JP3049823B2 (ja) ディスクカセット用アダプタおよびディスク装置
JPS62270051A (ja) 磁気記録再生装置のカセツト装着機構
JPH0528605A (ja) テープカセツト装着装置
JPH05342805A (ja) テープカセット
JPH07235171A (ja) カセット出し入れ口の開閉扉

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term