JPH0445120Y2 - - Google Patents

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JPH0445120Y2
JPH0445120Y2 JP9183386U JP9183386U JPH0445120Y2 JP H0445120 Y2 JPH0445120 Y2 JP H0445120Y2 JP 9183386 U JP9183386 U JP 9183386U JP 9183386 U JP9183386 U JP 9183386U JP H0445120 Y2 JPH0445120 Y2 JP H0445120Y2
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JP
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vehicle speed
vehicle
distance
inter
reed switch
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、先行車との車間距離が所定距離以
下の場合警報を発生する車間距離警報装置に関す
る。
〔考案の技術的背景およびその問題点〕
レーザを用いたレーダ装置等により先行車との
車間距離を検出し、該車間距離が所定距離以下に
なつて先行車が近接したとき警報を発生する種々
の装置が開発されている。このような装置の1つ
として特開昭60−49278号に開示されているもの
がある。この装置においては、自車両が停止して
いる時や定速例えば時速4Km未満で走行している
時には車間距離の検出および警報発生動作を停止
し、時速4Km以上で走行している時のみ車間距離
の検出や警報発生動作を行なうようにして装置動
作の無駄を除去している。
しかしながら、このように制御されている従来
の装置においては、例えば市街地等のように道路
が比較的混み入り、急カーブや割込みが多い所で
は警報が頻繁に発生し、却つて煩らわしいという
問題がある。
更に詳しく説明すると、この種の装置は例えば
高速道路等のように速度に比較的緩急がなく車両
がある程度以上の高速な巡航速度例えば時速60Km
以上で連続的かつスムーズに走行している場合に
うつかり先行車に接近し過ぎるのを防止するため
に動作することが有効なものであるが、上記従来
の装置のように単に動作の無駄を除去するために
停止している場合やほとんど停止に近い非常に低
い速度の場合にのみ警報動作を停止し、その他の
場合には常に車間距離の監視および警報動作を行
なつているものにおいては上述した有効な場合以
外も常に動作しているため、上記のように比較的
混み入り、急カーブや割込みが多いために有効な
動作をし得ないし、また運転車が常に神経を働か
せて運転することが必要であつて、このため装置
による先行車の監視等が不要であるような市街地
等においても動作し、この結果上述したように警
報が頻繁に発生し、煩らわしいという問題が発生
しているのである。
〔考案の目的〕
この考案は、上記に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、車間距離に対する警報動
作が必要である適正な走行動作の場合に有効に動
作して不必要な警報動作を除去した車間距離警報
装置を提供することにある。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するため、先行車との車間距離
を測定し、該車間距離が所定距離以下になつたと
き警報動作を行なう車間距離警報装置において、
この考案は、自車両の車速を検出する車速検出手
段と、該車速検出手段で検出した車速が第1の設
定車速以上になつている時間を計測する時間計測
手段と、該時間計測手段で計測した時間が所定時
間以上継続したとき前記警報動作を行ない得るよ
うに制御し、該制御動作の後、前記車速検出手段
で検出した車速が第2の設定車速未満になつたと
き前記警報発生動作を停止させるように制御する
制御手段とを有することを要旨とする。
〔考案の実施例〕
以下、図面を用いてこの考案の実施例を説明す
る。
第1図はこの考案の一実施例に係わる車間距離
警報装置の回路図である。、同図に示す車間距離
警報装置は、符号1で示す測距警報装置において
例えばレーザレーダ装置を使用して先行車との車
間距離を測定し、該車間距離が車速センサからの
車速に対して適正かどうかを判定し、適正な車間
距離でない場合には警報を例えばブザー等により
発生するようにしている。この測距警報装置1は
リレー3の接点3aを介して車載バツテリからな
る電源5の電圧が供給され、これにより上記車間
距離検出および警報動作を行ない得るようになつ
ている。また、測距警報装置1には並列に抵抗7
および発光ダイオード9からなる直列回路が接続
され、リレー3の接点3aが閉じた時には電源5
の電圧により発光ダイオード9に電流が流れて発
光ダイオード9が点灯し、これにより測距警報装
置1に電圧が供給されて動作していることを表示
するようになつている。
リレー3はそのコイル3bに直列にスイツチン
グトランジスタ11が接続され、このトランジス
タ11により駆動されるようになつている。トラ
ンジスタ11のベースは抵抗13を介してフリツ
プフロツプ15のQ出力に接続されている。
また、電源5の正極側には第1のリードスイツ
チ17および第2のリードスイツチ19の一端が
接続されている。第1のリードスイツチ17は図
示しない車速検出装置により検出された車速が第
1の設定車速以上になつた場合にオンとなつて閉
じるように動作し、また第2のリードスイツチ1
9は車速が第2の設定車速以上になつた場合にオ
ンとなつて閉じるように動作するスイツチであ
り、ここにおいて第1の設定車速は第2の設定車
速より高く設定されているものとする。
第1のリードスイツチ17の他端は抵抗21を
介してアースに接続されるとともに、また抵抗2
3を介してタイマ28の入力に接続され、タイマ
28の出力は前記フリツプフロツプ15のセツト
入力Sに接続されている。また、タイマ28の入
力にはツエナダイオード25およびコンデンサ2
7の一端が接続され、これらの他端はアースに接
続されている。ツエナダイオード25はタイマ2
8に供給される入力電圧を所定の値以下に抑え、
またコンデンサ27は例えばタイマ28に雑音等
が供給されるのを防止している。
タイマ28は第1のリードスイツチ17がオン
となつて電源5の電圧が抵抗23を介して入力電
圧として供給されてから所定時間、例えば5分経
過すると、出力信号を発生する。すなわち、車両
が第1の設定車速以上の車速で動作して第1のリ
ードスイツチ17がオンとなり、この第1の設定
車速以上の状態が所定時間以上接続すると、タイ
マ28から出力信号が発生し、これによりフリツ
プフロツプ15がセツトされるようになつてい
る。
また、第2のリードスイツチ19の他端は抵抗
29を介してアースに接続されるとともに、また
抵抗31を介してインバータ37の入力に接続さ
れ、インバータ37の出力はフリツプフロツプ1
5のリセツト入力Rに接続されている。インバー
タ37の入力はツエナダイオード33およびコン
デンサ35の一端に接続され、これらの他端はア
ースに接続されている。第2のリードスイツチ1
9は車速が第2の設定車速以上になると、オンと
なつて電源5の電圧である論理1の高電圧信号が
抵抗31を介してインバータ37に供給され、イ
ンバータ37において反転されて論理Oの低レベ
ル信号となりフリツプフロツプ15のリセツトを
解除するようになつている。
以上のように本実施例の車間距離警報装置は構
成されている。次にその作用を説明する。
車両が停止している場合および前記第1および
第2の設定車速未満で走行している場合には前記
第1のリードスイツチ17および第2のリードス
イツチ19はオフの状態で解放している。この状
態においてはタイマ28の入力には抵抗21を介
した低レベルの信号が供給されているため、タイ
マ28は動作していない。このため、フリツプフ
ロツプ15にはセツト入力は供給されていない。
また、インバータ37には抵抗29を介した低
レベルの信号が供給されているため、これはイン
バータ37で反転され、フリツプフロツプ15の
リセツト入力に高レベルの信号を供給してフリツ
プフロツプ15をリセツト状態にしている。従つ
て、フリツプフロツプ15の出力は低レベルであ
るため、トランジスタ11は動作していない。こ
の結果、リレー3はオフであり、測距警報装置1
には電源5の電圧が供給されないため、測距警報
装置1は動作することはない。また、発光ダイオ
ード9も点灯しない。
次に車速が第2の設定車速以上になつたとする
と、第2のリードスイツチ19のみがオンとな
る。この時、第1のリードスイツチ17はまだオ
フのままである。
第2のリードスイツチ19がオンになると、電
源5からの高レベル電圧がインバータ37に供給
され、インバータ37の出力は低レベルになる。
この結果、フリツプフロツプ15のリセツト入力
の電圧レベルは低レベルになるが、セツト入力の
電圧レベルも低レベルのままであるので、フリツ
プフロツプ15は依然として動作しないため、測
距警報装置1は同様に動作しない。
車両が例えば高速道路等に入つて車速が増し、
車速が第1の設定車速以上になると、第1のリー
ドスイツチ17がオンとなる。この時、第2のリ
ードスイツチ19は当然オンのままである。
第1のリードスイツチ17もオンになると、電
源5の高レベル電圧がタイマ28に供給され、タ
イマ28は作動開始する。そして、第1のリード
スイツチ17のオン動作が所定時間以上継続する
と、すなわち第1の設定車速による走行動作が所
定時間以上継続すると、タイマ28から出力信号
が発生し、これによりフリツプフロツプ15はセ
ツトされ、フリツプフロツプ15の出力信号によ
りトランジスタ11がオンとなり、リレー3が動
作する。リレー3が動作すると、その接点3aが
閉じ、その結果測距警報装置1が動作開始し、車
間距離の検出動作および車間距離が所定距離より
短い場合には警報動作が行なわれる。また、この
時発光ダイオード9は点灯し、測距警報装置1の
動作を表示する。
なお、第1の設定車速以上に一時的になつたが
タイマ28による所定時間の経過の前に車速が第
1の設定車速未満に低下した場合にはフリツプフ
ロツプ15はセツトされないので、測距警報装置
1は動作しないようになつている。
また、車速が第1の設定車速以上になり、この
状態が所定時間以上継続したことで測距警報装置
1が動作した後において車速が第1の設定車速未
満に低下しても、第2の設定車速以上の場合にお
いては、第1のリードスイツチ17はオフとなる
も第2のリードスイツチ19はオンのままである
ので、フリツプフロツプ15はリセツトされない
ため、測距警報装置1の動作が停止することがな
く、継続して車間距離の検出および警報動作を行
ない、また発光ダイオード9も点灯している。し
かしながら、車速が第2の設定車速未満に低下し
た場合には第2のリードスイツチ19もオフとな
り、フリツプフロツプ15はリセツトされるた
め、測距警報装置1の動作は停止し、発光ダイオ
ード9も消灯する。
上記実施例において、例えば第1および第2の
設定車速をそれぞれ時速60Km、30Kmとし、タイマ
28における所定時間を5分とすると、車速が最
初に60Km以上になり、この60Km以上が5分以上継
続すると、測距警報装置1は動作し、これは車速
が30Km未満に低下するまで行なわれ、これにより
一度動作した後は車速がある程度低下しても簡単
にオフにならないようにしている。また、市街地
のように60Km以上で走行しにくい場合や一時的に
60Km以上出せても所定時間5分以上継続できない
ような場合には測距警報装置1は動作しないよう
になつている。
第2図はこの考案の他の実施例を示す回路図で
ある。この実施例は第1図の実施例において第1
の設定車速と第2の設定車速とを同じ車速、例え
ば60Kmに設定したもので、これにより第1のリー
ドスイツチ17が第2のリードスイツチ19の機
能も兼ねて第2のリードスイツチ19およびこの
スイツチに関連する抵抗、ツエナダイオード、コ
ンデンサ等の回路を除去して回路の簡単化を図つ
たものである。
第1の設定車速と第2の設定車速とが同じにな
つたこと以外は根本的には動作は同じである。す
なわち、この場合の設定車速を60Kmとすると、車
速が60Km以上で所定時間以上継続して走行する
と、測距警報装置1は動作するが、短時間でも60
Km未満になると、測距警報装置1はオフとなるの
である。
なお、上記各実施例においては第1および第2
の設定車速を供給する手段としてリードスイツチ
を使用しているが、これに限定されるものではな
く、例えばデイジタルメータ等を使用している場
合には車速センサからのクロツクパルスをマイク
ロコンピユータに供給して検出し、リードスイツ
チ等を使用せずにマイクロコンピユータから電圧
レベルとして供給してもよく、この場合には各設
定車速をプログラムにより任意に設定することが
簡単である。
また、車間距離を測定する測距装置としては、
例えばレーザレーダ、マイクロ波レーダ等を使用
して100m前後測定できるものが好ましい。
更に、測距警報装置1を制御して測距動作、演
算動作、警報動作の全てを制御する代りに、例え
ば目の安全保護対策に必要なレーザレーダ等のみ
を制御してもよいし、また車間距離検出動作は常
に継続して行なつておいて、警報動作のみを行な
わないように制御してもよいこと勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、車速
が第1の設定車速以上で所定時間以上継続して走
行しているときのみ車間距離に対する警報動作を
行ない得るように制御し、車速が第2の設定車速
未満では警報動作を停止させるように制御してい
るので、例えば高速道路のようにある程度以上の
高速な車速で緩急もなく連続的に走行しているた
めに車間距離の監視が必要な場合のみ有効に動作
し、例えば市街地のように比較的混み入り、急カ
ーブや割込み等が多く車間距離の監視が不必要な
所では動作しないため、不要な警報が頻繁に発生
することが防止され、ひいては安全運転の向上に
つながるとともに、また不必要な時には動作しな
いので電力の消費も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係わる車間距離
警報装置の回路図、第2図はまたこの考案の他の
実施例に係わる車間距離警報装置のブロツク図で
ある。 1……測距警報装置、15……フリツプフロツ
プ、17……第1のリードスイツチ、19……第
2のリードスイツチ、28……タイマ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先行車との車間距離を測定し、該車間距離が所
    定距離以下になつたとき警報動作を行なう車間距
    離警報装置において、自車両の車速を検出する車
    速検出手段と、該車速検出手段で検出した車速が
    第1の設定車速以上になつている時間を計測する
    時間計測手段と、該時間計測手段で計測した時間
    が所定時間以上継続したとき前記警報動作を行な
    い得るように制御し、該制御動作の後、前記車速
    検出手段で検出した車速が第2の設定車速未満に
    なつたとき前記警報発生動作を停止させるように
    制御する制御手段とを有することを特徴とする車
    間距離警報装置。
JP9183386U 1986-06-18 1986-06-18 Expired JPH0445120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9183386U JPH0445120Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

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JP9183386U JPH0445120Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

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JPS631300U JPS631300U (ja) 1988-01-07
JPH0445120Y2 true JPH0445120Y2 (ja) 1992-10-23

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JP9183386U Expired JPH0445120Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2583332Y2 (ja) * 1991-11-18 1998-10-22 株式会社カンセイ 車両用衝突警報装置

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