JPH0528605A - テープカセツト装着装置 - Google Patents

テープカセツト装着装置

Info

Publication number
JPH0528605A
JPH0528605A JP3184421A JP18442191A JPH0528605A JP H0528605 A JPH0528605 A JP H0528605A JP 3184421 A JP3184421 A JP 3184421A JP 18442191 A JP18442191 A JP 18442191A JP H0528605 A JPH0528605 A JP H0528605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
tape cassette
holder
lid
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3184421A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Tabatani
孝明 煙草谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3184421A priority Critical patent/JPH0528605A/ja
Publication of JPH0528605A publication Critical patent/JPH0528605A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットホルダの開き角度が小さく、そして
テープカセットの挿入力が小さくてよいテープカセット
装着装置の提供を目的とする。 【構成】 カセット8が挿入保持されるカセット案内部
材22と、部材22を回動自在に保持しカセット8と部
材22を装着位置および取り出し位置間にわたって回動
自在に装置本体に支持されるカセットホルダ21と、カ
セット8と案内部材22を付勢する押圧ばね24と、装
置本体に固定されたリッド開放部材を備えた構成を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダ,
ディジタルオーディオテープレコーダなどのテープカセ
ットを用いた磁気記録再生装置のテープカセット装着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、VTR(ビデオテープレコーダ)
やDAT(ディジタルオーディオテープレコーダ)にお
いては、その記録媒体としてカセットケースに収納され
た磁気テープを使用するのが一般的であり、このような
VTRやDATには、通常、所定のテープカセットを保
持した状態で磁気記録再生部に装着するためのテープカ
セット装着装置が備えられている。またこのテープカセ
ットには磁気テープを保護する目的で付けられた回動可
能なリッドがあり、磁気記録再生部に装着するときに、
このリッドを開いて装着することになる。そのためテー
プカセット装着装置および装置本体にリッドを開放する
ための工夫がいろいろなされている。
【0003】従来のテープカセット装着装置としては、
いわゆるポップアップ式のものが多く用いられている。
以下に、従来のテープカセット装着装置について説明す
る。図4はこの従来のテープカセット装着装置のカセッ
トホルダがテープカセット取り出し位置にある状態の部
分断面図、図5はカセットホルダが装着位置にある状態
の部分断面図を示す。また図6(a)にテープカセット
の上面傾斜図、、(b)に下面斜視図を示す。図4にお
いて、1は装置本体であり、これにホルダストッパ2を
有するホルダ支持板3が固定されている。カセットホル
ダ4はホルダ支軸5にて回動を許してホルダ支持板3に
取り付けられている。カセットホルダ4はホルダストッ
パ2によって、開き角度aに抑えられる。6はカセット
案内部材であり、突起部6a,6bおよび切起こし部6
c,6dを有し、カセットホルダ4にねじ7で固定され
ている8はテープカセットであり、図6(a),(b)
に示すようにスライダ9とスライダロック爪9a,9b
およびリッド10を有している。リッド10は回転軸1
0aで回動する。図4で11は押圧ばねであり、カセッ
トホルダ4に固定され、押圧部11a,11bにてテー
プカセット8を下方に付勢している。リッド開放部材1
2は装置本体1に固定されており、リッド当接部13は
開き角度aだけカセットホルダ4を開いた状態ではリッ
ド10に当たらない位置に設けてある。14はカセット
ホルダ4に固定したカセットカバー、15は箱体であ
る。また、図5に示すように、カセットホルダ4を閉じ
た状態では、リッド当接部13はリッド10を完全に押
し開く位置に設けられている。
【0004】図4においてカセット案内部材6にテープ
カセット8を挿入すると、押圧ばね11の押圧部11
a,11bによってテープカセット8は下方に付勢さ
れ、カセット案内部材6の突起部6a,6bでテープカ
セット8のスライダロック爪9a,9bのロックを解除
し、カセット案内部材の切起こし部6c,6dでスライ
ダ9が開かれる。テープカセット8はさらにリッド10
がリッド開放部材12のリッド当接部13の上方に位置
するまで押し込まれる。次にカセットホルダ4を下げて
行くと、リッド10はリッド当接部13に当たり、これ
に伴ってリッド10は回転軸10aを支軸にして開き、
図5に示すようにカセットホルダ4を閉じた状態でリッ
ド10は完全に開かれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、カセットホルダ4の開き角度aが大きく
なるので、カセットカバー14が箱体15から大きく突
出し、このため不用意に外力が加わるとカセットホルダ
4を破損しやすく、またテープカセット8と箱体15の
間隔が図4の開口部Aのように広いので、異物が侵入し
やすく外観も損なうため、カバーを設けるなどの必要が
あった。
【0006】また、テープカセット8に付勢力を与える
押圧バネ11はテープカセット挿入時から11a,11
bで当接しており、テープカセット装着時の装置本体へ
の着座安定性を考慮すると相当の押圧力を必要とするた
め押圧バネ11の押圧力を上げなければならず、テープ
カセットの挿入に要する力が大きくなるという問題点を
有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、リッドが開き始めるときのカセットの位置を低く設
定することができるためカセットホルダの開き角度を小
さく、またテープカセットとキャビネットとの開口部の
間隔を狭くすることができ、かつテープカセット挿入力
を小さく抑えることができるテープカセット装着装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のテープカセット装着装置は、回動可能なリッ
ドを有するテープカセットが挿入保持されるカセット案
内部材と、カセット案内部材を回動自在に保持しかつテ
ープカセットとカセット案内部材を装着位置および取り
出し位置間にわたって回動自在に装置本体に支持される
カセットホルダと、カセットホルダに固定されテープカ
セットとカセット案内部材を付勢する押圧ばねと、装置
本体に固定されたリッド開放部材を備えた構成を有して
いる。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、カセットホルダ
がテープカセット取り出し位置にあるときに、テープカ
セットのリッド側の下面がリッド開放部材のリッド当接
部よりも高い位置にあるように、テープカセットのリッ
ド側が上昇する方向にカセット案内部材を押圧ばねによ
って回動付勢し、リッドが開き始めるときのカセットの
位置を低く設定することができるためカセットホルダの
開き角度を小さく、またテープカセットと箱体との開口
部の間隔を狭くすることができ、かつカセット案内部材
が押圧ばねによって回動するするためにテープカセット
の後部上面側の付勢力が解除されるので、テープカセッ
ト挿入時の挿入に要する力を低く抑えることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の実施例におけるテープカセ
ット装着装置のカセットホルダがテープカセット取り出
し位置にある状態の部分断面図、図2はカセットホルダ
が装着位置にある状態の部分断面図、図3はその斜視図
を示すものである。図1,図2,図3において、従来例
の構成と同様なものについての説明は省略する。従来例
の構成と異なるものは、カセットホルダ21,カセット
案内部材22,支軸23および押圧ばね24である。カ
セットホルダ21はホルダストッパ2によって開き角度
bに抑えられる。カセット案内部材22はカセットホル
ダ21に回動自在に支軸23で保持されており、後部側
を回動ストッパ22aでカセットホルダ21のストッパ
案内孔21aに係合され保持される。24は押圧ばねで
あり、カセットホルダ21に固定され押圧部24aにて
テープカセット8を下方に付勢し、中央押圧部24cに
てカセット案内部材22をテープカセットのリッド10
が上昇する方向に回動付勢している。しかしながら押圧
部24bはテープカセット8から離れ付勢力が解除した
状態になっている。また、図2に示すように、カセット
ホルダ21を閉じた状態では、押圧ばね24の押圧部2
4a,24bはテープカセット8を装置本体2に押し付
ける方向に付勢する。
【0012】図1においてカセット案内部材22にテー
プカセット8を挿入すると、押圧ばね24の押圧部24
aによってテープカセット8は下方に付勢され、従来例
の動作と同様にスライダ9が開かれる。ここでカセット
案内部材22は支軸23を中心に押圧ばね24の中央押
圧部24cにてテープカセットのリッド10が上昇する
方向に回動付勢され、回動スットパ22aでカセットホ
ルダ21のストッパ案内孔21aに係合され保持される
ため、テープカセット8のリッド10は従来例のリッド
10の位置より高い位置にある。このためカセットホル
ダ21は開き角度bであってもテープカセット8のリッ
ド10はリッド開放部材12のリッド当接部13より高
い位置にあり、テープカセット8はさらにリッド10が
リッド当接部13の上方に位置するまで押し込まれる。
また、このときのテープカセットと箱体15との間隔は
図1の開口部Bのように従来例より狭くなる。次にカセ
ットホルダ21を下げて行くと、リッド10はリッド当
接部13に当たり、これに伴ってリッド10は回転軸1
0aを支軸にして開き、図2および図3に示すようにカ
セットホルダ21を閉じた状態でリッド10は完全に開
かれる。またこのとき押圧ばね24の押圧部24a,2
4bはともにテープカセット8を装置本体1に押しつけ
る方向に付勢するため、テープカセット装着時の装置本
体1への着座安定性は充分に取れる。
【0013】このように本発明の実施例のテープカセッ
ト装着装置によれば、カセットが挿入されるカセット案
内部材と、カセット案内部材を回動可能に保持しカセッ
トとカセット案内部材を装着位置と取り出し位置間にわ
たって回動可能に装着本体に支持されるカセットホルダ
と、カセットとカセット案内部材を付勢する押圧ばねを
設けてあるので、カセットホルダの開き角度を小さく、
カセットと箱体との開口間隔を狭くでき、押圧ばねによ
るカセット後部上面の押圧が解除されるので、カセット
挿入に要する力を小さくできる。
【0014】なお、本実施例において押圧バネ24の押
圧部24a,24b,中央押圧部24cは一体とした
が、各々を分割して配置してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、回動可能なリッドを有するテープカセットが
挿入保持されるカセット案内部と、カセット案内部材を
回動自在に保持しかつテープカセットとカセット案内部
材を装着位置および取り出し位置間にわたって回動自在
に装置本体に支持されるカセットホルダと、カセットホ
ルダに固定されテープカセットとカセット案内部材を付
勢する押圧ばねを備えてあるので、カセットホルダがテ
ープカセット取り出し位置にあるときに、テープカセッ
トのリッド側が上昇する方向にカセット案内部材を押圧
ばねによって回動付勢し、テープカセットのリッド側の
下面をリッド開放部材のリッド当接部よりも高くするこ
とによって、リッドが開き始めるときのカセットの位置
を低く設定することができるため、カセットホルダの開
き角度を小さく、またテープカセットとキャビネットと
の開口部の間隔を狭くすることができ、かつカセット案
内部材が押圧ばねによって回動するためにテープカセッ
トの後部上面側の付勢力が解除されるので、テープカセ
ット挿入時の挿入力を低く抑えることができるテープカ
セット装着装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるテープカセット装着
装置のカセットホルダがテープカセット取り出し位置に
ある状態の部分断面図
【図2】同装置のカセットホルダが装着位置にある状態
の部分断面図
【図3】同装置のカセットホルダが装着位置にある状態
の斜視図
【図4】従来のテープカセット装着装置のカセットホル
ダがテープカセット取り出し位置にある状態の部分断面
【図5】従来のテープカセット装着装置のカセットホル
ダが装着位置にある状態の部分断面図
【図6】(a)はテープカセットの上面斜視図 (b)はテープカセットの下面斜視図
【符号の説明】
12 リッド開放部材 21 カセットホルダ 22 カセット案内部材 23 支軸 24 押圧ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動可能なリッドを有するテープカセッ
    トが挿入保持されるカセット案内部材と、前記カセット
    案内部材を回動自在に保持しかつ前記テープカセットと
    前記カセット案内部材を装着位置および取り出し位置間
    にわたって回動自在に装置本体に支持されるカセットホ
    ルダと、前記カセットホルダに固定され前記テープカセ
    ットと前記カセット案内部材を付勢する押圧ばねと、装
    置本体に固定されたリッド開放部材とを備え、前記カセ
    ットホルダが前記テープカセット取り出し位置にあると
    きに、前記リッド側が上昇する方向に前記カセット案内
    部材を前記押圧ばねによって回動付勢するようにしたテ
    ープカセット装着装置。
  2. 【請求項2】 カセットホルダが前記テープカセット取
    り出し位置にあるときに、前記リッド側の下面が前記リ
    ッド開放部材の当接部よりも高く位置させてなる請求項
    1記載のテープカセット装着装置。
  3. 【請求項3】 押圧ばねは一端が前記カセット案内部材
    の支軸上部近傍にて前記テープカセット上面を付勢し、
    他端は前記テープカセットの後部上面位置を付勢し、前
    記カセットホルダが前記テープカセット取り出し位置に
    あるときは、前記テープカセットの後部上面側の付勢力
    が解除されるようにした請求項1記載のテープカセット
    装着装置。
JP3184421A 1991-07-24 1991-07-24 テープカセツト装着装置 Pending JPH0528605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3184421A JPH0528605A (ja) 1991-07-24 1991-07-24 テープカセツト装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3184421A JPH0528605A (ja) 1991-07-24 1991-07-24 テープカセツト装着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0528605A true JPH0528605A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16152870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3184421A Pending JPH0528605A (ja) 1991-07-24 1991-07-24 テープカセツト装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0528605A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3601511A1 (de) * 1986-01-20 1987-07-23 Nii Ex I Avtomobil Elektroobor Kombinierte zuend- und stromversorgungsvorrichtung fuer brennkraftmaschinen
US6266206B1 (en) * 1996-04-16 2001-07-24 Sony Corporation Cassette slant insertion preventing stopper for cassette type recording/reproducing apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3601511A1 (de) * 1986-01-20 1987-07-23 Nii Ex I Avtomobil Elektroobor Kombinierte zuend- und stromversorgungsvorrichtung fuer brennkraftmaschinen
US6266206B1 (en) * 1996-04-16 2001-07-24 Sony Corporation Cassette slant insertion preventing stopper for cassette type recording/reproducing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950000317B1 (ko) 카세트 장착장치
US5784351A (en) Loading apparatus for disk cartridge
JPH0528605A (ja) テープカセツト装着装置
JPH10199084A (ja) ディスクドライブ装置
JP2001143356A5 (ja)
JPS6235171Y2 (ja)
JP3277392B2 (ja) カセット用記録再生装置
JP2500835B2 (ja) ディスク再生装置
JP2614576B2 (ja) 電子機器の蓋体開閉装置
JP2601005B2 (ja) カセット装着装置
JP2502514B2 (ja) カセツトホルダ−装置
KR0117859Y1 (ko) 테이프 카세트의 리드장치
CA1323694C (en) Cassette holding apparatus for a cassette tape player
US6678111B1 (en) Magnetic tape recording/reproducing apparatus having a tape guide post mechanism in that a tilt of the tape guide post is restricted
JP3586950B2 (ja) 再生装置
JP3049823B2 (ja) ディスクカセット用アダプタおよびディスク装置
JPH06282975A (ja) 蓋体開閉装置
JPH04313869A (ja) フロッピーディスク装置のキャリッジ機構
JPH0612753A (ja) 電子機器のカセット機構
JPH05151680A (ja) デイスク装置
JPH03116469A (ja) 光ディスクドライブ装置
JPH0254459A (ja) カセット装着装置
JPH04313867A (ja) フロッピーディスク装置のキャリッジ機構
JPH05114270A (ja) テープカセツト
JPH0589574A (ja) テープレコーダ